蜷川妄想劇場 ~mika's daydreaming theater~ (詳細)
蜷川 実花(著)
「色っぽくて素敵!」「妄想!って面白い!」「待ってました!」「新たな魅力。」
ゆるす言葉 (Dalai Lama’s word collection) (詳細)
ダライ・ラマ14世(著)(著), 野町和嘉(写真)(著)
「何度も何度も読み返したい」「深く癒されて下さい」「深遠なるメッセージ」
Milk―成宮寛貴写真集 (詳細)
蜷川 実花
「この本で、」「no subject」「成宮寛貴くんが好きなら・・・」「魅惑的艶かしさをそなえた美しさ」「まぁまぁですかね…」
ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一
「この本に書いてある通り、自分でも呆れ返る程の好奇心をお持ちの方に如何?」「写真が多いのに読み応え充分な本」「ディスカバージャパン」
NINAGAWA WOMAN (詳細)
蜷川 実花(著)
「もうどれも同じ。」「可愛い女なら捨てるほどいる。」「はっきりいいます。おすすめです」「ガールズフォト入門」
ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一
「東日本編ばかりでなく、西日本も相変わらず面白い。やっぱり日本は狭いようで色々と見どころがあるものだ!でも…」「写真も文章も不思議もぎっちり詰め込まれた本」「もう一つの日本文化」「北の秘宝館。」「いい日旅立ち」
TOKYO STYLE (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一(著)
「滑稽で、愚かしく、愛おしい」「リアル」「どこか懐かしい」「美と乱調のインテリア」「不思議と元気出るなぜか見てると」
土門拳 古寺を訪ねて―奈良西ノ京から室生へ (小学館文庫) (詳細)
土門 拳
「素晴らしい古寺ガイドです」
土門拳 古寺を訪ねて―斑鳩から奈良へ (小学館文庫) (詳細)
土門 拳
「奈良大和路といえば入江泰吉だが」「すごい表現者だと思う」「お手ごろ土門」
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一(著)
「ひとんちって興味あるよね」「やっぱりいいものはいい」「本とかCDとか四角いモノを沢山持ってる人必読」「いくら見ても飽きない」「"Tokyo Style"の続編」
● サブカルチャー的一冊…自分でも呆れる程の好奇心をお持ちの方に捧ぐ
● 土門拳 古寺巡礼
● これナリ?
● 惹かれる作品
● 脱日常退廃編
● おぼえがき
● ★埋もれた名作★
● 色々な空間写真集
● ほしい本
● 只今出品中
● 棚+購入予定?
アート・建築・デザイン>画家・写真家・建築家>写真家>た・な行の写真家>蜷川実花
アート・建築・デザイン>画家・写真家・建築家>写真家>た・な行の写真家>都築響一
アート・建築・デザイン>画家・写真家・建築家>写真家>た・な行の写真家>土門拳
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アート・建築・デザイン>画家・写真家・建築家>写真家>た・な行の写真家>野町和嘉
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●蜷川妄想劇場 ~mika's daydreaming theater~
・「色っぽくて素敵!」
出ているタレントさんたちが、みんなすごく色っぽくて素敵です!
・「妄想!って面白い!」
もともとは「小栗旬」に惹かれて手に入れましたが、他の俳優さんたちも、いつもは観られないような「顔」がみられて、かなり魅力的です。
蜷川実花さんの写真は、初めて拝見しましたが、それぞれの俳優さんに合わせて、カウボーイ、好色一代男、奇術師、将校、文豪、医師等、「妄想」を広げて、大胆な色遣いの画面の中でいつもみる顔とは全く違う感じに撮っています。俳優さんたちの、今までと違う魅力を引き出しているような感じで、魅入ってしまいました。ある意味、花を背景に散らしてという、漫画チックな感じがするところもあり、まさに女性の「妄想」的なところがまた楽しかったです〜♪
こんな「妄想」を抱けたら楽しいかもしれないなあと思いました。
・「待ってました!」
この妄想劇場が連載されていた雑誌を途中から買って収集していたので、ぜひ全員分見たい!と思ってました。月日は流れ、この本の発売を知ったとき嬉しかったです!
でも...16人てことは全員じゃないじゃんっ!あの人もあの人も載ってないのっ?!なんで載せないの〜っ
載ってる人はもう持ってるのに...
写真はもちろん素晴らしいです、ツヤッぽいのがいい。値段は安めですし。
・「新たな魅力。」
皆さんきっとお目当ての俳優がいらっしゃってこの本を買われるのだと思います。もちろん蜷川実花さんの写真が好きという方もいらっしゃると思います。私は、大泉さんを拝見したくて、この本を購入したのですが、全ての写真を見ていく内に、ほかの俳優さんの魅力にも惹きつけられました。私は蜷川さんの写真を初めて拝見したので、偉そうなことが言えた立場ではないのですが、それぞれの俳優さんのいい部分が凄く滲み出していると思うんです。あるいは、テレビで見る表情とはちょっと違った表情(大泉さん・劇団ひとりさん等)が見れたりして、私は劇団ひとりさんがすごくいいなぁと抽象的ですがそう思いました。大泉さんファンとして書くのであれば、いつもとは違う、ちょっと格好良い大泉さんがこの本で見られると思います。(バラエティじゃめったに見られない表情ですよ^^)何だかまとまりのないレビューになってしまいましたが、蜷川さんの撮られる写真がお好きな方はもちろん、掲載されている方々が少しでも気になる方は購入をおすすめします。
●ゆるす言葉 (Dalai Lama’s word collection)
・「何度も何度も読み返したい」
ダライ・ラマの著書は沢山読みましたが、これほど私の心を響いた本は他にありません。
ダライ・ラマのシンプルなメッセージが、チベットの素朴で真剣な人々の写真を背景に、真っ直ぐに心に落ちてきます。
難解な仏教の教義も、一般人が理解できない言葉もなく、チベットの人々の表情が象徴するように、愚直なまでに、やさしい言葉で人々の幸せを真剣に訴えているからでしょう。
チベットの厳しい現実から目を逸らすことなく、なお不屈の希望を持つダライ・ラマ。仏教を超えて、一人の人間の生き様として、是非多くの人に読んでもらいたい一冊です。
・「深く癒されて下さい」
人間のより洗礼され調和のとれた美しい心を求め育てる近道でもあり、絶対条件でもあるのが怒りや憎しみに囚われないことでしょう。より深遠で鍛えられた知性を得ることで、一歩一歩進んで行くようです。しかし怒りをコントロールすることはとても難しく、憎しみによる怒りによって多くの大切なものを失います。非常に強く安定した精神状態の時でも、自分で十分コントロールしていると思い、表現として使ったつもりの小さな怒りでも、それを出すとみるみる自分の心が乱れ、コントロールを失っていくのが解ります。
「私たちは自分の苦しみの多くを自分の手で作っています。」
野町和嘉氏の写真が抜群に美しく、事象を切り出して表現しています。一度読んだ後にこの本をちょっと手にとり、めくってみるだけで初心に帰り、水面のように静まった心を思い出せそうです。
・「深遠なるメッセージ」
この本はダライ・ラマ14世の言葉集です。チベットの美しい写真を背景に、数行の簡潔なダライ・ラマのメッセージが記されています。
ダライ・ラマの言葉は、どれも”人間性”の根幹に関わる深遠なものです。簡潔な言葉のひとつひとつに、反論の一分の隙の無い、確かな説得力がこめられている。
今まで、ダライ・ラマに関する本は何冊か読んできましたが、このたった数分で読める薄い本が、一番、ダライ・ラマ14世の偉大さを伝えてくれました。
仏教徒でない人、無神論者でも他宗教の信者の人でも、抵抗なく読める本です。
自身の内にある、怒りや憎しみを超えたいと思っている全ての人に、自分に打ち克つ力をくれる本です。
巻末にはダライ・ラマ14世とチベットの歴史がまとめられています。ダライ・ラマがいかに激動の時代を、深い悲しみと苦痛を感じながら生きてきたのかを窺い知ることができます。そして、そのような状況にあっても、ゆるすという選択ができることを彼は体現しているのです。
心は、いかなる状況にあっても何物にも縛られず”自由”であることができます。また、その”自由”の可能性は計り知れなく、無限ですらあるのです。だから、ダライ・ラマは「私ができることは全ての人ができることだ」と仰るのでしょう。
・「この本で、」
本のテーマどおり、色んな成宮くんが見れました^_^セクシーだったり渋目だったり、一服してたり。。 写真は面白い&きれいなイメージでした。もう少し文が多ければよかったかなと思います。100の質問では、へ〜そうなんだ!^_^の連続でした。部屋のオブジェがかわいかったです☆色んな表情の成宮くんが見れると思います!
・「no subject」
目眩がしそうな原色、カラフル、とゆーイメージばかりが目立つ蜷川実花さんですが。実はモノクロ写真も非常に素晴らしく、色彩豊かな写真同様、フェミニンな雰囲気が印象的。今回の作品では、その両方のテイストがうまくミックスされています。以前ある方のレビューで、「蜷川さんの写真は、雑誌の間に数ページ程度ちょこっと入っているほうがいきる」という文章を読んだことがありますが、今回は要所要所にモノクロ写真をいれるコトで、その方がしてきたした部分が見事に解消されています。
蜷川さんの話だけになっちゃいましたが、もちろんモデルの成宮くんもすばらしいデス。これまで発売されてきた、ひとりの被写体をフィーチャーした写真集の類ではどれも似通ったものが多く、また、蜷川実花の個性に負けてしまっていて物足りなかった部分もありましたが、今回はモデルが男性ということでの新鮮さもあるし、彼特有のどくとくなユニセックスな雰囲気が写真のテイストとも見事に融合していて、大塚愛の作品より、よっぽど女性らしい繊細さが伺えます。どの写真も携帯の待ち受けにしたいぐらいキャッチーでスタイリッシュなものが多く、セクシーでクールでコケティッシュ。。もちろんファッションも成宮くんらしくコミカルなものも多く、面白いです!
成宮寛貴ファン、蜷川実花ファンはもちろん、キレイでカラフルなものに飢えてる人には是非見てみて欲しい世界観です。あっとゆー間に目に焼きつくはずです☆
最後の文章も彼の人となりが垣間見れて興味深いデス。
・「成宮寛貴くんが好きなら・・・」
成宮くんが好きなら楽しめる作品だと思います。いろんな成宮くんが見れるし「Milk」のタイトル通り、ちょっとセクシーな部分もあるので、そういうのも大丈夫っていう人なら楽しめると思います。蜷川さんの作品は、とても色使いが綺麗なので、テーマにそって、いろんな色の成宮くんがみれますよ。
・「魅惑的艶かしさをそなえた美しさ」
モノクロのベッドphotoにまずドキっ…。そしてカラーの海辺、あ、可愛い笑顔!…でもどこか漂う艶かしさ。その他のロケ地でも、笑顔、真顔、…ドキっ。これは彼の備えた魅惑的艶かしさをそなえた美しさとしかいえない。
・「まぁまぁですかね…」
成宮寛貴くんが好きで、センスの良い蜷川実花さんの撮影と言うことで、まず失敗はないと購入した次第であります。
個人的に、スーツ姿がいいですね!ネクタイが良く似合います。(^_^)しかし「写真集」なのだから、インタビューはなくても良かったかな…なんて思いますが。まぁちょっとした楽しい読み物ですね。
しかし、ちょいとばかり価格が高い気がします。もうちょっと成宮君の魅力を引き出せなかったのかな~なんて思ってしまいます。かっこいい成宮寛貴×センスの良い蜷川実花の組み合わせが、ちょっと間違った方向に行っちゃったのかな…と期待がとても大きかった分、少し残念でした。
●ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)
・「この本に書いてある通り、自分でも呆れ返る程の好奇心をお持ちの方に如何?」
色々な面白いスポットばかりを集めたこの本だが、廃墟物件(もしくはこの本の取材後に残念ながら廃墟となってしまった物件)も含んでいるせいか、住所が記載されていないのは仕方無いとはいえ、やや残念である。しかし、最近自治体破産の例として、ニュース番組にもよく取り上げられる夕張市の物件などもあり、笑えないものもある。でも、写真も多いが、説明も多いので、かなりハマッて読む事が出来る。ただ、文庫サイズで、しかもぶ厚いので、普通の文庫本や雑誌みたいに気軽に広げて読みにくいので、その点は気を遣う必要がある。また、物件数が多いので、少々高くなるが西日本編も合わせて読むとまた面白い。
・「写真が多いのに読み応え充分な本」
いったい何の目的で作られたのか?なぜコレで町おこしなのか?日本人が作った不思議ワールドのオンパレード。きっと一度は行ったことのある場所が載っているはず。これから町おこしを考える人や、普通の観光では満足できない人、とにかく不思議なものが好きな人、必見。東日本編にあわせて西日本編もおすすめ。東と西の違いも面白い。
・「ディスカバージャパン」
とにかく凄いボリューム、見つめるとめまいがする小さな写真の数々。大判の写真集の文庫版のため、目の悪い人にはお勧めしません(^^;。文字通り「日本の極北」な東北編がすばらしい。日本人の精神の根底にある、涅槃や仏教の世界...はいいんですが、あまり建築物として具体化しないでほしいという気も。西日本編もどうぞ。
・「もうどれも同じ。」
安達祐実と韓英恵はすごく良い。
が、あとの方は他のカメラマンのほうがその人の良さが出せるだろう。
誰を撮る時も同じになってしまうので、このひとの写真で生きるモデルじゃないと良さが出ない気がする。
奇抜で新しいと思われがちだがもう何十年も前の紀信の写真などを見るとこのひとの作品にそっくりな写真などが見られる。
写真の個性だけではもう出尽くされてしまってつまらない感じ。彼女ほど生活のことを考えずに写真が撮れる写真家は日本にいるだろうか。恵まれた環境にあり、せっかく名前が売れたのだからもっと新しいものに挑戦して欲しい。
・「可愛い女なら捨てるほどいる。」
当写真集のための撮りおろしの作品は無いようです。そのため、「みたことのある」画が幾枚かあるやもしれませぬ。しかしながら、百余名の美女を以て拓かれるNINAGAWA MIKAの極彩の世界に、此の一冊で魅せられることは間違いありません。MIKA好き必視!そして、可愛い女子必視!可愛いだけなんてつまらない・・・そう感じている女子の教科書に推薦したく。
・「はっきりいいます。おすすめです」
以前出した「mika」とかぶる写真も幾つかありましたが、でかいが高い「6930円」という金額を考えて今回の写真集は、本棚にもおさまりやすいし、手に取りやすい価格だし、『女が美しい』!! 撮る側、撮られる側のエネルギーがこもった作品集。 女度上がります。
・「ガールズフォト入門」
女子を撮らせたら右に出るものなしのカメラマン・蜷川実花による女だらけの写真集。 モデルは、宮崎あおい、沢尻エリカ、相武沙希、綾瀬はるかをはじめ、「日本の女性芸能人といえば?」と聞かれたら名前が挙がるであろう人はだいたい網羅されています。 その中に、川上未映子、草間弥生、美輪明宏などの個性派アーティストもちらほら。 各モデル1ショットずつの掲載ですが、いずれも蜷川ワールド、なのに、どれひとつとして同じ世界がないというのはさすが。 「このモデルの写真がもっと見たい!」と思うものがいくつもあったので、これをガールズフォトの入門書として、気に入ったモデルの写真集を買うもよし、蜷川実花の別の写真集を買うもよし。 「かわいい女の子を見ると癒される…」という人は買って損なしではないでしょうか。 私は本屋で中身を全部見たので、実際購入するか迷ったのですが、やはり買って後悔してません。 毎日寝る前に見て楽しんでます!
●ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編 (ちくま文庫)
・「東日本編ばかりでなく、西日本も相変わらず面白い。やっぱり日本は狭いようで色々と見どころがあるものだ!でも…」
東日本編と合わせて買ってしまう西日本編のこの本だが、相変わらずこっちも面白い。知的好奇心をかなり刺激される。しかし、それぞれの物件は現在のせちがらい世の中ではなかなか上手く流行らない所ばかりで、現在ではやめてしまった所も幾つかあるので、非常に惜しいと思う。例えば、地方の規模の小さい遊園地などは、最近の少子化などの影響や、首都圏のとある外国資本の大遊園地などの客足を取られてしまって、それこそ「閑古鳥の鳴く」状態になってしまっている。竹下内閣時代の「ふるさと創生1億円」を利用して、バブル景気の時代なので、いわゆる「ハコモノ」に投資してしまった自治体の物件も載っているが、1億円という資本を何とか他の利用方法に利用出来なかったのかと悔やまれるものもあり、実際にはそんな行政の不甲斐無さを感じる事もあるだろうが、この本を読んで感じ方は人それぞれだと思う。
・「写真も文章も不思議もぎっちり詰め込まれた本」
こんな事で町おこし?観光客は見に来るの?あ、でもココ行ったことあったっけ...読めば読むほど疑問がわいてくる、不思議物好きにはたまらない。写真も多いが、文章も多い。東日本編とあわせれば、日本の珍スポットが制覇できる、ついついシリーズ制覇もしたくなる1冊。
・「もう一つの日本文化」
いわゆるテーマパーク巡りの写真集なのだろうが、奥が深いものがある。私はそう思っている。現代民俗学とでも言ったらいいのだろうか。
神道や仏教などを背景として形成された日本文化が、欧米や他のアジア諸国でも高く評価されている。いわゆるハイカルチャーとしての日本文化である(一方でアニメやヴィデオゲームなども多くの人の支持を集めている。むしろこちらの方が盛んであろう。ただこの場合は技術的な側面が問題となる)。しかし日本文化が取り上げられるのは、日本文化が何れの国にとっても「極めて特異」である限りにおいてである。
この本で紹介されている珍妙な博物館やオブジェもまた、「極めて特異」なものである。しかし上で述べたような、広く認知された日本文化とは別のものではないか、そう考える人もいるかもしれない。だが、やはり同じ精神風土の中で生まれたものなのである。一国のハイカルチャーもサブカルチャーも、その根底で軌を一にしているものがあるのである。物質的な飽和状態と思想的な空疎さが、この作品のなかかせ窺える。
漫然と見ていても楽しいし、自国の文化を考える材料としてもなかなかのものである。生殖器関係のテーマパークと農耕と日本人のつながりなど、いろいろと考えるのも面白い。
・「北の秘宝館。」
ビスケット工場と特殊博物館が一体となった北の秘宝空間「坂ビスケット」。
一度来たものならばわかるのだが、あの異様ともいえる素晴らしきコレクションの合間を近所の親子連れがビスケットを片手に何事もなく通り抜ける光景はまさに神秘的とも言える。子供の目には紐で縛られたリカちゃん人形や、せくしーな下着を幾重にも着せられたマネキンも、なんたらレンジャーの玩具と同じ日常の風景としか捉えられてないのが感慨深いものだ。
・「いい日旅立ち」
誰がどう見てもしょぼい施設を、けなすでもなく淡々と評価する著者の視点に共感。確かにこれが「今」の日本。日本にすらこんな不可解なものを作ってしまう人がいるのに、ストーンヘンジやナスカの地上絵の制作者のことなど理解できるはずがないということがよくわかる。東日本編もどうぞ。
・「滑稽で、愚かしく、愛おしい」
「他人の生活を覗いてみたい」という欲望は人間の本能だろうか。
隣家が外国より遠い東京という都市。
著者の都築響一はそんな東京に埋もれる無名な人々の居住空間にストロボを当てた。
「有機的混沌」と著者が呼ぶ、その猥雑で、稚拙な、私的空間の数々は、どれも不細工で青臭く、夢と、その夢の残骸で犇めいている。
それは滑稽で、愚かしく、まるでインディーズにも満たないアマチュアバンドのオリジナル楽曲を聴いているかのような気恥ずかしさがあるが、読んでいてい不思議と心は和み、微笑んでしまう。
「物質」っていいなぁ、自ずとそんな感慨にふける。
読後、あらためて自室を眺めてみると、たまらなく愛おしい気持ちになった。
そんな本。
・「リアル」
東京の若者はどんな暮らしをしているのか知りたくて購入しましたが、正直ショックでした。本に載っている半分以上の部屋は寝ていた布団もしまわないようなごっちゃごちゃの部屋。作者さんは「マスコミが垂れ流す美しき空間のイメージで、何も知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう」「これが現実だ」などと言っていますが、これが現実の東京の若者のスタイルだとしたらショックでなりません。私がこの本を見て感じたTOKYOSTYLE=古い、狭いアパートから連想できる暮らしそのままでした。内容はちょっとショックでしたが、リアルを知ることはできました。でもスタイリッシュなインテリアは批判がちで、ごちゃごちゃした部屋は快適だとばかり言う作者さんがちょっと個人的な好き嫌いを押し付けがましかったので☆4つです。
・「どこか懐かしい」
一見、乱雑なように見えて、住人にとっては、とても居心地の良い空間なのではないかと思いました。十人十色の部屋が楽しめます。
・「美と乱調のインテリア」
東京の住宅室内を写した生活感あふれる写真集。撮影されたのは、日本の消費文化が円熟し、価値観がより多岐にわたっていた90年代初頭。戸建て、持ち家もあるが、ほとんどが賃貸集合住宅。どれも住人の個性がほとばしった強烈な部屋だ。仮住まいの気楽さがこの奔放さを生んだのか。混沌とした世界に圧倒され、ページを繰るたび、飽きることなく見入ってしまう。
インテリア誌なら見向きもしない雑然とした部屋に、この著者(編集者といったほうが妥当か)は光をあて、一見猥雑で醜悪に思えるカオスに、日本的な美と調和を見いだす。そういう物の見方に必要な、脱力の心得があるのだろう。見る者の共感を誘う絶妙のキャプションを読めばそれがわかる。
すぐれた本は、時をへてもあせることがない。だが先祖返りしたかのように殺伐とした資本主義が幅をきかす昨今、この本の洒脱さが伝わりにくくなっているのも事実だ。今同じ本を作っても、このクオリティを再現するのは難しいような気がする。
廉価の文庫版が出たのは何よりだが、写真の力強さはその分そこなわれている。この本は、やはり大判のほうがよい。高価でもそれに値するからだ。
・「不思議と元気出るなぜか見てると」
何度パラパラ見ても、表現しにくいんですけど、例えば棟方志功がカブリつく様にゴリゴリ彫刻してるの画像でみたり、陶芸家がロクロをピチャピチャ音立てて回してるの同じく見たり、あとほら安部工房の小説読んで、主人公がダンボールを小刀で加工したり、紐やらドライバー等をバックに入れたりする描写に感じる、「手動かしたい、触りたい、整理整頓したい」、、、っちゅうーかそんな本能(のような)沸くことありません?
本中の写真に生活観がかもすモノ以上の物有ります。ゼッタイ。化粧品のコンパクトの様な又は日本のチマチマした携帯電話デザインの様なちんけなオシャレ部屋写真をあざ笑う以上に見てて気持ちよくて私は元気沸くんです。この本約10年脇にあります。
(尚このサイズで十分です。大判もいいけどこれの様に寝そべって見れない)
●土門拳 古寺を訪ねて―奈良西ノ京から室生へ (小学館文庫)
・「素晴らしい古寺ガイドです」
40年に渡り古寺の仏像をとり続けた写真家による写真・エッセー。これを見るだけで仏像が語りかけてくるようです。また、仕事の鬼となって写真を撮り続けた著者のエッセーも素敵です。この本と和辻哲郎の古寺巡礼をもって旅行に出たくなります。また、巻末の奥様の小談話も夫を支え続けた女性の生涯が凝縮されており燻銀のように光っていました。
・「奈良大和路といえば入江泰吉だが」
私の中で奈良大和路といえば即ち入江泰吉よりほかの誰でもなかったし、今でもそれは変わらないのだが、たまには違う奈良を観てみたくて、手にした。期待にたがわずそこにはもうひとつの大和があった。文庫サイズであるのがなんとも惜しい。もっとも、その手軽さゆえ眺める気になったわけだが。
・「すごい表現者だと思う」
私はまさしく斑鳩・奈良の出身でここに出てくる仏像や建物、風景、よく知っている。
が、彼の写真を見るとまったく別のものに見えてくるから不思議だ。
その理由は、表紙の写真にも表れている様に、彼独自の表現方法を駆使して写真を撮っているからだ。仁王像のここまでの猛々しさを、この写真を見ることなしに私は掴み取ることはなかっただろう。
阿弥陀如来の指先に現れるたおやかさ。
時代を感じさせる木の割れ目。
既存のものをここまで自分の表したい形に表せるなんて、きっと土門拳だからこそ出来る技なのだろう。
・「お手ごろ土門」
オールカラーの一冊。力強い構造の法隆寺・東大寺・浄瑠璃寺、その仏像、その風景の写真。土門拳の写真と文章が6:4か、7:3ぐらいの割合で展開される。文章は土門独特の切り口で、それぞれの寺・仏像について解説を入れている。
土門の写真には実直さがあり、また、仏像・建物の事を良く知って撮っているという印象だ。仏像写真でよく知られる土門拳だからこそ、寺関係者を排除して"こっそり"撮れた(彼以外は絶対撮れない)写真も多く存在するのだ。対象物も国宝・国宝級、撮影者も最高、この作品集がなんとポケットサイズでこの値段という点で、私は迷わず★5つをつけた。
いつでも好きな時、好きな場所で、これらの国宝(作品)を味わう事が出来るのだから。
●賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉 (ちくま文庫)
・「ひとんちって興味あるよね」
人の家に入る時、通常部屋の主は少しは片付けをしています。さらによほど仲良くなければリビングとトイレとキッチンくらいしか見ることはできません。でも人の部屋って気になる!もっともプライベートな空間であるだけにそこは主の個性の寄せ集めになります。どんなものを集めているのか?狭くてもどんな工夫をしているのか?
この本には等身大で身近で個性的な部屋がたくさん出てきます。主の顔は映っていませんが、きっとこれらの部屋で快適に暮らしているのが想像できて微笑ましい気分にしてくれます。
ただしカラーページの超極厚文庫なので読んでるとページがバラバラになりそうです・・・
・「やっぱりいいものはいい」
久しぶりに「賃貸宇宙」を引っ張り出して眺めたけど、やっぱりいいものはいい。
購入したときは写真にまだはまる前でただ面白くて買ったわけでした。写真にはまってから久しぶりに見ると構図といい、キャンプションといい、ひねりといい実にいい、と感じる。
今、自分が写真を撮っているので良く分かるけれど「センス」ってあるんだよな、と感じました。
追記 部屋が乱雑な人(私もそうですが)には同類をみつけるか、目標をみつけるかですがいい本です。後、目標のある人にもいいかな。
・「本とかCDとか四角いモノを沢山持ってる人必読」
家賃はバラバラですが、趣味は音楽鑑賞と読書、それもかなりマニアックな、賃貸主義者の部屋が多く掲載されてます。散らかしてる人もちゃんと収納してる人もいてリアル。
・「いくら見ても飽きない」
もともと世の中はわけのわからないことばかりだったのだ。それらをいちいち理解しようとする気分ではない。けれど、こういうスタイルもいい。
・「"Tokyo Style"の続編」
"Tokyo Style"で現代の暮らしを鋭く切り取った都築響一が、さらにパワーアップしたバージョンを世に出した。まあ、よくこれだけいろんな暮らしがあるもんだと(ゲップが出そうになりながら)感じさせられる。
前作と違う一点目は、時々、住人が写っている(なぜか裸だったりする)ことだが、人がいようがいまいが生活感に満ちあふれており、そんなに影響があると思わない。むしろ、二点目として東京以外に京都と大阪が舞台となっており、微妙な差が現れているのが興味深い。東京には肩肘張って精一杯生きている人が大勢いるが、関西にはあまりいないのか?寺山修司は東京だからこそ成立し得たのだと、妙に納得させられる。
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