日本でいちばん大切にしたい会社 (詳細)
坂本 光司(著)
「これからの経営者が目指すこと」「自社の“生き残りに”苦闘している全てのビジネスマンそして何より経営者に」「理想の会社ですね!」「素晴らしい」「感動しました」
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論 (詳細)
イヴォン シュイナード(著), Yvon Chouinard(原著), 森 摂(翻訳)
「地球を愛する素晴らしい企業」「新しい時代のビジネスの形であり、ビジネスという枠を広げてくれる1冊」「自分の会社もこんな会社にしていきたい」「すばらしい内容」「魅力的なタイトル」
600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書) (詳細)
上阪 徹(著)
「読むと料理よりもWEBサイトを作りたくなります。」「簡単なようで難しいこと。読んで損はしない。」「何が顧客のためになるのか?」「上場前のタイミングだったのか。なるほど。」「Webプロデューサに読んでもらい本です」
危機の経営 ~ サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション (詳細)
吉川 良三(著), 畑村 洋太郎(著)
「サムスン躍進を知るための入門書」「躍進の経緯はわかるが・・・」「「昇るサムスン」を通して「沈む日本企業」の問題を浮き彫りに」
キャズム (詳細)
ジェフリー・ムーア(著), 川又 政治(翻訳)
「ハイテク新製品を扱う企業人の必読書」「他の本にもよく引用される、ベーシックな一冊」「マーケティングの教科書的な本」「自分の立ち位置を分からせてくれたマーケティング書」「これはいい!」
砂漠で梨をつくる ローソン改革 2940日 (詳細)
吉岡 秀子(著)
「新浪氏の魅力が伝わります。同時に意識改革の過程を知ることができます。」
ユニ・チャーム SAPS経営の原点―創業者高原慶一朗の経営哲学 (詳細)
二神 軍平(著)
「オペレーションも極めれば競争優位になる」「経営戦略を実践するための参考書」「驚き!逆転の発想の経営」
「内容に新味がない」「また外圧で暴かれたのか,因果応報」「トヨタの闇は深い!」「絶望感と虚無感。」「トヨタの真の価値がもうすぐ分かる」
図解日本アムウェイ―ひと目でわかる! (B&Tブックス) (詳細)
日刊工業新聞社(編集), 日刊工業新聞=(編集)
「いいことしか書いてない」「Amwayを知らない人にはいいかもしれない。」「図解日本アムウェイ―ひと目でわかる!」「解かりやすいです。」「偏見を持たないで」
内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス) (詳細)
城 繁幸(著)
「富士通の事例から学ぶ成果主義の問題点」「著者の立ち位置が意外でした」「人事制度変更時に参考にしました」「今後の富士通に期待したいです。」「実は成果主義批判ではなく年功序列批判の書」
● 夢の扉の開き方
● みんなで読む本
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● お勧め自動車の本
● 富士通を知る
● 非凡のすすめ
● ザ チャンス!!こんな時代でも、儲けている人は儲けている
● 先取り力を発揮
● 菱川勢一本棚
● 人生@会社1
● 備忘録(読書)
ビジネス・経済・キャリア>実践経営・リーダーシップ>企業動向
ビジネス・経済・キャリア>経営学・キャリア・MBA>アメリカMBA・名物教授>ジェフリー・ムーア
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なか見!検索>ビジネス・経済・キャリア>実践経営・リーダーシップ
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コンピュータ・インターネット>コンピュータ・インターネット 全般
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・「これからの経営者が目指すこと」
以前、伊那食品社長の塚越さんが書いた「年輪経営」を読みました。その時にも感動し、強い共感を覚えた記憶があります。
今回は、大学院の講義で参考図書として使われ、購入しました。この本は、この伊那食品の事例を含め、いくつかの会社・経営者の事例が書かれています。伊那食品が特種な例ではないことを気付かされました。著者の人柄からくる語り口もあるかと思いますが、結構、涙ものです。
そうしたら、第2巻が最近出たようです。こんな会社、社会がもっともっと広がればと思います。
・「自社の“生き残りに”苦闘している全てのビジネスマンそして何より経営者に」
ビジネス書を読んでここまで胸を揺さぶられたのは本当に久しぶりです。本書で取り上げられている企業がフィクションでなく、実際に存在し好業績を上げ続けていることに、正直驚き、そして感動を覚えました。
「会社は誰のために?」という第1部ステークホルダーという横文字で考えている時とは違う順番で“誰”を考えることを知りました。「日本で一番たいせつにしたい会社たち」の第2部“心にしみる、心に響く会社“というものがどういう会社なのかが目の前に迫ってくるようでした
ここに書いてあることは"外来”のCSRではなく、「世のため人のため」の日本の正しい経営のありかたです。時価総額やROS等の経済指標でしか企業の価値を比較できない、あるいは自社の“生き残り”にのみ汲々としているビジネスマンや経営者には必読の書だと思います。
・「理想の会社ですね!」
先行き不透明な経済状況の中で、こんな素晴らしい会社が存在していることは、暗闇の中の一筋の光明です。経営者の方に是非読んでいただきたい本ですね。
・「素晴らしい」
自分が事業をするならこんな会社にしたい!と、心から思える一冊です。大切なのは、思いやりの心なのかなと感じました。
・「感動しました」
「株式会社柳月」の紹介のところで家族がテーブルを囲んで安くておいしいお菓子を一緒に食べるところを読み、自分の子供の頃を思い出して涙が止まらなかった。
・「地球を愛する素晴らしい企業」
世界で初めてシャツなどのコットン製品をオーガニックコットンに代えた「パタゴニア」社のユニークな経営について書かれた一冊です。
「社員をサーフィンに行かせよう」というミッション。カリフォルニアのビーチのすぐ近くにある本社では、いい波が来たら社員はいつでも波乗りに出かけるといいます。これには次のような理由があります。・サーフィンのみならず、どのアウトドアスポーツでも、それを愛し、顧客よりも深い知識と経験を持つことが、よりよい製品を企画・製造・販売するために不可欠である。・実現のためには自己管理が必要不可欠である。・あるスポーツを一生懸命やっていると、同じスポーツをやっていなくても社員同士が理解し合える風土が生まれる。この誠実さ(インテグリティ)を大切にしている。・責任感と効率性、柔軟性、協調性、プロフェッショナリズムを大事にしている。
なるほど、ユニークです。しかし、ユニークなだけではないのです。パタゴニアは、先にも書いたとおり環境保護に真っ正面から取り組む真摯な企業でもあります。売上の1%を環境保護団体に寄付して活動を支援しています。利益ではなく売上というところが凄いです。経営が苦しい時期でも支払うという約束はなかなかできません。
また絶対にIPOしないと明言していることも注目に値します。市場から急成長を求められ、結果的に企業や地球に悪い影響を及ぼすからだそうです。働きやすい企業に選ばれる名門でありながら、経済誌などに出ないのはそうした理由からのようです。
企業が真に責任を負うべき相手は、誰なのか。顧客か。株主か。従業員か。私たちの見解では、そのどれでもない。企業は本質的に、資源を生み出すもとに責任を負う。健全な自然環境がなければ、株主も従業員も顧客も、そして企業すらも存在しないのだから。
私たちが見失っていた視点を与えてくれる一言だと思います。
アウトドア派ではない私には生涯縁のないブランドかもしれませんが、大好きな会社の一つになりました。
・「新しい時代のビジネスの形であり、ビジネスという枠を広げてくれる1冊」
経営書のバイブルの1冊です。
僕が何百冊と読んできた経営書の中で 最も良かった3冊を選べといわれたら絶対に入れますね。
いや、ベストというより、僕がビジネスを構築していく 上で必ず参考にする組織の1つです。
恐ろしく参考になるところだらけで、普通でない ビジネスを築きたい人。全く新しい異質な組織を 作りたい人には本当にお勧めな1冊。
組織としての価値観がすごく明確になっている。 これを必ず大切にする。それが昔から一本の芯の ようになっていて、その芯を守り続けてきた。 そしてこれからもより守り続ける。 環境のことも真剣に考えていることが分かるし、 利益を超えたところで環境問題にチャレンジ しようとしているのが分かる。 もちろんビジネスをしていく上で環境へ与える影響を ゼロにすることは不可能だけど、限りなく減らす努力をする。 それが使うコットンは100パーセントオーガニックであったり、 利益ではなく売り上げの1パーセントを寄付する団体を 作ったり、100パーセントリサイクル素材を使うことを 実現させたり・・・
そういう取り組みに現われてるし、それで終わりではなく それ以上を常に目指しているし、行動していることが 分かる。
考えていることに一貫性があって、すごく共感できる。 その上経営も上手くいく。常に働き続けなくても このタイトルになってるように各自のスタッフの自主性を 重んじて仕事中であろうがサーフィンに行くことをOKと している。 大人として社員を扱っている。奇跡の経営という本と 同じ。そうやって人を扱ってこそ大人としての扱いだと 僕も思い続けている。ルールによって縛り付けなければ ならないと思っているのは1つの幻想だと思う。
必ずしもそうでなければならないわけではない。 もう1段階上のレベルで人の能力を発揮させる 環境を創るのがビジネスとして一番大切なことだし リーダー、マネジャー何という名前であってもその 使命だと思う。
とにかくこれから何十回と読むだろうし、自分の ビジネスの参考にしようと思っている。
ちなみに3冊とは 経営者の条件 ピーター・ドラッカー 私のウォルマート商法 全て小さく考えよ サム・ウォルトン 社員をサーフィンに行かせようーパタゴニア創業者の経営論 イヴォン・シュイナード
です。
・「自分の会社もこんな会社にしていきたい」
人生の達人は何をするのであろうとひたすら至高の状態を求め、仕事か遊びかの判断は他人に委ねている。とするパタゴニア社長の本。 創業から貫かれる理念本としても読み応えのある本。 「百年後も存在する経営」として原住民イロコイ族の七世代先の子孫のことを考慮する七世代計画や、環境問題への取り組み等々、環境問題の雑学もかなり仕入れることが出来る。 「自然な成長」を心がけることは会社を管理しやすい大きさに保つ役割も果たしている、として「望みを全て叶えよう」とするのが早ければ早いほど、死もまた早く訪れる。という一文には深く感銘を受けました。 また、日本に向けて書かれているのか、というくらい日本を基準においているのも面白い。「日本人は最高の西洋文化しか輸入しない」というのは日本人では気づかない視点。
社内での色んな取り組みは自分の会社でも何か出来るんじゃないかと気づかされました。 パタゴニアで働いている社員の方に是非お会いして話が聞きたくなる一冊です。
・「すばらしい内容」
すばらしい内容です。そのタイトルから読む前はワークライフバランスの話かと思いましたが、そうではなくて、環境問題に真摯に取り組む姿勢や考え方が非常にわかりやすく書かれています。現在のような消費社会は長続きしない、させてはいけない、、、。こんな考えを持っている人に是非読んでほしい一冊です。
・「魅力的なタイトル」
とても魅力的なタイトルに思わず手にしました。 内容はパタゴニア社長の会社の歴史と経営哲学です。
あえて一言で言えば、自然で遊ぶの好きだから自然で遊ぶためのグッズで商売して、その売上で環境保護をしようとしている会社の社長の本です。
自分の考えとやりたいことを経済活動に乗せ、是非を社会に問うような会社や社長はなかなかいないんじゃないかな。特に、経営哲学や経営手法について細かく書いてあってとても興味深いです。
●600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
・「読むと料理よりもWEBサイトを作りたくなります。」
「料理を楽しんでもらう」事のみにフォーカスした企業理念が分かりやすく、提供者の自己満足ではなく徹底的に使う人の目線に立ったサイト構築の理念は、WEBでサービスを行っている人は一度読んで見るといいと思います。後半ではタイアップ広告の事例が幾つか出てきますが、その中でもキリンビールとのタイアップは媒体、メーカー、小売店と数珠繋ぎ的にベネフィットが繋がるあたりが、テトリスの積み上がったブロックが一気に消えていくような感覚で、読んでいて爽快でした。
・「簡単なようで難しいこと。読んで損はしない。」
後半になるほど、あたかもスポーツ雑誌のインタビュー記事のように、カッコよく書かれる。それには上場のタイミングで出版した本という事情があるらしく、少し気持ち悪さも感じるが、述べられていることには芯が通っている。
マーケティングリサーチを徹底するということ自体は、労力があれば可能なことだが、それを活かすために明確な意識を持って行動がされている。その最も重要とされていることが「ゴールを見る」ということ。すべてのアプローチは「ゴール」に向かうロジックに基づいている。そのために、ユーザーの数が大きくなっても、いわゆる“面白いサイト”には当然用意されそうな機能でも、その「ゴール」にとって必要でないものは入れないという潔さ。それは決して簡単なことではない。
言わんとしていることはそれほど多くない。「ゴール」、「動線」、「説明不要」。どの成功例も、それらを意識してとにかくロジカルに、徹底的なリサーチをもとに実行されている。それらの大切にしていることは何度も繰り返されるので、ある程度斜め読みでもいいと思う。
また、広告戦略についても分かりやすい成功例が多くあるので、そちらに関心のある方にもおすすめ。
・「何が顧客のためになるのか?」
料理軸からブレない、美味しいと言って貰えるを満たすサービスともいえる、料理レシピのサイトの話。
ユーザーに検索させ、情報を掲載させるサービスを考えている人にとって大いに参考になる。
現状の「クックパッド」サイトが、カネに釣られて美学が崩壊してきているが、そんな裏側も考慮しながら読み進めたい。_____________________________________________________________
クックパッドが力を入れている部分は、コンテンツや宣伝を作る際に参考になる。
・検索キーワードを入力する時の状況を仮定する ・広告の取り込み方が上手い ・徹底的にこだわったユーザビリティ(使い勝手) ・8〜13文字以内で伝える
サイト上に貼り付ける広告の是非、掲載形式、クロスプロモーションの手法について、改めて考えさせられた。_____________________________________________________________
創業者で代表執行役の佐野陽光さんの言葉
「便利なものって、実は信じられるものとは違うんですよ。便利になって今はなんでも手に入るけれど、それがいったいなんなのか、本当はどうやって作られているのか、心の奥底では理解できていないんです。
本当に心から信じられているものって、実はあまりないんじゃないかと。」
ユーザーがブラックボックスを消せるコトが、本質を見抜いたサービス構築に繋がるのだろう。_____________________________________________________________
マネジメントや職場の環境、便利の危うさ、会議のやり方や方向性、残業代の出し方まで、様々な種類が役立ち嬉しい内容だ。
さらに、事務所移転後、漠然と準備されていたい引っ越しパーティーに佐野さんは疑問を感じ、社員に問うた・・・
「目的がないわけです。 危ないんですね。ぼやぼやっとしていると、すぐに手段と目的が入れ替わってしまう。」_____________________________________________________________
顧客1人1人を意識し、丁寧に信頼を積み上げる。クックパッドのやり方は、溜まったデータベースを、単なる数字の集合体ではなく、そこからユーザーの欲求を読み解く。
見栄えだけではなく、ユーザーにちゃんと振り向いて貰える広告作りをどの方向でやっていけば消費者の役に立つのか、色々な思考が浮かぶ。
・「上場前のタイミングだったのか。なるほど。」
私はクックパッドというサイトのことをほとんど知らなかったし、私と同様の男は多いと思うので、そんな連中に驚きを与えるには充分なテーマ設定。目の付け所はうまいと思った。
しかしあまりにもクックパッドのことを褒めすぎるのがちょっと気持ち悪い。そのうえ、すごいすごいと言うわりには、どうすごいのか具体的な描写が少ない。経営陣のコメント部分がやたら多いのも特徴。もう少し、著者自身が独自に調べたことや意見も書かなければ、「宣伝本」と思われてもしかたない。
・「Webプロデューサに読んでもらい本です」
クックパッドとは料理のレシピをユーザが投稿し、ユーザが閲覧するというきわめて説明のしやすいサイトであり、それが世界最大のレシピサイトとなった課程が本書に記されている。
この本を一ヶ月くらい前に読んでおきながら、このレビューを書いている今もまだアクセスしたことがないので実際に記載内容が事実なのかどうかについては確認が必要である。
しかし、クックパッドの創業者とクックパッドに参画していく人々のエピソード。クックパッドのサービスや沿革、広告に対する考え、社長のこだわりなど一貫した考えが説明されている。
ECサイトを成功させるには何が必要で何が不必要なのか。同じものをつくることは簡単ではないが、その一つの解がここにあるのではないでしょうか。
女性の視点を理解した上でWebサービスを提供するというきわめて難しい状況での成功事例は、タイトルから購入者のターゲットと一致しないでしょうが、Webプロデューサ等に読んでもらいたい。
●危機の経営 ~ サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション
・「サムスン躍進を知るための入門書」
人材のグローバル化で有名なサムスンの躍進を知るための書である。
日本の後追いから独自の道を模索して、「デジタルものづくり」をベースに発展している様が説明されている。そして、それは日本企業が強みとしているといわれる従来のものづくり技術が通用しなくなっている部分もあるということの裏返しでもある。
まずは素直に韓国企業の秘訣を学ぶための入門書と思われた。
・「躍進の経緯はわかるが・・・」
サムスンの90年代後半以降の躍進のポイントがよくわかるという点では、好著。著者の一人、吉川氏の経験を活かした記述によって、躍進の鍵となったポイント、すなわち意識、プロセス、製品の3つのイノベーションがわかりやすく示されている。これらのイノベーションに加え、オーナー企業としての李会長の強力なリーダーシップはによる危機意識の徹底や事業の絞り込みも目をひくものがある。3つのイノベーション以前に、ここまでトップダウンで方針を徹底できる日本企業がどこまであるだろうか。この点だけをとっても、わずか10数年のうちにサムスンが日本企業以上の評価(実態はともかくとして)を得るにいたった理由がわかろうというもの。それぞれのイノベーションについても、デジタル技術を活かしたグローバルなPDM(Product Data Management)とそれにともなうプロセスの整備、こうしたグローバルなPDMと結びついた、市場の求める「質」から逆算した製品づくりの体制の整備など、ポイントがわかりやすく提示されている。これらの多くは、当時の日本企業を反面教師として整備されたもので、サムスンはうまく間隙をついたといえる。
ただし、サムスンの躍進や日本企業の方向性を論じるうえで重要なポイントで、やや物足りない部分や事実誤認と思われる表現が少なからず見受けられる。たとえば、マクロの面ではウォン相場や政府支援の意義。韓国企業の躍進はウォン相場や政府支援(税制上の優遇なども含む)に大きく支えられてきたという見解は、韓国人専門家にも広くみられるものだが、こうした要因についての言及はほとんどない。また、サムスンが新興市場向けの事業展開や製品づくりで躍進したというのは、同社や韓国系リサーチ会社の資料を見るかぎり必ずしも妥当な解釈とはいえない。サムスン躍進の契機となったのは、北米市場でのブランド形成とそれに続くハイエンド戦略(日本のレベルでのハイエンドではなくグローバルなレベルでのだが)とされることが多い。実際、サムスンは新興市場への進出が欧米企業等に比べて遅れていた面があり、新興市場が本格的に立ち上がった2000年代初頭以降、サムスンはとくに収益性の面で苦戦してきたことが各種の資料からは容易に読み取れる。新興市場が軌道に乗った今日でも、サムスンの利益の多くは韓国内やアメリカなどの先進国から得られているという実態は見逃せない事実。これらの点を考えれば、サムスンが新興市場向けの安くていいものづくりで躍進したので、日本企業も見習うべきだという示唆はややミスリーディングだろう。そのほか、当時の日本企業でもトップメーカーでは当たり前のようにやっていたこと(刺身方式など)等が、あたかもサムスンに特殊な成功要因であるかのように記述してあるのもミスリーディング。
デジタル化やグローバル化の進展と新興国企業の躍進のなかで、韓国企業も苦境におかれている。こうした点を無視して読めば、不要なサムスン礼賛になりかねない。本書は韓国企業の躍進の内情を知るうえで参考になる点は少なくないが、注意すべきであろう。
・「「昇るサムスン」を通して「沈む日本企業」の問題を浮き彫りに」
サムスンの急成長の秘密に迫りながら、今回の経済危機も含む大きな環境の変化への日本企業の処し方に一石を投じている、そんな本です。
著者は「失敗学」で有名な畑村洋太郎氏と、サムスンの役員として戦略を立案・実行してきた吉川良三氏の二人。とくに吉川氏の経験に基づくサムスンの話が具体的で、読みごたえがありました。謎に包まれているサムスンのことが、本当によくわかります。
かつては「安かろう悪かろう」という製品しかつくれなかったサムスン。その三流メーカーを世界的な企業に変えた秘密は、ある時期に行った戦略の大転換に。本書では「3つのイノベーション」といっていますが、これは要するに、グローバル化への対応のことのようです。一方で、グローバル化のための戦略の立案・実行を怠ってきた日本の企業は……。
リーマン・ショック以降、日本企業の業績不振は深刻な問題になっています。しかし、それは本当に、突然の金融危機と、それによる景気の悪化だけが原因なのか。企業を取り巻く環境は大きく変わっているのに、日本の企業は、それをまじめにとらえたり、きちんとした対応をしていません。つまり、回復の遅れは、従来型から脱しようとしない、消極的な姿勢にも原因があるのではないか……。
そんなことを問うているように思えました。
●キャズム
・「ハイテク新製品を扱う企業人の必読書」
新製品を市場に投入する際に良く見られるライフサイクル曲線がある。初期に購入する層があり、市場が盛り上がるときに購入する層があり、市場の半数が購入した時点でようやく買う層があり、最後にしぶしぶ購入する人々がいる。それぞれの間には小さなギャップがあり、戦略を変える必要がある。
中でも最大のギャップがキャズムである。キャズムは初期層とその次の市場拡大期の間にあり、最も大きいギャップである。新製品を少し買ってくれた人がいる。次の期には倍の量が売れると期待する。ところがここにキャズムがあり、大抵の製品は資金難で撤退する。
本書はキャズムを乗り越えるための処方箋であり、マーケットを適切に選択し、製品を投入するアドバイスと実例が豊富に記載されている。少し冗長な箇所もあるが、ハイテク・IT製品を新たに投入するベンチャーや部門は絶対に読んでおくべき本と言えるだろう。
・「他の本にもよく引用される、ベーシックな一冊」
最近のマーケティングの本を読むと
この本の内容が引き合いに出されることが多いように思えます。
今となっては古典の扱いさえされるのかもしれませんが
おさらい、再確認の意味も込めて
謙虚に読んでみるのも良いのではないでしょうか、、、
自分の考えたものが、いまいち受けが良くないのはなぜか、、、
・「マーケティングの教科書的な本」
マーケティングの教科書的な本。最近の読書はほとんど会社の図書館で調達することが多いが、これはバイブル的なものかと思ったので読む前からAmazonで即買い。そして目からウロコが落ちすぎて、ただのビジネス本なのに、感動してしまった。自分の会社にある問題が、まるで事例のように書かれている。「典型的な失敗例」として(涙)。IT業界で働くマーケッターのための教科書です。社内ではMOT研修とか受けてる人多いんだから、この本の内容だって学習しているはずなのに、どうしてこんな状態になってしまったのだろう・・・というのが率直な疑問。研修の意味ないじゃんかよー。この本は、社員の課題図書にすべきだと思う。
・「自分の立ち位置を分からせてくれたマーケティング書」
ジェフリー・ムーアはマーケティングの心の師である。マーケティング関連の専門家からすれば、本流ではないのかもしれないが、オープンソースでビジネスを考える自分にはピタッとはまった一冊で、今でもいちばんのお気に入りの中のひとつ。「ブルーオーシャン」だけを読んで、これだと思って事業を進めた人は、きっとジェフリー・ムーアのいうキャズムを身をもって体験することになるだろう。そうならないためにも、一読することをお勧め。
・「これはいい!」
ベンチャーた新規ビジネス、イノベーションのライフサイクルが分かる秀逸な本。
この手の本では、かなりの良書。
ボーリングレーン、すばらしい!!古くなっても、読むべき本!
・「新浪氏の魅力が伝わります。同時に意識改革の過程を知ることができます。」
本書のタイトルにある「砂漠」という表現は、新浪氏が2002年にローソン社長に就任された際の会社の状況を現しているそうです。具体的には「水をまいても何の実もならない、暗く、沈んだ雰囲気」と書かれています。
本書は、そのような「砂漠」の状況から、社員や加盟店の意識を変えながら変革していく過程が、新浪氏の言葉とともに書かれています。
※人材育成に力を入れてこられた新浪氏が、先日幹部候補生の発表を聞かれて、※「ずっと砂漠に水をやってきたけど、とうとう芽が出たね」と仰ったそうです。※それが「梨をつくる」部分だと思います。人材育成への取り組みも記述があります。
●内容のレビュー本書の内容は、主に2つの視点で捉えることができます。1. 個人:新浪氏は何を考えているのか?どのような方針、施策を立案し実行しているのか?2. 企業:「ローソン」という企業は何を目指しているのか?
○2つの視点1. 新浪氏は何を考えているのか?どのような方針、施策を立案し実行しているのか?本書には、新浪氏ご自身の発言がたくさん盛り込まれています。その中の1つに社員と加盟店との対話という言葉があります。小売業でありコンビニチェーンであるため、対話が重要であるのは当然ですが、社長の新浪氏自身が対話されている点がトップの声が伝わるという点で強みだと感じました。それは、三菱商事時代の成功体験にも基づいているようです。
最も印象的だったのは、新浪氏自身も社長就任当初は人の話をあまり聞けず、「裸の王様」と指摘されたそうです。それをきっかけに、聞けるようになったそうです。社員の指摘が社長の意識を変えたという点がとても印象的でした。
現場重視に関しては、本書の中で具体的な取り組みが幾つも紹介されています。下記は一例ですが、方針だけでなく施策が伴い実行されている点が強みだと感じました。例)現場に自信をつけてもらう→着任直後の取り組み方策(おにぎり革命)例)現場のことは現場で処理する→支社制度の導入と個店主義への転換例)悪いことが上がってこない企業はダメになるが社長の持論→社長直行便の運営 など
2.「ローソン」という企業は何を目指しているのか?2000年に企業理念と行動指針を変更したようで、変更前後両方が記載されています。一目見ただけで、非常に分かり易くなったということが分かります。「ビジョンが明確な企業は強い」ということを改めて実証してくれていると感じました。
コンビニ業界自体が、かつてはセブンイレブンの追随という姿勢が強かったようですが、今では、ローソンはローソンという姿勢を明確にしているようです。結果、複数コンセプトの店舗展開や生鮮コンビニの展開、他業態との提携等、特徴的な取り組みが増えています。本書ではその狙いや取り組みの内容等についても記述があります。因みに、ナチュラルローソンは黒字化したようで、他社も見方を変えてきているようです。
新浪氏が考える戦略や方針とメッセージ、そして具体的な施策を関連付けて知ることができる点も本書の面白い点です。
第2章に「からあげ君が背負う、過酷な宿命」という項があります。ローソンで最も有名な商品の1つの取り組みに関する記述は興味深いです。
○その他の視点以前はダイエー傘下であったため、トップダウンの組織風土であったローソンを現場主導に変革した点が新浪氏の手腕だと思います。社長であるため、最終意思決定は新浪氏がされますが、それまでに現場が自ら考える組織に変革されたようです。
現場を大切にするというメッセージが常に発信されており、更に社長自身の行動が伴っているからこそ成果が出ているのだと感じさせる取り組みが多く紹介されています。
本書は第5章のみ、雑誌アエラの連載記事(読者の質問に新浪氏が回答する)の抜粋であるため、本章は個別に読めます。新浪氏の愛読書も10冊掲載されています。
●ユニ・チャーム SAPS経営の原点―創業者高原慶一朗の経営哲学
・「オペレーションも極めれば競争優位になる」
最近まであまり表に出る事が無かった、数少ない日本の超優良企業、ユニチャームの経営(というかオペレーション)手法を解説した貴重な本。
感心したのは、ユニチャームという会社が、トヨタやPG等の企業に学びながらも、それらの会社の手法をそのまま入れるのではなく、自らに合うように修正して取り入れて、本当に「自分のもの」にしていること。
加えて、ユニチャームグループ全体の中で、「目標ではなく行動を管理する」とか、「4つの心の病(うぬぼれ、おごり、甘え、マンネリ)」とか、組織に染み付いた考え方を「言葉」として共有・継承しているのが凄い。こういう新制度の「実施時の厳禁項目」とか、「なるほど」と思います。
ちなみにSAPSとは特別な手法ではなく、Schedule、Action、Performance、Scheduleの頭文字で、いわゆるPDCAと変わらない。でも、PDCAというある意味普通のオペレーションでも、極めれば、競争優位になるという良い例だと思う。戦略に目がいきがちだが、オペレーションの威力、侮るべからず。
極めて平易な日本語で読みやすく書かれていて、いわゆるマネジメントの基本的考え方が散りばめられている。主に営業のオペレーションの内容だが、マーケと営業のコミュニケーション、在庫削減等のヒントも豊富なので、営業だけでなく企業の管理職にお勧め(但し、シニアなマネジメントには、少し基本的すぎるかも)。手法が題名になっているが、語られているのは主にその考え方や背景であり、マニュアルではない。ヒントを多くもらえる好著。
ちなみに、この本のサマリーのような内容が、BCG杉田さんの「思考する営業」という本にも出てます。まあ、ユニチャームは長年BCGがコンサルしてますからね。。。
・「経営戦略を実践するための参考書」
経営戦略は、実行され成果を出さなければ意味はないが、りっぱな経営計画を作って戦略経営をしていると勘違いしている企業はかなりあると思う。この本は、1961年に四国・愛媛の建材メーカとして創業され、創業48年で、売上3478億円、営業利益率10%、従業員7000人に成長したユニチャームのマネジメント実体について書かれた本である。理論的に難しいことは書いていないが、戦略・方針を徹底・実行するにはどうしたらよいかを知るのに大変役立つ本である。マネジメントのポイントは、以下のSAPSと略される活動サイクルと、「@最優先課題に集中する。」「A真因を突き止める。」「B自己流を排除する。」「C実行の仕組みを定着させる。」等の考え方を重視している。
・「驚き!逆転の発想の経営」
社員全員の思考と行動を一致させることが最も重要という哲学がエピソードとロジカルな語り口、実際に導入されている様々な制度の説明とともに解説されています。最高益を連発しているユニチャームで売上ノルマ、成果主義、営業日報、階層別営業会議といった現代の日本企業で当たり前となっているシステムがすべて捨て去られており、逆転の発想の経営が行われていることに驚かされます。行動管理を徹底するための独自の経営ツールをいかに活用するか、その工夫やアイデアが豊富です。
・「内容に新味がない」
内容は丁寧に調べているという印象だが、ほとんどが発表された事実と裁判になった事件で構成されていて、驚きはない。この一年前に刊行されたトヨタ批判本の『トヨタの正体』に広告費の問題、リコール、非正規雇用、政治、環境問題との関係などエッセンスはすべて載っているので、同書をたたき台にして取材しやすいテーマを深掘りして焼き直したという印象を受けた。この筆者たちの取材力では、今のトヨタ問題はフォローできないだろう。『トヨタの正体』『トヨタの闇』『トヨタ世界一の光と影』『あなたの知らないトヨタ』などは扱う労働問題に重複感がある。無論これが、トヨタの最大の問題なのだろうが。もっとトヨタ車の問題や社内の問題などなど大企業の深層に迫る話を知りたいと思った。
・「また外圧で暴かれたのか,因果応報」
2007年にこの本を読んで,トヨタの広告力の前にマスコミが黙らされていることを知った.国交省は苦情をなぜ今日まで明かさなかったのだろうか.日本の代表的な企業を国策として守ろうとしたのだろうか.アメリカでリコールの問題が出た後でなぜ国内で既に昨年からあった苦情が明かされたのか.アメリカで事実が明らかにされて,もう日本国内はもう隠しきれないと判断して仕方なく国交省は明かしたのか.本当はもっとずっと前からもみ消していたのではないのか.
続編を望む.
・「トヨタの闇は深い!」
自動車業界内で噂話となっていた、企業体質・労働実態・リコール隠し、その内容が明らかに!やはり噂話は、本当だったのですね!あと、マスコミ、出版社を広告費で統制し、顧客を広告で洗脳する力は凄い!車好きは読むべし!
・「絶望感と虚無感。」
多くの方が書いているように、また、大企業で働いた人なら感じるであろう、「大企業なら、こんなことはどこでも普通にあることだ」という感覚を多くの人が持っていること自体にまず絶望感と虚無感を感じる。少なくとも、広告費でマスコミを操っているという尋常ではない自体については、それはおかしいだろうと気づいてほしい。また、海外で日本の恥さらしをするくらいなら、海外に進出するなと言いたい。確かに、企業が大きくなればなるほど、このような家族を犠牲にするような風潮は生まれるだろう。しかし、私自身家族として被害にあった。家族をおろそかにして、お金だけ運んでくる父親は尊敬に値しない。尊敬したことなど一度もない。仕事してくれてありがとうなど思ったこともないし、その会社を良いところなどと思ったこともない。そして、私自身社会人となり、パワハラでうつ状態になり、やめざるを得なくなった今となっては、人を駒のように扱うところなど、百害あって一利なしだ。このような本が普通に多く出版可能となる日が早く来ることを望む。
・「トヨタの真の価値がもうすぐ分かる」
トヨタの闇というのは、実はトヨタだけに限らず日本の多くの企業に内在する問題だと思いました。トヨタの全部を否定はしませんが、良くない部分、尊敬できない部分はたくさんありますし、本書を読んでもそう感じます。ここに書かれているような人間を機械や部品と同等に扱う事(ジャストインタイムが顕著ですね)が、結果としてしっぺ返しとして、昨年のトヨタ・ショック(2兆円超の黒字から赤字への転落)に直結したのだと思います。トヨタの車は性能が良い(実際に元ユーザーですし、レンタカーにしょっちゅう乗る実感です)のですが、その車がどんな形でできているのか、生産している人達がどんな気持ちで、どんな顔で作っているのか。30台の方の自殺やデンソーからの出向社員の話などを読むとかなり重苦しくなります。せっかく、昨日、環境に良いプリウスに乗ったばかりでしたが、なんだか悲しい気分になりました。そして今、トヨタが人間を機械・部品として扱っていた事が、恐らく08年度決算、09年度で明らかになるように思います。利益の追求が結果として、従業員の幸福にも繋がらない会社であれば、誰も尊敬されなくなると思います。良い車を作れる会社なのですから、その努力の一部を従業員らに還元してあげればいいのにと思いました。
・「いいことしか書いてない」
知り合いにしつこく勧誘してくる人がいるので、Amwayがどんな企業なのか、Amwayの商品を買う・あるいはディストリビューターになることでどんなメリット・デメリットがあるのか。いい面と問題のある面・リスクのある面の両方から見ることができる本だと思って買いました。しかし、書いてあるのは「Amwayの商品はすばらしい」「Amwayのビジネスはすばらしい」ということばかり。目次を見た時点で読む気をなくしました。
また、報酬の仕組みについても書かれていますが、「1万PV分の商品を購入したとします」という仮定から始まり、その1万PV分の商品が実際の購入額でいくら分なのかという説明がないまま、「このグループを作ることで○○円の報酬が得られます」という結論を出しているので、説明の筋道が立っていませんね。また、「頑張った人が報われる」と書いてありますが、正しくは、「自分の紹介で新しい会員に登録してもらってその人に購入してもらうことで初めて報われる。逆に、いくら頑張っても実績を生まないと全く報われない。」ということもきちんと説明すべきだと思います。
ビジネスとして報酬を得ようとするときには、必ず多少なりともリスクを伴うはず。(たとえ副業であっても。)それについて、第3者からの客観的・中立的視点から見たことが書かれているのを期待していましたが、全くの期待はずれでした。
・「Amwayを知らない人にはいいかもしれない。」
Amwayの事を誤解している人や、知らない人は是非一度読んでみたらいいと思います。経営者の理念、どんな製品を扱っているのか、Amwayビジネスというのはどんなものなのかなどわかりやすく説明されています。ディストリビューターの方にとっては既に知っている情報ばかりだと思われます。
・「図解日本アムウェイ―ひと目でわかる!」
梱包がしっかりしてて良かったです。わかりやすいし何となく励みになれそうな本ですね。
・「解かりやすいです。」
アムウェイの事が凄く解かりやすく書かれています。ディストリビューターの方はこの本を持ってスポンサリング出来ますね!kishi caへ
・「偏見を持たないで」
批判の声もあるようですね。アムウェイを批判しているような人は、分かってない人だと思います。初めから偏見を持ってるからですよ。
もっと冷静に、真っ新な気持ちで向き合えば良さが分かります。ぜひ読むことをおすすめします。
ちなみにアムウェイの商品をいろいろと使っていますが、ずっと健康を保ててるし、悪いところがありません。確かな結果があるのですから、批判する人はホントにどうかしてるのではと思います。その批判を読んでまた偏見を持つ人が増えると思うと残念でなりません。
●内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)
・「富士通の事例から学ぶ成果主義の問題点」
かつて富士通は、成果主義の導入で大きな話題になった。ところが10年経つと、この成果主義によって、会社がボロボロになってしまった。一体、どこに重大な問題点が隠されていたのだろうか? この本は、その制度の運用に携わっていた城繁幸さんが富士通を退社した直後に、自ら内部の事情を告白したルポルタージュと言えるが、実際にこれを読んでみると、多くの人(私もこの中に含む)が想像するような成果主義のイメージとは、明らかに違っていたことがすぐに分かる。
結論を言うと、富士通の場合は、年長者の既得権を壊せなかった(と言うよりも、壊さなかった)ために問題が起きてしまったのである。本来ならば、成果主義を導入する場合は、将棋の順位戦のように昇級・降級の仕組みをバッチリ決めて、かつ、特定の人に対する既得権を完全に無くすことが必要だったのだが、実際はそうでは無かった。このことが、結果的に社員(特に若手)のモチベーション低下→業績悪化に繋がってしまったのではないかと思う。
いずれにせよ、富士通の事例は、新時代の日本型雇用制度を確立させる上で、非常に重要な教訓になると言える。だから、この本は特に、企業の人事担当者に読んで欲しいと思う。
・「著者の立ち位置が意外でした」
著者が所属していた同社本社人事部門の「信じられないほどひどい本当のこと」が赤裸々に書かれていることに感動し、思わずうなってしまいました。ひょっとしたら、「20世紀末から21世紀初頭にかけての日本社会の細部を最も正確に記録した史料」として、後世に残るのではないかとさえ思います。今頃になって読んだ不明を恥ずかしく思います。これまでも、「内部告発本」としてその存在だけは知っていたのですが、本書の中でも触れられていて私自身も閲覧したことがある「富士通の従業員が自社を罵っている掲示板」と区別できていませんでした。しかし、著者のメッセージは全く異なったものでした。彼は、「自分は会社からひどい目にあった」と訴えているのではなく、代わりに「自分は所属する本社人事部の一員として従業員たちをひどい目にあわせる側に居た」という立場で語っているのです。
・「人事制度変更時に参考にしました」
ライン部門から人事部に異動になり、「評価制度」の見直しを担当することになったときに参考にしました。富士通の事例は、成果主義による評価制度(目標設定制度)の際には事前に見ておくべき必須事例だと思います。おかげで自分の会社では、成果主義も行き過ぎず設計することができましたが、いずれにせよ考課期間が定められたマネジメント層を短期評価してしまう昨今の社会システムには一抹の不安を覚えます。
・「今後の富士通に期待したいです。」
1993年に成果主義を導入した富士通の経営が悪化し大規模なリストラや子会社の売却をしたことを富士通の元社員が書いた本です。
富士通の場合には成果主義のシステム自体が機能していなかったようです。そして大企業病に陥ったみたいです。成果主義の崩壊というより経営者の失敗のような気がしました。
日本企業の場合には、ある程度の年功序列システムが適しているような気がします。もちろん優秀な社員の早期登用は必要だと思います。
大企業で不必要な社員でも45歳を過ぎたら年収600万円は払ってもいいような気がします。甘いかな?
日本でも成果主義を取り入れている企業が多くなりましたが上手くいっている会社もあると思います。上手くいくかどうかは経営者次第だと思います。
パソコン通信の時代にはニフティサーブにお世話になりました。私が12年前に購入した富士通製の冷蔵庫はまだ壊れないで使っています。
この本を読んだおかげで富士通に対して悪いイメージを持ってしまいました。でも富士通はまだまだ巻き返しが可能だと思います。今後の富士通に期待したいです。
・「実は成果主義批判ではなく年功序列批判の書」
刊行当時は「成果主義ブームに警鐘を鳴らす一冊!」として注目を集めベストセラーとなった書だが、実際に目を通すと、その様相は大きく異なる。途中までは威勢のいい成果主義批判が連綿と続くが、結局、富士通の成果主義が機能しなかったのは中高年世代(経営陣・管理職)のメンタリティである「年功序列」「ムラ社会」が原因である!──というのが本書の結論である。にもかかわらず、本書を読んで「やっぱり成果主義は駄目なんだ」と溜飲を下げているレビュアーが数多存在するのは正直理解に苦しむ(汗)。
さて本書は、日本企業における成果主義導入の失敗事例としてはそれなりに臨場感溢れる内容だが、肝心の成果主義に対する著者の分析・提言が表層的。単に「中高年が悪い」「年功序列が悪い」とひたすら「他者のせい」にしているだけで、著者が富士通人事部で実際に体験した苦悩や問題意識が昇華されていない。これでは社会に訴える方向には向かわないし、本書を(週刊誌の暴露記事程度に)底の浅いものにしているのが残念。とまあ、内容的には★1つだが、成果主義ブームに一石を投じた先駆者的役割と、ケース・スタディとしての資料的価値に敬意を評して★3つ。
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