爆笑問題のニッポンの教養 「体内時計」はいま何時? システム生物学 (詳細)
上田 泰己(著), 田中 裕二(著), 太田 光(著)
「変化しているから安定していられる」「体内時計を知る60分。」
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブル-バックス) (ブルーバックス) (詳細)
クレイグ・H・ヘラー(著), ゴードン・H・オーリアンズ(著), デイヴィッド・M・ヒリス(著), デイヴィッド・サダヴァ(著), 浅井 将(翻訳), 石崎 泰樹(翻訳), 丸山 敬(翻訳)
「優れた図版、理系に限らず読みやすい叙述」
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) (詳細)
福岡 伸一(著)
「科学と文学のあいだ」「結局、生物って何?」「生命=動的な平衡状態」「題名との乖離」「「自伝」 兼 「分子生物学講義」」
生命を捉えなおす―生きている状態とは何か (中公新書) (詳細)
清水 博(著)
「微視的思考ではわからない生命の不思議」「バイオホロニックスで読み解く生命系・・・」
「命の連なりに思いを巡らすきっかけに」「タイトル以上の内容」「図鑑よりおもしろい」「奇妙と言うより興味が湧きます」
[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~ (詳細)
冨田 伊織(著)
「きれいな写真集」「生命のスケルトン化という芸術。」「キレイには奇麗」「これはもう芸術です。」「アート、デザインとしての写真集として楽しむべき本です」
38億年 生物進化の旅 (詳細)
池田 清彦(著)
「ミステリアスな進化の謎解き」
忘れてしまった高校の生物を復習する本―生物の基本、ここが面白い! (詳細)
大森 徹(著)
「暗記が苦手でも大丈夫」「文系でも面白い。」「楽しい高校生物」「大人になっても楽しくわかる生物の教科書」「大森 徹先生」
種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫) (詳細)
チャールズ ダーウィン(著), Charles Darwin(原著), 渡辺 政隆(翻訳)
「読みやすい「種の起源」」「解説もGoodな新訳」「切れのよい日本語でダーウィンの思考を再現」「読みやすい画期的な新訳」
深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち (詳細)
北村 雄一(著)
「深海ってすごい!」「好きですよ〜、こーいうの〜^^」「深海初心者にもおすすめ」「やばい!!」「おもしろかったです。」
● precious science books ver5.0
● センター生物
● 日経ビジネスAssocie大人の教養&マナーで紹介本DVDリスト1(宗教、サイエンス、礼法、接待、経営者、スーツ)
● 蔵書_深海生物
● 読書日記6
● ボストン読書記1
● 脳科学から瞑想へ
● 感動した本
● 心が浄化される本
● 生物学史など
● 「生命」を考える
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●爆笑問題のニッポンの教養 「体内時計」はいま何時? システム生物学
・「変化しているから安定していられる」
27歳(当時、大学院生)にして研究所の教授格に就任したという若き天才、システム生物学の上田泰己氏への爆笑問題のインタビューである。一日の移り変わりをあらわす「体内時計」、または季節の移り変わりをあらわす「体内カレンダー」についての研究を行い、体のリズムを解明することでうつ病や不眠などを解消できるようになるかもしれないという。また、上田氏が現在のような研究者を志した経緯なども書かれており、「自分とは何者か」に興味を持ったのがきっかけで宇宙や生命、存在と言うものを解明したくなったのだという。そして、現在は生命という物質的に確かなものから積み上げて、精神という不確かなものへ近づきたいという。
爆笑問題には、自分たちが話すのではなく、もっと少し上田氏の話を引き出してもらいたかった。(まぁ、そういう番組なんだろうが。)
・「体内時計を知る60分。」
どうしても、体内時計というと、「時計」という言葉にしばられて、一日の時間のことだと思いがちだけれど、「一日」だけでなく、「季節」も感じるのが体内時計とのことだ。
では、鶏が卵をたくさんうめるのは、「一日」と「季節」のどちらを制御しているのか?という問いの答えも当然、語られている。
それにしても、時計細胞、時計遺伝子などなど、機械を表わす「時計」という言葉に、からだを形作っている「細胞」「遺伝子」などが結びつくと、それだけで、魅力的な言葉になるのは不思議だ。
どんどん解明して、もっと、みんなが快適に暮せるようにしてほしいものだ!
●カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブル-バックス) (ブルーバックス)
・「優れた図版、理系に限らず読みやすい叙述」
書き出しがショックだった、ダーウィンのジレンマから始まっているからである。しかし、進化の教科書ではない。単純な生物体の化石が発見されていない時代のジレンマであった。その後、35億年前のシアノバクテリアの化石が発見されたが、その化石はなぜ生物体と判断されたのだろうか。こんな風にして細胞の説明に入っていくのである。うーん、見事!そして、最初に細胞はなぜ小さいのかを説明する。あまりにも当たり前の事実なので考えてもいなかった!進化にしろスケールの問題にしろ原理原則を外さない記述は心地よい。 「細胞膜」の章をコレラ菌で始める、「代謝」の章をアルコール感受性で始める、「呼吸」の章をマラソンマウスで始める、「光合成」を生態系の生産者の役割で始めるなど、始まりの工夫も面白い。図版は正確で美しい。 訳者はこの本の読者として(1)教科書にあきたらない高校生、(2)医学・生物学を学び始めた大学生、(3)生物学に関心のある社会人を想定しているが、(4)高校の生物教師にとっても参考になる本である。
・「科学と文学のあいだ」
生物と無生物の境はどこにあるのか。自己複製機能は、生物が生物たりえる最低条件だが、それだけで良いのか?細菌は生物だが、ウィルスはどうだろうか。ウィルスは他の細胞に寄生して自己複製する。その意味では生物の条件を満たしているが、代謝は一切行わず結晶化する。その姿は幾何学模様の刺々しい塊である。これを生物と呼ぶべきか?著者の立場はNOだ。生物が生物たりえるには、もう一つ条件を追加する必要がある。それが「動的平衡」というわけだ。
砂浜に砂の城を作ると、やがて城は崩れ砂に戻る。この世にはエントロピー増大という避けることのできない物理法則がある。つまり、形あるものは崩れる。これは時間的に不可逆であり、砂浜に勝手に城ができることはない。では、生物はどうか。量子力学の基礎を築いたシュレディンガーは、「なぜ生物はこんなに大きいのか」との問いを発した。これに対する答は、「エントロピー増大に打ち勝つため」である。エントロピー増大によるミクロな崩壊に打ち勝つために巨大化するとともに、自ら崩壊と修復を繰り返して平衡を保つ。つまりこれが動的平衡である。必要な部品を食料から得て、常に体内の組織を置き換える。1年もすれば、人間の体の大部分は新しい部品(分子)に置き換わっている。「お変わりありませんね」という挨拶は見かけだけの話で、実のところ体の構成物質はほとんど入れ替わっている。つまり生命体は、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい「淀み」でしかない。
動的平衡のカギは、タンパク質の相補性にある。生命の内部にはおよそ二万数千種類のタンパク質があり、それぞれ固有の形がある。あるタンパク質には必ずそれに相互作用するタンパク質が存在し、ジグソーパズルのように凹凸を組み合わせている。ひとつのタンパク質が抜け落ちても、その形に合うタンパク質が特定され修復される。この動的平衡を維持できるのが、生物が生物たりえるもう一つの条件であって、動的平衡を維持できなければ崩壊が始まる。つまり死に至るわけである。
このように書くと難しい本のように思われるが、その語りは文学的であり、ページをめくるごとに生物の真の姿が徐々に明らかにされていく様は、多くの人を引き込む推理小説のようでもある。DNAにまつわる裏話など、人間味のある話もあり。科学書としてはもちろん物足りないが、専門外の人に向けた解説書としては大変面白い。お勧めである。
・「結局、生物って何?」
私も、生物をどう説明されているのか期待して3年前に読みました。しかし、多くの書評のようにその答えがありませんでした。「動的平衡」も多分期待が裏切られると思い、古本で読んでみました。全く物足りません。「世界は切っても・・・」は読まなくても内容のレベルは分かる気がして読むつもりはありません。
・「生命=動的な平衡状態」
「生命とは何か?」という問いに、科学的に答えようとする興味深い試み。
結論から先に言うと、著者は生命を、「動的な平衡状態」であると考えている。
DNAの二重らせん構造を用いながら、既存の生命観「自己複製を行うシステム」を構造的に説明しているが、それだけでは生命たり得ないとウィルスを例に挙げながら指摘し、必要条件ではあるが、十分条件ではないと主張する。(著者はウィルスを生命とは定義していない)
そこで著者が主張するのが「動的な平衡状態」で、「生命とは何か?」を語るには「時間」の概念が不可欠であると主張する。
生命とは「要素が集合してできた構成物ではなく、要素の流れがもたらすところの効果」、「代謝の持続的変化」であり、その変化こそが生命の真の姿であるとする。
つまり、常に一定の秩序を維持しながら変化し続けている状態こそが生命の本質ということになる。そのバランスを取るため、生成と崩壊が同時並行で進んでいるという、何とも不思議な現象であり、それこそが生命の奇跡ということだろうか。
本書の主旨は、エピローグに書かれた以下の言葉に端的に表れている。
生命という名の動的な平衡は、それ自体、いずれの瞬間でも危ういまでのバランスをとりつつ、同時に時間軸の上を一方向にたどりながら折りたたまれている。それが動的な平衡の謂いである。それは決して逆戻りのできない営みであり、同時に、どの瞬間でもすでに完成された仕組みなのである。
ただ、本書のタイトルにある「生物と無生物のあいだ」については、ウィルスの事例が挙げられている程度で、あまり突っ込んだ議論が展開されていないのが残念。「あいだ」について、もっと掘り下げて欲しいところ。
・「題名との乖離」
実は福岡先生の講演会を聴いてから本を読みました。講演はとてもお話し上手で楽しかったのです。先生の講演の題名から宗教家か哲学者かと思いましたら、分子生物学者ということでびっくりしました。浅学にして先生のお名前もこの本(数々の受賞にもかかわらず)知りませんでした。科学者というのは自分のしたことを論文にする、もしくは出版するのだと思っておりましたら、先生はもっとマクロ的思考の世界観がおありのようで、ご自分がなさっていないことを読者のために紹介していらしました。残念ながらこの本を読んでも生命とは何かはわかりませんが、PCR法についての説明は最もわかりやすいのではないかと思います。同時期にこの本を読んだ友人は、「私は文系なので科学的なところは全部読み飛ばした」と言っていたのが大変残念です。そういう人にこそ全部を読んでほしいです。
・「「自伝」 兼 「分子生物学講義」」
研究生活についての随想のあいだに、分子生物学の知見を挟む、という体裁になっている。自己陶酔的な文章が鼻につくが、しろうと読者の興味をつなぐ役割を果たしていることは否定できない。
全体としては、おもしろい。
PCR (ポリメラーゼ連鎖反応) の話は、読んでもピンと来ず、Wikipedia で調べて、やっと分かった気分になった。もっと説明と図を増やしてくれないと、素人には分かりにくいと思う。
生物学と関係ないが、竹内久美子氏が「What Mad Pursuit」を 「何て狂気の沙汰の追求なんだろう」と訳したのをけなして「構文上、どう考えても感嘆文とはなりえない」と言っている。何の勘違いか? 竹内氏の訳で問題ないはずだ。自信たっぷりにとんちんかんなことを言っているのを見ると、ほかにもおかしなことを書いているのではないかと思いたくなる。
・「微視的思考ではわからない生命の不思議」
生命は、ミクロへとどんどん要素を還元しても、その実体はわからなくなるだけである。そこで重要となるのは、個と個の関係性である。
筆者は、研究で得た「動的秩序を自立的に形成する関係子」を切り口にして、自ら情報を発し、情報をフィードバックする、という点を軸に、生命を論じていく。
これは1978年に書かれた本だそうだが、今読んでも色あせていない。自己組織化、非線形科学、複雑系、SYNC現象、など最近の話題にもついていけるだろう。増補で新しい(といっても1990年だが)知識も加えられている。
読んでソンはない本だろう。
・「バイオホロニックスで読み解く生命系・・・」
清水博氏によると、生物の世界においては単独で活動するよりも、幾つかの異なるものが複合的なサイクルを作る方が、お互いがより高次な系に組み込まれていくことによって、さらに安定した共存的システムへと進化していくのだそうです。 清水氏は、自然界においては<個>と<全体>は互いにループで結ばれた階層構造をなしており、両者は構造的にも機能的にも分離することができないという考え方を土台にしながら、その階層構造の中に人間の社会や組織をも組み込んだ自然観を提示しようとしており、それをバイオホロニックスと呼んでいます。 バイオホロニックスは生物の世界において<個>と<全体>がどのように調和しているのかを説明するものですが、同氏は要素還元論的な発想から<個>を捉えることはせず、「ホロン」=「関係子」という概念を使って「生きている自然のシステム」を解き明かそうとします。 関係子とは従属子や独立子ではなく、自由な<個>でありながら、その自由選択性ゆえにシステム全体における秩序形成に自主的に参画し、<全体>を形作るものであり、そういう仕組みこそが生命システムであると清水氏は述べています。
・「命の連なりに思いを巡らすきっかけに」
人気ブログ「古世界の住人」を主宰する古生物研究家でイラストレーターの川崎氏が、ブログ用に描いてきた膨大なイラストからピックアップしてまとめた本です。ひとつの動物あたり1〜2ページを使い、解説やコラムも充実しています。
近世以降に滅んだものを除いて、ほとんどの絶滅生物はその生態や姿かたちを知るすべがありません。生物学的な見地から「こんな肉付きであろう」「こんな生活をしていたのであろう」と想像するしかないわけです。しかしこの本に納められた生き物たちは、川崎氏の温かみあふれる筆のもとで実に生き生きとしています。
私はブログの読者でもありますが、川崎氏は最新研究を取り入れて、しばしばブログ中の古いイラストを加筆・修正しています。そうした誠実な姿勢も、この本の持つ温かさにつながっているのかもしれません。フルカラーのイラストブックとして価格も良心的ですし、すべての漢字にルビがあるのも親切です。古生物学の入り口として、また綿々と続く地球上の命の連なりに思いをはせるためのきっかけとしてオススメしたい本です。
・「タイトル以上の内容」
本のタイトルだけみると単なる”昔の変な動物”の紹介本と思ってしまいますが、実際の内容はもっと深いものです。たとえば、カメの進化の定説を覆した、甲羅が腹側にしかないカメ、”オドントケリス”、カエルとサンショウウオの共通祖先、”ゲロバトラクス”、陸生だった頃のアザラシの祖先、"プイジラ・ダーウィニ”など、近年発見された進化上の”ミッシングリンク(中間形)”が解説されています。収斂進化、ネオテニーなどの専門用語も散りばめられ、動物の進化に興味がある方に特にお勧めできます。
・「図鑑よりおもしろい」
カラーイラストがきれいで解説も楽しい。絶滅した風変わりな古代生物が年代別に紹介されていて、普通の恐竜図鑑よりずっとおもしろいです。古代生物・生物に興味のある人なら買って損はないのでは。 古生物にあまり興味の無かった家族も『おもしろい』と言っていたので、ちょっとした読み物にもいいと思います。
・「奇妙と言うより興味が湧きます」
絶滅した奇妙な動物私も見てみて普通に見られている動物とは異なり姿や形が面白く、自然の力とはいえ環境に対応した現代のさまざまな動物からは想像もつきません。イラストが色彩豊かで想像力が自然に湧いてきます。小学生の甥っ子にプレゼントしました。既成概念にとらわれず想像力豊かな大人に育ってくれればと勝手に想像しています。ありそうで無かった一冊だと思います。
深海魚 暗黒街のモンスターたちこちらの本にも興味が出てきました。
●[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~
・「きれいな写真集」
透明標本なるものがあることを始めて知りました。息子にプレゼントと考えましたが、既にうちでは骨の本がかなりあるので、友人の小1の息子と従兄弟の小3の息子にプレゼントしました。
最近色々と骨の本が出ていますが、まずはごちゃごちゃした説明抜きに、骨格って造形的に美しいなぁ〜って感じられる本ではないでしょうか。
・「生命のスケルトン化という芸術。」
「透明標本」とは「たんぱく質を酵素により透明にし、硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色する」という骨格研究の手法として確立された形態で、完全な透明感にする為には、短いものでも数ヶ月、長いものでは一年近くを要するというものです。
作者のモチベーションは学生時代に出会った「透明標本」を数多の人に知ってもらうという点にあります。
そのため、標本を論じるような学術の閉じた世界ではなく、透明標本化技術を用いて一般の人が興味を持つような造形美を追求した結果の創造物を収録したものが本書であるといってよいと思います。
アンコウなどの深海魚を含めた魚類、カニなどの甲殻類、軟体動物であるイカ、各種カエルやサンショウウオなど両性類、カメなどの爬虫類、鳥類、哺乳類を代表してネズミといった幅広い透明標本化された生物を、時に背景色を変え様々な角度から迫ります。
スケルトン化という加工を施された生命が切り開いた新世界は、単なるホビーの段階を超えて芸術の域に高められようとしていることが感じられる見事な一冊となっています。
・「キレイには奇麗」
こういった処理や見せ方もあるのだな〜、と。科学の世界は、基本的に無駄を除く手法がとられるから、観点(見せ方)を変えれば実に洗練されたアートにもなるのですね。
・「これはもう芸術です。」
科学館でたまたま見た透明標本が、自分でも作製できると知り、興味を持っていろいろと調べていたところこの写真集に出逢いました。掲載されている標本は、すべてたいへん美しく、もはや標本の域を超えて芸術作品と呼ぶのが相応しいです。幻想的な赤と青に透かし出された非日常的な生物の姿に心を魅かれます。
・「アート、デザインとしての写真集として楽しむべき本です」
この写真集に掲載されている写真は、「透明標本作成の手法を用いて作成された『作品』(?)」であって、『標本』として評価すべきものではないように思います。カラーバランスを調整してあったり、個体の一部をわざとぼかしたりしているので、骨格の観察には不向きです。しかしながら、透明標本の手法を用いた作品をモチーフにした写真集はこの本が恐らく初めてでありましょうし、デザイン関係の写真集として楽しむのであればよいのではないでしょうか?透明標本を科学的に捉えるか、アート、デザインとして捉えるかによって、評価が大きく分かれる写真集だと思います。
・「ミステリアスな進化の謎解き」
38億年もの生物史がコンパクトにまとめられた1冊です。カンブリア期、ヒトの進化など数多くの謎解きを必要とするミステリアスな出来事が実に興味深くまとめられている。
●忘れてしまった高校の生物を復習する本―生物の基本、ここが面白い!
・「暗記が苦手でも大丈夫」
ストーリー仕立てになっているので、おもしろく読めた。
高校時代は生物といえば暗記、と思っていて、暗記がニガテな私は困っていたのだけど、この本のようにストーリーになっているとわかりやすい。いっこいっこ理解できる。
生物の「点」が「線」になる感じかなあ。
・「文系でも面白い。」
私は、文系だが必要があって生物を復習せねばならずなんとなしにとったこの本がだいぶ分かりやすかった。
ほかに、講談社サイエンティフクから出ているこの類の本よりも読みやすくおすすめ。
予備校の先生は、やはり学者よりも初心者に優しいと思いました。
・「楽しい高校生物」
高校生物の内容がわかりやすく書かれています。先カンブリア時代から新生代までの大まかな生命の歴史や、遺伝子組み換えの話など、教科書(生物I)には載っていない話題もあります。
逆に、浸透圧や目・耳の構造など、教科書にはあってもこの本では解説されていない内容もあります。
しかし、生物教科の基本はつかめると思いますし、趣味で楽しむには十分良い本です。
・「大人になっても楽しくわかる生物の教科書」
大森先生には受験生時代お世話になりました。この本は一般向けに書かれていますが、内容は濃くて教科書並み、それ以上の面白さがあります。大森先生の和やかでほのぼのとした文章が好きです。 とくに「生物たちの助け合いとだまし合い」(第8章)は思わず唸ってしまいました。「勝ち組」「負け組」と
競争社会が謳われる中、社会での共生のありかたを考える絶好の機会だと思いました。
・「大森 徹先生」
駿台予備校のわかりやすい解説で全国的に人気の重鎮大森徹先生の著作である。大森先生の理解しやすい解説がここでも大いに活かされておりかなりの名著。この本で大森マジックにより生物がらみの事が理解しやすくなります。
・「読みやすい「種の起源」」
種の起源の日本語訳は幾つか読んだが、何れも直訳気味で文章の切れ目がなく理解に苦しんだ。サイエンスライターの渡辺氏の訳は非常に読み易く、原文と照らし合わせても訳が的確で非常に分かり易い。この古典の内容は云うまでもなく様々な生物種の起源(祖先)が一つに集束することを生物の多様性とそれに働く自然淘汰の作用で示そうということである。一つの読み方として現代遺伝学で分かっていることを念頭に浮かべながらこの本を読むとよい。たとえば、ダーウィンは変異の存在を前提としており、交配による遺伝子型の分離が変種が生じる(分岐する)としている。表現型の概念はあったが遺伝子型の考えはなかった。もっとも後に出版した「育成動植物の趨異」でジェミールという粒子状のものを考えてはいるが、これは両親から子への伝達の仕組みを考えるのにとどまっている。 初版の原著と合わせて読むと、下巻の訳も含めて、ダーウィンの意図していたことがよりよく理解できるであろう。まじめに「種の起源」を理解しようとするのには非常に良い入門書である。
・「解説もGoodな新訳」
新訳で活字も大きくなり、かなり読みやすくなりました。
「変異の法則」や「本能」の章を読むと、動物の生態や進化についていっそう考えさせられます。個人的には、ところどころに出てくる犬にまつわる記述が興味を引きました。たまには古典に立ちかえってみるのもいいな、と思いました。訳者の渡辺政隆さんの解説もGoodです。
ダーウィン生誕200年の節目の年に出たこの新訳で、『種の起源』が多くの方に読まれるのを祈っています。
・「切れのよい日本語でダーウィンの思考を再現」
進化論は現在、進化医学、進化心理学、進化経済学、進化認識論など、多くの学問領域に新しいインパクトを与えつつある。嘴が0.5ミリ長いなど、遺伝性の突然変異によるごく小さな個体形質の変化が、従来の個体形質に比べてほんの僅かでも子孫を多く残すならば、何千年後には新しい形質が支配的になる。これが進化論のエッセンスであり、神によるデザインなどの意図的・目的論的な契機なしに、種の形成や人間の成立を説明できるのだ。『種の起源』は、まず品種改良という動かぬ事実をあげて、次に自然における種の変化を説く堅実な議論になっている。第4章「自然淘汰」の冒頭を、既訳と新訳で読んでみよう。「前章できわめて簡単に述べたにすぎないのではあるが、その生存闘争は、変異に関していかなる作用をするのであろうか。人間の手の内にあってそれほど強力であることが分った選択の原理は、自然界でも適用されるのであろうか。私は、それがきわめて有効に働きうることを、証明できると思う」(岩波文庫訳)。「前章で手短に論じた生存闘争は、変異に対してどのように作用するのだろう。選抜の原理は人間の手で行う場合にはきわめて有効であるが、この原理は自然界にも適用可能なのだろうか。それは自然界でもきわめて効果的に働きうるというのが、私の考えである」(本訳)。「How will the struggle for existence, discussed too briefly in the last chapter, act in regard to variation? Can the principle of selection, which we have seen is so potent in the hands of man, apply in nature? I think we shall see that it can act most effectually」(原文)。渡辺氏の新訳は内容がすっと頭に入る。
・「読みやすい画期的な新訳」
ダーウィン生誕200年かつ『種の起源』150年記念の今年、『種の起源』の初版の翻訳が出ました。歴史的な意味からいってもダーウィンの考えを考察するうえでも初版が重要です。 本書の特徴はとにかく読みやすいことです。ダーウィンの原文は「一文がきわめて長く、しかも文と文のあいだも接続詞なしで、単にコロンで区切られ、延々と続いていたりする。また、一段落もきわめて長い」(本書p.7)。それを渡辺政隆氏は「読みやすさを優先するために臨機応変に段落を改めた。さらに、原文にはない小見出しも補った」。 これらの配慮のおかげで、訳文のセンテンスは短く、きわめて読みやすくなっています。 もともと『種の起源』は一般の読者に向けて書かれた本です。これは上巻巻末に記された渡辺氏の「本書を読むために」の受け売りですが、きわめて大切なことと思われます。ダーウィンの進化論を云々するのに、『種の起源』を読んでいない人が多いのです。進化論に対する誤解も後を絶ちません。 自然淘汰説に関する重要な論説はかなりの部分が上巻に含まれています。自然史学、進化論に関心のある方は必読です。
・「深海ってすごい!」
パラパラっとめくってみると、最初のほうにたくさんの写真。後半はイラスト付きで、解説。表紙の写真「オニキンメ」のおっかない口に吸い込まれるかのように、気がつくと熱心に読み進んでしまいました。 いわゆる「深海」とは水深200m以下の海域を言うのですが、この辺に生きる生き物はまだ私たちの常識の範囲内の形をしています。しかし、500mを過ぎたころから光もささない、だから光合成をする植物もなく、まったくの暗闇の中でうごめく生き物たちはもはや私たちの想像をはるかに超えて、「なんじゃこりゃ」「うっ、気持ち悪」な見てくれや生態の生き物のオンパレードです。 初めは怖いもの見たさで、写真を片目をつぶりながら見ていたのですが、よくまぁこんなところでこんな風に進化して生きてきたものよなぁと、感心してしまいます。 しかもこの本の面白いところは、その文章のよさです。ゲラゲラ、アハハと大笑いはしませんが、思わず鼻で「クスッ」と笑ってしまうウィットに満ちた文章で、なんだかだんだん深海にいるはずの生物たちが身近に思えてしまいます(実際にいたらやっぱり気持ち悪いけど)。 深海豆知識も面白いですよ。ふだん私たちが口にしている魚類のいくつかは深海生物だって知ってました?
・「好きですよ〜、こーいうの〜^^」
ある意味メジャーの深海魚がズラリと紹介されています。紹介されている深海魚は知られているものやあまり知られていないものです。深海魚好きの僕は購入する否やかなり読みまくり、益々深海魚好きになりました(笑)。また、深海魚の更に更に奥にも生物が住んでいるのに驚きました。だってね、そこって普通の生物が暮らせない環境なんです。しかぁし、そんな環境にも適応している生物はいるんですよねぇ(しみじみ)。いやはや、深海魚って面白いですね。
・「深海初心者にもおすすめ」
写真だけではなくわかりやすい説明や、海の構造、潮の流れなど「なるほど」とますます深海に興味が持てるような構成になっていると思います。それでも文章には「ではないかと考えられている」という言い回しが多く、あらためて深海はまだ未知の世界なのだなと思ったりもしました。深海ってなんだろう?と興味があるけど詳しく知らない人にはうってつけの本だと思います。
・「やばい!!」
海底にこんな生物が住んでいると思うとなんかワクワクしますね。。生物学的にいくと私たち人間も昔は深海生物だったのかと思うと生命の神秘ですね!!
・「おもしろかったです。」
以前ワイドショーで深海魚のラブカが泳いでいる姿をみてから「深海ってどんなとこ?」と思い購入しました。写真が沢山載っていて見応えがあり、全く知識のない私にも楽しく読めました。深海に住む生物たちは、普段目にする魚とは全く別物。とんでもない環境の中で生きているんですね。宇宙より近そうで、遠そうで。写真だけならネットで検索すれば本よりも沢山見る事は出来ますが、一冊手元に置いておいて寝る前なんかにパラパラ読むのも楽しい。かなり不思議な、でも現実に存在する深海。興味はつきませんね。
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