台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫) (詳細)
蔡 焜燦(著)
「会う人に配りたいくらいの本」「台湾の人が教えてくれる、日本人というもの」「台湾は友達」「ありがとう」「胸をもう張ってます」
そうだったのか!中国 (詳細)
池上 彰(著)
「読んでそんなし」「タイトルの通り」「わかりやすくまとめた優しい本」「歴史をキチンと把握する」「私だけでしょうか?」
帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫) (詳細)
山本 七平(著)
「一社会人と読んでも参考になります」「お友達にしたくないヒトの代表選手「唐の太宗・李世民」さん」「こんな立派な古典があるのに・・・」「興味深く、面白い」「旅行ガイドのような役目の本」
中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫) (詳細)
遊川 和郎(著)
「中国を知るための良書」「基本的な中国の時事の本です」「読んで「得した」と思える本」
新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (詳細)
小林 よしのり(著)
「『台湾人と日本精神』も」「台湾入門書として捉えてます。」「台湾の基礎的なことがよく分かる」「周辺諸国を敵に囲まれている日本には数少ない「味方」となり得る台湾。」「台湾駐在の人間から見てもかなり中立的に書かれていると思う」
サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~ (詳細)
中原 圭介(著)
「次世代の考え方が詰め込まれている!」「金融危機にも負けない天才の続編」「統計資料に基づいているが、間違った部分もある」「前作と比較すると」「このジャンルでは絶対に外せない本」
兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫) (詳細)
守屋 洋(著)
「唸ってしまうものばかりではありませんが、一読すべき内容」「面白すぎる。」「孫子と並ぶ必須本」
「物知りの先輩と、社会について語り合う。」「これが大学の講義内容かと思うとゾッとします・・・」「中国のおもしろい眺め方が手に入る」「多様な民族・思想国家を知るために」「10年後の再読にも楽しみを感じさせる」
中国人をやる気にさせる人材マネジメント (詳細)
張 晟(著)
「強いユニチャームの秘密」
中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす (NB online books) (詳細)
遠藤 誉(著)
「表題からずれていってしまっているように感じました」「これは面白い。歴史嫌い、予備知識が無くても読みすすめられる。」「日本に滞在している若い中国人の心を垣間見ました」「広がりつつある大きなうねりと温故知新」「強い説得力を持って読者を魅了する」
● 日経ビジネスAssocie大人の教養&マナーで紹介本、DVD、CDリスト3(米国、中国)
● 日経文庫
● ボストン読書記5
● 注目しています
● 小学館文庫
● 反日症候群治療薬(用法・用量を守って正しくお読みください)
● 世界史あれこれ
ビジネス・経済・キャリア>経済学・経済事情>各国経済事情>世界
ビジネス・経済・キャリア>経済学・経済事情>各国経済事情>中国
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●台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫)
・「会う人に配りたいくらいの本」
著者の波乱に満ちた人生を通して、台湾の複雑な歴史が理解できる大変興味深い本。燃えるような情熱、冷静で客観的な分析、そして日本への深い愛情。簡単に「親日台湾」などとは言えない現状も知ることができる。
個人的には、会う人に配りたいくらいの本。NHK問題の時は100位くらいだったし、通販を中心にけっこう売れたのではないかと思う。それを知れば著者の蔡さんも喜ぶんじゃないかな。
・「台湾の人が教えてくれる、日本人というもの」
客観性というものは、偏重すると自分を見失うこともあるが、それでも常に意識していたいものだ。この本で、日本人というものを、台湾の人から教えてもらった。
かの台湾の巨人 李登輝が、「かわいそうなのは、日本の若い人は『昔の日本を悪いことをした、悪い国だった』と一方的に教育を受けていることです。」と発言している。その言葉にあるように、とかく自虐史観によって、日本人は日本人を卑下してしまう傾向があるように思う。誇りを持てず、愛国心を失いつつある日本人に、自信と勇気を与えてくれる、真の良書であると思う。
「李登輝学校の教え」(小学館文庫)と併せて読むことをお薦めしたい。
・「台湾は友達」
何度も涙が出てきました。日本人朝鮮人台湾人が陸軍航空整備学校で仲良く学んでいたが終戦の日には、台湾人は日本人と同じく肩を落とし朝鮮人はその日から敗戦した日本人を貶める。台湾人は思考も日本人に近い。同胞なのだと思う。台湾は国際社会(国連)の仲間入りをしたくても常に中国から待ったがかかる。メディアも支配されている。どこか日本と似ていますね。台湾の学校にに2トンもあるさざれ石があるそうだ。なぜ「君が代」に出てくるこの石が日本になくて台湾にあるのだ??是非見てみたい。そして、こんなにも日本を慕ってくれるこの国の行く末が気になるのです。
・「ありがとう」
台湾の方に、こんなふうに語って頂いて、とても嬉しいです。
ちょっと、泣いちゃいました。
・「胸をもう張ってます」
愛日家と称する人々がいることは日本人として非常に嬉しい。記述には彼の強い思いが綴られていて、読む人を熱くさせる。ただ実際の台湾には日本教育を受けていない台湾老人も少なくなく、かれが代表でないことを引き算して読む方がいい。
とはいえこの本で元日本人に激励され自信を持つのも少々情けないと思うが・・・。
・「読んでそんなし」
あの国を知るために読んで欲しいですねあとは言うまでもないでしょう
・「タイトルの通り」
タイトルの通り、中国のことがよく分かる本です。毛嫌いばかりせず、フラットな目で見ることによって、日中間のビジネスも開けてくるのではないかと感じました。やっかいな隣人ですが、中国なくては日本経済もたちいかないぐらい、両国は今や緊密なのですから。
・「わかりやすくまとめた優しい本」
中国現代史をたっぷりわかりやすくまとめた面白い本です。 年表、写真も充実していて、知的好奇心を刺激されます。 たくさんの参考文献から美味しいところを抽出。 時間の経過に沿って概要がわかり、すっかり頭の整理整頓になりました。 時々ある池上さんのコメントも笑えます。
その時の権力者によって、昨日の価値観が今日変わり、明日また変わるといったような極端に振り回される人民。 相当ずる賢くならなければ、生き抜けなかっただろう。 こんな歴史では悪意と裏切りと猜疑心のかたまりになるのも仕方がない。 ごきぶり並の生命力と呼ばれる所以に納得しました。 こりゃ勝てんわ。
本の内容を映像でもどうぞ↓ 毛沢東の中国:大いなる実験 1 of 5(1950年代まで) http://jp.youtube.com/watch?v=pBDb79q4zN0
・「歴史をキチンと把握する」
歴史を正しく把握し、自分なりを意見を持つことが中国で仕事や学業を行ううえで必要になるのだと思う。
本書は読みやすく、また今まで興味が無かった人でも読むことによって興味を持つ事が出きると思う。
買って損はありません。
悩むなら買ってみてください。
・「私だけでしょうか?」
良くまとめられている上に情報量も多く、政治的な変な力も無い様に思える本だとは思うのですが、読みにくい文章だと思う箇所が特に前半で多く見受けられた様に感じされました。他の方のレビューでは、読みやすくて一気に読めた・・・等の意見が多い様ですが、文章は本当に読みやすかったですか?中国という国の歴史や問題についての入門書的な本であることから考えても、もう少し分かり易い?(どの言葉がどの言葉を修飾しているのか言っている意味がよく解らない・・・と思う所が多かった)文章にしてもらえていれば、私にでも簡単に一気に読破してえる面白さはあると思えたのですが残念です。
・「一社会人と読んでも参考になります」
中国の唐の時代に書かれた「貞観政要」を元に、現代のビジネスリーダーのあるべき姿を描いた内容です。ただし、内容の多くは、"リーダーたる者こうすべし"、という形では書かれていません。逆に、「そのように行動すると組織が滅びますよ、人心が離れますよ」、と時の太宗皇帝の行動を部下が諌め、それを太宗自ら受け入れる、という形が取られていることが多いため、自分自身の行動に投影して考えることもでき、非常に参考になる内容です。
そもそも、本書が題材としている「貞観政要」が出来上がった背景とは、則天武后(中国史唯一の女帝、中国史では悪役)が中宗に位を譲ったのち、唐の基礎を築いた太宗の時代のような立派な政治に戻ることを望み、仕官が中宗に献じた、というものだそうです。それが日本にも輸入され、古くは源頼朝・北条政子、さらには徳川家康も読み、影響を受けたと言われるほどの書物です。そこまでの書物でありながら、現代では認知度が低く、恥ずかしながら私もこの本を読むきっかけとなったリーダーのための中国古典という本に出会うまで、「貞観政要」という名称を知りませんでした。
この本を記した作者の狙いは、『貞観政要の解説書でも研究書でもない、一読者として興味を感じた部分、自戒の書として役立った部分を抜粋し、自分の感想を付け加えた』と作者自らが記している通り、単純に原文とその訳文が併記されている内容ではありません。時に作者の身の回りの人物、起こった出来事と対比しながら書かれているため、リーダーシップとは何かが実例に即して学ぶことができます。さらに、本の成立した時代背景・歴史観にも言及されているため、中国の歴史についてもあわせて学ぶことのできるようになっています。
具体的には、・権力を3年握ればバカになる。むしろそれが普通。この「なりうる」という自覚を持って、自制するとともにお目付け役を置き、その言葉に謙虚に耳を傾けるか否かが問題。・例え決裁がなされた後でも、承服しがたいものがあれば必ず意見具申すべきで、決裁済みだから仕方がないとそのまま実行に移してはならない。・理想は「統治されている」という意識さえ持ちえない前提を作り出すこと。いわば、その存在を意識されないような状態が最高なのだから、リーダーは「感謝しろ」といった意識を決して持ってはならない。・社長のやりたいと思っていることを巧みに見抜き、それを先取りする形で助言し、しかもその助言が理にかなっているように装飾しする人間がいて、それに便乗して増幅させるような状況は最悪であり、その者は最高の危険人物である。・人間には常に節度が必要で、前例と同じかそれ以下にする心構えが常に必要。それがあらゆる意味で安全。といったことが、唐の時代に実際にやりとりされたエピソードとともに紹介されています。
本のタイトルだけ読むと、「帝王学」とあるので、二代目・三代目向けの内容かと思いきや、それだけではありません。たとえ部下がいなくても、年次の下の同僚と接する際にも役に立つ内容です。また、上司部下という関係を除き、一社会人としてどうあるべきかを考えるにも有用です。当初の刊行が1983年11月と、今から25年以上前の内容でありながら、今でも色褪せることのない、素晴らしい内容を含んだ本でした。これで¥530とは安い買い物で、ランチ1回分を牛丼に我慢して買ってみる価値があると思います。
・「お友達にしたくないヒトの代表選手「唐の太宗・李世民」さん」
魏徴だったか誰だか忘れましたが、太宗・李世民に「帝王は起居注を見てはいけない」と忠告した人間がいましたね。実母を同じくする兄・李建成と弟・李元吉を殺害したうえ、父の高祖・李渕を幽閉して皇位を奪ったりしているので、彼が在世中から世間の評判をひどく気にしていたのは有名な話です。その後継者選びや以後の政治過程から見て、人君たる者の教科書なる『貞観政要』が記す太宗の事跡は、かなり疑わしいと言われています。だからといって為政者としての彼の業績とは関係ないかも知れませんが、ほかの記録と照合すると、これも相当に怪しいとされています。権力を握る立場にある者なら史実の粉飾や改竄はお手のもの。まあ、ときの政権が書いた「国定教科書」か、でなければ、権力者の鼻持ちならない伝記として読むくらいなら、「どうぞご勝手に」というような代物が、この『貞観政要』と言ってまちがいありません。それにしても、いまの時代に、こんな黴臭いものを持出してくることに何の意義を認めようというのでしょうか。そこが、まるで解らないというのが率直な感想です。いっとき、山岡荘八氏の『徳川家康』が「経営者のあるべき理想像を描いた」時代小説として企業経営者なんかのあいだで大ブームを巻起こしたことがありましたが、あれと同じくらい「空疎さ」を感じさせられた1冊でした。
・「こんな立派な古典があるのに・・・」
現代の中国人は、自国の古典をどう思っているのでしょう。自己主張、駆け引きの行き過ぎた現代中国人。自己を律するということを、もっと考えてほしい。日本人も偉そうなことは言えないが。中国の古典に範を求めている、日本の経営者も多いと思う。中国の経営者はどうなんだろう。
・「興味深く、面白い」
人の上に、頂点に立つものとして築かれた帝王学。遥か昔の中国において、これほどまで完成されたものが存在していたとは。
「初心の気持ちを忘れずに」
これは間違ってはいない。だが、違う。はじめることと続けることは違うのだと。
まあ、単純に、読み物として楽しめました。帝王学というのは、非常に曖昧なものですので、これは良い取っ掛かりになると思います。
・「旅行ガイドのような役目の本」
貞観政要を読む前の予習には最適な本です。また、どんな本なのか概要を知る程度でよいなら価値が高いでしょう。
・「中国を知るための良書」
なにかと話題の中国ではあるが、色々な事件などの影響、歴史認識などから中国関係の報道となると、公平性、客観性を欠くものが多く、なかなか全体像がとらえにくい。元来あれほど広大ななのだから全体像を捉えるということ自体がナンセンスなのかも知れないが、本書はそんな中、ビジネスを主軸に非常に客観的に書かれているようにおもう。反中、親中に軸足がよることなく、中国でビジネスをする上での、経済の現状、日本との違いが分かりやすく理解できる。専門書というほど難しくもないので、中国または経済の造詣の特に深い方でなくても大丈夫だと思います。
・「基本的な中国の時事の本です」
一般的に言われていることがらがのっています。値段的にも安く、量も多くないのですぐに読めます。いままで日本国内で中国が次の覇権国になるのではないかなどと過熱気味に持ち上げられてきましたが、技術は外国頼みというこれまでの指摘や、中国の内容の本で少子高齢化について指摘があったことは読んでよかったと思いました。
・「読んで「得した」と思える本」
筆者自身の前書きにもあるように、例えば突然現地赴任の辞令が下ったビジネスマンへの中国速習書として非常にピッタリくる本です。大まかには、改革開放政策、中国社会、政治体制、経済諸問題、共産党体制と国の仕組み、現代ビジネス、中国人の考え方と行動、「和諧(調和)社会」に向けた展望、というような内容で展開されます。筆者の深い中国の繋がりと、大学で教鞭を取っている経歴から、コンパクトな新書でありながら、大変緻密で質の高い内容となり、読んで「得した」と思える本です。特に、我々日本人から見える、現象として表層的な部分を、建国の歴史や社会構造に求める等、類書では説明されていない部分を一つ一つ丁寧に解き明かしてくれるところなどは読後感の満足度が高いと思います。そういう意味では、単に初心者向けとしてだけではなく、ある程度中国関連の入門書を読んできた方々に対しても、今一度理解を深めるために読む価値のある良書だと思います。
・「『台湾人と日本精神』も」
『台湾論』と『台湾人と日本精神』は互いを補完する姉妹本です。あわせて読んでいただきたい。『台湾人と日本精神』を読まないと、台湾論が焚書された事情や、小林よしのり氏が台湾入国禁止になった事情がわかりませんし。
・「台湾入門書として捉えてます。」
台湾統治時代を、台湾人は日本人が思っているよりも複雑な思いを抱いている。あの時代を手放しの礼賛するのでもなく、懐かしんだり、にがにがしく思ったりよくも悪くも日本の兄弟のような国だと思う。
ただ、戦後の国民党時代と比較して、よっぽど日本統治はましだったと思わせる歴史的経験が親日感情を育む土台になったのはたしか。
例によって、よしりん節全開なのだけれどイデオロギーはとりあえず置いておいけば複雑な台湾の歴史を理解するにはすぐれた入門書だと思います。
ところで、そんな兄弟の国と正式な国交を結べない日本国政府の無作為はほんと情けないと思います。
・「台湾の基礎的なことがよく分かる」
現在の台湾の置かれている立場や台湾史はなかなか複雑だか、この一冊で台湾の基礎的なことがよく分かるようになっている。当然小林氏の思想は色濃く反映されているが。
小学館関係者にお願いしたいのだが、台湾論は文庫版も出たがこれまで通り単行本版も増刷し続けてほしい。やはり文字が大きいので単行本版は読みやすい。
・「周辺諸国を敵に囲まれている日本には数少ない「味方」となり得る台湾。」
日本は周辺に「北朝鮮」「韓国」「中国」という悪の枢軸国を抱えてしまっていて、その上に北方領土の帰属を巡る北のロシア、日本の保護国のフリをしてその実は「獅子身中の虫」である米国・・・と、内憂外患に近い状態にあると思う。
・「台湾駐在の人間から見てもかなり中立的に書かれていると思う」
台湾に駐在している日本人です。毎日いろいろな台湾人と接しています。その人間から見ても本著はかなり中立的に書かれていると思いました。台湾の人が焚書すると言うのは、どこの報道なのか、少なくとも私の廻りの台湾人では本書に対し憤っている人は一人もいません。
台湾の人はその元々の気質なのか、歴史が作用したのか、非常に温和で人懐こい人が多いと感じます。日本人と言うのは乗せられると意気に感じる人が多いかも知れないので、丁度うまく合ったのかも知れません。
実は私の子どもは台湾の学校に通っています。私自身すっかり気に入ったこともあれば、本人が希望しているということもあります。
この本を多くの日本の方々に読んで頂き、より台湾のことを知って頂ければ幸甚です。著者の真摯な仕事にはいつもながら頭が下がります。有難うございました。
●サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~
・「次世代の考え方が詰め込まれている!」
この本のコンセプトは、「経済予測力を磨くこと」です。
まさに、これからの世の中は経済を予測する力が問われる時代になるかもしれません。特に日本は高齢化社会が本格化し、企業のダウンサイジング、破綻は増え続けるでしょう。中国やインドから低賃金で労働者を雇い、私たちの仕事にルーチンなんて言葉はなくなるかもしれません。
そう言った時に経済を読む力があれば、資産運用だけでなく、新たな仕事を作り出す能力にもなりそうです。
この本には、次世代の考え方が詰め込まれたグローバル社会に対応する方法が記されているようにも感じられました。
前作の「サブプライム後の資産運用」から続けて読みましたが、熟考する箇所が多々ありました。内容を踏襲している部分はありますが、より歴史学、心理学、哲学が掘り下げて書かれています。大変参考になりました。
・「金融危機にも負けない天才の続編」
経済学の破綻を世に知らしめ、本当の経済の見方を教えてくれた名著です。知識詰め込み型の人やあたまのかたい人は、読むとたぶんアレルギー反応が起こります。だから読むだけ無駄だと思います。(本当はそういう人が読んだほうが有意義なのですが)
・「統計資料に基づいているが、間違った部分もある」
元となる資料はしっかりしていて、その分析もしっかりしているただ、最初の理論が間違っていることもあり、結論が少し違うのではないかと思わせる。
例えば、中国などの新興国は、外国資本によって発展してきたと書いてあるのだが、新興国には2種類ある。
1つは、外国資本で発展し、自国の通貨が高いため、貿易赤字で貯蓄率が低いもう1つは、自国の通貨を安くして、貿易黒字にして、貯蓄率が高いため、国内資本で発展
確かに、東南アジアは前者だが、中国などは後者ではないだろうか。とすれば、アメリカの経済の破綻は、アメリカと前者の国に影響を与えるが、後者は高い貯蓄率をアメリカに投資して、それは損失を被るが、国内投資は問題ないのではないだろうか
とすれば、アメリカの経済=世界経済という著者の思い込みは、少し違う気がする
・「前作と比較すると」
世界経済ということで前作より広い範囲の内容なだけに全体的に物足りないと感じました。ただし、著者の視点は変わらず賛同できる箇所ばかりです。
・「このジャンルでは絶対に外せない本」
今後の世界経済について論理的に非の打ち所のない予測がされています。
世界経済の転換するサインは非常に参考になり、類書に見られる変な煽りもなく、至ってまじめな経済本でした。
世界経済の予測方法についても書いてあり、大きな経済の流れを見逃さない情報の着眼点には感服しました。これで氾濫するつまらない情報に踊らされることもないですよね。
普通に日経新聞を読んでいる人はもちろん、初心者でも理解できる文章のわかりやすさには脱帽です。
経済の知識のレベルに関係なく読め、このジャンルの類書ではピカイチです。
●兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫)
・「唸ってしまうものばかりではありませんが、一読すべき内容」
兵法三十六計とは、36の戦術を、以下の6つのカテゴリーに分類して簡潔に説明したものである。・勝戦計・敵戦計・攻戦計・混戦計・併戦計・敗戦計
それぞれをただ記述しただけであれば、すぐ終わってしまう。よって、本書の場合は守屋洋氏が、過去の戦争から適当なものを探したりして解説を加えている。
切り口が異なることもあるが、率直に述べて「孫子の兵法」ほど洗練されているものではない。また、例えば、美人を献上するなどというような、現代ではあまり役に立つとは思えないものも含まれている。しかし、全体的には、戦略に関心のある方は一読しておくべき内容だと思われる。この本は、文庫本であるため、値段も高くなく、持ち運びもしやすいので、良いと思う。
・「面白すぎる。」
中国を代表する兵法書の古典。戦いを勝利に導くための36通りの作戦が描かれているのだが、これが、滅茶苦茶に面白い。一つひとつの作戦に対して、《瞞天過海》《以逸待労》など、絶妙なネーミングが付けられていて、分かりやすいし覚えやすい。また、守屋洋先生の訳と解説と実例も素晴らしい。中国古典の素晴らしさが、気楽に楽しめる名著です。
・「孫子と並ぶ必須本」
私は孫子を買いに行った時、たまたまこの本を見つけて買いました。孫子を読んだあとにまず前書きだけ読もうと思って、手に取ると面白くて一気に読んでしまいました。内容的には星5つだけど、各計略の例が少し短かったので星は4つです。
・「物知りの先輩と、社会について語り合う。」
いくつか読んだ内田氏の作品の中で一番面白かった。テーマがはっきりしているせいだろうか。「街場の」と言うタイトルが示すとおり、あるいはあとがきで、「専門家ではない素人が書いた本」と言及しているとおり、ここに出てくる中国論は「間違いなくこれが正しい」と断言できる論拠があるものでもないし、下手すると結論がなかったりもして、簡単にそれを鵜呑みに出来るようなものではない。だからこそ、いいのだと僕は思う。実際のところ数学の答えではあるまいし、「中国論」のようなものに明確な答えが出せるはずもない。それなのに、その道の専門家が書いた「学術書」や「啓蒙書」のようなものは、読者に対してこれが間違いなく正しいのだ、と言う「説得」を試みてくる。素人の読者はそれに簡単には対抗できないから、その内容を信じ込み、ついつい他人に向かって「本の受け売り」をしてしまいたくなる。もしそれが正しい論だったとしても、「受け売り」であるかぎりは実体を持たない。
ところがこの本は、あくまで「専門家ではない」と自称する内田氏が、「わたしはこう思うのですが」「こうは考えられないでしょうか」と述べているだけの本だ。「ああ、そうだなぁ」と思うのも、「それはちょっと違う気がするな」と感じるのも、読者に委ねられている。ただ読むだけでなく、読者が自分で考えないと成立しない本なのだ。
もちろん、だからといってとりとめもなく答えも出ない考え事を、つらつらと並べているだけではない。きちんと事前に調べ上げられた知識を基礎に、今まで思い当たりもしなかった新しい考え方を提案しているから、自分の今後の中国に対する考え方そのものが画期的に変わる。
内田氏の主張する「日中の世界像の<ずれ>」は、普段から僕がニュースを見て疑問に感じていたことでもあったので、とても興味深かった。
・「これが大学の講義内容かと思うとゾッとします・・・」
中国研究の専門家でない筆者が、そのことをほぼ開き直った形で「中国の数々の問題に関してこういう見方もあるよ、参考になさっては」という形式で書かれた本です。筆者の歴史認識がそもそも怪しい上、推論に推論を重ねたものなので、学問的研究からはほど遠い、筆者の個人的雑感がまとめられただけの本に過ぎません。
もちろん筆者が個人的にどのような考えを持とうが、売れそうだからと思った出版社がそれを書籍化しようが自由です。しかし問題はこの本が、神戸女学院大学院で筆者が行った講義内容をテープ起ししたものだということ。通常、講義というのは、(どんなヘボ学者であっても)その道の専門家が学問的研究の一端を伝授するというものなのでしょう?一人の素人親父の放言の垂れ流しが、講義の名に値するのでしょうか?教育機関として、神戸女学院大学がどの程度のものなのかを垣間見たような気がしました。こういう講義を受けた卒業生が、「専攻は国際コミュニケーション学です!」とか言うのかな・・・。
・「中国のおもしろい眺め方が手に入る」
「ナショナリズムというのは・・国境線の内側は・・均質的で、・・向こう側も・・均質的で、一本の境界線のあっちとこっちでは、言語も人種も心境も習俗も、すべてが違うという・・フィクションp.79、・・国際規格に採用されたのは1684年のウェストファリヤ条約のとき・・このときヨーロッパは心境の違いによって国境線を確定するということをした。コれが今日の国民国家の原型をかたちづくったフィクションp.79」「中華思想はナショナリズムではないp.78。中華思想は3千年からの歴史があるp.80・・天下すべてが中国を中心にひとつの調和した小宇宙を形成しているという宇宙観・・ここには国境線という概念がそもそも存在しませんp.80・・辺境や際涯など「化外の地」・・は未来永劫に・・蛮地・・ではない、「王化」が果たされるかどうかは、中国人の教化努力によってではなく、・・蛮族たちの自力更生に委ねられているp.80。」毛沢東の考想は「専門分化と階層化が諸悪の根源であるp.151」という考え。中国の環境問題と資源問題は、「中国的解法p.176」が必要な「一国の政府の責任を超えた、地球規模の問題p.177」等、中国のおもしろい見方が提示されている。しかし、「隣国の政府がかりに特殊なイデオロギー教育を通じてそのガバナンスを・・巧妙に保持しているとしたら、そのイデオロギーについてあまりあれこれ言うことはないだろうp.31」とマキアベリズム的に割り切って考えては、中国政府の国内における人権侵害・宗教弾圧は全く問題にしないということになる、そのような考えは間違っている。
・「多様な民族・思想国家を知るために」
内田さんの大学内でのゼミを通しての中国の分析。ご自身が書かれているように素人達の目に見える、あるいは文学、歴史から読み取る中国論。私の様な歴史や外交の素人から読むと非常に説得力があり、13億ととも15億とも言われる中国人民をまとめ上げている統治能力の一端が内田氏の説明で理解できるように思う。そして、もし中国崩壊と言うプロセスがあるのであれば、それは農村の崩壊であると。そして何気に、廃県置藩が日本の未来を築くと示唆する。すなわちローカルな思想である。中央集権での疲弊を考えれば、過去に270もの藩があって、ある種自給自足的な政治が行なわれていて、さらに、そこから日本を担うような人材が輩出されてきた事実があるから。また昨今の中国における反日運動の背景やその考察もテレビで出てきて一刀両断にする評論家とは違う意味で興味深く説得力がある。(ご自分がテレビに出ない理由は、詳しくしゃべらせてくれないかららしい)さらに、台湾問題、領土問題、中国での愛国心と言う概念などを、ある意味、日本人という立ち位置から少し離れて論じていて面白い。いずれにしても、やはり歴史は勉強せねばいけないのだと痛感しました。もちろん国が書いた歴史とローカルな歴史の両方を。
・「10年後の再読にも楽しみを感じさせる」
『街場』シリーズは初見だが、他のも読んでみたいと思わせる。 あとがきにもあるように、「(著者が)既に知っていることを書かず、(著者)に読ませるために書いた本」だけあり、中国と世界のパワーゲームや、政治のあり方、「中華思想」、歴史上の逆の見方などについて、こんな解釈の仕方があったのか?!と、新たな発見があると同時に、中国の不運がつくづくかわいそうになりました
いつまでも米の植民地の日本や韓国でなく、中国と連帯して、東アジア共同体を構築するための、中国を理解する一助になるでしょう。
章の始めのプレゼンが、全面的に省かれているのが気になりました。 要点だけでも載せておいてくれれば・・・と思います。
・「強いユニチャームの秘密」
ユニチャームは日本では優良企業だけれどあまり目立たない。生理用品や紙おむつでは、花王やP&Gを押さえて日本でもトップメーカーであるのだが・・・。しかし、私が見た限りでも、中国(上海)やタイでは圧倒的に強い。どこのスーパーの棚を見ても、正に花王やP&Gの影が薄い。なぜ、そのようにユニチャームが海外の事業で強いのだろうと思っていたが、この本の著者張氏のような優秀な「現地人」マネージャーがいることが1つの要因のようだ。張氏は上海出身の「現地人」ではあるが、日本の慶應大学経済学部の出身でもある。従って、日本の文化・習慣もよく心得ており、中国と日本のビジネスや働く者の考え方や行動の違いを上手く『文化の翻訳者』として消化し、ユニチャームのビジネスを伸ばすことに活かすことができたのだろう。日本企業が陥りがちな「日本流」の押しつけでなく、それを十分に理解した上での「中国流」を実践したと言えるだろう。もちろん日本人でこのような機能を果たせる人がいればそれに越したことはないが、それを期待するのはあまりに欲張りに思える。そこに至って、サブタイトル「中国人を使いこなせた企業だけが生き残る!」というフレーズに思わず頷かされた。とは言え、全編に亘って、張氏のやる気、エネルギーそして自信が漲っている。こんな人がいたら、どこにいても頼りにしたいと皆さんも感じるだろう。
●中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす (NB online books)
・「表題からずれていってしまっているように感じました」
後半にいくにつれマンガやアニメと直接関係ない記述が多くなり、表題より主題が大きすぎたのか全体として上手くまとめられていないという印象を受けました。筆者が記しているように中国に愛情をもたれているが故に「〜あるべき」という視点からの考察が混じってしまい客観的な観察・考察に終始しなかった部分が多いのが原因ではないかと思います。動漫というキーワードは表題からは外したほうがよかったのではないでしょうか。頁数のわりに得られた知識や視点は多くなく、結論としての考察も想像の範囲内で常識的なものであり、目から鱗というような満足感は得られませんでした。
・「これは面白い。歴史嫌い、予備知識が無くても読みすすめられる。」
著者は真面目で堅物なおばあちゃんなんだが、それゆえアニメ、漫画に触れたときの生真面目な感覚が一般人には非常にユーモラスで、読んでて楽しい。歴史嫌い、予備知識が無くても読みすすめられる。
そのユーモラスな文体は本書の前半部分に当たる部分が日経ビジネス オンラインで無料で読めるので購入時の参考にしてもらいたい。http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070907/134326/
後半の部分も驚くべき内容がユーモラスに語られているので政治や戦争をめぐる深刻な話でも話が頭に入りやすい。
著者自身が餓死者15万人を出したと言う(中国政府発表)中国共産党による長春、兵糧攻め作戦の生存者であり、家族を餓死で失い死体の上で野宿するといった経験をもつ人であるのでそんじょそこらの中国本とは、わけが違う。
嫌中本や、小林よしのり本を読んで、知ったつもりになっている人にも必読である。
特にThe Rape of Nankingがなぜ書かれ、そしてなぜベストセラーになったかの分析、背景、影響は日本人が絶対知るべきであり、The Rape of Nankingの史実的間違いを暗記しているだけの嫌中ゆとりは無意味な存在だと気づくであろう。
土地としての中国ではなく世界をめぐる中国が文化的伝播としてインターネットを通じ若い中国人に与える影響をアニメ、漫画を通じて分析するのでとにかく面白く読めるしグローバルビジネス、中国でビジネスを考える人には特に読むべき本である
私は映画好きであるが、本書の分析は中国映画を見るときの参考にもなった。
・「日本に滞在している若い中国人の心を垣間見ました」
幼年期に徹底した反日教育を受け、建前上は日本が嫌いと言って憚らない多くの若い中国人が昨今様々な方法で日本に渡航してきており、実際に接して本音を聞いてみると皆一様に日本が大好き、中国に帰りたくないと言っているのは何故かと常々思っていましたが、本書はその理由を良く解き明かしていると思います。勿論経済的な理由だけで日本に来たと言う方もいるのですが、嫌いな国で態々働くこともないのにと思っていました。中国人に限らず日本のアニメ、マンガは世界中の若者に大きな影響を与えており、BBCが世界33ヶ国の国民に行っている世界に一番貢献している国は何処か、という調査で、日本がここ3年連続世界一に輝いている事の理由の一つとも考えられます。日本と言う国、国民は被虐的な記事が好きな(?)日本のマスコミでは殆ど報道されませんが、海外では高く評価されているという事を日本人はもっと認識すべきで、実際世界中の人々に大きな影響を与えているのです。本題とは関係ありませんが、私は1995年から2000年まで英国に滞在し、英国でもあからさまな人種差別を受けた経験がありますが、引き続き英国に滞在を続けている次女は現在ハイスクールで、日本人であるという事だけでクールであると言われているのは、ここ10年位で日本という国の評価が英国で大きく変わった事を良く表していると感じます。
・「広がりつつある大きなうねりと温故知新」
中国は外に堅く門を閉ざすが、一歩内に入ればそれまでとは全く異なる世界が見える国だ。筆者は1941年に中国で生まれ、幼少期を過ごし、その中国への想いを常に抱きながら、両国の架け橋としての人生を送ってきた、中国の近代史を体験し、その後も強い関わりを持って生きてきた日本人。
アニメや漫画とタイトルに入ってはいるものの、奥深く、幅広く、何よりも中立的に検証している。目次を見るだけでも、それが伝わるだろう。
第1章 中国動漫新人類―日本のアニメ・漫画が中国の若者を変えた! 第2章 海賊版がもたらした中国の日本動漫ブームと動漫文化 第3章 中国政府が動漫事業に乗り出すとき 第4章 中国の識者たちは、「動漫ブーム」をどう見ているのか 第5章 ダブルスタンダード―反日と日本動漫の感情のはざまで 第6章 愛国主義教育が反日に変わるまで 第7章 中国動漫新人類はどこに行くのか
前半は日本アニメや漫画が浸透した背景について、幅広い人々へのインタビューやアンケートを重ね、海賊版の存在や、作品の思想性について語られる。これ程までに、中国人民の内側に入り込める人は、日本では著者以外には珍しいのではないだろうか。そして、広がりつつある大きなうねりを感じ取り、普段私たちが伝え聞く中国人民の姿とは違った、生の中国人民の姿を、驚くほど豊富に集めている。
後半の6,7章は我々日本人にも耳が痛い話だが、とにかくマスコミや一部のネットで語られるような偏った見方ではなく、中国を熟知する日本人として世界の中で中国の置かれた立ち位置を分析しており、今の中国を知り、これからの中国の姿を想像できる、そんな中身の濃い一冊だ。
・「強い説得力を持って読者を魅了する」
サブカルに詳しいオタク系人物の、自画自賛的日本マンガ・アニメ礼賛とはまず一線を画さなくてならない優れた一冊。
著者は若き日を大陸にて過ごし、現在も日中を往復し、若い世代の留学生とディープなコンタクトの取れる中国通。そのため安易な報道に流されること無く生の声を中心に構成された本書は強い説得力を持って読者を魅了する。
インターネット上の記事で拾い読みしていたが一冊を通して読んでみると、サブカルから論点をスタートしているものの、政治経済歴史から日中関係論に至るまでクロスオーバーに言及する視点も鋭い。
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