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天使と悪魔 (下) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「映画が楽しみ。」「いっきに読んでしまう、おもしろい作品。」「いかにも映画向き」「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解しきれない歴史背景あり。」「落差が…。」
天使と悪魔 (上) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「映画より原作」「映画を先に鑑賞してからでも大丈夫かと。」「映画よりも原作が好き」「映画観ました!」「もっと謎解き要素がほしかった……」
天使と悪魔 (中) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「展開がスピードアップする」「面白いけど、ちょっと引っ掛かる‥」「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解できない歴史背景あり。」「遅れて読んだ第一弾」「インディジョーンズばりの活躍」
天才! 成功する人々の法則 (詳細)
マルコム・グラッドウェル(著), 勝間 和代(翻訳)
「仮説の集積だが読み物としては面白い。」「運命論?」「天才は作られる! (言うほど日本語訳は悪くない)」「ありきたりな」「99%の努力について書いた本」
体温を上げると健康になる (詳細)
齋藤 真嗣(著)
「全体的にはまとまっているものの・・・」「石原結實さんの本と似た感じ」「こういうことを全く知らない人には役立つだろうけど。」「筋トレで体温を上げ、免疫力を高める。」「■非常に興味深い理論ですね」
LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (詳細)
飯島 奈美(著), 重松 清(著), 谷川 俊太郎(著), よしもとばなな(著), 糸井 重里(著), ほぼ日刊イトイ新聞(編集)
「初心者にも、料理になれた方にも」「シンプルだからこそイイ!」「日常的」「ほんとにおいしく作れます!」「気持ちが大事!?」
自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND (詳細)
渡辺 健介(著)
「アメリカへの留学の話ですね」「軸を定め、普遍的に生きるための、シンプルながら真理に満ちた哲学書」「学生の時に読みたかった。」「自信がない人にお進めの入門書です!」「ストーリー仕立てで面白いです。」
ハチはなぜ大量死したのか (詳細)
ローワン・ジェイコブセン(著), 中里 京子(翻訳)
「ハチが教えてくれること!」「タイトル以外はパーフェクト」「この謎に満ちた事件は、驚くべきことに“驚くに値しない”当たり前の結論にたどり着く」「気になる「ハチ」について」「神の見えざる手」
勉強にハマる脳の作り方 (詳細)
篠原菊紀(著)
「今まで一度も勉強なんてしてこなかったけど」「PTAが眉をひそめることうけあいの勉強本」「ネーミングと物の例え方は画期的。 パチンコって言葉はマイナスイメージだわ。」「まだ、全部読んでませんけど・・・」「実践できることはすべて実践しよう!」
「古田新太で読みました」「意識と行動の間に壁を感じる人には、何らかしらのヒントがあると思います」「自分探しに興味のある人におすすめ」「水野敬也は天才。」「楽しみながら学べる自己啓発」
・「映画が楽しみ。」
映画の公開前に原作を読もうと思って購入しました。ダンブラウンの本はダヴィンチコードがはじめてだったのですがこちらのほうが、原点でした。最後のほうはちょっと壮大すぎて、苦笑しつつ読みましたが、この原作がどのように映画になるのか、楽しみです。
・「いっきに読んでしまう、おもしろい作品。」
下巻までテンション落ちずに、読ませる力量はさすがの一言。翻訳もいい感じだし、文字が大きめで読みやすいのも◎。
宗教と科学の対立というテーマだが、基本的に堅苦しいものではなく、エンターテイメントを意識している作風。また、読むだけで、その類のトリビアにも博識になれるので一石二鳥。
肝心の内容は、スリリングな展開の連続であるが、ある程度予想がついてしまう点もあるかもしれない。 だが、なかなかの力作で読む価値のある小説であるのは間違いない。おすすめです。
・「いかにも映画向き」
夢のような最新版の飛行機に乗せられて主人公が向かう先はスイスにある最先端の科学施設。そこで素人には理解しかねる最先端を行く科学実験が語られ(この部分も虚実取り混ぜた話になっているらしい;)、息つく間もなく今度は古の都、ローマへと飛び、二千年の時を刻むヴァチカン内部へと歩を進める‥。 冒頭からワクワクする展開。題名が暗示しているように、科学と宗教という相反するテーマを事件に上手く絡ませ、途中ちらりとエロティシズムも折り込みながら、ローマ市内の名所を巡りながら主人公の体を張った活劇が続いてゆく‥。 これは、作者が初めから映画化を意図していたのではないかと思えるほど、映像向きの物語です。お話としては第二弾に当たる「ダ・ヴィンチ・コード」よりもこちらのほうが映像になった場合、分かりやすいと思います。ただし宗教象徴学者である主人公の本領が遺憾なく発揮されているのは、二作目のほうですね。古代の秘密結社に詳しいだけならば宗教象徴学など持ち出す必要はありません。むしろこれだけのアクションをこなす事を考えれば、もっと若くて逞しい男を主人公に据えたほうがヒロインとのロマンスにも繋げやすいし、より“映画向き”だったかもしれないなぁ、などと思いました。
・「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解しきれない歴史背景あり。」
上・中・下と3巻もあるので通勤や夜のお伴に良いかと思って買いましたが、読み始めると面白くて週末に一気読み。月曜日朝の通勤に役立たなくなりました。(笑) まぁ、高く上がったヘリコプターから主人公が川に落下して助かった後にすぐさま活動再開するところなど御愛嬌ですが、宗教と科学という題材を織り交ぜたエンターテイメントとしては最高に面白いです。これが著者のデビュー作ということですが、才能なんでしょうね。この後にダヴィンチコードを世に出したことも考えると、この作家を発掘した方が凄い眼力の持ち主ですね。 しかし、この「天使と悪魔」と「ダヴィンチコード」を読むと、中世宗教世界の陰湿な歴史や裏社会に思いを馳せることになって、ひたすらゾッとしますね。今でこそ世界的に定着した平和の象徴みたいなキリスト教だって、普及初期当時は得体の知れない不気味な宗教団体だったんでしょうし(だからこそ多くの信者が僻地に逃れて、死海文書とかが発見されているんでしょう。)、この小説の本筋ではないけれど、背景に宗教信者とその反目勢力(=科学勢力)の歴史的背景が語られていて、その当時の凄まじさを窺い知ることができます。 キリスト教勢力に隠れて集まる隠れ家? 科学の発見を語る→神への冒涜→軟禁されたりリンチされたり裁判にかけられる? 体に焼印押される? 恐ろし過ぎますね。日本人には理解できないぐらいの宗教社会。「政教分離」って言葉が歴史の教科書にありますけど、それぐらい宗教が社会に入り込んでいて、その深刻ぶりがこの小説からも窺い知ることになります。実際、ニューヨークの教会なんかで十字架にあるイエスキリストの彫刻の前で一般女性の方が涙を流している様子を見ると、日本人には理解しきれないものを感じますね。日本なんて、仏教と神道が共存していて、今の日本人なんて、正月は神宮にお参り、葬式では「なんみょーほーれんげーきょー」ってやっている訳ですもんねぇ(笑)。 ただ、フィクションであることを自分に言い聞かせないと行けませんね(笑)。でも、キリスト教社会の欧米でも売れていて映画化までされたことを考えると、やっぱりこの小説が示唆する背景もあながち嘘だけじゃない訳ですよ。怖いなあ。こういう空想をするだけでも、この小説の新しい題材の面白さが抜群ということでしょうね。
・「落差が…。」
ちょっとネタバレになります。
ビニール風呂敷とかヨガマスター(笑)とか…。そのあまりの非現実さは、さすがにちょっと。
ずいぶん前に移動中の読み物として手に取りましたが上記の部分は失笑してしまいました。
そしてこの部分の印象が強すぎて、肝心の内容はあまり覚えていません。物質科学と宗教と…のお話は面白くてとてもよくできていたはずなんですけれど。あまりの落差に目を疑います。
映画でもトムハンクスが忍者みたいなことするんでしょうかね?
・「映画より原作」
映画も観ましたが断然原作のほうが面白いです。なにより登場人物のそれぞれの関係性の対比が、この作品のタイトルや科学と宗教という相対するテーマ性にもリンクしていて唸らされます。同時代を生きたヴァチカン寵愛の芸術家ベルニーニとヴァチカンに敵視されていたガリレオの関係も一見対比してるようで面白いです。他にも、コーラーとカメルレンゴ、ヴィットリアとラングドン、それぞれの関係性は映画では描ききれてません。サスペンス性の高さに関しては人それぞれ意見の分かれるところでしょうが、タイムリミットに向けての謎解きのギリギリの緊張感も原作の方がありましたね。映画観た方も一読されたほうが良いかと思います。
・「映画を先に鑑賞してからでも大丈夫かと。」
私は、映画館で先に映画『天使と悪魔』を観てから原作の小説の方を読みました。
先に『映画』を鑑賞してから『原作』を読んでも悪くはないと思います。――ですが映画のほうは、取り扱っている内容のボリュームから考えてみると、短い時間の中で話が展開しているために、若干、理解しづらいところもありました。
『原作』の方は、映画版とは出てくる人物が若干違うものの、内容的には、かなり似ていると感じました。小説の中のセリフなども、かなり似ています。『原作』自身も、話しのテンポがとても良いため、映画を観らず、先に本を手にしても、すんなりと読めてしまうのではないかと思います。途中で煮詰まることもない思います。ただし上巻については、物語上、物理学を扱った内容が展開するので、文系出身の私としては少し理解するのに苦労しましたが、それでも、読み進めることができるので大丈夫です。
映画と原作……どっちがいいかと聞かれたら、個人的には『原作』をおススメしますv
・「映画よりも原作が好き」
友人に上巻だけもらいました。映画化されたということは知っていましたが、
ダビンチコードも読んでいないし見ていないしなにより歴史、世界史が大嫌いなのでテキトーに読もうと思いぱらぱらし始めました。
最初の10ページほどは読みにくかったもののその後は一気にジェットコースター気分でした(笑)。
登場人物の対話を通して細かい歴史や状況設定が説明されていて、読んでて違和感無く背景を理解で行きました。
しかも僕の好きな量子の話があり、反物質まで出てくるのは驚きでした。
映画も見に行きましたが原作の上中下巻を読むだけで10時間近くかかるのを2時間半に収めるのは無理だったようで
感動指数は原作のほうが圧倒的に高かったです。こういう小説を読むとすごく気分がいいですね。
・「映画観ました!」
映画から先に観ました。前作?のダ・ヴィンチ・コード〈上〉は原作を先に読んだため、映画が…という感じでしたが、今回のストーリーは映画でも楽しめる内容です。多くの美術作品や建物が出てくるシーンも見所ですね。
・「もっと謎解き要素がほしかった……」
『ダ・ヴィンチ・コード』にはまったので、当たり前に読みました。
『ダ・ヴィンチ・コード』が好きだったのは、物語性もだけど、やっぱりあの謎解きでした。マニアックで、事実なのかどうなのか分からないほどドラマチック。宗教や歴史にまったく知識がない私でも、わくわくしながら一気に読みました。だから、『天使と悪魔』も、同じシリーズだし、同じ要素を持った小説だと期待していました。う〜ん、なんだろう。登場人物のドラマは描かれているけれど、謎解きは薄かったかなぁ。残念でした。
でも、科学において、もしも本当にこんな発明があったら……。それを想像するのは面白かったです。ラストのあの光、実は今日映画をこの「天使と悪魔」の映画を観に行ったのですが、そこをいちばん楽しみにしていたんです。映画ではあの光をどんな風に表現しているのかなと。私の想像では、もっともっときれいだったんじゃないかなと思います。だって……、ねぇ。あの光なんですから。
・「展開がスピードアップする」
読み進むうちに夢中になり、頭の中のイメージがどんどんスピードアップしていきます。まるで自分がその場面の中に居るような感覚。主人公が、その他の人物が実際に自分の側に居るような・・・そんな小説って滅多にない。引き込まれます!!読んでから映画を観るか、観てから読むかどっちでも面白いと思います。
・「面白いけど、ちょっと引っ掛かる‥」
この「天使と悪魔」そして「ダ・ヴィンチ・コード」の二作品を読んで感じたことは、この作者が一級のエンターテイメントを提供することの出来る、優れた小説家だということ。と同時に、キリスト教に対して相当な嫌悪感若しくは拒絶感を抱いているな、ということだ。作中の人物に語らせている言葉の端々に、この著者の思想を垣間見た気がした。すなわち、神というのは一種のエネルギーであり、人智を超えた何かというものは存在しない。やがて全てを科学で証明出来る‥。果たしてそうだろうか?それはともかく、自説は自説として何かセンセーショナルな話題を提供するにせよ、他人が大事に思っているものを「そんなもの!」と鼻でせせら笑うような態度は、いただけない。二作品を通して、キリスト教に対する嘲り、故意の愚弄・中傷を感じずにはいられない。それを作中に上手く隠してはいるが、読者を自説に洗脳しようとしている意図は明らかだ。宗教が日常生活に何の影響も及ぼさない日本人にとっては、例えばどこかの高名な僧侶がどうしたこうしたという話を持ち出してもピンと来ないだろう。でも“聖座”と言われ、信者から「パパ様」と敬愛の念を込めて呼ばれるローマ教皇。その人を相手にこのような小説を書くことは、例えていうなら日本なら、天皇家を舞台にした小説をぶち上げるようなものだ。天皇の過去のスキャンダルやら暗殺、そして虚実取り混ぜて最もらしく思わせるようなとんでもないウソを巧みに織り込んだ、自説の“神道論、天皇論”を語る―しかもこき下ろす形で。そんな伝統を守っている日本人はまるでバカだと言わんばかりに。その上、国宝が数多く納められている正倉院などの宝物殿を舞台に、中の品物がメチャメチャになったり貴重な品が灰燼に帰したりする様を描く―。こんな小説をもし外国人が発表したとしたら(興味本位で売れるかもしれないが)、当の日本人としてはどう思うだろうか?よくぞ書いてくれた!などと手放しで喜ぶだろうか?いや、 大多数の日本人はあまり快く思わないのではないか。面白ければ何を書いてもいいというわけではない。ヴァチカンに対しては正にそういうことを、この著者のダン・ブラウン氏は平気でやってのけているのである。私は別にカトリック信者ではない。が、外国の王族であろうとダライ・ラマ法王であろうと、そしてローマ教皇であろうと、しかるべき筋にはそれ相応の敬意を払うべきだと思う。この著者には、そうした姿勢は微塵も感じられない。この作者のシリーズは確かに面白いがある種の不快感が常に伴うのは、こうした理由からだ。
・「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解できない歴史背景あり。」
上・中・下と3巻もあるので通勤や夜のお伴に良いかと思って買いましたが、読み始めると面白くて週末に一気読み。月曜日朝の通勤に役立たなくなりました。(笑) まぁ、高く上がったヘリコプターから主人公が川に落下して助かった後にすぐさま活動再開するところなど御愛嬌ですが、宗教と科学という題材を織り交ぜたエンターテイメントとしては最高に面白いです。これが著者のデビュー作ということですが、才能なんでしょうね。この後にダヴィンチコードを世に出したことも考えると、この作家を発掘した方が凄い眼力の持ち主ですね。 しかし、この「天使と悪魔」と「ダヴィンチコード」を読むと、中世宗教世界の陰湿な歴史や裏社会に思いを馳せることになって、ひたすらゾッとしますね。今でこそ世界的に定着した平和の象徴みたいなキリスト教だって、普及初期当時は得体の知れない不気味な宗教団体だったんでしょうし(だからこそ多くの信者が僻地に逃れて、死海文書とかが発見されているんでしょう。)、この小説の本筋ではないけれど、背景に宗教信者とその反目勢力(=科学勢力)の歴史的背景が語られていて、その当時の凄まじさを窺い知ることができます。 キリスト教勢力に隠れて集まる隠れ家? 科学の発見を語る→神への冒涜→軟禁されたりリンチされたり裁判にかけられる? 体に焼印押される? 恐ろし過ぎますね。日本人には理解できないぐらいの宗教社会。「政教分離」って言葉が歴史の教科書にありますけど、それぐらい宗教が社会に入り込んでいて、その深刻ぶりがこの小説からも窺い知ることになります。実際、ニューヨークの教会なんかで十字架にあるイエスキリストの彫刻の前で一般女性の方が涙を流している様子を見ると、日本人には理解しきれないものを感じますね。日本なんて、仏教と神道が共存していて、今の日本人なんて、正月は神宮にお参り、葬式では「なんみょーほーれんげーきょー」ってやっている訳ですもんねぇ(笑)。 ただ、フィクションであることを自分に言い聞かせないと行けませんね(笑)。でも、キリスト教社会の欧米でも売れていて映画化までされたことを考えると、やっぱりこの小説が示唆する背景もあながち嘘だけじゃない訳ですよ。怖いなあ。こういう空想をするだけでも、この小説の新しい題材の面白さが抜群ということでしょうね。
・「遅れて読んだ第一弾」
私的には『ダ・ヴィンチ・コード』はやや失笑気味でしたが、この第1弾も、遅れて映画化するようで、『ダ・ヴィンチ・コード』に続き事前に読んでみました。本作はガリレオ関連(いわば、ガリレオ・コード)。最初は『ダ・ヴィンチ・コード』のように未知の世界にグイグイ引き込まれました!ですが、途中の謎解きではダ・ヴィンチ同様に、展開の飛躍が目についてしまってだんだん話に乗れなくなってきました。なので、二転三転する結末にも、やや傍観者のような目線で読んでしまいました。
ただし、「科学と宗教」というテーマは考えるところが多いです。ここはこの作品の大きな骨格として好きなところでした。
情景や設定のさらっとした説明もダン・ブラウン氏ならではの上手さがありました。
この作品の評価は何を期待して読むのかで分かれると思います。私的にはリアルにうまく騙してくれるミステリーを期待して読んだので最後だけは★3つ。第3弾は今から期待しています。
・「インディジョーンズばりの活躍」
イルミナティの脅迫者とラングドンたちの攻防が始まる!4人の枢機卿と反物質のありかを探せ、反物質の爆発は深夜12時。残された時間はあと4時間。
中巻ではラングドンが卓抜な推理を見せますが、インディ・ジョーンズばりのアクションも見せます。ダヴィンチ・コードと比べると、どうも巻き込まれている感が強いんですよねぇ。時間設定も短すぎて、あと1時間、あと1時間という時間の等差数列の、その設定時間内にそんなに推理と行動ができるもんかなぁと、ちょっと疑問も持ってみたり。感覚的なものだけど2時間おきぐらいだったら、私的にリアリティがあります。
しかし、アンビグラムは見事ですねぇ。アンビグラムがどういうデザインか、推理するのも面白かったです。
・「仮説の集積だが読み物としては面白い。」
本書は成功できた者たちの物語が沢山詰め込まれているが、逆に考えれば就職氷河期などで、正規雇用されなかった若者たちが、気の毒でならない。例えば、船に使われる大型のプロペラは機械の加工精度で仕上げることが出来ず、熟練工により最終工程まで削り上げられる。同様に製造業でなくても、どのような業種にも熟練の技がある。好景気の時代であれば企業や何らかの組織に所属して得られるはずだった1万時間の訓練期間を、それこそバラ売りしてアルバイトで食いつながなければ生きられない者がいる。これを時代のせいにしてほしくはないのだが、実際は生まれた時代に翻弄されているのである。気軽な本だが、知的好奇心を刺激される良書であり、一読をお勧めする。無理して勝間本として読まなくても、普通に読めばよい。
・「運命論?」
成功の定義が何なのかは兎も角として、生まれた場所や家庭・コミュニティ、生きる時代、更に細かく言えば誕生日まで、自分の「意思」で選択して生まれてきた人は「生き神様」か何かだろうが、フツーの人間はそうではない。教育問題を社会科学的にアプローチしていきながら、時々、庶民クリス・ランガン氏と歴史上の人物ロバート・オッペンハイマーの対比の様な「判り易すぎる」個人のケースを取り上げ、読者の「お涙頂戴」を誘っている。アカデミズムの良い意味での「クールさ」を「大衆的泣かせ話」めいたロマンティシズムで帳消しに。よく言えば「読み易く通俗的な一般書」、悪く言えば「受け狙いの迎合主義」。コミュニティによる「文明的教育」を受けた子供は「実践的知性」を身につける、と言った辺りは、中流階級の「世間様=コミュニティ」が個人の「脳」をつくる、とも読めるので『洋版バカの壁』にも似た印象を受ける。「この考え方は日本では受け入れられやすいかも」と著者はインタビューで語っているが、少し時代遅れの感あり。いっその事「成功は全部『まぐれ』」と言い切ってくれたナシム・ニコラス・タレブの方がサバサバするし、清々しい。「生まれ育ちが自分で選択できる訳じゃ無し、今更どうしろって言うんだよ。一万時間の学習訓練?一日3時間で9年間?この歳で、トホホ・・・。せめて、子供だけでもとか言い出すんじゃ・・・。」そんな読後感を持つ読者が多いかもしれない。勝間某にとっては「偽善者めいた後書き」のせいでイメージ・ダウンになるかも・・・。教育の機会均等は「嘘っぱち」だし唯でさえ、妬みがましい日本人のメンタリティを考えると「絶望的運命論」でも提示してくれた方が、却って「救い」になるんじゃ無いのか。
・「天才は作られる! (言うほど日本語訳は悪くない)」
プレミアリーグでは、9〜11月生まれが圧倒的に多い。なぜなら、年齢を分ける期日が9月1日だからだ。大リーグは8月生まれが多い。期日が7月31日だからだ、と筆者は分析する。ある年齢の少年たちの中から代表を選ぶ時、身体が大きく器用な選手を才能ありとしがちだが、すると成長する時間を多く与えられた少年が有利だ。一旦選ばれると、熱心なコーチとより多い対外試合と練習が与えられ、その結果、本当に優れた選手となってしまう。つまり成功する選手は、人によって「作られる」のだ。ビル・ゲイツだって、スティーブ・ジョブズだって、学生時代がコンピューターの黎明期だったからだ。
本書では、成功者に関するこんな驚きの分析が次々と紹介される。「本当なのか?」と疑問に思う内容も多い。でも、言おうとしていることは、勝間さんがいうように「生まれつきの天才などいない」ということであり、冒頭で筆者がいうように、「努力と個人的資質がすべてを決める」という考え方が間違っている、ということだ。
逆に言えば、そうした環境に左右されず、1万時間の練習を続けることが出来れば、誰だってその道の成功者になれるのだ。そう信じたい。
・「ありきたりな」
内容はどこにでもある自己啓発ものである。努力云々といっても方向性が重要であるが、そのあたりがおざなり。どこかの翻訳会社にやらせて、勝間印を付けたOEMっぽさがある。
・「99%の努力について書いた本」
実際読んでみた感想は「努力を続けていけば道は開ける」といった自己啓発本の様相が漂っています。1万時間の練習が驚くほどの飛躍を与えるとの結論です。訳者によればこの本を統計学的な学術的な本として読んではいけないとの注釈があとがきに書かれていますが、実際1万時間の法則にしても統計データを示していないし、天才といってもビートルズがハンブルグ巡業した何万ものバンドの内、どれくらいの確率で出てこられたかわからない。だからこういった読み方はできるはずもない。
参考になったのは才能を伸ばす環境に恵まれる事(マタイ効果)です。
よくエジソンが「天才は99%の努力と1%の天分だ」という格言を使われます。本書は99%まではよく書けている。残りの1%の天分を実は読者が知りたいわけ。
ふと思いついた仮説なので書きます。天分は99%の練習の積み重ねによって初めて生産できる。つまり「無から有を生み出せない」という考え方で99%の努力を行なわない者には決して訪れる事はありません。しかし99%の努力をしたからといって必ずしも天才にはなれない。ここで大体行き詰ってしまう。
もう少し突き詰めて考えてみると、誰でも突然以外にもひらめくことができることがあるわけで、それはいろんな積み重ねがあって初めてひらめくわけで、最初から何もない所にひらめくわけではありません。これをコンスタントにできるのが天才ではないか?と仮説を立ててみました。
勿論、読後にいろいろ思索を巡らせて1つ仮説を立てたわけです。今回のレビューは仮説なので大いに反論コメント歓迎です。
そしてモーツァルトやビートルズは作曲に関しては法則性を発見しています。モーツァルトの独特のリフレイン(モーツァルト節)や初期のビートルズナンバーによくみられる共通した作曲法は法則性をはっきりと認識できますし、ポール・マッカートニーは「家の庭から金脈を見つけたようなものさ」と語っています。
・「全体的にはまとまっているものの・・・」
本書は全体的にはまとまって入るものの、一つ疑問符がある。 現代人の体温が低い理由としてストレスをあげているが、これは安保氏が指摘しているようにアイスクリームなどの冷たいものを好むからだと考えたほうが自然に思える。 それにしても読みやすくまずまずの出来だと思う。
・「石原結實さんの本と似た感じ」
石原結實さんの一連の本と、「体温を温めて・・・」「免疫力」云々の話などは殆ど重複したような内容です。石原さんの本は生姜紅茶などを重視して、朝食軽視の感じで便秘になり易い感じもしました。この手の体温を温めて・・・という話を初めて読む人には良いと思いますが、類似の本を読んだ人には買ってまで読むか?と思います。
・「こういうことを全く知らない人には役立つだろうけど。」
基本的に、あまり知識のない人を対象に書かれた本と思われ…。
残念ながら、体も鍛えてるし、ホルモンや自律神経などについてひととおり理解しているいわゆる「健康ヲタ」としては、かなり物足りない中身の薄さ。
話をシンプルにしようとしてるんだろうけれど、強引な「言い切り」「断定」が散見されたのも気になった。「厳密に言えば、必ずしもそうとは言い切れないのでは…」とツッコみたい箇所があちこちに。
内容は、まぁ、いいんじゃないの。と思うけれど、私には不要でした。全部知ってることばかりで、目新しい知識はひとつも得られず。
・「筋トレで体温を上げ、免疫力を高める。」
健康であることは、多くの要素が複合している。その中で、「体温を上げる意味、上げ方」を具体的に知ることができて、齋藤真嗣(さいとうまさし1972年生まれ)医師に感謝します。
免疫力を高める臓器の「腸」に、これまで僕は関心を寄せていました。今回、この本で、「体温」が健康に左右することを学びました。
p7〜8「体温が一度下がると、免疫力は三○%も低くなります。(大略)じつは、驚くべきことに五○○〜六○○%、つまり体温がたった一度上がるだけで免疫力は五倍から六倍も高くなるのです。」
恒常的に体温を上げる方法として、「筋肉を鍛える」と述べている。 筋肉の役割について、肩凝り防止や体力向上という視点とは違って、「免疫力を高めるため、体温を上げる」という役割の重要性を学びました。
p86〜87 筋肉をつけるトレーニングをすることが、同時に脳トレになるということです。(大略)本気でボケたくないとおもわれるなら、ゲームだけでなくあわせて筋トレをなさることをお勧めします。
なぜ、運動をするのか、そして、「筋トレをすることで、体温を上げる効果」の内容に説得力があります。「なぜ、そうするのか?」という僕の、これまで疑問符に、明確な答えが多くて、とても嬉しかった。「健康」を考えている人に、一読の価値があります。
・「■非常に興味深い理論ですね」
・非常に面白い理論だと思いました。・色々参考になりそうですが −朝は体温が一番低いので”白湯”が良い。 (夏でも冷たい水を一気に飲むのはお薦めでない、と。 朝からゆっくりと白湯を飲むというのはヨガでも言われていることですね) −朝食はリンゴと人参の擦ったものが良い。 −体温を上げるには筋トレが一番 (最も良いのはスクワットだと。スクワットを上・下動を30秒ずつ くらい=1回のスクワットを1分かけてゆっくりとやることによって、 加圧のような効果が得られる) −お風呂は41度が良い。 など、過去の真っ当な健康法とも乖離はなく、違和感がありません。 体温の高さに注目したのは非常に目新しいです。
・「初心者にも、料理になれた方にも」
説明がわかりやすいので、初心者の方にも簡単に作れると思いますし、今までレシピを見ないで作っていた方にも、もう一度このレシピを見て作ると新鮮な驚きがありますよ。お勧めです。
・「シンプルだからこそイイ!」
掲載されているのはどれも定番メニューです。だからこそ、違いがわかる?感じ。『しょうが焼き』いいですよ!
・「日常的」
載っている料理の内容は日常的に食卓に登場するものが多かったです。
特に生姜焼きは、今まで何種類かのレシピ本で作っても主人からはイマイチと言われてしまってましたがこの本で作ったのはお肉もパサつかないし美味しく出来ました。
他には唐揚げと炊き込みご飯を作りましたが美味しかったです。
私はレシピ本を見ながらでないと料理が作れないのですがこの本は材料と手順が別のページなので手順を見ながらページを変えて分量を確認しなければならないのが残念なところです。
・「ほんとにおいしく作れます!」
材料も普段家にあるもので作れます。なのに味が違うんです。自分で料理を作るとどうしても自分の味にしかなりませんが、この本の通りに作ると、目からうろこです。糸井重里さんのおっしゃっているように、最初は自己流アレンジ無しでやってみるのがいいと思います。
・「気持ちが大事!?」
「かもめ食堂」「めがね」ですっかり飯島さんのファンになってしまいました。丁寧に気持ちを込めて、お料理をすると、こんなに美味しそうな物ができる事を教えてくれるステキな本です。
・「アメリカへの留学の話ですね」
少し読むと、著者がアメリカに留学したときの話だと、すぐ分かる
これって、留学した人たちが、感じるたり、学んだりすることではないか?
うーん、「自分の答えの作り方」ではなく、「自分が世界で負けない方法」というタイトルが正しいのではないか?
これならば、日本で外国人と議論をした方が、ためになる
・「軸を定め、普遍的に生きるための、シンプルながら真理に満ちた哲学書」
2007年にベストセラーになった『世界一やさしい問題解決の授業』の渡辺健介氏による第二弾作品。
渡辺氏の主宰するデルタ・スタジオの友人Y君に、発売直前の本書を見せてもらったときには、直感的に「こんどは『世界一やさしい〜』ほどは売れないかもしれない」と思った。それは、きれいな装丁ではあるもののいまいちインパクトが伝わって来ず、なにを伝えたい作品なのか中身を開いてみないと判断できないことが理由だったのだが、しっかりと内容を読んでみて、非常に感銘を受ける言葉に満ちた一冊だった。
本作でも引き続き、個人と集団における問題解決の手法(SWOT分析的なものから、近年特に求められる「情報の真偽を選別する方法まで)をわかりやすく導入しながら、恐らく渡辺氏が本質的に伝えたい重要なメッセージが多数込められていることに気づいた。
端的に言えば、「問題解決という(人種、宗教などを問わない)普遍的な手法を利用して、ますます多文化多民族の中で生きていかざるを得ない環境でも、みんなが納得して前に進んでいける方向性を見つけることができるか」を、本書は強く伝えてくれる。これは、ハウツー本や成功本の領域を超えて、一つの哲学体系だ。
現段階でアマゾンに9つのレビューが上がっているが、平均評価が★5つというのは素晴らしい。一方で、初見で個人的に感じた「なんだかよくわからない本」という印象を抱く人は他にもいるだろうから、話題性で爆発的に売れるサイクルに入るまでは、ぜひ周囲の興味ありそうな知人・友人にはお勧めしていきたいと思う。
〜 本 文 引 用 〜
みんなにとってベストなものが、あなたにとってベストだとは限らない(035)
目指すべきは、本質的な大きさであり、強さである(096)
人はある線を越えると、縦ではなく横につながるのだ(161)
・「学生の時に読みたかった。」
この本をたまたま手にとって流し読みをし、あまりの内容に即購入してペンを片手にあっという間にメモとミミズのような線だらけの本になってしまった。
私は仕事の中で俗にいう問題解決に挑む必要があるのだか、効率的にこなそうとし、様々な本をよんだ。
しかし概念はわかるが使い方が全くわからない。
そこに答を出すのがこの本である。
フレームワークは有名なので知っている人は多いが、それをつかって様々な情報に立ち向かうピンキーの行動こそ、誰しもが知りたかった事だろう。
著者の渡辺氏こそピンキーのようなまっすぐな方なんだろう。
この本はいままでの人生で大きく進路を変える一冊になりました。
・「自信がない人にお進めの入門書です!」
ピンキーという主人公の成長過程を物語調で展開し、自分なりの答えの出し方を学べる内容になっています。非常に読み易い文章、展開であり、さらに各章末に大事な点の要約があります。
自分は、のほほんとしたまま社会人になってしまった傾向があります。”自分で考えてやってみて”と仕事を与えられるのが当然の環境に慣れないで不満が募ってしまう自分は、まだ学生気分でいるんだなと気づかされた一冊でした。
自分が成長するには・必然と自分の身を追込む環境にさらす事・主体性を持つ・他者との協力で成長し合う事・注意を受けた時に、素直に受け入れる事
答え(意見)を持つには・粘り強く情報収集してまとめること(ピラミッド・ツリーを併用)・反論する時は、具体的に内容を指摘、代替案も考えてから
既にある程度自分で客観的で正確な情報収集の仕方、論理的な展開で意見を伝えられる方には、内容に満足できないかと思います。
この手の内容の本を今まで5冊読んでいましたが、入門書としては一番読みやすかったです。
・「ストーリー仕立てで面白いです。」
この本がでたことはこれからの世の中に大きい。読みやすく素晴らしい本です。一緒に買って読んだ西田氏の「いやな上司はスタバに誘え」と松尾氏の「リストラ・・」本もお薦めです。
・「ハチが教えてくれること!」
自然の中に無駄なものはないということを強く感じた。ハチが果たしている役割がこんなにも重要だったとは……恥ずかしながら、今までよくわかっていなかった。自然が絶妙のバランスで成り立っていることを改めて、考えさせてくれる名著。豚インフルのことがあって、これから人間はウイルスとの熾烈な戦いの時代に入ったことが明らかになった。そんな時代をどう生き延びるか?「生物のシステムの世界では、ガンを除けば、無限の成長を続けるものなどいない。健康な農場は、自然のサイクルの中にある。」人間を中心とした成長の時代は終わるのかもしれない。
それにしても、このタイトルヒドイです!でも一気に売るための手段なんですよね。
・「タイトル以外はパーフェクト」
この本を読んだ人が増えれば増えるほど世界は良い方向に向かっていく。そう思わせるほどの名著。とっても蜂だけの話とは思えない。まさに今、人類が辿りつつある道をほんの少しだけ先を行った生物の物語は圧巻。惜しむらくはタイトル。原題をなぞって『実りなき秋』みたいなタイトルにすれば、この本は『沈黙の春』に勝るとも劣らない本になったのではないか。もう新書調の「なぜうんたらかんたら」はやめていただきたい。ずっと残るはずの名著が一過性のものと同じ扱いになってしまう。
・「この謎に満ちた事件は、驚くべきことに“驚くに値しない”当たり前の結論にたどり着く」
正確言うと、ハチは“大量死”したのではない。突然 “大量失踪”したのだ。後に残された、巣と女王蜂と、おびただしい数の蜂児と大量の蜂蜜。その始まりは、まるでミステリー小説のようだ。
この謎に満ちた事件は、驚くべきことに“驚くに値しない”当たり前の結論にたどり着く。スリリングで、包括的。
ハチの突然の失踪も、世界金融危機も、同根であることが良くわかる。アメリカ的価値観(もしくは彼の国を経済的に牛耳っている特定の民族の価値観)が世界にもたらす不幸の予見と警告に真剣に耳を傾けるべきだと思う。
この本は、今年の1月に第 1 刷が出てすぐに売り切れ、ようやく注文した本が来たときには第 6 刷になっていた。最近、出版不況で出版社が売れ残りを警戒して 1 ロットの冊数を減らしているとは言え、この手の本でこの増刷振りは凄いと思う。
生物学科だったにもかかわらず、虫が大嫌いだった僕の虫に対する気持ちを転換させてくれた。ぜひ、読んでほしい 1 冊です。
あまりの面白さに 1 日で読み終えてしまった・・・面白い本を読み終えてしまうというのは、ホント、さびしいものです。
・「気になる「ハチ」について」
環境問題のバイブル『沈黙の春』の現代版と言われている本書。しかし、環境問題の意識改革としての本と捉えるにはもったいない良書。以前『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本』を読んでから非常に気になる存在になっていた「ハチ」。その小さな小さなハチの驚くべき能力には人間が学ぶことが多い。
ちょっと用語は難しいし値段も高いが、それが専門書。でも、いま知っておきたい知識が多くニュースの判断に使える。学術書として素通りせずに、読み物として楽しんでほしい一冊☆
・「神の見えざる手」
ミツバチの生態と養蜂について、初めてまとまった知識を得た。それにしても、自然とは、人智の及ばない複雑さと精妙さによって動いているものだと、あらためて教えられた。科学技術に対する信頼と効率化が近代のテーマであったが、思わぬ形で負の影響が出ている。ミツバチ問題以外にもいろいろと問題があるのではなかろうか。とはいえ、単純に伝統的な方法、生活にもどればよいというわけでもない。環境問題は一筋縄では行かないものだ。この本で、自然には「神の見えざる手」が働いていることがよく理解できる。神の手は、いつも恵みをもたらすことはないことも、よくわかる。この本は、環境や農業を語る際には、はずせない本になるだろう。地球温暖化より、こちらの方が問題だろう。The World without Usとあわせて、人と環境について考えるよい契機になる本である。ついでながら、タイトルは原題のとおり実りなき秋のままのほうがよい。
・「今まで一度も勉強なんてしてこなかったけど」
まあ、これからは、勉強でもしなきゃいけないだろうなあと思ってる35歳以上のオジサマ向け。特にギャンブルや風俗にはまったことがある人にはオススメ。そうでない人は「潜在脳・・」の単行本がおすすめ。なんだろう、出版社に「少しでも過激に!」と煽らされたんだろうなあ。これ以上きちんとした(あるいは、しているであろう)学者の人を「トンデモ科学者」にしたてあげるのは止めてください。まあ、私もついつい買っちゃうんだけどさ。
・「PTAが眉をひそめることうけあいの勉強本」
神経生理学的に見たパチンコへのハマりのメカニズムを、勉強にハマることに応用しよう、というチャレンジ精神に満ちた知的冒険の書。にわかには信じがたい話だが、わくわくさせてくれるテーマだ。酷評レビューが軒並み支持を集めているので、どんな酷たらしい内容だろうと半ば期待して読んだら完全に肩すかしを食った。
勉強にまつわる至ってまともで地道な、脳科学と心理学に基づいた方法論が数多く紹介されている。主題である勉強へのハマり方の他にも、集中力を高める方法や、記憶を定着させる方法、勝負強さを発揮する方法などなど、使えないと思うノウハウは1つもなかった。ただどうせなら、多少なりともそれらノウハウの有効性を実証してみせてほしかった。それができる立場に著者はいるのだから。
本書を通して最も印象深かったのは、kaipapaさん同様、実は本編ではなくあとがきだった。勉強にハマるのは結構だが、何を勉強すべきか、そしてなぜ勉強するのか、についての篠原氏の視座に軽く感動した。とてもじゃないがあの胡散臭い煽り口調のまえがきを書いた人と同一人物とは思えない。キレない子どもの育て方でもそうだったが、氏の抜群のバランス感覚からは、いつも何かしら新しい視点が得られる。
ギャンブルを引き合いに出しているため万人向けとは言いにくいが、パチンコと勉強のギャップを自分で埋めて先に進める人には一読をおすすめしたい。
・「ネーミングと物の例え方は画期的。 パチンコって言葉はマイナスイメージだわ。」
パチンコ(株ゲーム・競馬その他賭博)にハマるって言うのは、ある種の依存症ですよね?それと、勝てばアドレナリン放出等の興奮と刺激が得られ、更に勝った時の快感が忘れられ無い事から、
「あの興奮をもう一度味わいたい!」等の欲望が人間を支配し、勝った時の興奮を再度味わいたいが為にパチンコを続ける、しかし、賭博(株・投資ゲーム。その他賭博)の世界は、最終的に胴元(パチンコ屋等)が勝つ仕組みの中で物事が動くのが常識だから、結局、ギャンブラーの方が負ける。
負ければ失った分を取り返そうと必死になる、その執着心がある種の依存的な熱中を呼び、少しの勝利でも興奮できる様な心理脳になるからパチンコにハマる(依存する)んであって。それは、一見能動的に見えるけれど、実際は偶然の幸運をただ待つだけの受け身の「棚から牡丹餅」的なハマり方(依存)だと思う。
だけど、勉強にハマるというのは、ある種の「勉強が理解出来た事の喜び(克服体験・勝ち癖)の積み重ね」で勉強が面白くなり、勉学の上達する過程を楽しむ事にハマる。のであって、アドレナリンや脳科学的な意味合いでの「快感を感じる部分やホルモン分泌の働き」はパチンコにハマっている最中と、勉強にハマっている(夢中になって楽しんでいる)最中の、脳の働きや状態は同じでも、
心理的な面や習慣性はパチンコの依存症的・受動的な負のハマり方とは一線を画する、ある種の能動的かつポジティブな勝利体験の積み重ねの様な物って気がするな〜って思ったわよ。例え方はキャッチーなので、とても気になる本だったのだけど、読んでみて少しがっかりした感じは否めないわね。でも、全体的には脳の働き説明等が面白かったので★3。
・「まだ、全部読んでませんけど・・・」
ちょっと、読んでみましたが良い内容だと感じました。参考にしたいと思います。
・「実践できることはすべて実践しよう!」
調べてみると、この著者は脳科学を本当に研究している人みたいなので、この本に書いてあることは全部実践しました。
・「古田新太で読みました」
ドラマ化された後に読みました。ドラマは見てないのですが、ガネーシャ役が古田新太だと聞いていたので、映像を浮かべながら読みました。(ちなみに主人公は素直そうな感じで妻夫木聡にしてみました)
参考文献から一覧し「どれどれ、どんだけあざといわけ?」と思いながら読み始めたくせに、えらい面白かったです。ガネーシャがだんだん消えて行くとこなんか、寂しくて涙が出そうでした。途中から、自己啓発本だなんていうことは完全に忘れていました。
そういえば、類書の「カモメになったペンギン」でも普通に感動した記憶があります。「自分の小さな「箱」から脱出する方法 」も、やはり最後のページで泣きそうでした。でもこれが一番、おはなしとして好きでした。やっぱり日本人が書いてる本はいいな。
・「意識と行動の間に壁を感じる人には、何らかしらのヒントがあると思います」
2008年に売れまくった「夢をかなえるゾウ」。内容はストーリー仕立ての自己啓発本。
どこにでもいるダメリーマンに神様ガネーシャが現われ、共同生活していく中で成功するための秘訣を教えてくれ、主人公も変わっていくというお話。
この本を知ったのは早かったけど、鼻で笑ってしまったところがあって、実際に読んだのは2008年の10月。結論を言うと、僕には良かった。ただ、おそらく成功体験が身についている人には必要がないと思う。
この本の「成功のための秘訣」自体は当たり前のことしか書いてない。既視感のある内容。
例えば靴を磨く、募金をする、人を気持ちよくする、そういう程度。ただ、そういったタネ本に触れていない人にはストーリー仕立てで、しかも人情味のある関西弁のゾウの神様が主人公とのカラミのなかで教えてくれる。そういった意味で伝わりやすいと思う。
けれど、それ以上に価値を感じたのは、この本が「行動しろ」と強く訴えかけてくること。本を読む。「意識が変わった」と思う。けど、行動に移せず、昨日の続きの今日を送ってしまう自分がいる。怠惰で口だけの自分は身に沁みているパターン。多くの人もそうじゃないですか?
自己達成が身についている人は、意識→行動→習慣→人間が変わる→人生が変わるというリンクマップをたどっていると思うんです。けど、多くの凡人は意識が変わっても行動が変わらない。出来る人にそれを言うと、「やるかやらないかだけだよ」と言われ、自分とは違うんだ、と思ってしまう。そうじゃないですか?
そもそもが世の中に自己啓発書があふれているのがおかしくて、本当にあれで人が変われるんだったら、あんなに自己啓発書があふれてないと思うんです。その矛盾に対して、この本自体がツッコミを入れていると思う。
この本を読んだ後、しばらくしたら、また何もしていない自分に気付いて、そこで初めて自分自身にひいたんです。どれだけ「意識」と「行動」の壁が厚いんだ、って。口だけの男の自分を再認識したし、それを壊していこうと思えました。これだけ丁寧にそのことを訴えかけてくるこの本を読んで、それでも行動にうつせないままなら、一生自分は変われないんじゃないか?って思えたんです。
「努力したからといって成功するとは限らない、けれど成功したものは必ず努力をしている」
有名な漫画の言葉だけど、本当にそうですよね。著者もこの本を売るために全国書店行脚したらしいんですが(その発想がまたネタっぽいですよね)、BRUTUS誌か何かでこの本の特集が組まれてたときに一緒に回った人が「水野さんがすごかったのはどれだけ疲れていても、どれだけ人がいなくても手を抜かなかった」と言っていたんです。それがこの本の裏側にあるんですよね。
個人的に面白かったのは「腹八分目」。ガネーシャが「そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで」と説くんですが、これはメシだけの話じゃないと思うんですよ。ちょうどその時期にダイエットや禁煙を始めていた頃なので、響きました。この自分を律する習慣を身に着けようという発想があったから、いま新聞・本を読んだり、TOEICの勉強をしたり、大好きだけどめんどくさいブログの更新が出来ています。半年前の自分とは少し「変われた」部分かもしれません。
意識と行動の間に壁を感じる人には、何らかしらのヒントがあると思います。
ちなみに著者は「メジャーになりたい」という夢をこの本で叶えました。成功するための本で。少しひっかかるのが、メジャーになる前の彼が書いた著作なんだよな、これ。それも水野敬也のご愛嬌なんだけど。
・「自分探しに興味のある人におすすめ」
ガネーシャと呼ばれる関西弁を話す「神」が、自分探しにさしかかった「僕」の前に突然あらわれ、一日一課題を実行することで自分の生き方に少しばかり目覚める物語である。”人が欲しがっているものを先取りする”、”人を笑わせる”といった課題を、豊富な偉人(学者や経営者)の伝記をもとに、なぜこれをするのかを面白おかしく綴った自己啓発書のスタイルが主たるストーリーである。
人を笑わせるの課題の時には、なぜかかつて見たTV番組の「スタートレック・ボイジャー」で、元ヴォーグの「セブン・オブ・ナイン」が教師としてのドクターからの教えで、”緊迫した場面では冗談を言って笑わせることが人間だ”と諭す場面が思い出された・・・。感じたのはそれくらいか。「自分探し」に興味のある人、「経営者の有名な語録」とかあまり知らない人におすすめ。
・「水野敬也は天才。」
自己啓発書のエッセンスが詰まった本。 物語なので読みやすく内容がすっと入ってきます。 物語の設定とかが面白く、毎度のことながら水野敬也の独創性には感服してしまいました。
ガネーシャの言葉の中で感銘を受けた言葉があります。
『期待は感情の借金』
名言です。
・「楽しみながら学べる自己啓発」
笑えるフィクションの中に、成功哲学のエッセンスがちりばめられているところがよい。成功ノウハウが体系的になっていれば、さらによいと思うが、気軽に読める自己啓発書としてはお勧め。
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