レポート・論文の書き方入門 (詳細)
河野 哲也(著)
「解説書としては良書だが……」「本当に入門書。これから始められる。」「この類をお探しなら、この本がベストです」「テキスト批評ね!」「必読の良書」
生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書) (詳細)
伊藤 聡(著)
「えっ!」「「トムよりハック」派の古典ガイド、あるいは「父なるもの」と男の子に関する話」
「0という数の威力」「良い本だが、難しいものは難しいのだ」「数学アレルギーのSEのかたへ」「文系エンジニア向けの良書」「実用書ではなく教養のための本」
マンガでわかる微分積分 微積ってなにをしているの? どうして教科書はわかりにくいの? (サイエンス・アイ新書) (詳細)
石山 たいら(著), 大上 丈彦(著), 森皆 ねじ子(イラスト), メダカカレッジ(監修)
「公式導出が電車の中で」「目的と使い方」「決して簡単ではないけど、親しみやすい」「微分と積分のつながりがよくわかる!」
院単―大学院入試のための必須英単語1800 (詳細)
安藤 文人(著)
「例文はともかく、派生語関連語が少ない」「かなり使える英単語集。」「卒論、修論で英語で書かれた文章を読むときにためになる」「院試の英単語対策において最も要領のよい単語帳」「例文が独特」
知の技法―東京大学教養学部「基礎演習」テキスト (詳細)
小林 康夫(編集), 船曳 建夫(編集)
「大学と学問への向き合い方が分かる!」「知のエッセンス」「「認識の技術」とは」「息の長い本」「肩のこらないよい本です。」
研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成まで (詳細)
細川 英雄(著)
「内容に偏りがある。」「今後の指針になりました。」「方法ではなく思想として」「内容がかたより過ぎでは?」「個人から普遍への過程としての研究」
「素晴らしい意訳だと思いますが。」「大学院入試に最適!」「心理学英語の本ですが」
臨床心理士試験対策心理学標準テキスト 指定大学院入試対応版〈’09‐’10年版〉 (スーパー合格) (詳細)
徳田 英次(著)
臨床心理士・指定大学院合格のための心理学問題集 (詳細)
大学院入試問題分析チーム(編集)
「基本の一冊」「記述対策にはもってこい」「こんな本があったのか!」「最終段階での参考用か」「おしい!しかし必携ではないか。」
教育・学参・受験>大学・大学院>大学出版会別>慶應義塾大学出版会
Browse Refinements>Format (binding)>単行本
Browse Refinements>Publisher Browse Refinement (feature_six_browse-bin)>慶應義塾大学出版会
Browse Refinements>Format (binding)>新書
Browse Refinements>Bunko Label (feature_browse-bin)>新書・ノベルスレーベル>ソフトバンク新書
Browse Refinements>Publisher Browse Refinement (feature_six_browse-bin)>ソフトバンククリエイティブ
・「解説書としては良書だが……」
論文執筆における基本的な要素を網羅している点で、論文を見た事もない人間には良い。しかし、こういった著作を求める人間は執筆に際して何かしらの困難が生じた、誰かの助けを求めて手を伸ばすのではないだろうか。入門書と言うべきか疑問が残るが本当に論文を知らない人間には必要なのだろう。
・「本当に入門書。これから始められる。」
論文とは何かということに対して思い浮かぶ基本的な質問に答えてくれます。例えば、論文の文章はどのように構成すれば良いかということ。これは戸田山本のアウトラインから作り上げるという記述のほうが分かりやすいと思いますが、どのように構成すれば良いかのイメージマップはこちらのほうが分かりやすいように思えました。 一番良いのは、テキスト批評から論文を作り上げるというのを明確に提示してくれていることです。結局、論文を書くプロセスは何なの?という質問にきちんと答えてくれています。その意味でこれらか書かれているので入門書としてこれから始めることが良いと思います。
・「この類をお探しなら、この本がベストです」
学術向けレポートや論文だけでなく、企業向けの報告書などの文章力を養うための本として必ず挙げられるのが本田勝一や木下是雄です。しかし、このジャンルの中で私が読んで最もポイントが整理され実践で実行しやすかったのが、河野哲也のこの本でした。 本田勝一や木下是雄の本は、確かに良書でしょうが学問的で必要以上にページ数が多いなという感想が残りました。つまり、実用的な知識を身に付けたい読者にとっては余計な説明が多く書かれ過ぎていることを意味しています。 一方、河野哲也が執筆したこの本書は、習得に必要な事柄に焦点を充てつつ程好いページ数で収めており、また入門者がちゃんと理解できるように綴っています。総合評価として星5つとしました。
・「テキスト批評ね!」
「著者の主張をさまざまな問題や事例に適用しながら検討していくことこそが、問題意識やテーマ設定能力を養うことにつながります」(本書16頁)
私は普通に仕事をしてなんとなく生きている社会人。遊びもそんなに好きじゃないし、何か突き詰められるものがあったらいいなあと常日頃思っているのだが、それでもなかなかそうした対象が見つからず内心忸怩たる思いをしてきた。
だが、もしかしたら本書で推奨される「テキスト批評」の取り組みは、ちゃんと自分の中に突き詰める対象(問い)を見出すきっかけになるかもしれないと思い、読後にちょっと希望がわいた。
どうなるかわかりませんが、地道に少しこの「テキスト批評」なる方法による読書をすすめてみようか。方法は具体的に書かれている。私と同じような悩みを抱えている人は一読すると、視界が開けるかもしれない。
・「必読の良書」
なにはともあれ購入をお薦めします。大学院なので、自力で書き方をマスターしてください。ほんとうに良書なので必ずマスターできます。
できれば次段階として、「レポート・論文の書き方 上級」桜井雅夫,慶應義塾大学出版会も押さえておきたいです。
・「えっ!」
えっ! と思った。『アンネの日記』って、そんな内容だったの? そうか、そうだったのか。あまりに意外なことが書かれていることを知り、驚いた。これは、ぜひとも、読んでおかねば! と思った。 『生きる技術』が目当てじゃなくとも、『古典』の世界に親しむためには、絶好の入門書となるだろう。
・「「トムよりハック」派の古典ガイド、あるいは「父なるもの」と男の子に関する話」
『異邦人』『車輪の下で』『赤と黒』など、古めかしい名作を現代の感覚で読み解く愉快な新書です。小説を読む時間がとりにくい人が読めば、「読んだことのない名作を、なんとなくクリアした」というお得感を味わえます。ちょっとどうかしているくらいわかりやすい文章なので、ふだんあまり活字を読まなくても負担なく読めるはずです。
小説が好きな人が読めば、高確率で「そうそう!わかる!」感もついてきます。なにしろこの本では、将来いかにも成功しそうなリーダータイプのトム・ソーヤーががんがんこきおろされ、社会から逃亡しなければならなかったハックルベリイが贔屓されるのです。なにかというと引っこんで本を読みたがるような人の多くは、トムよりハックが好きなものです。自分もそうだ、と思った人はぜひ一読し、随所で共感にうち震えてください。トム派の人は、うーん、「要領の悪いやつらだなー、はっはっは」とか思いながら読むといいです。
この本はまた、「父なるものから独立する男の子」というサブテーマを持っています。父なるものとは、実際の父親でもあり、禁止によって秩序を保つ機能であるところの、規範や抑圧でもあります。思春期に父親と対立する、管理から離脱して世界の中に自分の立ち位置を見つける、前世代から示される男性性(この部分では当然のようにパパ・ヘミングウェイが登場)と距離をとる……。さまざまな濃度、さまざまなレイヤーでの「父なるもの」と、そこから独立する、もしくは独立に失敗する男の子の様子が、名作と著者自身の経験を通じて語られます。これがじつにぐっとくるのです。でも、ぐっとくるのは私が「男の子」であったことがないからかもしれません。男の人の感想も知りたいところです。
・「0という数の威力」
0という概念が、重要であることを説明している。漢字の十や、ギリシャ数字のXが桁をあらわさないのに対して、10という表記が重要であることを説明している。論理の重要性も説明している。
・「良い本だが、難しいものは難しいのだ」
本書を「やさしい」「物足りない」と思う人は、ちゃんとした数学教育を受けた人か数学的素質のある人だと思う。本書はおそらく、そういった人向けに書かれた本ではない。
私は学生時代、徹底した数学嫌いであり数字を扱う科目はひたすら避けて通ってきた。高校を卒業できたのは数学教師のお情けであり、大学で理系の学部を卒業できたのは数学が必修でなかったために過ぎない。一方で学生時代からプログラミングを独学し、現在はプログラマとして働いている。
そんな私だが、プログラミングの世界に深く足を踏み込むにつれ、その背後にある計算理論に興味を持つようになった。しかし、私が理解しているのはせいぜい四則演算と論理演算と2進数くらいである。いきなり難解な数論の本を紐解いても理解できるはずがない。藁にもすがる思いで本書を手に取った。
結果、最後まで読み通すことはできた。本当に数学が分からない人でも読み通せる、というだけでも本書の価値は大きい。最初の一冊で挫折してしまうと、自信を失ってかえって数学嫌いになってしまうことも多いのだ。とはいえ、十分理解できたかと言われると甚だ怪しい。語り口は平易でも、素養のない人間にとってはやはり難しいものは難しいのである。
特に理解に苦しんだ点は、クイズ形式になっている部分の解答である。確かに、解答の内容自体はわかりやすく書かれているので納得はできる。が、「どう考えたらこの発想が出てくるのか」という疑問には十分な説明がなされていないと感じた。結局、著者も数学力のある人なので「数学の分からない人は何が分からないのか」を分かっていないのかもしれない。
とはいえ、苦手な数学を克服したいと思っている社会人向けの本、というコンセプトは評価したい。知る限り類書もないので、数学再入門の最初の一冊としては良いと思う。
・「数学アレルギーのSEのかたへ」
SE/PGは文系出身者が多く、意外と数学アレルギーの人が多くいます。そして数学アレルギーの人が書いたプログラムは。。
そういった数学にアレルギーを持っている人にもよいプログラムを書くために数学的な考え方が「役立つ」ことが具体的にわかる良書です。剰余を利用せずに、IF文に溢れたプログラム、指数的爆発で数日間止まらないプログラム、そういったプログラムに悩んでいるかたに一読をお勧めします。
平易に書かれていて計算用の鉛筆や紙も不要(あったほうがよいですが)なので、通勤の合間の読み物にもどうぞ。
・「文系エンジニア向けの良書」
結城浩さんの「プログラマの数学」
結城さんの本、JavaやPerlの入門書でも、背景知識ゼロからきちんとわかるように説明してくださるので、今回も期待通りでした。
注意が必要なのは、この本のタイトル!
「プログラマの」とついていますが、対象は「プログラマ」に限りません。
数学を用いた論理的な考え方とはどういうものか、現実問題への数学の具体的な適用方法はどういうものか、を中高生レベルの知識で解き明かしてくださっています。
大学教養レベルの数学を学んだことのない人向け・・特に、「文系エンジニア」向けの良書だと思います。
50ページぐらいまでは、あまりに丁寧すぎてまどろっこしかったですが、途中から俄然楽しく、「剰余」の話や「指数」の話等は、クイズ形式でどれもとっても面白い!
計算不可能な問題として、「停止判定問題」等を例にあげて数学やプログラムとして扱える問題と扱えない問題があることをきっちり論じています。
巻末に、結城さんの読書案内として、次に手にとるべき数学の入門書が紹介されていて参考になります。
・「実用書ではなく教養のための本」
タイトルが紛らわしい。「数学の一般教養--別にプログラマ向けじゃない」あたりが妥当だろう。大学教養水準の数学を勉強したことのない人や数学を教える立場にある人にとっては面白く読める内容だと思うが(値段に見合うかは別)、プログラミングにおける実用的な知識を披露した本にはなっていない。買うならこの点に注意してください。扱われているのは帰納法、背理法、計算量、論理演算、組合せ論などの初歩の初歩である。普通の数学の本では見ないような親しみやすい文体で書かれていること以外には内容には大きな特徴はない。
なお、例として「間違った証明」がいくつか掲載されていることには好感が持てました。この書き方は「理解できたかどうかわからない」という数学に不慣れな人にありがちな状況にある人にとっては助けになると思います。その他の説明も論理数学の部分以外は妥当だったと思います。
●マンガでわかる微分積分 微積ってなにをしているの? どうして教科書はわかりにくいの? (サイエンス・アイ新書)
・「公式導出が電車の中で」
とにかく、簡単。公式に対する理解を視覚的に深めることができる秀逸な構成です。
・「目的と使い方」
電磁気学と、電気回路を勉強して、微分と積分の目的と使い方が分りました。どうして、物理学を先に教えてから数学をやらないのだろうと不思議に思いました。本書は、そんな疑問にこたえようとしている努力の一つだと思いました。
・「決して簡単ではないけど、親しみやすい」
導関数などが登場してくる辺りから頭がパンクしそうになるけど、挿し絵のキャラクターたちがほぐしてくれて理解を助けてくれます。
決して簡単な内容ではないけど、優しく解き明かしてくれる説明は親しみを覚えてとても良いです。
イメージを挿し絵で紹介されるとなんとなく分かった気になりますよ。
・「微分と積分のつながりがよくわかる!」
かわいいマンガと使われる数式がとてもマッチしていてわかりやすい。この本だけで微積すべてが分かるはずがないのですが、高校生などの初心者さんにとってはこの本から始めてみるとよいでしょう。完成度は高いです。
・「例文はともかく、派生語関連語が少ない」
興味深いので手に取ってみたが、、、例文はアップトゥデイトで豊かに見えるも、これで本質的な読解力向上に繋がると言えるかどうか。
派生語、同意語、反意語、関連語が示されていない。長くやるなら、故森一郎先生の教えには勝てないのではないか、という印象。
・「かなり使える英単語集。」
大学入試と大学院入試の英語では、単語の量、レベルともに大きな差があります。単語力が大学受験レベルに留まっていたり、大学入試以来本格的な英語の学習から離れていると、いざ大学院入試の問題を解くと、ギャップを感じることもあるかと思います。 本書は、大学院入試に必要な、必修基礎単語300個+頻出1500個の合計1800個を効率良く補給することができます。全ての単語ごとに例文とその和訳がついており、大変勉強になります。 大学院入試では、下線部和訳、全文和訳を課されることが多く、その際、直訳ではなく、意訳することも求められますので、その訓練にもなると思います。ただ単語の意味を覚えるのではなく、時間のある時にはこの作業も繰り返すとかなり力が付くと思います。
本書は、コンパクトサイズで、付属の赤シートを使って隠しながら、スキマ時間に効率良く学習できます。大学院進学を考えていて、英語が試験科目にある方は、早い段階から本書を使用し始めると良いでしょう。 人文科学系、社会科学系、自然科学系の単語ごとに分別整理されていればさらに良かったのでしょうが、それを差し引いてもかなり使える単語集であると思います。
・「卒論、修論で英語で書かれた文章を読むときにためになる」
これまで発売されている多くの単語集は高校入試や大学入試のコーパスから語彙を選定していました。 この単語集は大学院に必要な単語をカバーするために海外の論文のコーパスも利用しています。 大学院入試用単語集として、これまで不足していた部分を補ったパイオニア的な単語集です。 掲載されている単語を覚えれば、英語で書かれた論文を読むときに辞書を引く回数が少なくなります。 1800語の内、300語は必修基礎語彙なので、もう一度、重要語彙をを確認したい人にもおすすめします。 できれば、受験する科によって必要な単語を分けて掲載してほしかったですが、このままでも使えます。
・「院試の英単語対策において最も要領のよい単語帳」
大学院入試の為に作られた英単語帳なので、本書掲載の単語を覚えることが、最も要領のよい英単語対策であろう。
・「例文が独特」
この単語集に収録されている単語は、英検準1級やTOEFL用の単語集でも学ぶことが出来るようなものであり、単語選定の面では特に目新しさは無い。「英検準1級」と書いたが、1級用の単語集とも比較したが、1級用単語集と重なっている単語は少ない。つまり見出し語だけを見るとレベルはそんなに高くない。最上位国立大や医学部等の学部受験生でも英語が得意ならば充分使えると思う。 それにも関わらず私が書店でこの本に目を引かれたのは、この単語集の例文の独自性のためである。この単語集の例文は、院試の過去問や英米で使われている教科書等から成るコーパスから選ばれた用例を例文として使えるように手直ししたものである。この例文を読むことで、ただ見出し語を覚えるだけでなく、院試の和訳練習にもなる。また、例文を覚えることで学術的な発信用にも役立つと思う。
・「大学と学問への向き合い方が分かる!」
この本を読むと大学、学問への向き方が大まかに理解できた。私を含め、日本の大学生の多くが、いかにこの素晴らしき時間を無駄に使っているかが読めばきっと分かるだろう。 各分野の専門家の話を読みながら、ざっくり学問の大まかな概念が理解できるようになる。興味が無かったり、我々にその分野に対する知識が不足していることで多少難解な部分もあるが辛抱強く精読していくと「将門記」から日本人の民族性を読み解く等、知的好奇心を掻き立てられるだろう。 論文の書き方も、多少堅いが心構えから発表まで丁寧に教えてくれている。少しでも多くの日本人がこの本によって学問に意欲的になってくれることを願ってやまない。大学も学問も、もう怖くない!
・「知のエッセンス」
東大教官の研究エッセンスとものの見方。本書には、後半に発表の技術的なことが書かれている。研究という場のエッセンスは、十分味わえ、研究の入り口を知るにはとてもよい読み物だと思う。教官ごとに温度差のある文章ではあるが、大学の初学年には程よい本になっている。本書を教科書として読む東大生には気の毒だが、一般の読者には十分楽しめる。
・「「認識の技術」とは」
当時話題になった、東京大学教養学部の「基礎演習」で使用されていた(されている?)テキスト。「知」の作法を学ぶための本。
私の読んだ時期が悪いせいかもしれないが(既卒)、各要素の連関性がわからず結論として何を指摘したかったのかがつかめなかった。ものごとには「このような理解の仕方もあるよ」ということを雑多に紹介しているように感じる。
とはいえ、大学1年生にとってはそれでも面白い発見があるのかもしれない。特に本書の中核である第U部では様々な「認識の技術」が紹介されているが、「フィールドワーク」による私たちの常識の打破や、たった数行の文章から本文全体のテーマを読み取る「解釈」は、学問の奥深さを私たちに教えてくれる。
それだけに、第U部の各項目の整合性に編者はもっと気を払ってもらいたかった。例えば、「構造」「比較」「関係」は、明らかに部分的な内容の一致を含んでいるが、これらは包含関係にあるのか、それとも独立したものとして捉えられるのか。また「統計」による分析と「モデル」による分析は並列して良いものか。できうることならば、ここで挙げられた「認識の技術」の実践的な活用方法について、もう一歩踏み込んで欲しい。
「知」の技術・作法を学ぶという姿勢に疑問を感じないわけではない。そこには「知」の矮小化が潜んでいないかという危惧がある。しかし、そのような問題をひとまず脇に置いておけば、大学で学ぶべき『知』とは何かについて知るための手頃な入門書であることは疑いない。「『賞味期限』がせいぜい数年」であると筆者が断っているが、現在でもまだまだ利用価値のある一冊である。(新版が出ているようであるが、評者はまだ読んでいないためコメントは差し控えたい)
・「息の長い本」
出版された当時は「10年もすれば全く時代遅れになって使命を終えることを目指した?」はずの本書が十年以上現役でいることにまずうれしくも驚いた。
時間がたっても知的刺激は衰えていない(と私は思う)。歳をとって読み返したらとてもつまらなかった,という感想を持つ人は,成長した人だと思います。学校というのはそれほど変化にとんだ場ではありません。箱は同じで,毎年フレッシュな人が入り,それで若さをかろうじて保っているような,そんな微妙な場なのです。新たにこの本を手にする人が刺激を受けられるならそれでいいではありませんか。
・「肩のこらないよい本です。」
社会人入試を目指しているときに求めた本でした。モノゴトを考えるにはさまざまな方法があることがわかりました。講師から講義を受けているような印象を受けました。自分とはまったく違う価値観をもっているひとがいることを知ること。表面だけではわからない細部にこめられた意味をさぐることで絵の見方が変わること。史実を伝えていくうちに、現実とは違うものが付加されてしまう怖さなど。確かにほかのレビューにもあるように、統一したものはありませんが、それでいいのだと思います。さまざまな技法を現したものなのですから。
・「内容に偏りがある。」
私は理系の院を目指しているものですが、書いてある内容に偏りがありすぎて全く参考になりませんでした。理系の学生は、この本を読んでも志望理由書はかけないと思います。
・「今後の指針になりました。」
大学院に進学する意義について、自身の思考を整理するとてもいい契機となる本でした。実際に面接官の教授に質問される内容も一緒で、受験した後に、改めて役に立った実感のある本となりました。今後、修士論文を完成させるまでに何度も読み返し、原点に立ち戻りたいと思います。
・「方法ではなく思想として」
この本は、日本語教育における研究の考え方と方法について書かれている。しかし、その前提にあるのは、著者自身のなかにある思想だろう。だから、書かれていることが、小手先の方法ではなく、思想として表れているように思える。このことはとても大切なことで、こうした視点を見失うと、目の前の方法だけにとらわれ、役に立たないとか、分野が偏っているという、それこそ偏見に陥ってしまう。研究とは何か、学問とは何か、という問題について一度立ち止まって考えさせてくれる良書であると私は思う。こういう著者に、もっと具体的な論文やレポートの書き方とかの指南を受けたら、きっと得るところが大きいように思うのは私だけだろうか。
・「内容がかたより過ぎでは?」
私は卒業研究に取り組み始めた化学系大学4年生です。 この本は研究計画書を作成する上で、その書き方ではなく考え方やその意義などについてよく書かれており仕事をする社会人なども本書で書かれている問題提起の仕方など参考になる事はたくさんあると思います。 しかし、筆者が日本語研究の専攻であるせいか使われている例がその分野の話ばかりでまた、載っている体験談も全てその分野での大学院に通っている人達の話です。ちなみに5章ある章の5章目のタイトルは「日本語教師を目指す人の為に」です。 私がなぜ星を2つにしたかというと、研究計画書に対する考え方はとても理論的で分かりやすく書かれているが、例が少なく、上記の様に話が筆者の専攻に片寄っている時があるのではないかと感じたからです。また私は理系の学生という事もありこの本だけでは研究計画書は書けないと感じたからです。
・「個人から普遍への過程としての研究」
研究をどう始めどう進めるのか,特に教育分野での研究計画書の書き方を柱に解説。
個人的な驚き・疑問こそを普遍的な知へと練り上げるプロセス(それを人生と呼ぶのには赤面だが)として研究を捉える。よって計画書も,この研究になぜ興味をもち,なぜその方法でするのかが,その個人の魅力として書かれねばならないと説く。院試では,研究テーマを採用するのではなくその研究をする人を採用するのだから,言われてみれば院試で審査する側からは当然の発想だ。
ただ,本書は,個人的興味から普遍的知へというプロセスを具体的に説明するが故に,例として挙げられている日本語教育分野の閉鎖性も明らかにしているのは思わぬ副作用。プロセスが進む毎に,人類の築いた壮大な知の体系とは隔絶された,独特の日本語教育の体系の中へと落ちて行く感を受けた。
細かい研究方法は各分野の書に,書き方は是雄本に,論理は野矢や福沢の著作に,と,すでに優れた参考書が多々ある分野だが,それら以前の,結局どうすりゃいいのよ,という根本に真っ向答えるものは本書くらいだろう。院試志願者や研究とは何かが見えない院生にお勧め。
・「素晴らしい意訳だと思いますが。」
大学院入試では英語で足切りされます。大学院の過去問を手に入れるのがやはり一番ですが、何せ素晴らしい訳が無い。 そんな中、この心理英語問題集は目を見張る程の意訳で私に「こうすればいいんだ」と教えてくれました。 単語レベルで捕らえれば和訳の意味が不明瞭なものがありますが、文脈上では全く正しいです。 所詮、英語は英語としてしかとらえられず、それを無理矢理日本語に訳してるんですから。ブラザーってだけで兄も弟も表現出来ますしね。
ともあれ、この問題集は大学院入試に向けて力を研ぎすましたいという方にはまさにうってつけでしょう。
・「大学院入試に最適!」
心理学の英語・和訳が見やすくのっています。英文・重要単語・和訳・和訳のポイントと順運に書いてあり、とても勉強しやすいです。和訳も無理がないと思います。また英文の長さが長すぎもせず、実際の和訳問題とおなじ位で実践的です!まあでもなんといっても、勉強のしやすさでしょうね、この本のポイントは。ちなみに私はこの本を使って、都内の国立臨床心理コースに受かりました。初心者から上級者まで幅広く使える必須本だと思います。
・「心理学英語の本ですが」
心理学英語に自信がなくてこの問題集を買いました。院試の過去問と、その和訳と、英文の解説が載っています。この手の参考書は少ないのでありがたいんですが和訳の表現が非常に曖昧で、ところどころ間違いがあります。
過去問を集めるつもりで、また、載っている和訳を添削するつもりで買うのであれば大丈夫だと思います。
・「基本の一冊」
臨床心理大学院受験、臨床心理士資格試験受験者におすすめ。類書があまりない。基本的な臨床心理関連事項への回答が小論文形式でまとめられている。ロジャース、ラポール、フロイトとユング、などなど。文章は(教官が練りに練ったような文章であり)ややまとまりすぎていて、学生が本番でこれほどの内容を網羅することは困難かもしれない。しかし模範解答を参考にしながら自分なりに本番と同じように時間を測って練習してみると良いだろう。
・「記述対策にはもってこい」
字数無制限形式の論述問題(大学院試験過去問の類題)と、解答・解説が記されている本。実際の試験で解答に倣って記述していてはとても時間が足りないであろうが、“やや長すぎる模範解答”と捉え、自分で要約すれば大きな力になる。辞典や心理学の解説書などを通読していても、実際に論述問題を解答するのは至難の業である。この本は、論述問題にはどう答えれば良いか、という問いに対しある程度のフォーマットを提供してくれる。また、それぞれの問題には明確なテーマが設定されており(恐らく意図的に)解答を読むことで、そのテーマに関する“流れ”を掴むことが出来る。難点は、出題範囲が比較的狭いことであるが、其処まで要求するのは贅沢だろう。
大学院受験に当たって、私が非常に重宝した本である。大学院受験のみならず、臨床心理士の受験まで長く使える本だと思う。
・「こんな本があったのか!」
初めて、心理学系の大学院を受験するのに、こう書けばよいのかというガイドラインが良く分かった。私のように、院試の水準が全く分からないようなものにとってはすごく役立つと思う。
・「最終段階での参考用か」
心理学専門分野と語学分野の問題が載っており、一行問題のあとに解説と解答が書かれている。問題数としては不足しているのではないかと・・・。小論文試験の解答を書く上で、どの程度の内容を書けばよいのかという目安を知るには良いかもしれないが、「これ一冊で!」という訳にはいかないでしょう。ザーッと目を通す程度にはよいでしょう。
・「おしい!しかし必携ではないか。」
「キーワード辞典」に続いて出された心理学系試験の対策本であるが、前回よりはより試験問題を意識した内容になっている。前半の臨床、発達の問題は難易度も取り上げられている語句なども満足できるレベルだと思う。ただ試験を受ける者にとってはもっと広範囲をカバーした内容でも良かったと思う。 後半の英語問題はこの手の本では画期的ではないか。ただ問題数が少ないのが残念なとこである。心理学系の英語問題として一冊にまとめても良かったと思う、と同時に我々学生はのどから手が出るほどそういった本が欲しい。
ケータイからは、シンプル・アマゾン通販(モバイル版)をご覧下さい。
シンプル・アマゾン通販は、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:2sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプル・アマゾン通販内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。