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食品の裏側―みんな大好きな食品添加物食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 (詳細)
安部 司(著)

「一度は読んでもらいたい」「食品の裏側にあるもの」「「買ってはならない」エセ科学本」「うすうす感じていたことが」「洗脳されてはいけません」


主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ (詳細)
江部 康二(著)

「凄い内容です。でも逃げないで!」「実際に血糖値が下がりました。」「昔流行したダイエット本かな」「実践してみました・・・すごい!!」「分かりやすい」


東方栄養新書―体質別の食生活実践マニュアル東方栄養新書―体質別の食生活実践マニュアル (詳細)
梁 晨千鶴(著)

「信頼のできる食のバイブル」「リウマチ治療に取り入れた食事療法」「諦めていたのに・・・」「すごく役立ちます」「驚きました」


東洋医学セルフケア 365日 【健康法のエッセンス】-「氣道」入門 (ちくま文庫)東洋医学セルフケア 365日 【健康法のエッセンス】-「氣道」入門 (ちくま文庫) (詳細)
長谷川 淨潤(著)

「家庭の東洋医学 自力整体のススメ」「DVDがほしい!」「ためになります」「人間の自然」「自然の営み。」


顔をみれば病気がわかる―隠れた不調を自分でチェックできる本顔をみれば病気がわかる―隠れた不調を自分でチェックできる本 (詳細)
猪越 恭也(著)

「わかりやすい」「自分の体調を把握するために・・・」「中高生に読んでほしい」「朝は鏡を見ましょう。」「参考になります!」


医療の限界 (新潮新書)医療の限界 (新潮新書) (詳細)
小松 秀樹(著)

「医療の現場と医師の意見を知る良書」「現場の悲鳴」「医療が直面する壁」「医師サイドからの反撃」「医療と人生について考えさせる良書」


達者でポックリ。達者でポックリ。 (詳細)
帯津 良一(著)

「中高年必読の健康法!死に方も美しく。」


糖尿病が良くなるごちそうレシピ ─糖質制限食の実践法糖尿病が良くなるごちそうレシピ ─糖質制限食の実践法 (詳細)
江部 康二(著), 髙野 邦子(著)

「実践法、ですかねぇ・・・」「要するにアトキンス式のアレンジ」「ご飯なしの食事はどうも」「本に感謝しています。」「とにかくわかりやすい!」


まんが易経入門―中国医学の源がわかるまんが易経入門―中国医学の源がわかる (詳細)
周 春才(著), 鈴木 博(翻訳)

「最も古い古典を最も新しく甦らせて」「易を知りたければまずここから」「楽しんで理解する?」「入門とはいえ難解・・・」


医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か (詳細)
小松 秀樹(著)

「医療問題において絶対に欠かせない1冊!!」「現場発の熱い意見」「「医療と患者の齟齬」」「医療崩壊への解決策を提起した、熱のこもった名著」「全ての国民に向けた問題提起」


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▼クチコミ情報

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

・「一度は読んでもらいたい
知らないって、本当に怖い!と思わされた本です。こういう本は難しくて分かりにくい本も多いのですが、これは添加物のことが、本当に読みやすく、分かりやすく書かれてあります。一度は読んでおいて損はない本だと思います。

・「食品の裏側にあるもの
廃棄寸前のクズ肉が30種類の「白い粉」でミートボールになる。コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけなど、目からウロコの話がずらりと並ぶ。食品添加物がこれだけ使われるようになったのは、「便利さ」や「見た目」「安さ」を追求してきたためであるが、その代償として失ったものについて著者は主張している。それは食べることの大切さである。本書は、食に対する感謝の気持ちを忘れてはいけないということを再認識させてくれる。今や、インスタントやレトルト食品は欠かせないものだけど、とらなくてもいい食品添加物はなるべく避けたいものだ。

・「「買ってはならない」エセ科学本
この本に述べられている内容には不正確な部分が多々あること(ググってみてください)。化学合成を邪悪なものと(言質をとられないよう巧みに文章をつづっているが)印象付け、いわゆる天然もの崇拝に誘導する志向がうかがえるが、この著者の履歴も考え合わせれば、真の目的が食文化云々などという高尚なものではないことが透けて見えると思う。天然だろうと合成品だろうと物質は物質である。クエン酸ナトリウム、乳酸、ビタミンCなど、いずれも人体に必須な物質ばかりで、それらから食品が合成されるのは不思議でも不自然でもなんでもない。このような本の内容が鵜呑みにされ喧伝されることは極めて危険。せめて松永和紀氏や高橋久仁子氏の著書を合わせて読んでもらいたいと思う。

・「うすうす感じていたことが
なんとなく食品添加物は、たくさん利用されていて、味覚を含めて相当誤魔化されているとは思っていましたが、こんなに凄いものだとは驚きました。内容は、内部告発的に重々しいものではなく、食品添加物と我々がどう突き合うのか、分かりやすくかかれたものです食品添加物は、製造者は良心にしたがい使い、開示し、消費者は必要以上のものを要求して食品添加物を増長させることがないようにつとめて、食品添加物の使用を最小に食い止めることが大切そうです

・「洗脳されてはいけません
私もこの本を読んだ時には添加物の怖さ?に恐怖させられていました。しかし、添加物の事で色々調べていきますと、これがまたとんでもない嘘で科学的根拠に乏しい事柄ばかりだったという事を知り驚きました。

添加物は毒だと言っておりますが、実は身近にある塩や砂糖も毒になりうる事はご存知でしょうか。その塩や砂糖にも半数致死量LD50というものが存在します。

塩なら200g砂糖なら1kgがそれぞれの致死量となっております。(個人差はあるようです)

「毒」というものは、ある量を超えた瞬間から「毒性」を発揮します。この「毒性」が現れる限界量のことを閾(しきい)値といいます。この閾値を超えない限り毒性は現れません。

因みに添加物の悪の親玉みたく言われるソルビン酸では、そのLD50は10.5g/kg体重。塩(3.9g/kg)に比較しても、毒性が低いことが明らかです。

食品添加物を気にせずに食事をしている人たちの1日に摂取しているソルビン酸の量は数mgと計算されており、一方食塩は健常者であれば多くの場合1日5g以上は摂取しています。こうした点から見ますとソルビン酸も毒性は現実の問題としては全く問題にならないと考えて良いという事が分かります。

とにかくこの本では量の概念が無く、ただ添加物は危険だと消費者の不安を煽っているだけに過ぎません。

そもそも科学の分野はたいていの人がしっかりとした知識を持っていないので、もっともらしいような似非知識に洗脳されて健康ビジネスの罠にかかってしまうんですよね。私もその内の一人でした(汗)

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 (詳細)

主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ

・「凄い内容です。でも逃げないで!
この本を読んで簡単だと思った、「糖質制限食」10分で昼食を摂らなくてはならない方には自作弁当しかありません。でないと不可能です。意外と難しいです。

けれど私は励みになりました。コンビニでもオニギリやカッップ麺を買わなくなりました。勿論ジュースや加糖コーヒーもです。しかし夜は肉を食べます。

少しづつ食事を減らせそうです。頑張れそうです。

いい本でした。

・「実際に血糖値が下がりました。
主人が糖尿病で、普通のカロリー計算では効果がなかったのですが、ある日、焼き肉屋、イタリアン、フレンチに外食した日は血糖値が上がりませんでした。寿司、うどんでは、300を超えるほどに上がりました。この本を読んでから、炭水化物の量を減らし、肉、ワイン、糖質ゼロの飲み物に切り替えたところ、1週間で100も数値が下がりました。とてもためになった本でした。

・「昔流行したダイエット本かな
昔から女性のダイエット情報ではよく知られた、「主食を抜けば痩せれる」という理屈の糖尿病版でした。確かにやりはじめは痩せますが、必死でがんばって3ヶ月ほどしか継続できないので、つらいです。主食のごはん、パン、麺類って抜き続けると禁断症状が出て、どばっと食べたくなります。ご飯って本当においしいですから…。

この本で言われている「脂質などはいくら食べてもいい」とは、年齢とともにカラダがついていけなくなります。年齢とともに愛しくなる主食を断つのはかなり厳しいことですね…。

・「実践してみました・・・すごい!!
見よう見真似で、実践してかれこれ約一ヶ月半がたちました。直近の検査でHba1cが6.8から5.2に、食後血糖もほぼ正常に。おまけに、体重が5キロ、中性脂肪も。血圧も正常に改善され安定しています。すばらしいと言う言葉は当てはまりません。「感謝」と申し上げるしかありません。寿命を確実に伸ばしていただきました。本当にありがとうございました。

・「分かりやすい
糖質制限食とは、それもDrが書かれていて、驚きましたが、読んでみてよく分かりました。本当に何をどれだけ食べたらいいのか自分の身体が必要とする分と、食習慣で満足する量の違いは驚くほどです。糖質制限食は、やりやすい方法ですが、お米がなければご飯ではないという方も多く、穀類のよさももちろん必要だと思います。自分で食生活の改善を実践することが大切で、まずは、家族のご飯の量を減らしてみました。ご飯をしっかり量り以前の3分の1減らしただけでも減量できます。即実践できる方はすばらしいですが、継続するためにも、少しずつ理想に近づける方法もあるのでは?!

主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ (詳細)

東方栄養新書―体質別の食生活実践マニュアル

・「信頼のできる食のバイブル
自律神経失調症で、西洋医学による治療に見切りをつけて漢方治療をして1年半ほどたちます。その際に食品の性質や東洋医学的な治療について知り、ネットなどで調べて中途半端な知識でいろいろと自分でも食養生をやってきましたが、今ひとつ効果に乏しく、この夏も暑くなってきたところで良くなっていた体調を崩しかかっていたところでこの本を知って手にしました。体質チェックをしてその体調に合わせた食材にしぼって試したところ、10日ほどで今の不調の原因とそれにあった食材の見当がつき、ようやく体調を取り戻せてきました。食材の組み合わせでここまで戻せるとは思っていなかったので驚きました。知らずにいたらこのままこの暑さでますます衰弱してエラいことになっていたんじゃないかと思います。漢方の先生は「あんまり気にして栄養が偏ったらいけないからあまり気にしすぎないように」といっておられましたが、医食同源の言葉の通り、未病の人間にとって食べ物は本当に薬で、食べ方を間違ったら本当の病人になってしまいます。中途半端な知識を持つならこの本できちんとした知識を身につけた方がいいです。「今の体にはこれがいいんだ」と自信を持って食べれることで、気持ち的にも楽になれるし、おいしく食べられます。このままこの本を頼りに未病から健康体へ戻って何でも食べれる体に戻していきたいと思っています。

・「リウマチ治療に取り入れた食事療法
20代にしてリウマチになった私。現代治療では根治治療の方法はなく進行をおさえる治療のみ。必ず治す方法があると思い様々な民間療法を試してきた。以下、リウマチ治療に役になった私の治療方法。この本は主に、食事療法、心理面で役にたった。

1.毎日1万歩をめざし歩く+ストレッチ、ヨガ体操最初は痛みとの戦い 涙をながしつつ歯を食いしばりながら4000歩をめざし、体がなれてきたら1万歩を限度に毎日歩く2.食事療法+漢方この本を参考に、自分の体が現在どの体質なのかを調べ、摂取してはいけないものを省いていく。私の場合数ヶ月すると体質が変化していくのがわかった。3.必ず治る、治せると信じ込む事治るわけないから共に生きる事を考えなさい、薬を飲まないと悪化するよ。ほとんどの人がこのように私にアドバイスしてきた。ただ私はなぜか絶対治せると心のそこから思っていたので、治せるかもしれないという可能性にかけることにした。

即効性がなく苛立ったこともあったが、毎日毎日治療に取り組むことで、数ヶ月で体の変化に気づく事ができた。ただ、結果が得られるまではまさに生き地獄だった。ただただ痛みにたえ本当にこれでよくなれるのかわからず泣き叫ぶ事もあった。私は治療4ヶ月目でだんだん体も気持ちも元気になっていった。周りの人からは、別人みたいに元気になってとお褒めの言葉も頂いた。 寝たきり状態で大変な時期もあったが、現在は普通の人と同じ生活ができるようになってきている。完治するのではないかと思わせてくれるほどの回復力だ。時間をかけてじっくり自分のペースで、そしてあきらめずに治療をしていきたいと思う。

科学時代に育った私には、なぜか科学で立証されていない理論や目に見えない理論を疑うというクセがついていたが、数千年、数万年前から人間が培ってきた”知恵”のすばらしさをこの本を通して学ぶことができた。”医食同源”

 毎日の食事、行動が明日の健康へつながる事を教えてくれる一冊。薬を飲むよりかなりめんどくさく、即効性がない食事療法だが、長い期間あきらめずに試す事でその効果を感じ取る事ができると思う。星4つなのは、本が重くてリウマチ患者には持ち運び不便だったため(笑 しかしこのボリュームで2100円とは親切価格だ。

・「諦めていたのに・・・
私は成人してからアレルギー性の喘息を発病しました。発作が出ると一週間寝込むことはざらでステロイドの吸入など様々な治療をしましたが結局対処療法でしかなく根治は諦めていました。そんな時この本に出会い自分の体質を調べて(本に載っている簡単なチェックで体質がわかります)食療法をやってみました。いつも秋になると出る発作が今年は全く出ていません。始める前に比べて驚くほど元気になっていると思います。私は薬剤師ですが東洋医学のことは何も知りません。でもとっても読みやすくてわかりやすい内容になっています。お金では買えない健康を自分で手に入れるための道を示してくれる一冊だと思います。

・「すごく役立ちます
血液をサラサラにするには○×がいいとか、この食品には○△がたっぷり含まれているから美容と健康にいい、だから積極的に摂りましょうとか、そんなふうにTV番組で放映されると、特集された食材が翌日スーパーで売切れ御免になってしまうと聞いたことがあります。果ては健康のためにと毎日その食品を摂って逆に体調を崩してしまう人もいるらしい。本末転倒ってこのことかも。人にいいものでも自分にいいとは限らない。これまでに出会った健康と食について書かれた本も大同小異、食材や料理の側の情報について説明してあるだけで、人の体質との相性とかにはふれられていない(あくまでわたしが知りえた本の中でのお話ですが…)。果たして健康にいいとされる食品がわたし自身にとってもいいのかどうか、わたし自身の健康を維持するのに、はたまた回復するのにどういうものを心がけて食べ、どういう食品を控え目にしていけばいいのか。何となくわかったような気にさせられても結局のところ何もわかっていなかった。ところが、この「東方栄養新書」は、これらの疑問に直球で答えてくれました。本当にとっても役立ちますよ。

・「驚きました
知り合いにこの本をすすめられました。ひさしぶりにその方とお会いした時に、あまりに様子が変わっていてびっくりしました。その方は高血圧でめまいがひどく、薬が手放せない状態だったのですが、この本の中の表を見て自分の食べてよいもの・食べてはいけないものを忠実に実行して、毎日散歩をしたそうです。そうすると二日でめまいが治まり、2ヶ月でウエストが13センチ減ったそうです!スリムになってうらやましいので私も現在実行中。さて、どうなるでしょうか・・・!?

東方栄養新書―体質別の食生活実践マニュアル (詳細)

東洋医学セルフケア 365日 【健康法のエッセンス】-「氣道」入門 (ちくま文庫)

・「家庭の東洋医学 自力整体のススメ
自力でできる整体の方法が列挙されています。私は、あらゆる種類の整体にかかったり、勉強したりしてきましたが、この本で紹介している方法は、どれも簡単に行うことができるうえに、大変効果的な方法ばかり。小さな病気や慢性病など、病院にかかるまでもないとか、病院に通っているのに一向に症状が和らがないときなどに特に役立つと思います。 はじめてこういった整体の本を読む人にとっては、自分の不調は自分である程度対処可能だという自信がつき、医者に全部治してもらおうという依存心から脱却するキッカケとなるかもしれません。この本自体が、受動的な生き方から能動的な生き方へと人生を変える妙薬なりえるかもしれません。

・「DVDがほしい!
読みやすく オススメの本ではあります。

すぐ実践をしてみたものの・・・イラストも簡単にしか 書かれていないので どのぐらい呼吸をとるのか?など 実際に見てみないと 初心者には、わかりにくいです。ぜひ、実践を中心にDVDを出してほしい!!!(探しましたが、無かった・・・そのくらい 興味深いです)

・「ためになります
「症状には意味があるので押さえ込むだけでは解決にならない」なるほどなー、と思いました。

・「人間の自然
季節ごとの体の特徴や、その時々行うと良いことに多くページを割かれているのが印象的だった。何気なく生活していた時にはそこまで注意できていなかったけれど、たしかに言われてみればそうかも、と思うような、四季折々の心身の状態が書かれていて興味深い。また、季節という「自然」に沿ったことをすると、私たち個人の心身が整っていく、というのは面白いと思った。

「何かに頼るのではなく、自分の体や心の内側にある生命力(自然治癒力)に自然とまかせて生きていこう(『はじめに』より)」という一貫した視点から、様々な体操や呼吸法などが判りやすく解説されている。もちろん、様々な症状への対処法も充実していてありがたい。巻末には索引もあるので、いざというときにとても重宝する。心についてや、女性の身体についての記載も充実している。いろいろな意味で役に立つ一冊。

・「自然の営み。
 人間も自然の一部。

 草花や木々と同じように、春は芽吹き、夏はその生命力を発露させ生き生きと生い茂り、秋から冬はだんだんと次のいのちを育むための準備をしていきます。季節ごとの変化・・・本当に神秘的です。

 そんな人間のからだを通しての自然の変化を、健康法という側面から捉えられているこの本は、とても興味深かったです。 まずは自分のからだを感じてみて、季節ごとの変化を楽しんでみたいと思います。 そして、なにか変調(病気とか)があったとしても、それはなんらかのバランスをとろうとしている自然の働き。それに対して怯えることはなく、必要なことだけすればいい・・・。

 自然の営みは悠々たるもの。そんな大きな力を感じました。

東洋医学セルフケア 365日 【健康法のエッセンス】-「氣道」入門 (ちくま文庫) (詳細)

顔をみれば病気がわかる―隠れた不調を自分でチェックできる本

・「わかりやすい
顔診断の入門書として購入しましたがすごくわかりやすいです。

内臓タイプごとのチェックというのがすごく役立ちました。

しみや吹き出物の場所の関係がもっと詳しく書いてたらもっとよかったのになーというところでした。

睡眠や呼吸法など入門にはピッタリです。

・「自分の体調を把握するために・・・
万年体調不良人間です。

おかげで健康には敏感で、ちょっと調子が悪いと病院に行きますが、どこを検査しても悪いところなんて貧血気味という以外は出てきません。

未病というものらしいです。

私は「う〜ん、今日はなんだか体調が悪いな〜」という時に、この本をチェックして五臓のどのあたりが調子悪いのか把握するようにしています。クマが濃いのは血が汚れているからか・・・肝臓が疲れているのかな?というような感じです。

なんとなく、自分の身体を労わる気持ちが生まれてきますよ。

・「中高生に読んでほしい
なんでこんなところにニキビができるのか、なぜ爪の色が悪いのか−といったことをとても分かりやすく解説してあります。食養生の重要性を知ることが出来ます。私としては、ニキビや髪質で悩む中高生に読んで欲しい!根源的な知識が得られます。漢方や陰陽についても書かれていて、手に取りやすい東洋医学の入門書だと思います。

・「朝は鏡を見ましょう。
下まぶたの裏側が白ければ、貧血なんていう昔から言われてきた当たり前のこともたくさんあるのだが、毎日見る自分の顔見て見てチェックする習慣づけにとてもいい本だと思う。普段気付かないようなちょっとした変化が分かるようになる。朝、鏡を見てなんとなく自分の気をつけるべきところを考える、それだけでも大きな進歩だと思う。

・「参考になります!
漢方で長年体調を診てもらっているのですが、その先生は舌や爪や顔を見ては今の健康状態などを説明してくれます。漢方って不思議だな、自分でも分かるようになればいいなと思い、東洋医学の本などもずいぶん読みましたが、やはり、漢方の基礎・東洋医学の考え方の様な内容が多くあまり参考になりませんでした。(専門書も読んでみましたが、専門用語などがあり読みづらかったです;)

顔をみれば病気がわかる―隠れた不調を自分でチェックできる本 (詳細)

医療の限界 (新潮新書)

・「医療の現場と医師の意見を知る良書
 本書は、医療現場で治療を続ける勤務医である著者が、医療の現場と医療の問題点、そして、急速に進みつつある医療崩壊についての現状を報告する本です。 この本を読んでも、思うのが、マスコミの医師や病院に対するステレオタイプ的な報道が害悪を引き起こしているという現実です。 本書の意見がどの程度、日本の医師たちの意見の総体なのかがわからないことが残念でした。  しかし、この本のレビューをみると、とにかく、医師の書き込みが多いです。 それも、賛成意見が。 こういう議論が国民の間に広がってほしいものです。 現代日本においては、マスコミのステレオタイプの報道と、一部の理不尽なクレーマーの存在が大きく日本社会を歪めていると思いました。 日本の医療を変えるべく、さらなる著者の活躍を見たいものです。

・「現場の悲鳴
医師が医療を行う視点がよくわかります。医療提供者側の問題点も指摘されており、参考になります。

沈みかけた箱船の上で日本人はどのように行動するのでしょうか。選ぶのは私たちです 気付かないふりをするのか、気付いて周りに知らせるのか? 人のせいにするのか、自省するのか? 諦めるのか、抗うのか? 逃げるのか、残るのか?

・「医療が直面する壁
 「医療崩壊」の著者による新書。 大病院の部長という重責を担いながら、講演活動や執筆活動に取り組む著者の主張が前作に比べて解りやすく書かれている。その論調は医療をとりまく、患者意識や報道、死生観に焦点が絞られており、社会論のような様相を呈している。 医療崩壊の要因は既に多数論じられているが、その大元として、著者は患者と医療の齟齬を上げている。これをなるべく少なくするために、もしくはその齟齬を明らかにするために、国民的議論を提唱している。

 主観的感想だが、医療が直面している壁、医師不足、患者意識(消費者意識への変質か?)の変化や報道の無責任などは、医療のみならず、日本社会が抱える行き詰まりそのものであると思える。医療崩壊は国民の生死を分かつ重大問題なのに、社会が対応できない。社会が機能不全に陥っている現状をまざまざと見せ付けていると思える。 医療崩壊を画期として「報道の責任」や「患者の倫理」が認識され、医療に対して、医療従事者とともに報道や患者・国民の社会的責任が立ち上がってくることになればこれほど素晴らしいことはないのだが・・・。

 楽観的すぎる感想を述べましたが、医療問題に留まらない内容を含んだ著書です。

・「医師サイドからの反撃
医療事故についての、医師側から見た意見が書かれているとみていいだろう。

本書で強調されているのは、医療というものが完璧に安全で、必ず死から救ってくれるものだというのが幻想だということだ。医療というのは性質上、患者の体を傷つけるのだから、必ず危険があるのだ。

そこを無理に完璧な安全を求めるから、やむを得ないような結果まで、患者が死んでしまったならば過失致死に問われたりしてしまう。そんなことをやっていたら、医師になるものは誰もいなくなってしまう。今の司法で起きているのは、国民の単純な感情への迎合である。

今の医療の体制にも大きな問題はある。医師の教育などには特に改善されるべき点がたくさんある。

だから今の医療崩壊をなくすために必要な組織改革と法改正と国民の認識の転換が急務である。

我々の持つ「医療への過度の期待」が大きな問題をはらんでいることがはっきりと見えてくる。メディアではあまり取り上げられない医師の声は貴重だ。

ただし、ところどころ医師の側に偏りすぎではないかという意見も見られる。

あと、名前を借りるためでしかないような、あまり意味のない引用もやめた方が良かったような気がする。

しかし、医療問題を考える上でコンパクトにまとまっている本であることは間違いない。

・「医療と人生について考えさせる良書
『医療崩壊』には及ばないが、今の日本の医療が抱える深刻な問題を分かりやすく論じた良書だと思う。特に本書は、「医療の限界」、つまり、「人は必ず死ぬ」「医療は不確実だ」ということに焦点を当てており、読者に自分を振り返ることを促す内容になっている。

10年ほど前、近藤誠医師の『患者よ、がんと闘うな』を読んで、「よく生きるためには、死を受け入れなければならない」ということを痛感した。本書は、日本人の死に対する心構えのなさが、いかに医療をゆがめ、崩壊の危機を招いているかを、わかりやすく説いている。司法への批判も、的を射ている。

一般論として、ものを論ずるとき、各人が自分の立場を擁護するのは当然だ。それをタブー視したら、言論の自由は死んでしまう。本書は、医師によって書かれたにもかかわらず、よく客観性を保っている。医者や病院が治療の失敗をごまかすことは、過去にしばしばあったし、今でもあるだろう。著者はそれを認めつつ、解決策を提示している。批判は、具体的にするべきだ。「旧弊な医師はやめさせて、新しく民主的な医師を養成すればよい」というような案は、まともな頭の産物とは思えない。

今でも、患者の言うことになかなか耳を傾けない医者に不満を抱くことはあるが、近年、医者の患者に対する応対は、目立って良くなったと感じる。にもかかわらず、医者への攻撃は、かえって強まっているようだ。本書への論評を読むと、私には、多くの人が自分の一番痛いところを突かれていきり立っているように見える。

著者は、さまざまな本を引用、紹介していて、いずれも著者の思考過程をたどる上で興味深い。

最後に一言、割り箸事件の原告は、単に「医師の責任の有無」を争ったのではない。男児が死亡したことに対して9000万円近い賠償金を要求したのだから、医師に少しでも責任があれば、過失相殺が問題になるはずだ。

医療の限界 (新潮新書) (詳細)

達者でポックリ。

・「中高年必読の健康法!死に方も美しく。
お医者さんや科学者が書いた健康法をいくつか読んだ。体を温めるために寒い地域で採れた色の黒い食品を食べるようにする。たとえば、うどんよりそばがいい。白米より胚芽米や玄米や雑穀米がいい。病気の人の胃腸は必ず病的(きれいではない)。健康を維持するために定期的な腸の洗浄が必要・・・。「笑い」が免疫力・自然治癒力を高める。これら最近よく聞く健康法の弱点は、影がないことであると思う。明るすぎるし元気すぎるしなんだか疲れてくる。「まず、明るく前向きな気持ちを常に持ち続けるということ自体、患者さんにとって大きなストレスとなります。・・中略・・人間は本来、かなしくてさびしい存在なのです。」と帯津先生は言う。そうそう、人間いつか死ぬ。病気にもなる。老いて醜くもなっていく。もともとこの世に生まれたこと自体が「苦」であるとお釈迦様も言われたそうな。死を見据えた健康法にはじめて出会えた。最後の{帯津式「達者でポックリ」のための十二か条}から先に読んだが参考になった。「降圧剤をのむとポックリいけない!?」という指摘も驚きました。この本が多くの方に愛読され、高齢者・寝たきり大国日本の未来が明るいものとなることを祈ります。

達者でポックリ。 (詳細)

糖尿病が良くなるごちそうレシピ ─糖質制限食の実践法

・「実践法、ですかねぇ・・・
レシピ/実践法というタイトルの割には内容が薄く、期待していた食品表(食べてOK、避けるべき物のリスト)も何だか大雑把で、今までにネット等で調べた糖質制限関係の知識にプラスされる内容がありませんでした。食品表には載っていない食品も多く、説明を読んだだけでは判断が難しい食品についてなど細かい情報を期待して購入しただけにがっかりしました。しかもたった36食、12日分(3食x3日x4季節)のレシピしか載っていない中に「朝食ベーコンエッグ、イチゴヨーグルト、レモンティー」って別にわざわざレシピで見なくても自分で考えられるような内容が1食分だったりと、色々な工夫やよくある食品の糖質制限レシピとしての新しい使い方とかを期待していただけに、正直お金の無駄遣いをしてしまった感じです。

・「要するにアトキンス式のアレンジ
医者が漢方薬を積極的に使うことが珍しかった頃から、アトピー治療を漢方や断食療法からアプローチしたことで知られる、あの江部先生が書かれたのに興味を持ち読んでみた。で、感想だがこれはダイエットの神様でアメリカの医師のアトキンス氏が、1970年代に開発したローカーボダイエット(低炭水化物ダイエット)を、日本風にアレンジして(脂質や肉の摂取量を、ある程度減らしてある)、糖尿病患者向けに出版したものだと思った。ダイエット本の立場から見ればこんなの正直目新しい視点はないが、医者が書いた糖尿病患者のレシピ本では、ここまで炭水化物断ちを徹底するのは珍しいかも?(どの医者も炭水化物か減らせというが、ここまで徹底的に指導する医師ははじめて見た)自分の場合はこの本のとおりにやると見事に体重も血糖値も下がったが、炭水化物の欠乏から頭がボーっとして困ったのと、ホルモンバランスが崩れ気力も体力も落ちた。でも体質に合う人もいるだろうから、この方法は別に否定はしない。しかし脂っこい食べ物が血糖値を上げないのは事実だが、この江部式の食事法だと悪玉コレステロールと中性脂肪の値が上がるので、血糖値は上がらなくても血管にダメージを与えてしまうから、もし江部式を実践するなら、それを下げる薬やサプリの服用が必須だと思った。

・「ご飯なしの食事はどうも
主人が糖尿病で医者から1600kcal以内で食事をとるようにと指示されました。私も栄養学を短大で専攻しましたのでそれなりの知識があるつもりです。江部先生が研究された糖質制限食も参考のため買いました。レシピそのものはとてもおいしそうでバラエティーに富んだものでいいと思います。しかし、日本人にとって余程切羽詰まった状況に追い込まれない限りご飯抜きの夕食はきついと思います。ご飯のカロリーを低く抑えるためのこんにゃくライスなどを半分混ぜて炊いた玄米食などを軽く食べ、その代わり高カロリーなメニューの量を減らすなど臨機応変にしたほうがいいような気がします。この本は主食さえ抜けば糖尿病がよくなるみたいに書いてありますが、万人向きではないと思います。運動量が少なく新陳代謝が衰えている中高年から老人が夕食に平均750kcalもの食事を摂った場合本当にダイエットできるのか疑問です。私は朝食450kcal、昼食550kcal、夕食600kcalの食事でもじゅうぶんにバラエティーのある食事が作れています。極端な糖質制限は低血糖に陥りやすいという問題も出てくると思います。平均的な食事の中で炭水化物と糖質の摂取を低く抑えるように心掛けるようにしたほうがいいと思います。ただ食事の献立はとてもおいしそうで糖尿病食を楽しく続けられそうな内容です。重症の糖尿病の方はこのほんの方法をやってみる価値はあるかも知れません。

・「本に感謝しています。
「糖尿病です」とお医者さんに言われてから、とにかくあれはだめこれはだめということが多く、生活パターンに合わず困っていました。「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を先に読んでいて、かなり感動したので著者の他の本を探して、「あれ、こんなのも出ているんだ」というかんじで買いました。レシピ集になっている分、前著よりも糖質制限食に関する説明がコンパクトにまとまっていてよかったです。僕にとっては全体のカロリーを考えるより「糖質を抜く」という割り切り方のほうがはるかに対応しやすい。感謝してますし読んだ内容には納得しています。なにより血糖値が高かった時期に発生した様々な症状がいっさいなくなりました。「食べていいもの」と「たべてはいけないもの」の表をコピーして冷蔵庫に貼っています。かかっているお医者さんがいまひとつこの方法に理解がないのがやっかいです。

・「とにかくわかりやすい!
糖尿病予備軍と言われおびえていた私、タイトルとコピーの「えっ、こんなに食べていいの!?」に惹かれて(笑)、何気なく手にとったのですが、とてもわかりやすくて美味しそうで、何よりもこれなら出来そうだなーと思いました。 お肉も焼酎もOK!?こんなモノも食べてもいんだ!?なんて驚いたりして。 理論うんぬんより、とりあえず実践しやすそう! 糖尿病はもちろん、美容やダイエットにも良さそうですね。

糖尿病が良くなるごちそうレシピ ─糖質制限食の実践法 (詳細)

まんが易経入門―中国医学の源がわかる

・「最も古い古典を最も新しく甦らせて
 良い解説書とは、難しい内容をかみ砕いて分かり易く述べていることであろう。本書は、中国伝統文化の祖である「易経」の奥義をビジュアルに解明してくれていて、ありがたい。「易」の字は「日」と「月」の2字からなり、日は陽、月は陰で、「経」は神聖で権威のある書物のことである。「易経」は中国文明の世界観と方法論の基をなし、伝統的な道徳、政治、文化の象徴である。一言で言えば「天人合一」の理論体系である。「易経」本文を自分で読んでも分かりにくい。その要は、「象、数、理」であり、とりわけ「象」を根本としている。孔子が著した「象伝」を中心に、文王の卦辞を結合している。象、数、理を一身に集め、六十四卦の全伝に解釈を施し、述べんとすることを簡潔なことばで表している。「黄帝内経」は「易経」とほとんど同じ時期に成立した医学書である。後世の人々が、身心を養生し、「易経」を形象的に理解するために、奥義を究める橋渡しをしている。 ともすると敬遠されがちな「易経」なるものの正体を明かしてくれる好著である。最も古い古典が最も新しく「まんが」という手法を借りて甦ったと言えよう。   

・「易を知りたければまずここから
マンガですが結構内容は濃い、それでいてわかりやすい。易を勉強するのに易の本を読んでいてもなんか概念がわかりにくいし理解できないと言う人はまずこの本をどうぞ。マンガだから絵で説明もあるから今までわからなかった概念も理解できると思う。まずこの本を読んでから易の専門書に進んでみるのが理解の早道かも。

・「楽しんで理解する?
動物の鍼灸を勉強するための一つとして購入しました。基礎的な考え方を身に着けるには、ベッドの中でも気軽に読める一冊です。東洋医学を勉強するにあたり、易経とはこんなものなのか・・・と漠然と感じるには、この漫画は最適です。

・「入門とはいえ難解・・・
東洋医学に興味があり、分かり易い入門書を探していてこの本に出会った。「まんが」といえども難解です。

宇宙の普遍的法則を万事万物にで適用し、その法則を哲学まで高めたものを簡単に書くことは難しいのでしょう。

とはいえ、「易」と「医」の関係がわかります。

この本から中国医学の深さに触れられた気がした。

まんが易経入門―中国医学の源がわかる (詳細)

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か

・「医療問題において絶対に欠かせない1冊!!
小松秀樹氏(虎ノ門病院泌尿器科医師、東大卒、東大医療政策人材養成講座参加者)の著。2006/5。

東大医療政策人材養成講座(自分ももっと実力があれば参加したいのだが)に参加された方々は、それぞれそこで得た知見を、論文等にまとめているようだが、この著もその成果として出てきたもののようだ。

医療問題を考えるに当たって、しばしば必読の書として紹介されている名著。私が医師であるからかもしれないが、医療の現場が、日々感じている矛盾や困惑、憤り、諦念を、的確に分析した内容と感じた。

現場第一線で働く医師の視線から、進行中の医療崩壊の現状。マスコミ報道の虚実。政治、行政、警察、司法の論理。医療本来の論理。問題点をあらわにする。

善意のはずの行為が、無理難題を現場に押しつける形で罪とされ、社会全体により人格攻撃されることで、医療者が次から次へとと現場を立ち去っている現象(立ち去り型サボタージュ)の紹介。

このまま崩壊が進むとどうなってしまうのか(崩壊済みのイギリスの医療を紹介)。ツケは誰がどのように払うのか。崩壊を食い止められる策はあるのか。

・「現場発の熱い意見
2006年の発売とともに、話題になっていた本。やっと読むことができました。

今、ますます問題となっている医療現場の疲弊を、まさに現場の医師が説得力を持って述べた本書は、歯切れのよい文体もあり、インパクトを残す名著でした。

すべてに賛同するわけではないにしても、ともかく行間から立ちのぼる「どうにかしなくては」という思いが伝わる、凄い本です。

筆者の主張をまとめると以下になります。

1)医療には限界があること

>医療には限界がある。しかし、多くの患者はこれを実感として>理解していない。>生命を守ることを医学の任務とするならば、医学は最終的に、>100パーセント任務遂行に失敗する。>現代医学には、身体で起こっていることを大まかに想像する程度の>能力しかないからである。

>医療に大きなリスクが伴うことを社会に認知させたのが、1999年に>アメリカで出版された米国医療の質委員会/医学研究所による>「人は誰でも間違える」である。>題名そのものが、事故が起きることは避けられない、事故そのものを>冷静に分析して医療の安全をはかることが必要であると雄弁に提案した。

2)しかし、その限界を、患者や警察、法律家、ジャーナリストがわかっておらず、医療への現実離れした厳しい要求が出るようになったこと

>患者のみならず、法律家やジャーナリストも安心・安全願望に支配>されている。過度な安心・安全願望が満たされることはありえず>不安と攻撃性をうむ。法律家やジャーナリストも患者側の一員として>医療への攻撃に加担している。

>患者は疑心暗鬼で医療をみるようになってきた。>医療の結果が本人の望んでいた通りでないと、>とげとげしい反応が出てくるケースが明らかにみられるように>なった。

ひいては、実体のない感情的な世論にそった無責任な記事をかいて、医師を追いつめていることなども指摘されています。

3)その結果、医療現場の士気が低下し、ますます医療の質が低下していること

>こうした中、勤務医が、じっと我慢して患者のために頑張ることを>放棄し始めた。>日本の勤務医は、(中略)、自らの知識や技量に対する自負心と、>病者に奉仕することで得られる満足感のために働いている。

筆者によれば、勤務医は理不尽さのなかで、声をあげるよりは病院から立ち去ることを選ぶ、とのことでこれが本書のテーマにもなっている「立ち去り型サボタージュ」ですが、そのために産科など厳しい現場がますます人手不足で厳しくなり、人員配置という構造からみても事故が起こりやすくなっていることを指摘しています。

筆者は医療寄りなばかりでなく、日本の医療の密室性、封建制についても批判しており、たとえば昭和大学の医療事故では、「この事件の解明が、警察の関与があってはじめてなされたことを残念に思う」と述べています。

印象に残ったのは、医師が、これほど患者の態度によって、士気を喪失したり士気を高揚させたりする職業だということ。

よい医療を確保するために、患者として、あるいはそれぞれの立場として何が出来るのかを、あくまで理性的に考えなくてはならないのだと思いました。

・「「医療と患者の齟齬」
 「医療崩壊」が社会問題であることを決定付けた本。 大病院の現役部長が執筆したことで、「現場から発言する医師」が台頭する契機ともなった。今更ながらレビューを書くのはためらわれる記念碑的著作であるが、今から「医療問題」を考える人は一読されることをお勧めします。入門書としてはアクが強いですが。  本書の結論は「医療と患者の齟齬」を何とかしないと医療崩壊は止まらないということである。 医療問題をかじった者なら、つい、「医師を増やせ」、「診療報酬の引き上げを」と具体的な要求に走りがちであるが、著者はさらにそれらの政策を可能にする「世論」を形成するにはどうすれば良いかまで踏み込んで提起をしている。 「医療と患者の齟齬」の原因についての推論も、報道や死生観などを踏まえて広角に論じられているが、著者の社会認識はかなり厳しく、展望も厳しく捉えている。正直、悲観的な気分になる印象もあるが、軽い希望よりはよほど、現実の役に立つ視点を与えてくれる。  部分的には開業医をなみするような記述や、リーダーを求めるような記述は違和感も感じるが、それらを含めて極めて率直な本である。 責任ある立場の医師が実名で語る覚悟の本であり、そういった部分も含めて一読の価値が間違いなくある、と思える。

・「医療崩壊への解決策を提起した、熱のこもった名著
「はしがき」によると、本書は「研究でも評論でもない。第三者的意見ではなく、現場の医師としての立場の意見である。危険な状況にある日本の医療を分析し、崩壊させないための対策を提案した」とある。そのように読まれるべきだ。

医療訴訟が多くの医師の士気を損ない「立ち去り型サボタージュ」を招いているという著者の指摘には、納得がいく。「日本全国で、勤務医が、楽で安全で収入の多い開業医にシフトし始めた。今、日本全国の病院で医師が不足している。小児救急は全国的に崩壊した。産科診療も崩壊が進行している。」 (p.158)

本書は、意見を述べる書、言い換えれば論争の書である。こうした本を読むには、まず、その論旨を把握しようとするのが、基本的な作法だろう。「言い訳しようとしているのではないか」「人を見下しているのではないか」「何か裏の意図があるのではないか」などということに気をとられながら読むと、全体として何が書いてあるかわからなくなる。それでは、何万冊読んでも得るものは少ないだろう。

著者は、医師の「情」が医療崩壊を招く大きな要因になっているということを、冷静に述べている。その「情」を述べた部分に触発される医師が多いとしても、「だからこの本に「理」をぶつけるのはほとんど不可能だ」としたら、読者が「理」をぶつけるためには、著者は自分が「理」と信ずることの一部を書かずに済まさねばならない。日頃、「情」に支配されていると、他人の言葉にも「情」しか見えなくなりがちだ。いきり立たずに、考えてみてほしい。

まともな読書もまともな言論もなかなか行われない、わびしい現状の中で、「言霊のくに日本の問題解決能力に期待して努力を続けたい」(はしがき) と述べる著者に敬意を表し、心から声援したい。

・「全ての国民に向けた問題提起
日本でも社会問題となりつつある医療崩壊について、臨床医の立場から問題点を整理し、行政的な解決策を提示した本。問題の社会的重大さに比して、現場をよく知る医師によって書かれたこうした本はまだまだ少ないだけに、日本の医療システム問題を考える上で貴重な書である。私は医療関係者ではないが、そうした一般の人々がこの問題の現状を理解するにもためになる本である。

本書は特に、医療ミスに対する医療関係者の刑事的・民事的責任が非常に大きくて曖昧であることを問題点として大きく取り上げている。こうした問題は、特定の分野において医療従事者を確保することを困難にしたり、関係者が萎縮することによって医療の質を下げる恐れが大きい。医療ミスの問題は、医療・警察・司法・行政の問題が絡み合っており、現行の法体系に基づく個別事例の裁判というミクロ的な方法では社会全体にとって望ましい基準が作られるとは期待できない、という著者の主張は説得力がある。

本書の後半では、病院と診療所の診療報酬の格差問題、イギリスの医療崩壊やスウェーデンの補償制度、大学・医局の問題、厚生労働省の問題にも触れており、医療システムの問題を俯瞰するために有用である。

本書は豊富なケーススタディーに支えられている反面、マクロ的なデータによる裏づけや、財政面を考慮した医療システム全体の資源配分の問題については十分な言及や分析はなされていないように感じた。診療報酬の問題に関しては筆者の日本医師会に対する遠慮も感じられる。しかし、本書はあくまで一臨床医による考察であり、こうした点は必ずしも本書の価値を下げるものではないだろう。

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か (詳細)
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