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アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫) (詳細)
川原 礫(著)
「黒雪姫立つ!」「話や設定は面白いです。」「新境地」「なんかすっごくエアギアっぽい」「毎回毎回面白過ぎる」
乃木坂春香の秘密〈10〉 (電撃文庫) (詳細)
五十嵐 雄策(著)
「ちょっと変化球な話が奏功して面白い」「今回は全て書き下ろし」
天使と悪魔 (下) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「映画が楽しみ。」「いかにも映画向き」「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解しきれない歴史背景あり。」「落差が…。」「遅れて読んだ第一弾」
天使と悪魔 (中) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「展開がスピードアップする」「面白いけど、ちょっと引っ掛かる‥」「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解できない歴史背景あり。」「遅れて読んだ第一弾」「インディジョーンズばりの活躍」
境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) (詳細)
川上 稔(著)
「ついに点蔵のターン?」「作風を固めすぎ。ワンパターン。」
天使と悪魔 (上) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「映画より原作」「映画を先に鑑賞してからでも大丈夫かと。」「映画よりも原作が好き」「映画観ました!」「もっと謎解き要素がほしかった……」
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫) (詳細)
入間 人間(著)
「ぼくの世界が、壊されませんように。」「嘘つき「××ちゃん」の一年+α」
学園キノ〈3〉 (電撃文庫) (詳細)
時雨沢 恵一(著)
「「読むな、危険」(帯より)」「突っ込むな! 楽しむんだ!」「サモエド仮面「ナボコフが、俺にもっと輝けと囁いている」」「神奈川〜東京〜千葉めぐり」
ラッキーチャンス!〈5〉 (電撃文庫) (詳細)
有沢 まみず(著)
「次の展開への橋渡し(?)的な1週間の出来事」「雅人、不運と幸運の一週間(笑)」
デュアン・サーク2〈12〉導くもの、導かざるもの〈中〉 (電撃文庫) (詳細)
深沢 美潮(著)
・「黒雪姫立つ!」
1巻が物語の入り口として完璧な構成であったのに対し、新鮮味が薄れ、恋愛模様が控えめでバトル重視のこの巻は、やはり他の方も触れている通り、若干のパワーダウンを感じざるを得ない。なんかシャナっぽいというか。それでも読み手を熱くさせる上手さは健在。黒雪姫の復活や、その圧倒的な強さの描写には痺れた。しかし、黒雪姫は凄絶な中身も含め非常にかわいらしいのだが、ニコはイラストの外見も粗暴な中身も全く可愛げがないかな・・・・
・「話や設定は面白いです。」
所謂、ネットゲーマーや、対戦ゲーマーは、まず楽しめると思います。 設定や、世界観、文章力も新人の方にしては素晴らしいのではないでしょうか。 しかし、問題は主人公の設定です。 余りにも、感情移入ができないのです。 主人公は所謂、デブです。その上に卑屈で他者を蔑む性格をしています。 それは良いとしても、その男がモテモテになるという、設定は世界観以上に無茶があり、感情移入ができません。喩えば、あなたの学校や、会社に苛められてるデブで見た目の悪い異性が傍に居るとします。 しかも性格が良い訳でもなく、むしろ悪い。 そんな人と少し会話したり、少し一緒に行動しただけで、あなたは好きになりますか。 解は否しかないはずです。昨今のライトノベルや、漫画、小説には、見た目が悪くとも性格が良かったり、ヘタレでも熱くて優しい等の設定があります。 それで一部特定の人に好かれるというのは、まだ納得の行くことでしょう。 それがない。無いんですよ。ストーリーは楽しめるのに納得が出来ないんです。 仮に、このレビューを見た方が、男性とします。 貴方は、デブで醜悪で、性格までもが醜悪な女性に好意を持てますか? 持てないでしょう。そんな感じの主人公ですよ。
・「新境地」
前巻を読んだ時、アクセルワールド」の骨子である『バーストリンク』の概要と彼らが戦う理由を描いているのだと思いましたが、その認識は甘かったようです。今回新たな戦場として「無制限中立フィールド」が登場、エネミーや強化外装と言った新たな要素も現れ、前巻はいわゆる初心者向けのチュートリアルに過ぎなかったようです。どうやら、『バーストリンク』は「ネットワーク対戦型格闘ゲーム」ではなく、「プレイヤー対戦に重点をおいたMMORPG」なのかも知れません。
今回はある「呪われたアイテム」をめぐって黄と赤(二代目)の2人の王が登場し、黒の王こと黒雪姫が過去に初代赤の王を討った時の状況も明らかになります。時には手を組み、時には戦いあうバーストリンカー(プレイヤー)達の、敵と己の心と戦うその戦闘シーンの描写、実に格好いいです。今回の物語で新たな友人(同時にライバルでもありますが)を得た彼らですが、どうやら「新たな呪い」も産まれた様子。
次巻も期待して待ちましょう。
・「なんかすっごくエアギアっぽい」
王とか言ってるのもそうですが、遊びの延長に見える謎の科学技術で現実的な『力』を手に入れてる所も、それにマジ嵌りした青少年が秩序を作り出しているところもそっくりです。後はエアギアみたいに最終解脱した領域に行ってしまわない事を祈るばかり。
SF的な考察としては、面白い部分もありますが、ツッコミどころも大きいですね。仮想現実と神経接続を介して繋がる事で脳をクロックアップし、何百倍もの濃密な時間を経験することで、見た目の年齢と精神年齢が一致しない。ここまではあり得なくもないのですが、そのまま現実世界での1日を『向こう』で過ごすと1年半とかいう事になると、睡眠はどうするんだとか、脳は化学反応でなりたってるんだから、異常な化学反応であるクロックアップを長時間したら廃人になるんじゃないの?とか思ったりします。
ラノベとしては王道で、文章力も高いですね。日常生活ではコンプレックスを持った弱い少年が、ある一分野で非常に高い能力を持ち、その分野での成長を介して、日常でも成長していく。ついでに皆の憧れであるような女の子に好かれたりする。ソード・アート・オンラインが俺tueee系の王道だとするなら、こちらもあざといほど王道です。ヒロインがいわゆる素直クールなあたり、西尾維新成分が入っているかな?という感じですね。そういうラノベの王道が好きな方や、エアギア好きな方なら、楽しめると思います。
・「毎回毎回面白過ぎる」
加速した世界を生きるということは通常の人より多くの時を生きるということ。未だ本名不明な黒雪姫先輩や新キャラが年齢の割りに(小中学生)妙に大人びていたのはそういう理由があったのですね。無制限中立フィールドの戦闘も合わせると何十年プレイしてたのやら…。二巻目になりますが倦怠感はまったく見られず、ものの数ページで引き込まれました。やたらモテモテなハルユキも非常に格好いいです。オススメ。
・「ちょっと変化球な話が奏功して面白い」
全4話+エピローグの本巻での大きな特色は、各話の実質的なヒロインが春香ではないことである。逆に、各話のヒロインには共通した心の動きがある。これが奏功したのか新鮮味があってなかなか面白かった。
【第三十七話】前巻の引きを受けての「雨宮椎菜、お泊まりの巻」。裕人宅でのドンチャン騒ぎがほとんどで春香は全く登場しない。由香里先生の特性が遺憾なく発揮されていてなかなか面白い。椎菜の精一杯なセリフが飛び出すがうやむやになる(してしまう)のはいつもの展開。それでも今までとはちょっと違う決意を抱く椎菜である。
【第三十八話】美夏の中学にまたまた訪れてのラクロスで美夏の友人「塔ヶ崎エリ、いろいろと頑張るの巻」。この「いろいろ」には裕人ラヴが含まれる。献身的な言動で無自覚にフラグを立てていく裕人だが、ここにきての新たな恋の芽生えが何だか新鮮。
【第三十九話】京都旅行でメイドの「那波さん、実家でハプニングの巻(前編)」。まさかメイドの那波さんにまでスポットが当たるとは思わなかったが、生家での人柄と人気がよく出ていて板挟みな状況を上手く演出している。
【第四十話】「那波さん、実家でハプニングの巻(後編)」のサブタイトルはさしずめ「貴女もですか、那波さん」といったところか。美夏との絆の深さを描きながら葉月さんとの決闘まであって大活躍の那波さんである。ちなみに、ここで裏表紙の葉月さんとアリスの格好の意味が分かる。さらに葉月さんには、コスプレ好きに加え、これまたマニアックな趣味の存在も。その重々しく仰々しい展開の割にオチが少し「あれ?」だったが良好な結末と言えよう。裕人の最後の活躍に那波さんまで……のオマケ付きである。
次巻では修学旅行という王道ながらドキドキの期待高まるイベントにおいて、決意を秘めた椎菜の言動がどのような波乱を巻き起こすのか楽しみである。
・「今回は全て書き下ろし」
収録内容第37話 二月十四日、色々な事があった一日が終わり家に帰った裕人の前に現れたのは・・・そして由香里先生によって彼女と・・・第38話 二月中旬から下旬、美香に呼び出された裕人と春香はエリのラクロス部を救う手助けをすることになり・・・第39話 美香達に連れ出され、京都旅行へ向かった裕人達、京都観光を楽しみ、旅館へ着いた一行を待っていたのは・・・第40話 書置きを残して消えた那波さんを探すために裕人達は・・・そしてまたもや裕人は・・・エピローグ この一月の出来事を思い出す裕人、そして来月の修学旅行に思いをはせる裕人に・・・
エピローグからも判るとおり、次巻は修学旅行が題材みたいですね。 今巻でも裕人はまたもや新たにフラグを・・・(笑)(さらにしゃあ先生による美麗イラストによるサービスカットも満載!!) しかし10巻(1巻から四年半)に突入しているのに物語は春香と裕人の出会いから9ヶ月しかたっていないんですね。
・「映画が楽しみ。」
映画の公開前に原作を読もうと思って購入しました。ダンブラウンの本はダヴィンチコードがはじめてだったのですがこちらのほうが、原点でした。最後のほうはちょっと壮大すぎて、苦笑しつつ読みましたが、この原作がどのように映画になるのか、楽しみです。
・「いかにも映画向き」
夢のような最新版の飛行機に乗せられて主人公が向かう先はスイスにある最先端の科学施設。そこで素人には理解しかねる最先端を行く科学実験が語られ(この部分も虚実取り混ぜた話になっているらしい;)、息つく間もなく今度は古の都、ローマへと飛び、二千年の時を刻むヴァチカン内部へと歩を進める‥。 冒頭からワクワクする展開。題名が暗示しているように、科学と宗教という相反するテーマを事件に上手く絡ませ、途中ちらりとエロティシズムも折り込みながら、ローマ市内の名所を巡りながら主人公の体を張った活劇が続いてゆく‥。 これは、作者が初めから映画化を意図していたのではないかと思えるほど、映像向きの物語です。お話としては第二弾に当たる「ダ・ヴィンチ・コード」よりもこちらのほうが映像になった場合、分かりやすいと思います。ただし宗教象徴学者である主人公の本領が遺憾なく発揮されているのは、二作目のほうですね。古代の秘密結社に詳しいだけならば宗教象徴学など持ち出す必要はありません。むしろこれだけのアクションをこなす事を考えれば、もっと若くて逞しい男を主人公に据えたほうがヒロインとのロマンスにも繋げやすいし、より“映画向き”だったかもしれないなぁ、などと思いました。
・「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解しきれない歴史背景あり。」
上・中・下と3巻もあるので通勤や夜のお伴に良いかと思って買いましたが、読み始めると面白くて週末に一気読み。月曜日朝の通勤に役立たなくなりました。(笑) まぁ、高く上がったヘリコプターから主人公が川に落下して助かった後にすぐさま活動再開するところなど御愛嬌ですが、宗教と科学という題材を織り交ぜたエンターテイメントとしては最高に面白いです。これが著者のデビュー作ということですが、才能なんでしょうね。この後にダヴィンチコードを世に出したことも考えると、この作家を発掘した方が凄い眼力の持ち主ですね。 しかし、この「天使と悪魔」と「ダヴィンチコード」を読むと、中世宗教世界の陰湿な歴史や裏社会に思いを馳せることになって、ひたすらゾッとしますね。今でこそ世界的に定着した平和の象徴みたいなキリスト教だって、普及初期当時は得体の知れない不気味な宗教団体だったんでしょうし(だからこそ多くの信者が僻地に逃れて、死海文書とかが発見されているんでしょう。)、この小説の本筋ではないけれど、背景に宗教信者とその反目勢力(=科学勢力)の歴史的背景が語られていて、その当時の凄まじさを窺い知ることができます。 キリスト教勢力に隠れて集まる隠れ家? 科学の発見を語る→神への冒涜→軟禁されたりリンチされたり裁判にかけられる? 体に焼印押される? 恐ろし過ぎますね。日本人には理解できないぐらいの宗教社会。「政教分離」って言葉が歴史の教科書にありますけど、それぐらい宗教が社会に入り込んでいて、その深刻ぶりがこの小説からも窺い知ることになります。実際、ニューヨークの教会なんかで十字架にあるイエスキリストの彫刻の前で一般女性の方が涙を流している様子を見ると、日本人には理解しきれないものを感じますね。日本なんて、仏教と神道が共存していて、今の日本人なんて、正月は神宮にお参り、葬式では「なんみょーほーれんげーきょー」ってやっている訳ですもんねぇ(笑)。 ただ、フィクションであることを自分に言い聞かせないと行けませんね(笑)。でも、キリスト教社会の欧米でも売れていて映画化までされたことを考えると、やっぱりこの小説が示唆する背景もあながち嘘だけじゃない訳ですよ。怖いなあ。こういう空想をするだけでも、この小説の新しい題材の面白さが抜群ということでしょうね。
・「落差が…。」
ちょっとネタバレになります。
ビニール風呂敷とかヨガマスター(笑)とか…。そのあまりの非現実さは、さすがにちょっと。
ずいぶん前に移動中の読み物として手に取りましたが上記の部分は失笑してしまいました。
そしてこの部分の印象が強すぎて、肝心の内容はあまり覚えていません。物質科学と宗教と…のお話は面白くてとてもよくできていたはずなんですけれど。あまりの落差に目を疑います。
映画でもトムハンクスが忍者みたいなことするんでしょうかね?
・「遅れて読んだ第一弾」
私的には『ダ・ヴィンチ・コード』はやや失笑気味でしたが、この第1弾も、遅れて映画化するようで、『ダ・ヴィンチ・コード』に続き事前に読んでみました。本作はガリレオ関連(いわば、ガリレオ・コード)。最初は『ダ・ヴィンチ・コード』のように未知の世界にグイグイ引き込まれました!ですが、途中の謎解きではダ・ヴィンチ同様に、展開の飛躍が目についてしまってだんだん話に乗れなくなってきました。なので、二転三転する結末にも、やや傍観者のような目線で読んでしまいました。
ただし、「科学と宗教」というテーマは考えるところが多いです。ここはこの作品の大きな骨格として好きなところでした。
情景や設定のさらっとした説明もダン・ブラウン氏ならではの上手さがありました。
この作品の評価は何を期待して読むのかで分かれると思います。私的にはリアルにうまく騙してくれるミステリーを期待して読んだので最後だけは★3つ。第3弾は今から期待しています。
・「展開がスピードアップする」
読み進むうちに夢中になり、頭の中のイメージがどんどんスピードアップしていきます。まるで自分がその場面の中に居るような感覚。主人公が、その他の人物が実際に自分の側に居るような・・・そんな小説って滅多にない。引き込まれます!!読んでから映画を観るか、観てから読むかどっちでも面白いと思います。
・「面白いけど、ちょっと引っ掛かる‥」
この「天使と悪魔」そして「ダ・ヴィンチ・コード」の二作品を読んで感じたことは、この作者が一級のエンターテイメントを提供することの出来る、優れた小説家だということ。と同時に、キリスト教に対して相当な嫌悪感若しくは拒絶感を抱いているな、ということだ。作中の人物に語らせている言葉の端々に、この著者の思想を垣間見た気がした。すなわち、神というのは一種のエネルギーであり、人智を超えた何かというものは存在しない。やがて全てを科学で証明出来る‥。果たしてそうだろうか?それはともかく、自説は自説として何かセンセーショナルな話題を提供するにせよ、他人が大事に思っているものを「そんなもの!」と鼻でせせら笑うような態度は、いただけない。二作品を通して、キリスト教に対する嘲り、故意の愚弄・中傷を感じずにはいられない。それを作中に上手く隠してはいるが、読者を自説に洗脳しようとしている意図は明らかだ。宗教が日常生活に何の影響も及ぼさない日本人にとっては、例えばどこかの高名な僧侶がどうしたこうしたという話を持ち出してもピンと来ないだろう。でも“聖座”と言われ、信者から「パパ様」と敬愛の念を込めて呼ばれるローマ教皇。その人を相手にこのような小説を書くことは、例えていうなら日本なら、天皇家を舞台にした小説をぶち上げるようなものだ。天皇の過去のスキャンダルやら暗殺、そして虚実取り混ぜて最もらしく思わせるようなとんでもないウソを巧みに織り込んだ、自説の“神道論、天皇論”を語る―しかもこき下ろす形で。そんな伝統を守っている日本人はまるでバカだと言わんばかりに。その上、国宝が数多く納められている正倉院などの宝物殿を舞台に、中の品物がメチャメチャになったり貴重な品が灰燼に帰したりする様を描く―。こんな小説をもし外国人が発表したとしたら(興味本位で売れるかもしれないが)、当の日本人としてはどう思うだろうか?よくぞ書いてくれた!などと手放しで喜ぶだろうか?いや、 大多数の日本人はあまり快く思わないのではないか。面白ければ何を書いてもいいというわけではない。ヴァチカンに対しては正にそういうことを、この著者のダン・ブラウン氏は平気でやってのけているのである。私は別にカトリック信者ではない。が、外国の王族であろうとダライ・ラマ法王であろうと、そしてローマ教皇であろうと、しかるべき筋にはそれ相応の敬意を払うべきだと思う。この著者には、そうした姿勢は微塵も感じられない。この作者のシリーズは確かに面白いがある種の不快感が常に伴うのは、こうした理由からだ。
・「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解できない歴史背景あり。」
上・中・下と3巻もあるので通勤や夜のお伴に良いかと思って買いましたが、読み始めると面白くて週末に一気読み。月曜日朝の通勤に役立たなくなりました。(笑) まぁ、高く上がったヘリコプターから主人公が川に落下して助かった後にすぐさま活動再開するところなど御愛嬌ですが、宗教と科学という題材を織り交ぜたエンターテイメントとしては最高に面白いです。これが著者のデビュー作ということですが、才能なんでしょうね。この後にダヴィンチコードを世に出したことも考えると、この作家を発掘した方が凄い眼力の持ち主ですね。 しかし、この「天使と悪魔」と「ダヴィンチコード」を読むと、中世宗教世界の陰湿な歴史や裏社会に思いを馳せることになって、ひたすらゾッとしますね。今でこそ世界的に定着した平和の象徴みたいなキリスト教だって、普及初期当時は得体の知れない不気味な宗教団体だったんでしょうし(だからこそ多くの信者が僻地に逃れて、死海文書とかが発見されているんでしょう。)、この小説の本筋ではないけれど、背景に宗教信者とその反目勢力(=科学勢力)の歴史的背景が語られていて、その当時の凄まじさを窺い知ることができます。 キリスト教勢力に隠れて集まる隠れ家? 科学の発見を語る→神への冒涜→軟禁されたりリンチされたり裁判にかけられる? 体に焼印押される? 恐ろし過ぎますね。日本人には理解できないぐらいの宗教社会。「政教分離」って言葉が歴史の教科書にありますけど、それぐらい宗教が社会に入り込んでいて、その深刻ぶりがこの小説からも窺い知ることになります。実際、ニューヨークの教会なんかで十字架にあるイエスキリストの彫刻の前で一般女性の方が涙を流している様子を見ると、日本人には理解しきれないものを感じますね。日本なんて、仏教と神道が共存していて、今の日本人なんて、正月は神宮にお参り、葬式では「なんみょーほーれんげーきょー」ってやっている訳ですもんねぇ(笑)。 ただ、フィクションであることを自分に言い聞かせないと行けませんね(笑)。でも、キリスト教社会の欧米でも売れていて映画化までされたことを考えると、やっぱりこの小説が示唆する背景もあながち嘘だけじゃない訳ですよ。怖いなあ。こういう空想をするだけでも、この小説の新しい題材の面白さが抜群ということでしょうね。
・「遅れて読んだ第一弾」
私的には『ダ・ヴィンチ・コード』はやや失笑気味でしたが、この第1弾も、遅れて映画化するようで、『ダ・ヴィンチ・コード』に続き事前に読んでみました。本作はガリレオ関連(いわば、ガリレオ・コード)。最初は『ダ・ヴィンチ・コード』のように未知の世界にグイグイ引き込まれました!ですが、途中の謎解きではダ・ヴィンチ同様に、展開の飛躍が目についてしまってだんだん話に乗れなくなってきました。なので、二転三転する結末にも、やや傍観者のような目線で読んでしまいました。
ただし、「科学と宗教」というテーマは考えるところが多いです。ここはこの作品の大きな骨格として好きなところでした。
情景や設定のさらっとした説明もダン・ブラウン氏ならではの上手さがありました。
この作品の評価は何を期待して読むのかで分かれると思います。私的にはリアルにうまく騙してくれるミステリーを期待して読んだので最後だけは★3つ。第3弾は今から期待しています。
・「インディジョーンズばりの活躍」
イルミナティの脅迫者とラングドンたちの攻防が始まる!4人の枢機卿と反物質のありかを探せ、反物質の爆発は深夜12時。残された時間はあと4時間。
中巻ではラングドンが卓抜な推理を見せますが、インディ・ジョーンズばりのアクションも見せます。ダヴィンチ・コードと比べると、どうも巻き込まれている感が強いんですよねぇ。時間設定も短すぎて、あと1時間、あと1時間という時間の等差数列の、その設定時間内にそんなに推理と行動ができるもんかなぁと、ちょっと疑問も持ってみたり。感覚的なものだけど2時間おきぐらいだったら、私的にリアリティがあります。
しかし、アンビグラムは見事ですねぇ。アンビグラムがどういうデザインか、推理するのも面白かったです。
●境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
・「ついに点蔵のターン?」
自分はこのシリーズから読みはじめたのでその視点からレビューさせてもらいます
3巻目にして早くも900ページを越えましたが、読み始めると止まらず、一気に最後まで読みきりました。
戦闘、戦闘の序盤、笑いまくりの中盤、そして新たな舞台の開演する終盤。登場人物も倍増しながらも無駄な人物がいない構成の巧さに改めてこの作者をすごいと思いました。
そしてもっとも今回印象に残ったのは第一特務、点蔵・クロスユナイトでした。はたして英国で彼にとってのホライゾンは見つかるのか。
それを期待しながら次巻の発売を待ちたいと思います。
・「作風を固めすぎ。ワンパターン。」
正直、デビュー作から、ただ一つの題材を書き続けているように感じます。キャラクターは使い回しの上に名前を変えているだけで書き分けが出来ていないし、場所も固有名詞を替えるだけ。展開もいつも同じ。マンネリです。
そろそろ設定を作って(とはいえあまりにバリエーションに乏しいですが)自分自身にうっとりする中二病は卒業して、作風を発展させるべきでは。
…デビュー以来、読み続けてきた読者としての意見・希望です
・「映画より原作」
映画も観ましたが断然原作のほうが面白いです。なにより登場人物のそれぞれの関係性の対比が、この作品のタイトルや科学と宗教という相対するテーマ性にもリンクしていて唸らされます。同時代を生きたヴァチカン寵愛の芸術家ベルニーニとヴァチカンに敵視されていたガリレオの関係も一見対比してるようで面白いです。他にも、コーラーとカメルレンゴ、ヴィットリアとラングドン、それぞれの関係性は映画では描ききれてません。サスペンス性の高さに関しては人それぞれ意見の分かれるところでしょうが、タイムリミットに向けての謎解きのギリギリの緊張感も原作の方がありましたね。映画観た方も一読されたほうが良いかと思います。
・「映画を先に鑑賞してからでも大丈夫かと。」
私は、映画館で先に映画『天使と悪魔』を観てから原作の小説の方を読みました。
先に『映画』を鑑賞してから『原作』を読んでも悪くはないと思います。――ですが映画のほうは、取り扱っている内容のボリュームから考えてみると、短い時間の中で話が展開しているために、若干、理解しづらいところもありました。
『原作』の方は、映画版とは出てくる人物が若干違うものの、内容的には、かなり似ていると感じました。小説の中のセリフなども、かなり似ています。『原作』自身も、話しのテンポがとても良いため、映画を観らず、先に本を手にしても、すんなりと読めてしまうのではないかと思います。途中で煮詰まることもない思います。ただし上巻については、物語上、物理学を扱った内容が展開するので、文系出身の私としては少し理解するのに苦労しましたが、それでも、読み進めることができるので大丈夫です。
映画と原作……どっちがいいかと聞かれたら、個人的には『原作』をおススメしますv
・「映画よりも原作が好き」
友人に上巻だけもらいました。映画化されたということは知っていましたが、
ダビンチコードも読んでいないし見ていないしなにより歴史、世界史が大嫌いなのでテキトーに読もうと思いぱらぱらし始めました。
最初の10ページほどは読みにくかったもののその後は一気にジェットコースター気分でした(笑)。
登場人物の対話を通して細かい歴史や状況設定が説明されていて、読んでて違和感無く背景を理解で行きました。
しかも僕の好きな量子の話があり、反物質まで出てくるのは驚きでした。
映画も見に行きましたが原作の上中下巻を読むだけで10時間近くかかるのを2時間半に収めるのは無理だったようで
感動指数は原作のほうが圧倒的に高かったです。こういう小説を読むとすごく気分がいいですね。
・「映画観ました!」
映画から先に観ました。前作?のダ・ヴィンチ・コード〈上〉は原作を先に読んだため、映画が…という感じでしたが、今回のストーリーは映画でも楽しめる内容です。多くの美術作品や建物が出てくるシーンも見所ですね。
・「もっと謎解き要素がほしかった……」
『ダ・ヴィンチ・コード』にはまったので、当たり前に読みました。
『ダ・ヴィンチ・コード』が好きだったのは、物語性もだけど、やっぱりあの謎解きでした。マニアックで、事実なのかどうなのか分からないほどドラマチック。宗教や歴史にまったく知識がない私でも、わくわくしながら一気に読みました。だから、『天使と悪魔』も、同じシリーズだし、同じ要素を持った小説だと期待していました。う〜ん、なんだろう。登場人物のドラマは描かれているけれど、謎解きは薄かったかなぁ。残念でした。
でも、科学において、もしも本当にこんな発明があったら……。それを想像するのは面白かったです。ラストのあの光、実は今日映画をこの「天使と悪魔」の映画を観に行ったのですが、そこをいちばん楽しみにしていたんです。映画ではあの光をどんな風に表現しているのかなと。私の想像では、もっともっときれいだったんじゃないかなと思います。だって……、ねぇ。あの光なんですから。
●嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)
・「ぼくの世界が、壊されませんように。」
本書は電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編4編に書き下ろしを加えた、みーまー初の短編集です。
内容はまだぼくが僕になる前のお話。誘拐事件後の日々の中での出会いが語られます。では以下、短編ごとに簡単なあらすじもどきと感想をつらつらと。ちなみに雑誌掲載時とタイトルが変更されていますので、()内に追記しておきます。
春『う そが階段を上るとき』(う そつきみーくんと優しい恋日先生)
入院生活。ヤマナさんとおしゃべりしたり、恋日先生に治療して頂いたり。
先生大好きなぼく&ぼく大好きな先生に和みます。恋日先生の苦悩、ヤマナさんの生きる意味、とかなり重たい話でした。この話を読んでから1巻を読み返すと先生の心中察するに余りあります。
夏『ともだち計画』(う そつきみーくんと無邪気な浜名さん)
学校復帰。いじめっ子トーエ登場。二人で遊ぶ夏休みの始まり始まり。
トーエは自分的に容姿、性格共にどストライクのキャラです。そういうわけで、是非とも再登場して欲しかったんですけど……何気に好きなのが叔母さんとのやり取り。あと、やっぱりこの時から金子は良い奴ですね。
秋『蟻と妹の自転車籠』(う そつきみーくんと勝手な妹)
秋の遠足。みんなとはぐれたぼくはお弁当を広げながら、妹との過ぎ去りし思い出を回想したり。
にもうとの可愛さが尋常じゃありません。もう破壊的な可愛さです。素直になれず顔真っ赤にしてるとこなんてもう悶死するところでした。ぼくもちゃんとお兄ちゃんで、そこには確かに兄妹の絆が感じられました。
冬『Happy Child』(う そつきみーくんと壊れたまーちゃん(仮))
監禁再び。今回の犯 人はまーちゃんでちゅどーんなお話。
ぼくのマユに対する想いが嘘でコーティングされずに語られるところは必読です。そして、とにかく恋日先生が恰好良過ぎです。惚れます。極めつけは、最後の喜びっぷり。可愛過ぎです。
とってももしもにもしかして『壊れていない正しさのある世界なら』
もしも誘拐事件が起きなかったら、というパラレルワールド的な夢の書き下ろし作品。天野あいが送る平凡で退屈で幸福な日常が綴られます。
はっちゃけるにもほどがあるシュリンプ香奈恵、相変わらずの毒舌天使枇杷島、この世界では一番変な人になっちゃってる癒し系柚々、ポジションにぶれがない金子、宋田&一宮、菅原&まーちゃんのダブルバカップル、地味っこ透、と超絶豪華なメンバーが集う高校が舞台です。読んでる間はすごく面白くて笑えたんですが、読了後、やるせなさというか切なさに襲われました。
総合的な感想はもう大っっっっっっっっ満足の一言です。短編は既読でしたが、改めて文庫で読むとまた違った読み方が出来たりしましたし、何より短編が豪華過ぎます。既刊で名前だけ出てきたキャラもいるので、?だった方もこれで理解出来るかと。ナンバリングの『i』も秀逸なチョイスだと思います。ごちゃごちゃと御託を並べましたが、何をどう考えても買いの一冊です。嘘なんかじゃありませんよ。
9月に8巻の発売も決まってテンション上がりまくりな今日この頃ですが、なんとイメージアルバムなるものの発売も決定したそうです。期待は膨らむばかりで発売前に破裂する勢いです。そしてそして、『週刊入間』が発行される日もそう遠くはないと信じております、夢だけど。
・「嘘つき「××ちゃん」の一年+α」
誘拐事件よりは後で みーくんになるよりは前の 嘘つき少年「××ちゃん」の物騙りが春夏秋冬四編 平々凡々な高校生「あいちゃん」のもしかしたら有り得たかもしれない普通で幸せな日常が一編 みーくんになって得たモノと みーくんになって失ったモノと 優劣をつける事は出来ないけど 最後の一行に切なくなった
・「「読むな、危険」(帯より)」
キノの旅作者・時雨沢さんによる公式やりたい放題パロディ、何と第三段。4の執筆にも意欲的なので続きもいつかそのうち出ること確定。
今回は短期留学生ゲストをもてなすということで、実在する神奈川・東京観光+恒例の学園バトル。ストがヒロインなので、珍しく変身した3名が共闘します。
パク…でなくて「某作品のオマージュ」というのがたくさん出てくるので、オタクならオタクなだけニヤニヤできる仕様のようです(笑)1,2が楽しめたかたはこちらもどうぞ。
・「突っ込むな! 楽しむんだ!」
「キノの旅」のパロディ版「学園キノ」もシャレの分かる人たちの期待に応えてか3巻目が出ました。 オビでも「キノの旅」と一緒だと考えて読むと危険だと思い切り警告してますけど、流石に3巻目ともなればどういうノリの作品か大体分かってるでしょうけど、今回も前2巻のノリでズンズン進みます。ええ、相変わらずはっちゃけまくってますよ。
今回の話は木乃のクラスに金髪の美少女イーニッドがやって来て、彼女が茶子先生の陰謀ですぐやる部に入部したので木乃、静、犬山は茶子先生によってイーニッドの日本見物に引きずり回されることになります。 まあ例によって後半で木乃らが変身して展開する戦闘シーンも含めて作中全体にわたって突っ込み所満載で、そのくせ鎌倉見物のシーンではマニアの間でおなじみとなっている大仏前の武器屋で買い物するシーンがあったり、あとがきで銃の扱いについて延々説明してきたりと、こだわる所はとことんこだわってます。とにかく最初から最後までそういうノリですから読んでいて何度も突っ込みたくなりますが、いちいち突っ込んでたらきりがありません。ええ、突っ込んだら負けですよ。 そういう小説ですから、突っ込み所も笑って楽しむ気構えで読むのがよろしいかと思います。
・「サモエド仮面「ナボコフが、俺にもっと輝けと囁いている」」
口絵より。このセリフに吹いたら、四の五の言わず、いますぐカートに入れる&レジにGO ANd GO!
・「神奈川〜東京〜千葉めぐり」
作者自身が自分の作品のパロディを書くという、驚愕の第3弾。作者が描けばそれは本編なのでは?という気もするが、やっぱりこれはパロディです。「キノの旅」のキャラクターを使いながら、その世界観とは全く関係なく、作者の書きたいものを書いているという感じがする。 今回は短期留学生という新キャラが登場した関係上、国内観光をしているシーンが多い。横須賀線とか、根岸線とか、京浜東北線とかが頻繁に登場する。そして、この本で最も強調すべきことは、『銃は撃つ瞬間まで引き金に指をかけるな!』でしょう。 まだまだ続ける気はマンマンの様です。
・「次の展開への橋渡し(?)的な1週間の出来事」
これまでの『プロローグ+本編3話+エピローグ』の構成とは異なり、雅人の1週間の幸と不幸を綴った第5巻は、同時に外神雅人邸(テント)の倒壊から奇跡の復興(プレハブ)、そして束の間の栄華の後に訪れた再度の破壊までの顛末にもなっている。
【月曜日−幸運の女神】大雨でテントが倒壊して濡れ鼠になるだけの話なのに、とっても幸せな気分になる。なぜなら雅人とキチの2人が実に楽しそうで幸せそうだから。読後感が心地よい。
【火曜日−神狼】天草沙代と雅人が本格的にコンビを組む話。天草さんの正統派ツンデレ振りが今回も冴えている。バトルもあるが敵が敵だけに微笑ましいもの。P.69の挿絵は結野嵐子かと思った。
【水曜日−ニノミー】今度は二之宮良子の話。二之宮さん視点で書かれた、友人達との距離感や淡い乙女心の描写が上手い。奇しくも天草さんと同じような思いに至る雅人の無防備な寝顔は破壊力抜群のようである。
【木曜日−怪物】二之宮(兄)が怪物として誕生する瞬間である。つまり怪物化するようなことが水曜日に起こったということ。笑える。
【金曜日−白と氷の輪舞】ここですぐに二之宮(怪物)が現れずにトトの話が挿まれる構成が巧み。キチの不在時にしっかり雅人邸のベッド(この頃が栄華のピーク)に忍び込むトトの抜け目なさが微笑ましい。今回、キチへの対抗意識を露わにする言葉を二言だけ発する。
【土曜日−史上最年少特命霊的捜査官】ラヴを除く本巻のメインイベント。とうとうヤツがやって来る。前回のカッパをも凌駕する常軌を逸した二之宮(怪物)の所業が描かれる。何しろ忠実に描かれた挿絵が最早人間ではない。雅人邸あえなく破壊。さらにはキチの不在からか思わぬピンチな雅人の末路も少し情けないものに。ただ、助けに現れた天草さんへの印象が良くなり、ここで早くも究極の選択に迫られる雅人である。この選択は日曜日にも訪れるが結果は次巻に引き継がれる流れとなる。ちなみに、天草さんは火曜日の頃から雅人の隠れた本性について気にするようになるが、この好奇心を無自覚な恋心と絡めているのが上手いと思う。
実はこれまでで最も頁数が少なく、いつにも増して短いセンテンスや改行が多い本巻だが、本が薄くても内容は薄くなくて「いい仕事してます」である。そして挿絵が物凄く頑張っている。可愛らしい絵(と怪物のおぞましい絵)がいっぱい詰まっている。
今後の興味第一は、雅人邸の破壊により雅人とキチが誰の家でご厄介になるかだが、二之宮さんの何かしらの決意や天草さんの想いなど、ラヴ要素が表面化しつつあり、今後の行方をさらに楽しみなものにさせている。
・「雅人、不運と幸運の一週間(笑)」
収録内容プロローグ 惨憺たる日曜日 半死半生の雅人、キチのいない彼は・・・月曜日 幸運の女神 大雨の最中、雨漏りする雅人達のテント、そして遂に・・・火曜日 神狼 寝ている雅人達の家を訪れた沙代、その理由は・・・水曜日 ニノミー 新しい住居に引っ越した雅人、そのお祝いに訪れた良子だったが・・・木曜日 怪物モンスター 酔った良子の電話が、大海原に怪物を生み出した・・・金曜日 白と氷の輪舞 悪夢(予知夢?)を見る雅人、そんな彼の元にトトが訪れたのだが・・・土曜日 史上最年少特命霊的捜査官 キチからの電話を受ける雅人、その電話の後、雅人の元に訪れたのは・・・エピローグ 燦々たる日曜日 半死半生の雅人、携帯電話に気づいた彼は着信とメールに気づき・・・そして彼は決断を・・・
雅人の幸運と不運の訪れる一週間を描く1冊! しかし次巻からは雅人の恋愛部分が急展開しそうですね。(有沢先生ってホントどこまで考えてるのかな?)
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