天使と悪魔 (下) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「いっきに読んでしまう、おもしろい作品。」「いかにも映画向き」「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解しきれない歴史背景あり。」「落差が…。」「遅れて読んだ第一弾」
天使と悪魔 (上) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「映画を先に鑑賞してからでも大丈夫かと。」「映画よりも原作が好き」「映画観ました!」「もっと謎解き要素がほしかった……」「ミステリーと。。。。」
天使と悪魔 (中) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「展開がスピードアップする」「面白いけど、ちょっと引っ掛かる‥」「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解できない歴史背景あり。」「遅れて読んだ第一弾」「インディジョーンズばりの活躍」
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) (詳細)
森見 登美彦(著)
「後味すっきり」「よくわからん」「京都の街並が目に浮かぶ」「嗚呼、青少年よ苦悩せよ」「一流の娯楽小説」
鴨川ホルモー (角川文庫) (詳細)
万城目 学(著)
「あれよあれよと引き込まれる謎の「ホルモー」」「今までにない味わいが広がってくる」「大学時代に読みたかったな」「胸がキューンときました」「ホルモーと叫んでみる」
クラシックシリーズ11 千里眼 ブラッドタイプ 完全版 (角川文庫) (詳細)
松岡 圭祐(著)
風の囁き 妻は、くノ一 4 (角川文庫) (詳細)
風野 真知雄(著)
ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「風潮?」「最後の晩餐」「モナリザ」「女性こそ読むべき本かな」「知的好奇心をくすぐられる作品」
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「ダ・ヴィンチ・コード」「あっと驚く駄本」「ミステリー作品としてもエンタテイメント作品としても楽しめる」「虚実合わせたうまいストーリー」「ストーリー良し。ウンチク最高。しかしどこまで真実?」
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫) (詳細)
ダン・ブラウン(著), 越前 敏弥(翻訳)
「さて、やっと最後。」「あいかわらずうまい!」「扱い方がうまいと思いました。」「知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった」「おもしろかったんですが…」
・「いっきに読んでしまう、おもしろい作品。」
下巻までテンション落ちずに、読ませる力量はさすがの一言。翻訳もいい感じだし、文字が大きめで読みやすいのも◎。
宗教と科学の対立というテーマだが、基本的に堅苦しいものではなく、エンターテイメントを意識している作風。また、読むだけで、その類のトリビアにも博識になれるので一石二鳥。
肝心の内容は、スリリングな展開の連続であるが、ある程度予想がついてしまう点もあるかもしれない。 だが、なかなかの力作で読む価値のある小説であるのは間違いない。おすすめです。
・「いかにも映画向き」
夢のような最新版の飛行機に乗せられて主人公が向かう先はスイスにある最先端の科学施設。そこで素人には理解しかねる最先端を行く科学実験が語られ(この部分も虚実取り混ぜた話になっているらしい;)、息つく間もなく今度は古の都、ローマへと飛び、二千年の時を刻むヴァチカン内部へと歩を進める‥。 冒頭からワクワクする展開。題名が暗示しているように、科学と宗教という相反するテーマを事件に上手く絡ませ、途中ちらりとエロティシズムも折り込みながら、ローマ市内の名所を巡りながら主人公の体を張った活劇が続いてゆく‥。 これは、作者が初めから映画化を意図していたのではないかと思えるほど、映像向きの物語です。お話としては第二弾に当たる「ダ・ヴィンチ・コード」よりもこちらのほうが映像になった場合、分かりやすいと思います。ただし宗教象徴学者である主人公の本領が遺憾なく発揮されているのは、二作目のほうですね。古代の秘密結社に詳しいだけならば宗教象徴学など持ち出す必要はありません。むしろこれだけのアクションをこなす事を考えれば、もっと若くて逞しい男を主人公に据えたほうがヒロインとのロマンスにも繋げやすいし、より“映画向き”だったかもしれないなぁ、などと思いました。
・「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解しきれない歴史背景あり。」
上・中・下と3巻もあるので通勤や夜のお伴に良いかと思って買いましたが、読み始めると面白くて週末に一気読み。月曜日朝の通勤に役立たなくなりました。(笑) まぁ、高く上がったヘリコプターから主人公が川に落下して助かった後にすぐさま活動再開するところなど御愛嬌ですが、宗教と科学という題材を織り交ぜたエンターテイメントとしては最高に面白いです。これが著者のデビュー作ということですが、才能なんでしょうね。この後にダヴィンチコードを世に出したことも考えると、この作家を発掘した方が凄い眼力の持ち主ですね。 しかし、この「天使と悪魔」と「ダヴィンチコード」を読むと、中世宗教世界の陰湿な歴史や裏社会に思いを馳せることになって、ひたすらゾッとしますね。今でこそ世界的に定着した平和の象徴みたいなキリスト教だって、普及初期当時は得体の知れない不気味な宗教団体だったんでしょうし(だからこそ多くの信者が僻地に逃れて、死海文書とかが発見されているんでしょう。)、この小説の本筋ではないけれど、背景に宗教信者とその反目勢力(=科学勢力)の歴史的背景が語られていて、その当時の凄まじさを窺い知ることができます。 キリスト教勢力に隠れて集まる隠れ家? 科学の発見を語る→神への冒涜→軟禁されたりリンチされたり裁判にかけられる? 体に焼印押される? 恐ろし過ぎますね。日本人には理解できないぐらいの宗教社会。「政教分離」って言葉が歴史の教科書にありますけど、それぐらい宗教が社会に入り込んでいて、その深刻ぶりがこの小説からも窺い知ることになります。実際、ニューヨークの教会なんかで十字架にあるイエスキリストの彫刻の前で一般女性の方が涙を流している様子を見ると、日本人には理解しきれないものを感じますね。日本なんて、仏教と神道が共存していて、今の日本人なんて、正月は神宮にお参り、葬式では「なんみょーほーれんげーきょー」ってやっている訳ですもんねぇ(笑)。 ただ、フィクションであることを自分に言い聞かせないと行けませんね(笑)。でも、キリスト教社会の欧米でも売れていて映画化までされたことを考えると、やっぱりこの小説が示唆する背景もあながち嘘だけじゃない訳ですよ。怖いなあ。こういう空想をするだけでも、この小説の新しい題材の面白さが抜群ということでしょうね。
・「落差が…。」
ちょっとネタバレになります。
ビニール風呂敷とかヨガマスター(笑)とか…。そのあまりの非現実さは、さすがにちょっと。
ずいぶん前に移動中の読み物として手に取りましたが上記の部分は失笑してしまいました。
そしてこの部分の印象が強すぎて、肝心の内容はあまり覚えていません。物質科学と宗教と…のお話は面白くてとてもよくできていたはずなんですけれど。あまりの落差に目を疑います。
映画でもトムハンクスが忍者みたいなことするんでしょうかね?
・「遅れて読んだ第一弾」
私的には『ダ・ヴィンチ・コード』はやや失笑気味でしたが、この第1弾も、遅れて映画化するようで、『ダ・ヴィンチ・コード』に続き事前に読んでみました。本作はガリレオ関連(いわば、ガリレオ・コード)。最初は『ダ・ヴィンチ・コード』のように未知の世界にグイグイ引き込まれました!ですが、途中の謎解きではダ・ヴィンチ同様に、展開の飛躍が目についてしまってだんだん話に乗れなくなってきました。なので、二転三転する結末にも、やや傍観者のような目線で読んでしまいました。
ただし、「科学と宗教」というテーマは考えるところが多いです。ここはこの作品の大きな骨格として好きなところでした。
情景や設定のさらっとした説明もダン・ブラウン氏ならではの上手さがありました。
この作品の評価は何を期待して読むのかで分かれると思います。私的にはリアルにうまく騙してくれるミステリーを期待して読んだので最後だけは★3つ。第3弾は今から期待しています。
・「映画を先に鑑賞してからでも大丈夫かと。」
私は、映画館で先に映画『天使と悪魔』を観てから原作の小説の方を読みました。
先に『映画』を鑑賞してから『原作』を読んでも悪くはないと思います。――ですが映画のほうは、取り扱っている内容のボリュームから考えてみると、短い時間の中で話が展開しているために、若干、理解しづらいところもありました。
『原作』の方は、映画版とは出てくる人物が若干違うものの、内容的には、かなり似ていると感じました。小説の中のセリフなども、かなり似ています。『原作』自身も、話しのテンポがとても良いため、映画を観らず、先に本を手にしても、すんなりと読めてしまうのではないかと思います。途中で煮詰まることもない思います。ただし上巻については、物語上、物理学を扱った内容が展開するので、文系出身の私としては少し理解するのに苦労しましたが、それでも、読み進めることができるので大丈夫です。
映画と原作……どっちがいいかと聞かれたら、個人的には『原作』をおススメしますv
・「映画よりも原作が好き」
友人に上巻だけもらいました。映画化されたということは知っていましたが、
ダビンチコードも読んでいないし見ていないしなにより歴史、世界史が大嫌いなのでテキトーに読もうと思いぱらぱらし始めました。
最初の10ページほどは読みにくかったもののその後は一気にジェットコースター気分でした(笑)。
登場人物の対話を通して細かい歴史や状況設定が説明されていて、読んでて違和感無く背景を理解で行きました。
しかも僕の好きな量子の話があり、反物質まで出てくるのは驚きでした。
映画も見に行きましたが原作の上中下巻を読むだけで10時間近くかかるのを2時間半に収めるのは無理だったようで
感動指数は原作のほうが圧倒的に高かったです。こういう小説を読むとすごく気分がいいですね。
・「映画観ました!」
映画から先に観ました。前作?のダ・ヴィンチ・コード〈上〉は原作を先に読んだため、映画が…という感じでしたが、今回のストーリーは映画でも楽しめる内容です。多くの美術作品や建物が出てくるシーンも見所ですね。
・「もっと謎解き要素がほしかった……」
『ダ・ヴィンチ・コード』にはまったので、当たり前に読みました。
『ダ・ヴィンチ・コード』が好きだったのは、物語性もだけど、やっぱりあの謎解きでした。マニアックで、事実なのかどうなのか分からないほどドラマチック。宗教や歴史にまったく知識がない私でも、わくわくしながら一気に読みました。だから、『天使と悪魔』も、同じシリーズだし、同じ要素を持った小説だと期待していました。う〜ん、なんだろう。登場人物のドラマは描かれているけれど、謎解きは薄かったかなぁ。残念でした。
でも、科学において、もしも本当にこんな発明があったら……。それを想像するのは面白かったです。ラストのあの光、実は今日映画をこの「天使と悪魔」の映画を観に行ったのですが、そこをいちばん楽しみにしていたんです。映画ではあの光をどんな風に表現しているのかなと。私の想像では、もっともっときれいだったんじゃないかなと思います。だって……、ねぇ。あの光なんですから。
・「ミステリーと。。。。」
ミステリー小説を読みあさってきた私でも楽しめる1冊。
前回のダヴィンチコードよりも構成がしっかりしていて、
飽きさせない作りにはこちらも読んでいてありがたかった。
ただ、少し長い気がするのは私だけであろうか。
ネタバレしてしますので詳細は省くが、この考察は
ページをとり過ぎだろうと思うところが何カ所かあった。
しかし、それを踏まえても楽しめる要素はたくさんあるので
みなさんも時間があったら読んで頂きたい。
ちなみに、この本を読んだらローマに行きたくなる事間違いなし。
・「展開がスピードアップする」
読み進むうちに夢中になり、頭の中のイメージがどんどんスピードアップしていきます。まるで自分がその場面の中に居るような感覚。主人公が、その他の人物が実際に自分の側に居るような・・・そんな小説って滅多にない。引き込まれます!!読んでから映画を観るか、観てから読むかどっちでも面白いと思います。
・「面白いけど、ちょっと引っ掛かる‥」
この「天使と悪魔」そして「ダ・ヴィンチ・コード」の二作品を読んで感じたことは、この作者が一級のエンターテイメントを提供することの出来る、優れた小説家だということ。と同時に、キリスト教に対して相当な嫌悪感若しくは拒絶感を抱いているな、ということだ。作中の人物に語らせている言葉の端々に、この著者の思想を垣間見た気がした。すなわち、神というのは一種のエネルギーであり、人智を超えた何かというものは存在しない。やがて全てを科学で証明出来る‥。果たしてそうだろうか?それはともかく、自説は自説として何かセンセーショナルな話題を提供するにせよ、他人が大事に思っているものを「そんなもの!」と鼻でせせら笑うような態度は、いただけない。二作品を通して、キリスト教に対する嘲り、故意の愚弄・中傷を感じずにはいられない。それを作中に上手く隠してはいるが、読者を自説に洗脳しようとしている意図は明らかだ。宗教が日常生活に何の影響も及ぼさない日本人にとっては、例えばどこかの高名な僧侶がどうしたこうしたという話を持ち出してもピンと来ないだろう。でも“聖座”と言われ、信者から「パパ様」と敬愛の念を込めて呼ばれるローマ教皇。その人を相手にこのような小説を書くことは、例えていうなら日本なら、天皇家を舞台にした小説をぶち上げるようなものだ。天皇の過去のスキャンダルやら暗殺、そして虚実取り混ぜて最もらしく思わせるようなとんでもないウソを巧みに織り込んだ、自説の“神道論、天皇論”を語る―しかもこき下ろす形で。そんな伝統を守っている日本人はまるでバカだと言わんばかりに。その上、国宝が数多く納められている正倉院などの宝物殿を舞台に、中の品物がメチャメチャになったり貴重な品が灰燼に帰したりする様を描く―。こんな小説をもし外国人が発表したとしたら(興味本位で売れるかもしれないが)、当の日本人としてはどう思うだろうか?よくぞ書いてくれた!などと手放しで喜ぶだろうか?いや、 大多数の日本人はあまり快く思わないのではないか。面白ければ何を書いてもいいというわけではない。ヴァチカンに対しては正にそういうことを、この著者のダン・ブラウン氏は平気でやってのけているのである。私は別にカトリック信者ではない。が、外国の王族であろうとダライ・ラマ法王であろうと、そしてローマ教皇であろうと、しかるべき筋にはそれ相応の敬意を払うべきだと思う。この著者には、そうした姿勢は微塵も感じられない。この作者のシリーズは確かに面白いがある種の不快感が常に伴うのは、こうした理由からだ。
・「面白くて一気読み! 宗教って怖いですねぇ…。日本人には理解できない歴史背景あり。」
上・中・下と3巻もあるので通勤や夜のお伴に良いかと思って買いましたが、読み始めると面白くて週末に一気読み。月曜日朝の通勤に役立たなくなりました。(笑) まぁ、高く上がったヘリコプターから主人公が川に落下して助かった後にすぐさま活動再開するところなど御愛嬌ですが、宗教と科学という題材を織り交ぜたエンターテイメントとしては最高に面白いです。これが著者のデビュー作ということですが、才能なんでしょうね。この後にダヴィンチコードを世に出したことも考えると、この作家を発掘した方が凄い眼力の持ち主ですね。 しかし、この「天使と悪魔」と「ダヴィンチコード」を読むと、中世宗教世界の陰湿な歴史や裏社会に思いを馳せることになって、ひたすらゾッとしますね。今でこそ世界的に定着した平和の象徴みたいなキリスト教だって、普及初期当時は得体の知れない不気味な宗教団体だったんでしょうし(だからこそ多くの信者が僻地に逃れて、死海文書とかが発見されているんでしょう。)、この小説の本筋ではないけれど、背景に宗教信者とその反目勢力(=科学勢力)の歴史的背景が語られていて、その当時の凄まじさを窺い知ることができます。 キリスト教勢力に隠れて集まる隠れ家? 科学の発見を語る→神への冒涜→軟禁されたりリンチされたり裁判にかけられる? 体に焼印押される? 恐ろし過ぎますね。日本人には理解できないぐらいの宗教社会。「政教分離」って言葉が歴史の教科書にありますけど、それぐらい宗教が社会に入り込んでいて、その深刻ぶりがこの小説からも窺い知ることになります。実際、ニューヨークの教会なんかで十字架にあるイエスキリストの彫刻の前で一般女性の方が涙を流している様子を見ると、日本人には理解しきれないものを感じますね。日本なんて、仏教と神道が共存していて、今の日本人なんて、正月は神宮にお参り、葬式では「なんみょーほーれんげーきょー」ってやっている訳ですもんねぇ(笑)。 ただ、フィクションであることを自分に言い聞かせないと行けませんね(笑)。でも、キリスト教社会の欧米でも売れていて映画化までされたことを考えると、やっぱりこの小説が示唆する背景もあながち嘘だけじゃない訳ですよ。怖いなあ。こういう空想をするだけでも、この小説の新しい題材の面白さが抜群ということでしょうね。
・「遅れて読んだ第一弾」
私的には『ダ・ヴィンチ・コード』はやや失笑気味でしたが、この第1弾も、遅れて映画化するようで、『ダ・ヴィンチ・コード』に続き事前に読んでみました。本作はガリレオ関連(いわば、ガリレオ・コード)。最初は『ダ・ヴィンチ・コード』のように未知の世界にグイグイ引き込まれました!ですが、途中の謎解きではダ・ヴィンチ同様に、展開の飛躍が目についてしまってだんだん話に乗れなくなってきました。なので、二転三転する結末にも、やや傍観者のような目線で読んでしまいました。
ただし、「科学と宗教」というテーマは考えるところが多いです。ここはこの作品の大きな骨格として好きなところでした。
情景や設定のさらっとした説明もダン・ブラウン氏ならではの上手さがありました。
この作品の評価は何を期待して読むのかで分かれると思います。私的にはリアルにうまく騙してくれるミステリーを期待して読んだので最後だけは★3つ。第3弾は今から期待しています。
・「インディジョーンズばりの活躍」
イルミナティの脅迫者とラングドンたちの攻防が始まる!4人の枢機卿と反物質のありかを探せ、反物質の爆発は深夜12時。残された時間はあと4時間。
中巻ではラングドンが卓抜な推理を見せますが、インディ・ジョーンズばりのアクションも見せます。ダヴィンチ・コードと比べると、どうも巻き込まれている感が強いんですよねぇ。時間設定も短すぎて、あと1時間、あと1時間という時間の等差数列の、その設定時間内にそんなに推理と行動ができるもんかなぁと、ちょっと疑問も持ってみたり。感覚的なものだけど2時間おきぐらいだったら、私的にリアリティがあります。
しかし、アンビグラムは見事ですねぇ。アンビグラムがどういうデザインか、推理するのも面白かったです。
・「後味すっきり」
他の方が書いているように確かに文体は独特ですが、一度慣れてしまうとさらっと読めてしまいます。ドタバタした話が収束していくさまはなかなか痛快。後味もすっきり、さわやかな良作です。 ただ、ヒロインの黒髪の乙女の描写がどうにも男の理想というか、所謂「萌え」系で、そこだけ少し胃もたれを感じました。
漫画、舞台とさまざまな展開を見せてますがアニメにはなってないんですね。一番合いそうなのに。本作を読んでいて、今敏監督の「パプリカ」みたいなイメージがちらちら浮かびました。
・「よくわからん」
ぬらぬらとした奇妙な文体は、ドグラマグラを彷彿とさせるながらも、京都という街の魑魅魍魎が跳梁跋扈していそうなアヤシゲな雰囲気を表現することに一役買っていると思う。文体に感性があわなければそれまでだし、あえば独特の世界観を楽しめるのではないだろうか。そういった意味では、あらすじと可愛いイラストの表紙から恋愛小説だと推測して、ジャケ買いすることはお勧めできない。じっくりと腰をすえて、最初の数ページといわず1章くらい読んでから購入した方がいいのではないだろうか、幸運にも最近の本屋には座り読みできる空間があったりすることだし。それほどまでにギャップが激しい。
たまに「読者諸君」などと、こちらへ語りかけてくる部分以外は割りと面白かった思う。
・「京都の街並が目に浮かぶ」
単行本も読んだけど誰かにあげちゃったので文庫版も買ってみた。
独特の言い回しで、京都の街並が思い起こされるほのぼのストーリーです。普通の感覚で言えばとっても変わり者の「黒髪の乙女」が京都の街で大暴れするストーリーなんだけど、とてもほのぼのした心洗われるストーリーです。でも独特の言い回しに好き嫌いがあるかもねー。
■読んで欲しい人・京都に住んでいるか住んでいた人・京大の出身または学生の人・ほのぼのしたい人
・「嗚呼、青少年よ苦悩せよ」
一途な想いを寄せた意中の相手は黒髪の乙女。彼女の注意を惹くためにあの手この手で「外堀を埋めて」も、さらりと躱されすれ違う日々。そんな『先輩』の苦悩と、それを知らない『乙女』の日々礼賛を交互に描いた意欲作です。
明治時代の書生さんのような堅苦しい口調の『先輩』。本当にこんな思考をする大学生がいるのかと苦笑いをしつつ読みながらも、あのように奥ゆかしい乙女がいれば一途な想いを向けてしまうのも無理はないと納得してしまいました。
安易に社会に流れずに我が道を生きる二人。登場人物の紹介を最小限にとどめ、現実とファンタジーの境界を曖昧にすることによって得られる独特の作品世界。人の世と感情の不思議が巧妙な文体や構成で描かれており、読後はさわやかな気分になれること請け合いです。
・「一流の娯楽小説」
今まで読んだ小説で一番笑ってしまった作品。
ジャンルで言えばラブコメになるのでしょう。軽妙な語り口にテンポの良い展開、神様も現れるファンタジックな要素を持ち合わせた娯楽性ある物語と素敵な要素が満載でとにかく読んでいて楽しい!古風で独特な言い回しながら簡潔で読みやすい文章も良いです。また、春の飲み屋街、夏の古本市、秋の学園祭、冬の風邪騒動という四季に焦点を当てた四章構成も上手くまとまっていますね。頭の中に1つ1つの場面を鮮明に想像することが出来る、色彩豊かな描写力を感じます。
でも、この物語の一番の魅力は個性溢れる登場人物であると断言しましょう。理屈屋で不器用な主人公「先輩」と時代錯誤的な純真さで周りの誰をも幸せにしてしまう「黒髪の乙女」を中心に、大酒飲みの女傑、空飛ぶ学生天狗、偽電気ブランで富を築いた高利貸し、錦鯉センターを経営する心優しきダメ中年などアクが強く愛嬌あるキャラクターばかり。微笑ましくて、愛おしくなること請け合いな人物が揃っています。他にも様々な人々が登場しますが、誰一人無駄にならず活かされている点も素晴らしい。いい意味で著者の手から離れて活き活きとキャラクターが動いていますね。
ファンタジー的要素など好みが分かれる部分もあると思いますが、楽しい小説を読みたければ一度は手に取ってほしいです。難しいことを考えず気楽に読んでもらいたい作品。「ハチミツとクローバー」や「3月のライオン」で有名な漫画家・羽海野チカさんのあとがき(?)もオススメです。
・「あれよあれよと引き込まれる謎の「ホルモー」」
京都大学に2浪して入学した主人公が、一目ぼれした女性と一緒に居たいがために入部したなぞのサークル「青竜会」。しばらく経ったある日、先輩たちから「ホルモー」なる古から続く競技のメンバーに選出されたことを伝えられ…。というお話。
・「今までにない味わいが広がってくる」
本書は音楽に例えると説明がしやすい。個人的には、今まで聞いたこともないような楽器が加わり、リズムやテンポもさわやかで、斬新な新ジャンルの演奏を聞くようだった。本は映画化もされ多くの方があらすじを知っていると思いますが一度小説という媒体を通じてご覧いただきたい。本当に今までにない味わいが広がってくることでしょう。
・「大学時代に読みたかったな」
最近、映画化されたらしく書店に行くと、この本が店頭に置かれているのをよく見かけます。
・「胸がキューンときました」
「イカキョー」と聞くだけで胸がキューンとなりました。作者と同じような景色を見て育っているので、どっぷりと本の世界に引きこまれてしまっています。しかし「関西人」だからこの作品を楽しめるのではなく、どこで暮らしている人にとっても「京都」とは日本人の心の故郷のように、はじめて訪れた人にとってもどこか懐かしさや心の安らぎを覚える場所ではないのでしょうか?地名や大学名などに馴染みがない人にとっても楽しめ、奇想天外な世界観、あっぱれです。
・「ホルモーと叫んでみる」
映画化された作品がどうだか知らないが、この馬鹿馬鹿しさが面白い。
物語の舞台は京都。下地となる四大学対抗のホルモーというなぞの競技。そこに若さを持て余す学生。基本の構造は、どこかで聞いたことがあるもの。 しかし、この馬鹿馬鹿しい設定を上手く読者に滑り込ませていくあたりに作者の上手さがある。テンポ良く読みきってしまえる作品です。言い切ってしまうと漫画みたいな話だ。事実漫画版もあるらしい。
・「風潮?」
出版社、配給会社の宣伝もあって人気がでたダ・ヴィンチ・コード。私は、期待して本、映画を見ましたが、面白くなかったです。
・「最後の晩餐」
3冊一緒に買って、通勤かばんに入れておいたので、通勤途中に、上巻を読み終わってうずうずするということがなくて助かりました。それぐらい、すいすい読めるし、続きが気になる程おもしろいです。誰もが一度は見たことがある有名な絵画から、こんなおもしろい謎解きを作る作者に脱帽です。上巻を持ち歩くときは、いつ読み終わってもいいように本巻も一緒に持っていくことをオススメします。
・「モナリザ」
この本のおかげでダンブラウン作品にはまりました。キリスト教徒ではないので聖書やキリスト教史のことには全く詳しくありませんがそんなわたしでも十分世界に入り込めて一気に3巻読破してしまいました。
・「女性こそ読むべき本かな」
…と感じた。いや僕はアジア男なんで無縁すけど。不当な女性蔑視は本当ねっこから洗脳されてたのかも。イブの原罪ねつぞう?イエスの恋人への中傷。名画に隠された物語?魔女狩りジャンヌもカワイソ。ホント念入りだなーこの洗脳は。レッテル貼りは、古代政治からの常套手段だったんだな。
僕は映画を観た後に読んだので、上巻は飛ばし読みすれば良かった。中巻55章ティービング話からが、圧倒的に面白い。好奇心ビンビンだ。銀行の車で英国紳士の屋敷に逃げ込む場面、ここから読めば良かった。頭から順番通りでなきゃ気がすまない、自分の性分が恨めしかった。
まあフィクションだからどこまで信じてよいか判断つかないが、もっと歴史が知りたくなった。歴史に関心を持つキッカケとしては面白い本だ。少なくとも、マリアに対する古来よりの中傷には、根拠が無いようだ。本書はその迷信を覆してくれた、これだけでも僕にとっては、大きかった。PS●女性に薦める伝説→騎士道物語 ガウェインの結婚
・「知的好奇心をくすぐられる作品」
2005年度版このミス10 4位。 2004年文春ミステリーベスト10 1位。
ある作品がベストセラーになってから読む場合、期待が大きすぎるせいか拍子抜けすることが多いのだが、この作品の場合違った。「キリスト教」の造詣の深い人が読めば感想が異なるのかもしれないが、少なくとも私にとっては、ミステリーとしても、知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった。
・「ダ・ヴィンチ・コード」
もう私のレビューを読む人は、ダ・ヴィンチ・コードの内容を大体はご存知だろう。これより、はるか昔に書かれたダ・ヴィンチ・レガシーをご存知?読み比べてみてください。ダ・ヴィンチ・レガシーの方が面白い。
・「あっと驚く駄本」
パックツアーでルーブルに行った時に印象に残った部屋がこの本の最初に出てくるので、旅先で買って読みました。映画の画面を文字化したような文章で、文章に魅力がありません。また、パレスチナでイエスの子供を身ごもったマグダラのマリアがマルセイユで出産するとか、その子がゲルマン人のメロビング朝の先祖になるといった内容は、全然真実味が感じられません。欧米には色々な伝承があるのかもしれませんが。また、最後の晩餐のヨハネが女性であるというのも、ダヴィンチの絵に他にも女性的な男性像があることから、あまり説得力がありません。この本を買って読んだのは金と(貴重な旅先の)時間の無駄であり、ベストセラーには用心しなければと思いました。レビューの分母が多いので心おきなく評価させていただきます。
・「ミステリー作品としてもエンタテイメント作品としても楽しめる」
久々に、「ハリー・ポッター」以外の海外の作品を読んだが、とても面白い。キリスト教にまつわる話なので、あまり感情移入ができない分、娯楽作品として読めた本である。
暗号の解読や謎の解明、ちりばめられた雑学、そしてキー・ストーンを求める「導師」の正体等、ミステリー作品としてもエンタテイメント作品としても楽しめる良作である。ただ、これらの話がすべて真実だとすると、キリスト教圏の人々にとっては結構衝撃的なないようだなぁ。
・「虚実合わせたうまいストーリー」
上中下巻と聞いてボリューム多そうだなと思ってちゅうちょしてたんですが、いざ本を手にとってみると、1冊あたりは300ページ無い感じで、通勤時間に読むのには手頃なサイズでした。話もスイスイ進んでいくので、上巻はあっという間に読んでしましました。巻頭カラーで作中に出てくる絵画の写真が出てくるのがいいですね。私は映画を既に見ていたので、話にすーっと入っていけたんですが、キリスト教がテーマなのでなじみがない方は、映画も合わせて見るといいかも知れません。どちらが先でなきゃいけないってことはないと思います。
・「ストーリー良し。ウンチク最高。しかしどこまで真実?」
映画を見たので旅行中の時間つぶしに読み始めましたが、上中下巻を一気に読みました。というより、一度読み始めると止まらなくなってしまいました。ストーリーは、敵味方の動きが激しいなど展開が早く、絵画の解釈の説明や暗号解読などにずいぶんと引き込まれます。ただし、キリスト教やヨーロッパの文化に詳しくないせいか、最後の結末は肩透かしを食ったような感がありました。何だか「マトリックスシリーズの最終巻を見た時」と同様な印象です。キリスト教に関連した話と言うのは、最後明確な結論というのは避けるものなのでしょうか?それはともかく、絵画の解釈、象徴の記号など明日から使える雑学のようで大変興味深い蘊蓄が詰まっています。願わくはどこまで真実かがはっきりとわかると良かったのかもしれません。
・「さて、やっと最後。」
ダ・ヴィンチ・コードよりもはるか昔に書かれた本を知っていますか?「ダ・ヴィンチ・レガシー」です。よく研究されよく練られたダ・ヴィンチ・コードより面白い。映画や本をあまりしらない人は、ダ・ヴィンチ・コードより劣ると言う。読んでみられてから判断してください。
・「あいかわらずうまい!」
上中下巻、おもしろくて一気に読みました。下巻もスピーディーに展開します。最後の礼拝堂での謎のあたりは、謎の大きさの割には、謎を解いた後主人公たちが淡々としている気がします。ことの重大さぐあいが、あれ?こんなもの?と思ってしまいました。最後のオチはうまいなぁと感心しました。
・「扱い方がうまいと思いました。」
何か新しいことを教えてもらえるのかと思って読んだのですが、そう言う意味ではちょっとがっかりでした。荒俣さんだって書いてたし。テンプル騎士団のことは解って書いていたのかなあ。でも、料理の仕方が抜群にうまいと思いました。黒幕やヒロインの秘密は、直ぐにバレるように書いてありましたけど、キモは聖盃の位置ですよね。ちゃんと読んでいれば解るように書いてあったのに、考えずに答えを読んで失敗でした。もっと楽しめたのに。これ実は推理小説として楽しめるんですよね。でも、それはさておき、危機また危機の展開をしっかり楽しめました。マイケルクライトンもそうだけど、使い古されたテーマを、もっとおもしろく書けるって、それはそれですごいと思いました。
・「知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった」
2005年度版このミス10 4位。 2004年文春ミステリーベスト10 1位。
ある作品がベストセラーになってから読む場合、期待が大きすぎるせいか拍子抜けすることが多いのだが、この作品の場合違った。「キリスト教」の造詣の深い人が読めば感想が異なるのかもしれないが、少なくとも私にとっては、ミステリーとしても、知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった。
・「おもしろかったんですが…」
上・中・下と一気に読みました。話題の本だけあって、なかなかおもしろかったです。
ただ、前半に「この人が黒幕かもしれない」と思っていた人たちの存在感がどんどん薄れていったので、最後に黒幕がわかった時には「やっぱり…」という感じでした。ソフィーの家族の秘密もほぼ想像通りでしたし。
エンディングも「え?いつの間に謎を解いたの?」とあっけにとられてしまいました。あそこまで引っ張ったからには最後まで丁寧に書いてほしかった、というのが正直な感想です。
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