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▼中国:人気ランキング

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫)台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫) (詳細)
蔡 焜燦(著)

「そうだったんだぁ・・・」「せめて日本人は」「全日本人必読の書」「会う人に配りたいくらいの本」「台湾の人が教えてくれる、日本人というもの」


帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫) (詳細)
山本 七平(著)

「帝王学を理解できました。」「上も上なら下も下」「一社会人と読んでも参考になります」「お友達にしたくないヒトの代表選手「唐の太宗・李世民」さん」「こんな立派な古典があるのに・・・」


新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (詳細)
小林 よしのり(著)

「森発言との相違」「日本人の誇りを胸に」「『台湾人と日本精神』も」「『台湾論』焚書騒動」「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (小学館文庫)」


貝と羊の中国人 (新潮新書)貝と羊の中国人 (新潮新書) (詳細)
加藤 徹(著)

「端的にいうと買い(ということでレビューも端的にまとめる)」「中国の本質をつく名作!」「素晴らしい。」「読めば納得」「中国ビジネス経験者も納得」


中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫)中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫) (詳細)
遊川 和郎(著)

「中国を知るための良書」「基本的な中国の時事の本です」「読んで「得した」と思える本」


兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫)兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫) (詳細)
守屋 洋(著)

「唸ってしまうものばかりではありませんが、一読すべき内容」「面白すぎる。」「孫子と並ぶ必須本」


海外預金口座の開設活用徹底ガイド海外預金口座の開設活用徹底ガイド (詳細)
岩崎 博充(著)

「具体的な内容です」「まああると便利かな」「う〜ん。まだオイラには早すぎたか。。。」「とても実践的でわかりやすい質と量」「海外口座のトラブルに注意」


街場の中国論街場の中国論 (詳細)
内田 樹(著)

「物知りの先輩と、社会について語り合う。」「これが大学の講義内容かと思うとゾッとします・・・」「中国のおもしろい眺め方が手に入る」「多様な民族・思想国家を知るために」「10年後の再読にも楽しみを感じさせる」


明日から中国で社長をやってください明日から中国で社長をやってください (詳細)
五十嵐 らん(著)

「中国人の性格判断」「GJ」「面白かった!」「中国に進出する企業、駐在員はまず一読?」「私が見てきたアジアと重なります」


本当にヤバイ!中国経済―バブル崩壊の先に潜む双頭の蛇本当にヤバイ!中国経済―バブル崩壊の先に潜む双頭の蛇 (詳細)
三橋 貴明(著)

「最近の状況を言い当てています。」「世界的な経済の動きを知るために読むべき一冊」「中国経済の知識だけでなく、経済の見方、分析の手法という点でも参考になる一冊」「嘘の上塗りも中国の国柄」「中国は日本の市場にはならない」


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▼クチコミ情報

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫)

・「そうだったんだぁ・・・
 この歳で恥ずかしいのですが・・・・。先月会社の業務で台湾に3泊4日で言った際、1日市内観光をしました。ガイドの方が日本語が堪能で人間的にも礼節を弁えた素晴らしいお爺様でした。観光案内の口々に日本人の素晴らしさを言い、中国・韓国人の非礼を言い、台湾人を中韓と一緒の目で見ないで欲しいと訴えておられました。あまり何のことか判らずにいましたし、蒋介石関連の施設案内の際には歯に物が詰まったような説明をしていたので「?」と感じておりました。その施設を回っているときにも一部の観光者から「蒋介石の施設を見ても仕方ないよなぁ」といった発言もあって、そのときは無礼な発言をする奴だなぁとも思いましたが、本書を読んで全て吹っ飛びまして理解ができました。もう一度台湾に行って「台湾人」と会話をしてみたいなぁと思っております。仕事は官庁周りが多かったので、中国からやってきた人間が役人をしているのでしょう、とても堅苦しい態度で困った方々も多かったです。 今、司馬遼太郎の「台湾紀行」を読み始めますので、ここで更に考えを纏めていけるのではないかと思っています。本書は作者の熱い思いが却って文章を単純なものにしている帰来がありますが、今まで隠し続けられてきた歴史がわかっただけでも十分な内容であると思いました。

・「せめて日本人は
この本を読んで日教組のアホ丸出し洗脳教育から覚めて欲しい。

自国が好きで悪いと言われる国なんて、民主党が与党の日本くらいです。この国の良さ、今の日本の異常さがハッキリ分かります。読後感も最高です。

日本人よ、胸を張りなさい。

・「全日本人必読の書
台湾からの鮮烈な叱咤激励。それが本書である。世にはびこる反日教育、自虐史観しか知らない者にとっては俄かには信じられない内容であろう。

・「会う人に配りたいくらいの本
著者の波乱に満ちた人生を通して、台湾の複雑な歴史が理解できる大変興味深い本。燃えるような情熱、冷静で客観的な分析、そして日本への深い愛情。簡単に「親日台湾」などとは言えない現状も知ることができる。

個人的には、会う人に配りたいくらいの本。NHK問題の時は100位くらいだったし、通販を中心にけっこう売れたのではないかと思う。それを知れば著者の蔡さんも喜ぶんじゃないかな。

・「台湾の人が教えてくれる、日本人というもの
客観性というものは、偏重すると自分を見失うこともあるが、それでも常に意識していたいものだ。この本で、日本人というものを、台湾の人から教えてもらった。

かの台湾の巨人 李登輝が、「かわいそうなのは、日本の若い人は『昔の日本を悪いことをした、悪い国だった』と一方的に教育を受けていることです。」と発言している。その言葉にあるように、とかく自虐史観によって、日本人は日本人を卑下してしまう傾向があるように思う。誇りを持てず、愛国心を失いつつある日本人に、自信と勇気を与えてくれる、真の良書であると思う。

「李登輝学校の教え」(小学館文庫)と併せて読むことをお薦めしたい。

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫) (詳細)

帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)

・「帝王学を理解できました。
帝王学と言う言葉を始めて聞きましたが、読めば読むほどビジネスの極限を感じることができました。

これからのビジネスの考え方にいかえる本です。

・「上も上なら下も下
帝王学と名が付いているが、幼少より人を使うことを覚えよとか、大きなことを考えよ、とかの類の話しでは全くない。むしろ、そういうことを戒めるのが必要だ、ということを懇々と説いている。

貞観政要は、中国史上最も良く国内が治まった時代と言われている貞観、唐の太宗の時代に、その唐の太宗と近臣とのやり取りを記したものである。

まあ、このやり取りがとても信じられない程直接的である。何でこういった素晴らしい時代があったのに、今の中国は言論封鎖の国になってしまったのかとても不思議である。いや、今の中国が不思議なのではなく、この貞観時代が不思議だったのであろう。

何しろ、下(魏徴)から上(太宗)へのつっこみ(諌議)が凄まじい。

例えば、-太宗の娘の結婚式の際に、太宗の姉妹の二倍派手にしようとすると、それは宜しくない、姉妹の式より派手にはなさるな。-洛陽に行幸しようとすると、まだ国力も十分でないのにそんなことをすると国民が疲弊するからやめなさい。-昔は贅沢しなかったのに最近は贅沢品を買い求める。それでは有終の美の飾れない。-取り巻きは小人ばかりで、優秀なものと交わっていない。-好きな狩猟をまだ始めなすった。等々。

今なら会社の上司にだってこんなことは言わない。それを太宗は、良くぞ言ってくれた、礼を言う、これかもどんどん指摘してくれ、と非常に太っ腹。

とんでもない帝王である。はてさて、今の日本でこれを実行できる人間がどれだけいるか、と言うより、実行した時点で浮かび上がるほど倫理が地に落ちている。

まずは一隅を照らすことからか。

・「一社会人と読んでも参考になります
中国の唐の時代に書かれた「貞観政要」を元に、現代のビジネスリーダーのあるべき姿を描いた内容です。ただし、内容の多くは、"リーダーたる者こうすべし"、という形では書かれていません。逆に、「そのように行動すると組織が滅びますよ、人心が離れますよ」、と時の太宗皇帝の行動を部下が諌め、それを太宗自ら受け入れる、という形が取られていることが多いため、自分自身の行動に投影して考えることもでき、非常に参考になる内容です。

そもそも、本書が題材としている「貞観政要」が出来上がった背景とは、則天武后(中国史唯一の女帝、中国史では悪役)が中宗に位を譲ったのち、唐の基礎を築いた太宗の時代のような立派な政治に戻ることを望み、仕官が中宗に献じた、というものだそうです。それが日本にも輸入され、古くは源頼朝・北条政子、さらには徳川家康も読み、影響を受けたと言われるほどの書物です。そこまでの書物でありながら、現代では認知度が低く、恥ずかしながら私もこの本を読むきっかけとなったリーダーのための中国古典という本に出会うまで、「貞観政要」という名称を知りませんでした。

この本を記した作者の狙いは、『貞観政要の解説書でも研究書でもない、一読者として興味を感じた部分、自戒の書として役立った部分を抜粋し、自分の感想を付け加えた』と作者自らが記している通り、単純に原文とその訳文が併記されている内容ではありません。時に作者の身の回りの人物、起こった出来事と対比しながら書かれているため、リーダーシップとは何かが実例に即して学ぶことができます。さらに、本の成立した時代背景・歴史観にも言及されているため、中国の歴史についてもあわせて学ぶことのできるようになっています。

具体的には、・権力を3年握ればバカになる。むしろそれが普通。この「なりうる」という自覚を持って、自制するとともにお目付け役を置き、その言葉に謙虚に耳を傾けるか否かが問題。・例え決裁がなされた後でも、承服しがたいものがあれば必ず意見具申すべきで、決裁済みだから仕方がないとそのまま実行に移してはならない。・理想は「統治されている」という意識さえ持ちえない前提を作り出すこと。いわば、その存在を意識されないような状態が最高なのだから、リーダーは「感謝しろ」といった意識を決して持ってはならない。・社長のやりたいと思っていることを巧みに見抜き、それを先取りする形で助言し、しかもその助言が理にかなっているように装飾しする人間がいて、それに便乗して増幅させるような状況は最悪であり、その者は最高の危険人物である。・人間には常に節度が必要で、前例と同じかそれ以下にする心構えが常に必要。それがあらゆる意味で安全。といったことが、唐の時代に実際にやりとりされたエピソードとともに紹介されています。

本のタイトルだけ読むと、「帝王学」とあるので、二代目・三代目向けの内容かと思いきや、それだけではありません。たとえ部下がいなくても、年次の下の同僚と接する際にも役に立つ内容です。また、上司部下という関係を除き、一社会人としてどうあるべきかを考えるにも有用です。当初の刊行が1983年11月と、今から25年以上前の内容でありながら、今でも色褪せることのない、素晴らしい内容を含んだ本でした。これで¥530とは安い買い物で、ランチ1回分を牛丼に我慢して買ってみる価値があると思います。

・「お友達にしたくないヒトの代表選手「唐の太宗・李世民」さん
魏徴だったか誰だか忘れましたが、太宗・李世民に「帝王は起居注を見てはいけない」と忠告した人間がいましたね。実母を同じくする兄・李建成と弟・李元吉を殺害したうえ、父の高祖・李渕を幽閉して皇位を奪ったりしているので、彼が在世中から世間の評判をひどく気にしていたのは有名な話です。その後継者選びや以後の政治過程から見て、人君たる者の教科書なる『貞観政要』が記す太宗の事跡は、かなり疑わしいと言われています。だからといって為政者としての彼の業績とは関係ないかも知れませんが、ほかの記録と照合すると、これも相当に怪しいとされています。権力を握る立場にある者なら史実の粉飾や改竄はお手のもの。まあ、ときの政権が書いた「国定教科書」か、でなければ、権力者の鼻持ちならない伝記として読むくらいなら、「どうぞご勝手に」というような代物が、この『貞観政要』と言ってまちがいありません。それにしても、いまの時代に、こんな黴臭いものを持出してくることに何の意義を認めようというのでしょうか。そこが、まるで解らないというのが率直な感想です。いっとき、山岡荘八氏の『徳川家康』が「経営者のあるべき理想像を描いた」時代小説として企業経営者なんかのあいだで大ブームを巻起こしたことがありましたが、あれと同じくらい「空疎さ」を感じさせられた1冊でした。

・「こんな立派な古典があるのに・・・
現代の中国人は、自国の古典をどう思っているのでしょう。自己主張、駆け引きの行き過ぎた現代中国人。自己を律するということを、もっと考えてほしい。日本人も偉そうなことは言えないが。中国の古典に範を求めている、日本の経営者も多いと思う。中国の経営者はどうなんだろう。

帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫) (詳細)

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論

・「森発言との相違
この本には蒋介石様は独裁者虐殺者と強く非難されていますが2010年、自民党の首領である森元総理大臣が、よみうりテレビの番組でこんな発言をしました。「日本が南北に分断占領されなかったのは蒋介石様のおかげである!蒋介石様が日本を南北に分割してしまうと天皇陛下をどちらに置けばよいのかわからなくなるから分割しないとおっしゃられた!今の日本があるのは中国国民党様!そして蒋介石様のおかげである!」蒋介石がそんなことを言ったなんて聞いたことがないですって!アメリカの意向なくしてそんなことを決められるわけがないですって!何をいっているんですか!あの森元総理大臣の発言ですよ!自民党のボスである森元総理大臣に逆らうつもりですか!

また、日本が行った恐ろしい強制連行の話が載っていません。

強制連行2009年のお盆、北海道新聞にこんな記事が載りました。「終戦の日、強制連行されてきた中国人様が歩いているのを見た。」その一ヵ月後、札幌の高校で強制連行されてきた中国人様の体験談を聞く会が開かれました。かつて安倍総理大臣が言っていました。「強制連行をしたというのは、人さらいのように行う狭義(狭い意味での)の強制をしたのではなく、自分の意思に反して働かなければならなかったという広義(広い意味での)の強制にあてはまる状態になったということです。」つまり、地元に働き口がないので、しかたなく遠方まで出稼ぎに行かなければならないということ。本当は嫌な仕事だけれども生活のためにどうしても働きに行かなければならないということ。それを日本では広義の強制連行と呼ぶのです!ほらみなさい!私たちは強制連行しました!中国様韓国様ごめんなさい!強制連行など無かったという者は政府マスコミが一致団結して弾圧し、私たちは永遠に反省し謝罪し続けます!

強制連行という言葉を聞くと戦後教育を受けた私たちはこんな話が頭に浮かびます。突然日本人に捕まり、手足を鎖につながれて奴隷船に収容され、鞭でたたかれながら船を漕がされ、力尽きたものは海に投げ捨てられ、生き残ったものは港で競売にかけられ奴隷鉱山で死ぬまで働かされる。前述の強制連行体験談では、おそらく高校生達はこのような話を聞かされ全員涙しながら聞いたことでしょう。私たち日本人の誰もが知っている日本の強制連行をこうして後世に伝えていかなければなりません!

今も続く強制連行2010年、よみうりテレビの番組で恐るべき事実が語られました。出演されていた中国の張景子様が日本国籍を持っているとおっしゃられました。中国籍であれば仕事上支障が出るので、やむを得ず、仕方なく、大嫌いな日本国籍をとったと。彼女は毅然とした態度で「日本国籍があっても自分は日本人なんかではない!自分は中国人である!」と発言されました。自分の意思に反して国籍を変更せざるを得なかったということは安倍総理大臣のいった広義の強制にあてはまります!これは平成の強制連行です!!!あの戦争はまだ終わっていなかった!!!次の世代の若者たちにこの事実を伝えねば!!!教科書に!教科書に載せるのです!!!

・「日本人の誇りを胸に
台湾の現状は厳しい中国の影響力は多く、当然昔よりずっと親日感情も減っていることだろうだけど、こういった日本統治時代の真実を我々日本人はきちんと勉強し、知ることが大切だと思う日本が悪いんだ、と思い込んで生きている人達には、まずは知識を得る事から始めようと言いたい

小林氏は良くも悪くも漫画家としての表現方法も強烈な方であるし万人に好まれるタイプに人間ではない全てが正しいとも限らない解釈は人それぞれ微妙に食い違うものだ

だが、戦後日本は自虐史観を植えつけられてきたのだから日本の良い部分をもっと知るべきだろうそのためのスタートを切る意味でも、この台湾論は良い材料になると思う少なくとも、お年寄りも若い人達も、もっと自分達に誇りを持たねばその上で反省点は反省点で見極めていけば良い

・「『台湾人と日本精神』も
『台湾論』と『台湾人と日本精神』は互いを補完する姉妹本です。あわせて読んでいただきたい。『台湾人と日本精神』を読まないと、台湾論が焚書された事情や、小林よしのり氏が台湾入国禁止になった事情がわかりませんし。

・「『台湾論』焚書騒動
『台湾論』焚書騒動、小林よしのり入国禁止事件は懐かしいですね。当時、中国情報を扱う新聞がコンビニで売られていたのですが、一面にデカデカと小林よしのり氏が載っていてビックリした記憶があります。

この騒動の詳細については『台湾人と日本精神』を読めばよくわかります。また『よしりん戦記』を読んでもわかります。小林氏個人に興味がある人には後者をお勧めします。とてもおもしろい本ですよ。

・「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (小学館文庫)
台湾を中心として、中国(中国共産党)、日本の近代史を学ぶことができました。報徳報恩、あとから来るものの為に、是非、子供たちにプレゼントしてください。それから、自虐思想で調和を欠いた大人たちもこれを手に取り、精神安定剤として役に立つこと間違いなしです。-norio

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (詳細)

貝と羊の中国人 (新潮新書)

・「端的にいうと買い(ということでレビューも端的にまとめる)
中国とひとくくりにせず、北方系(遊牧側=羊のつく文字)と南方系(農耕側=貝のつく文字)とにわけて、統合した比較文化論(あるいは発想の土台)にまで踏み込んだ良書。

・「中国の本質をつく名作!
冒頭の、「民の字源は、針で目をつぶされた奴隷」というところから引きこまれた。専門は京劇研究とのことだが、ひとつ極めると他のこともよく見えるのか。クールに学問している本当の学者が書いた本。

・「素晴らしい。
なぜ「貝」と「羊」なのか。

読了すれば、はっきりとしたイメージが残ります。

なぜこの題なのか、わからないような本が多い中で、

この本の言うところは明瞭です。

また、著者の思い込み激しく、何を言いたいのか

わからないような本が多い中で、この本の記述は

的確です。達意の名文と言えます。

内容は、中国古代から現代まではもちろん、

アジア全域、欧米、南半球にもわたります。

「世界史」についての大局的な俯瞰図が、

この薄い一書に書き込まれています。

久しぶりに学問の面白さを堪能させていただけた、

近来稀なる快著です。

・「読めば納得
毒餃子事件にチベット関連の報道・・・。悪びれもせず子供でも疑問符が浮かぶ抗弁の数々・・・。この本を読んで、その大半が納得できます。文化の違い、とはよく言いますがその根元を垣間見ると、そりゃ理解しあえるわけないなあと妙に納得したりもします。良くも悪くもこの先つきあって行かねばならない隣の迷惑大国。つかず離れず、ある意味良い関係を築き上げる為にもこの本で彼らの精神構造を把握しておく事は意義のあることだと思います。

・「中国ビジネス経験者も納得
読みやすくて面白い。実際に中国でビジネスをしたことのある人にも違和感なく読めます。遺伝子的にみると、日本人と韓国人の違いよりも、中国の南の人と北の人の違いの方が大きい。なんて記述を見ると、そうそう、とひざを打ちます。なかなか落ち着いたお付き合いの難しい隣人ですが、冷静にその内部の多様性を知って対応することが必要なのでしょうね。

貝と羊の中国人 (新潮新書) (詳細)

中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫)

・「中国を知るための良書
なにかと話題の中国ではあるが、色々な事件などの影響、歴史認識などから中国関係の報道となると、公平性、客観性を欠くものが多く、なかなか全体像がとらえにくい。元来あれほど広大ななのだから全体像を捉えるということ自体がナンセンスなのかも知れないが、本書はそんな中、ビジネスを主軸に非常に客観的に書かれているようにおもう。反中、親中に軸足がよることなく、中国でビジネスをする上での、経済の現状、日本との違いが分かりやすく理解できる。専門書というほど難しくもないので、中国または経済の造詣の特に深い方でなくても大丈夫だと思います。

・「基本的な中国の時事の本です
一般的に言われていることがらがのっています。値段的にも安く、量も多くないのですぐに読めます。いままで日本国内で中国が次の覇権国になるのではないかなどと過熱気味に持ち上げられてきましたが、技術は外国頼みというこれまでの指摘や、中国の内容の本で少子高齢化について指摘があったことは読んでよかったと思いました。

・「読んで「得した」と思える本
筆者自身の前書きにもあるように、例えば突然現地赴任の辞令が下ったビジネスマンへの中国速習書として非常にピッタリくる本です。大まかには、改革開放政策、中国社会、政治体制、経済諸問題、共産党体制と国の仕組み、現代ビジネス、中国人の考え方と行動、「和諧(調和)社会」に向けた展望、というような内容で展開されます。筆者の深い中国の繋がりと、大学で教鞭を取っている経歴から、コンパクトな新書でありながら、大変緻密で質の高い内容となり、読んで「得した」と思える本です。特に、我々日本人から見える、現象として表層的な部分を、建国の歴史や社会構造に求める等、類書では説明されていない部分を一つ一つ丁寧に解き明かしてくれるところなどは読後感の満足度が高いと思います。そういう意味では、単に初心者向けとしてだけではなく、ある程度中国関連の入門書を読んできた方々に対しても、今一度理解を深めるために読む価値のある良書だと思います。

中国を知る―ビジネスのための新しい常識 (日経文庫) (詳細)

兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫)

・「唸ってしまうものばかりではありませんが、一読すべき内容
兵法三十六計とは、36の戦術を、以下の6つのカテゴリーに分類して簡潔に説明したものである。・勝戦計・敵戦計・攻戦計・混戦計・併戦計・敗戦計

それぞれをただ記述しただけであれば、すぐ終わってしまう。よって、本書の場合は守屋洋氏が、過去の戦争から適当なものを探したりして解説を加えている。

切り口が異なることもあるが、率直に述べて「孫子の兵法」ほど洗練されているものではない。また、例えば、美人を献上するなどというような、現代ではあまり役に立つとは思えないものも含まれている。しかし、全体的には、戦略に関心のある方は一読しておくべき内容だと思われる。この本は、文庫本であるため、値段も高くなく、持ち運びもしやすいので、良いと思う。

・「面白すぎる。
中国を代表する兵法書の古典。戦いを勝利に導くための36通りの作戦が描かれているのだが、これが、滅茶苦茶に面白い。一つひとつの作戦に対して、《瞞天過海》《以逸待労》など、絶妙なネーミングが付けられていて、分かりやすいし覚えやすい。また、守屋洋先生の訳と解説と実例も素晴らしい。中国古典の素晴らしさが、気楽に楽しめる名著です。

・「孫子と並ぶ必須本
私は孫子を買いに行った時、たまたまこの本を見つけて買いました。孫子を読んだあとにまず前書きだけ読もうと思って、手に取ると面白くて一気に読んでしまいました。内容的には星5つだけど、各計略の例が少し短かったので星は4つです。

兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫) (詳細)

海外預金口座の開設活用徹底ガイド

・「具体的な内容です
徹底ガイドと銘打っているだけあって、口座開設の方法がかなり具体的に記述してありますので参考になります。ただし2004年頃出版されている本なので現在は取扱いは変わっている事もあるかと思います。基本的な事項や用語解説集は充分役立つので現在でも参考に読まれることをおすすめします。

・「まああると便利かな
海外で口座を開設したことが無く、これから開設しようとしている人向けの本です。上記の方にはとても役にたつと思います。ただ日本のハイパーインフレの可能性は個人的にはいかがなものかと、、、

この類の情報はしかたがないことなのですが、現在、非居住所の口座開設は日々、変わっていってるので、本中の情報が古くなっています。この本の情報どおり、もしくはそれ以上に必要書類、手間等があると考えてよいと思います。

初めての方には最後の英語の”単語集”は便利です。

・「う〜ん。まだオイラには早すぎたか。。。
日本の銀行の利息や手数料はたまた配当、譲渡所得などにかかる税制に全く我慢がならないので

なにか面白い方法でも無いかと思い海外預金口座の開設についてちょっと知りたいと思い手にしてみました。

口座を開く為にはそれなりのまとまったお金が必要なことや送金の為の手数料、各種書類などの様々なハードルがあることが良く分かりました。

またインターネットバンキングができるとかどんな口座があるのかといった各銀行のサービスについても解説があり、それぞれの特徴がつかめました。

私にはまだ早かったようですがそれなりにまとまった資産を持った方たちが実際に口座を開く為にこの本を読まれるとよい手助けになるのではないでしょうか。

そうじゃない人も私のようにまだ見ぬ先の世界を垣間見て「いつかはきっと」と思いを馳せるにはよいと思います。

・「とても実践的でわかりやすい質と量
~~1990年代後半には、シティバンクの活用法ですとか、海外の口座の活用といった類の本がたくさんありましたが、最近こういった本をあまり見られませんでした。Webで情報が集めることは可能ではありますが、わかりやすく体系的に理解するには労を要します。初心者の方も、いぜん経験ある方も、いままさに海外預金口座開設を考えている方には、参考になると思い~~ます。私は、ある目的での米国銀行口座開設で、この本を購入前から何通りかの方法を検討しましたが、この本といくつかのWebサイトを読んだ後、UBOCで十分と認識しました。~~

・「海外口座のトラブルに注意
 海外預金口座のガイド本は、いままで何冊も出版されていますが、最新の本だけに、わかりやすく書かれていて、内容も信頼がおけます。 海外口座を開く目的は、個人によって異なりますが、私の場合、海外にも資産を分散させておくというのがおもな目的です。 そのためにオーストラリアや香港の金融機関を直接訪問したことがあります。また、オフショアの銀行の書類を取りよせたこともあります。 一方、オフショアの銀行に口座を開いたとしても、かなりのトラブルが発生すると聞いています。 私の英語は中級程度なので、日本語での対応を求めて、東京三菱経由のUBOCに口座を作りました。また、在日駐在所経由でスイスのPBにも口座を開きました。さらにもう一カ所くらい口座を開きたいと考えて、この本を読みました。 大切な虎の子を預けるのですから、送金などのトラブルが発生する可能性や、その場合の解決方法などについても、少しは触れておいてほしいと感じました。

海外預金口座の開設活用徹底ガイド (詳細)

街場の中国論

・「物知りの先輩と、社会について語り合う。
いくつか読んだ内田氏の作品の中で一番面白かった。テーマがはっきりしているせいだろうか。「街場の」と言うタイトルが示すとおり、あるいはあとがきで、「専門家ではない素人が書いた本」と言及しているとおり、ここに出てくる中国論は「間違いなくこれが正しい」と断言できる論拠があるものでもないし、下手すると結論がなかったりもして、簡単にそれを鵜呑みに出来るようなものではない。だからこそ、いいのだと僕は思う。実際のところ数学の答えではあるまいし、「中国論」のようなものに明確な答えが出せるはずもない。それなのに、その道の専門家が書いた「学術書」や「啓蒙書」のようなものは、読者に対してこれが間違いなく正しいのだ、と言う「説得」を試みてくる。素人の読者はそれに簡単には対抗できないから、その内容を信じ込み、ついつい他人に向かって「本の受け売り」をしてしまいたくなる。もしそれが正しい論だったとしても、「受け売り」であるかぎりは実体を持たない。

ところがこの本は、あくまで「専門家ではない」と自称する内田氏が、「わたしはこう思うのですが」「こうは考えられないでしょうか」と述べているだけの本だ。「ああ、そうだなぁ」と思うのも、「それはちょっと違う気がするな」と感じるのも、読者に委ねられている。ただ読むだけでなく、読者が自分で考えないと成立しない本なのだ。

もちろん、だからといってとりとめもなく答えも出ない考え事を、つらつらと並べているだけではない。きちんと事前に調べ上げられた知識を基礎に、今まで思い当たりもしなかった新しい考え方を提案しているから、自分の今後の中国に対する考え方そのものが画期的に変わる。

内田氏の主張する「日中の世界像の<ずれ>」は、普段から僕がニュースを見て疑問に感じていたことでもあったので、とても興味深かった。

・「これが大学の講義内容かと思うとゾッとします・・・
中国研究の専門家でない筆者が、そのことをほぼ開き直った形で「中国の数々の問題に関してこういう見方もあるよ、参考になさっては」という形式で書かれた本です。筆者の歴史認識がそもそも怪しい上、推論に推論を重ねたものなので、学問的研究からはほど遠い、筆者の個人的雑感がまとめられただけの本に過ぎません。

もちろん筆者が個人的にどのような考えを持とうが、売れそうだからと思った出版社がそれを書籍化しようが自由です。しかし問題はこの本が、神戸女学院大学院で筆者が行った講義内容をテープ起ししたものだということ。通常、講義というのは、(どんなヘボ学者であっても)その道の専門家が学問的研究の一端を伝授するというものなのでしょう?一人の素人親父の放言の垂れ流しが、講義の名に値するのでしょうか?教育機関として、神戸女学院大学がどの程度のものなのかを垣間見たような気がしました。こういう講義を受けた卒業生が、「専攻は国際コミュニケーション学です!」とか言うのかな・・・。

・「中国のおもしろい眺め方が手に入る
「ナショナリズムというのは・・国境線の内側は・・均質的で、・・向こう側も・・均質的で、一本の境界線のあっちとこっちでは、言語も人種も心境も習俗も、すべてが違うという・・フィクションp.79、・・国際規格に採用されたのは1684年のウェストファリヤ条約のとき・・このときヨーロッパは心境の違いによって国境線を確定するということをした。コれが今日の国民国家の原型をかたちづくったフィクションp.79」「中華思想はナショナリズムではないp.78。中華思想は3千年からの歴史があるp.80・・天下すべてが中国を中心にひとつの調和した小宇宙を形成しているという宇宙観・・ここには国境線という概念がそもそも存在しませんp.80・・辺境や際涯など「化外の地」・・は未来永劫に・・蛮地・・ではない、「王化」が果たされるかどうかは、中国人の教化努力によってではなく、・・蛮族たちの自力更生に委ねられているp.80。」毛沢東の考想は「専門分化と階層化が諸悪の根源であるp.151」という考え。中国の環境問題と資源問題は、「中国的解法p.176」が必要な「一国の政府の責任を超えた、地球規模の問題p.177」等、中国のおもしろい見方が提示されている。しかし、「隣国の政府がかりに特殊なイデオロギー教育を通じてそのガバナンスを・・巧妙に保持しているとしたら、そのイデオロギーについてあまりあれこれ言うことはないだろうp.31」とマキアベリズム的に割り切って考えては、中国政府の国内における人権侵害・宗教弾圧は全く問題にしないということになる、そのような考えは間違っている。

・「多様な民族・思想国家を知るために
内田さんの大学内でのゼミを通しての中国の分析。ご自身が書かれているように素人達の目に見える、あるいは文学、歴史から読み取る中国論。私の様な歴史や外交の素人から読むと非常に説得力があり、13億ととも15億とも言われる中国人民をまとめ上げている統治能力の一端が内田氏の説明で理解できるように思う。そして、もし中国崩壊と言うプロセスがあるのであれば、それは農村の崩壊であると。そして何気に、廃県置藩が日本の未来を築くと示唆する。すなわちローカルな思想である。中央集権での疲弊を考えれば、過去に270もの藩があって、ある種自給自足的な政治が行なわれていて、さらに、そこから日本を担うような人材が輩出されてきた事実があるから。また昨今の中国における反日運動の背景やその考察もテレビで出てきて一刀両断にする評論家とは違う意味で興味深く説得力がある。(ご自分がテレビに出ない理由は、詳しくしゃべらせてくれないかららしい)さらに、台湾問題、領土問題、中国での愛国心と言う概念などを、ある意味、日本人という立ち位置から少し離れて論じていて面白い。いずれにしても、やはり歴史は勉強せねばいけないのだと痛感しました。もちろん国が書いた歴史とローカルな歴史の両方を。

・「10年後の再読にも楽しみを感じさせる
 『街場』シリーズは初見だが、他のも読んでみたいと思わせる。 あとがきにもあるように、「(著者が)既に知っていることを書かず、(著者)に読ませるために書いた本」だけあり、中国と世界のパワーゲームや、政治のあり方、「中華思想」、歴史上の逆の見方などについて、こんな解釈の仕方があったのか?!と、新たな発見があると同時に、中国の不運がつくづくかわいそうになりました

 いつまでも米の植民地の日本や韓国でなく、中国と連帯して、東アジア共同体を構築するための、中国を理解する一助になるでしょう。

 章の始めのプレゼンが、全面的に省かれているのが気になりました。 要点だけでも載せておいてくれれば・・・と思います。

街場の中国論 (詳細)

明日から中国で社長をやってください

・「中国人の性格判断
五十嵐らんさんの本は、3冊目です。本書に記載されている中国人については、性格をずばり判断して書かれていると思います。五十嵐らんさん自身が、中国人の異文化内で、経営者となる難しさや苦労されたことが理解できます。私自身、7年前よりビジネスで、香港、広東省、上海等で中国人と接すと、長い中国の歴史(三国志などから天安門事件までの長い歴史)と56民族中、92%漢民族と朝鮮族など残り55民族が混ざりあっており、民族と出身地により性格が判断しやすいです。 この本書に記載の「幼稚な反抗、そして手のひらを返し」と「大らか」「大ざっぱ」「大げさ」は、今春、上海工場(自社)でありました。工場担当者から報告されている協力工場訪問時、事前報告内容と実際に訪問すると全く180度違う答えがあり、自社担当者の報告が事実と異なるため、問い合わせても詳細な返答が無い等(あやまらない、うそを上塗りしていく)です。 この本を読まれて、中国人とのビジネス前に読むことにより知識をつける参考書です。中国人「大陸的な考え」、日本人「島国的な考え」をもとに、著者の中国人との交渉術を知識に入れビジネスバイブルとして読んでみてください。 

・「GJ
中国の実態を実例を多数挙げて分かりやすくまとめられた名著だと思います。

・「面白かった!
著者の中国観の良いところ・悪いところが面白おかしく書かれている。報道とネットの情報でしか知らない中国に親近感が沸きました。

・「中国に進出する企業、駐在員はまず一読?
ランさんのblogは欠かさずチェックしていたので、ある程度中身は分かっていたけど、会社経営という視点から纏められていて非常に勉強になった。中国に関しては「夢の楽園」の様に取り上げられているが、実際の経験に即して書かれている書籍は極めて少ない。中国に進出する企業やその社員、そして中国礼賛を繰り返す政治家にも是非一読して欲しい。

・「私が見てきたアジアと重なります
著者の五十嵐らん氏は、単身中国の奥地(笑)に乗り込んで社長をされたとのことですが、私も一年程前にシンガポールでアジア12カ国を管轄していました。

五十嵐らん氏と同僚・社員の中国人のやり取りを見ていると、私が見てきたアジアの風景と重なります。

・すぐばれる嘘をつく(インドとかフィリピン)・すぐ独立したがる(インドとかシンガポールとかマレーシアとか)・怒られてもケロッとしている(フィリピンとかタイとか)

中国は対日感情的に日本人にとって複雑な国ですが、それでもその国に生きる人達には、(その他のアジアと同じように)日本人がこれまで持っていた・・・そして今無くしつつあるしたたかさと、生きるエネルギーを持っているのかもしれません。

本書は、中国の地方都市で、中国人とともに生活したからこそ分かった体験談にあふれいます。また文章も分かりやすくて読み易く、ごく一般的な中国を理解するためには良書だと思います。

決して安心して身を任せられる国ではないけれど、それでもなぜか好きになってしまう国”中国”。その秘密が本書には書かれている様に思います。

明日から中国で社長をやってください (詳細)

本当にヤバイ!中国経済―バブル崩壊の先に潜む双頭の蛇

・「最近の状況を言い当てています。
半年ほど前に発売された本ですが、冷静でわかりやすい分析がなされており、中国のスタグフレーションの状況を言い当てています。世界経済の流れを学ぶのにも一読の価値あり。

・「世界的な経済の動きを知るために読むべき一冊
著書の出版順とは逆に「ドル崩壊」を読んでから本書を読み始めた。

本書の前半部分は「ドル崩壊」にも書かれている、昨今の金融危機の原因やその基礎知識についての解説となっている。その意味では「ドル崩壊」を読んでいればポイントさえ掴んでおけば読んでおけばよい部分かもしれない。ただし、国際収支についての解説もあるので、その部分について理解が薄いのであればじっくり読んでおくと、後々の中国経済の状況がわかりやすくなる。

後半は、中国経済のゆがみをデータを使ってじっくりと解説してくれる。過度の外需依存、政府による人民元安、スタグフレーションなど専門的なこともわかりやすい言葉で書かれているので非常にわかりやすい。特に中国の政府発表のデータが政府の情報統制により大きく歪められているというのは怒りを超え笑ってしまう。

実際に現在起きている全世界的に起きている危機をまさに先読みしたような内容となっており、著者の経済に対する理解の深さが感じられる。世界的な経済の動きを知るために読むべき一冊だろう。

・「中国経済の知識だけでなく、経済の見方、分析の手法という点でも参考になる一冊
この著書は秀逸だ。中国崩壊を予兆するファクトを基にした主張には極めて説得力がある。この著書を読んで、経済評論家への見方が変わった。これだけ説得力のある論理展開は、題材である中国経済のみならず、経済の見方を学ぶ、物事を分析する手法を学ぶという点でも役に立つ。

私は先日中国を訪問したが、現場で活躍する人たちの話を聞くと、中国経済はまだまだ発展する、日本はひがみで中国悲観論者が多すぎる、という見解が大半だ。

現場の感覚と、ファクトとロジックによる主張と、どちらの予測が正しいのか、その結果を楽しみに中国経済に注目していきたい。

この本にそう思わせるだけの面白さを感じた。

・「嘘の上塗りも中国の国柄
 最近のメラミン騒ぎでも明らかだろうが、中国製品というものは基本的に信用できない。一部のマスコミが「13億の市場」などともてはやした中国ではあったが、おそらくその化けの皮もだんだん剥がれてくるのではないだろうか。それも周囲に目に見える形で。 かの国が統計や歴史を偽るものはいつものことなので、私は初めから中国の明るい未来など信じてはいなかったが、本書を読んで、ますます自分が正しいと思うようになった。 中国共産党による支配は、まだ続くだろうが、いずれ中国人たちは、自分達が犯してきた過ちを反省せざるを得ない時代が来るだろう。ウィグルやチベットに対する民族浄化、文化破壊などの蛮行は、決して21世紀では許容されない。そういう現実を、中国人たちは認識すべきである。 もっとも、統計を捏造し、毒素を含んだ食品を平気で輸出するような国にモラルなど求めても無駄かもしれないが。

・「中国は日本の市場にはならない
 最重要なのは、中国国内では、工業製品はあふれていて価格が下がっている(1.6〜7パーセント下落)が、食料・オイル・資源の価格は無茶に上がっている(15%以上、豚肉は60%!)、という事実の指摘である。 私は、地震などの影響で、食料については更に上がると思う。 日本の輸出品は、電子部品・車・電気製品・電子機器・特許権・ライセンスなどの工業製品が多いし、食料・石油などの資源は日本は輸入しているのはいうまでもない。つまり、中国は、日本の製品にとって市場にならない。サウジアラビア、オーストラリアやアメリカにとっては中国は市場になるだろう。 では、一見、日本からの輸出がかなり多いのはなぜかというと、部品の輸出である。日本から中核部品を輸出して、人件費の安い中国で組み立てて、それを日本を初めとする世界へ輸出するわけである。だから日本メーカーの電気製品が中国製だらけになる。ただ、現在人件費が高くなり、労働契約法などの施行によって間接費も多くなってきているので、だんだんこの方法はできなくなり、結局、中国への輸出は減少するであろう。また、工作機械・プラントなどの輸出もあるが設備投資が飽和しているのだから、これも先がない。また、ライセンス・ロイヤリティなどの輸出が無理なことは周知のとおりである。もっとも、中国への輸出は日本経済の1%以下しか貢献していないので、ゼロになっても問題はないだろう。1980年以前は事実上ゼロに近かった。 一部のマスコミがいう「中国13億の市場」という大嘘をここまで徹底的に暴いたものはない。 また、欧州の需要が減退したとき、日本に中国製品を「強制的に買わせる」ことになりはしないか?という危惧をもった。親中政治家・官僚によって日本政府調達を中国製品に誘導したり、卸売り業者の買収によって中国製品しか買えなくしたりする。現在でも、主要電気製品やシャツなどは、メイドインチャイナ以外を買うのは困難であり、選択支自体がない。 国際収支の分析を主として「中国経済を外側からみる」というスタンスのためか、第2章(31〜114頁)には殆ど中国のことがでてこず、サブプライム以後の国際経済の問題解説になっている。読んでいて中国のことが書いていないので、あれと思ってしまったこともある。スイスの話などは大変面白く読んだが、中国のことだけを読みたくて、サブプライム問題などに知識のある人は、第2章をとばして読んでもよいかもしれない。

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