TOKYO STYLE (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一(著)
「滑稽で、愚かしく、愛おしい」「リアル」「どこか懐かしい」「美と乱調のインテリア」「不思議と元気出るなぜか見てると」
着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS (詳細)
都築響一(著), 金谷仁美(編集)
「幸せな犠牲者」「ブランドに対する信仰。」「昔々」「ブランドが真に血肉となった若者達」
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一(著)
「ひとんちって興味あるよね」「やっぱりいいものはいい」「本とかCDとか四角いモノを沢山持ってる人必読」「いくら見ても飽きない」「"Tokyo Style"の続編」
ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一
「この本に書いてある通り、自分でも呆れ返る程の好奇心をお持ちの方に如何?」「写真が多いのに読み応え充分な本」「ディスカバージャパン」
イメクラ:Image Club (アスペクトライトボックス・シリーズ) (詳細)
都築 響一(著)
ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一
「東日本編ばかりでなく、西日本も相変わらず面白い。やっぱり日本は狭いようで色々と見どころがあるものだ!でも…」「写真も文章も不思議もぎっちり詰め込まれた本」「もう一つの日本文化」「北の秘宝館。」「いい日旅立ち」
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈下〉 (ちくま文庫) (詳細)
都築 響一(著)
「いろんな幸せのカタチ」「汚くてもいいよね」
刑務所良品―Made in PRISON (アスペクトライトボックス・シリーズ) (詳細)
都築 響一(著)
「着眼点がすばらしい!」「平凡すぎる非凡」「良品総覧」
Rock’n’ Roll CATSなめネコのいた町 (ストリートデザインファイル) (詳細)
橋本 弦(著), 都築 響一(編集)
「都築さんの本、大好きなんだけど」
Lucha MASCARADA―メキシカン・プロレスと仮面の肖像 (ストリートデザインファイル) (詳細)
清水 勉(著), 都築 響一(編集), Chris Bigg(原著)
「見てびっくり」
● サブカルチャー的一冊…自分でも呆れる程の好奇心をお持ちの方に捧ぐ
● ステキな建築資料
● お勧めの本
● 脱日常退廃編
● ほしいしゃしん
● アート
● おぼえがき
● ★埋もれた名作★
● 色々な空間写真集
● ほしい本
アート・建築・デザイン>画家・写真家・建築家>写真家>た・な行の写真家>都築響一
アート・建築・デザイン>画家・写真家・建築家>写真家>写真家 全般
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・「滑稽で、愚かしく、愛おしい」
「他人の生活を覗いてみたい」という欲望は人間の本能だろうか。
隣家が外国より遠い東京という都市。
著者の都築響一はそんな東京に埋もれる無名な人々の居住空間にストロボを当てた。
「有機的混沌」と著者が呼ぶ、その猥雑で、稚拙な、私的空間の数々は、どれも不細工で青臭く、夢と、その夢の残骸で犇めいている。
それは滑稽で、愚かしく、まるでインディーズにも満たないアマチュアバンドのオリジナル楽曲を聴いているかのような気恥ずかしさがあるが、読んでいてい不思議と心は和み、微笑んでしまう。
「物質」っていいなぁ、自ずとそんな感慨にふける。
読後、あらためて自室を眺めてみると、たまらなく愛おしい気持ちになった。
そんな本。
・「リアル」
東京の若者はどんな暮らしをしているのか知りたくて購入しましたが、正直ショックでした。本に載っている半分以上の部屋は寝ていた布団もしまわないようなごっちゃごちゃの部屋。作者さんは「マスコミが垂れ流す美しき空間のイメージで、何も知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう」「これが現実だ」などと言っていますが、これが現実の東京の若者のスタイルだとしたらショックでなりません。私がこの本を見て感じたTOKYOSTYLE=古い、狭いアパートから連想できる暮らしそのままでした。内容はちょっとショックでしたが、リアルを知ることはできました。でもスタイリッシュなインテリアは批判がちで、ごちゃごちゃした部屋は快適だとばかり言う作者さんがちょっと個人的な好き嫌いを押し付けがましかったので☆4つです。
・「どこか懐かしい」
一見、乱雑なように見えて、住人にとっては、とても居心地の良い空間なのではないかと思いました。十人十色の部屋が楽しめます。
・「美と乱調のインテリア」
東京の住宅室内を写した生活感あふれる写真集。撮影されたのは、日本の消費文化が円熟し、価値観がより多岐にわたっていた90年代初頭。戸建て、持ち家もあるが、ほとんどが賃貸集合住宅。どれも住人の個性がほとばしった強烈な部屋だ。仮住まいの気楽さがこの奔放さを生んだのか。混沌とした世界に圧倒され、ページを繰るたび、飽きることなく見入ってしまう。
インテリア誌なら見向きもしない雑然とした部屋に、この著者(編集者といったほうが妥当か)は光をあて、一見猥雑で醜悪に思えるカオスに、日本的な美と調和を見いだす。そういう物の見方に必要な、脱力の心得があるのだろう。見る者の共感を誘う絶妙のキャプションを読めばそれがわかる。
すぐれた本は、時をへてもあせることがない。だが先祖返りしたかのように殺伐とした資本主義が幅をきかす昨今、この本の洒脱さが伝わりにくくなっているのも事実だ。今同じ本を作っても、このクオリティを再現するのは難しいような気がする。
廉価の文庫版が出たのは何よりだが、写真の力強さはその分そこなわれている。この本は、やはり大判のほうがよい。高価でもそれに値するからだ。
・「不思議と元気出るなぜか見てると」
何度パラパラ見ても、表現しにくいんですけど、例えば棟方志功がカブリつく様にゴリゴリ彫刻してるの画像でみたり、陶芸家がロクロをピチャピチャ音立てて回してるの同じく見たり、あとほら安部工房の小説読んで、主人公がダンボールを小刀で加工したり、紐やらドライバー等をバックに入れたりする描写に感じる、「手動かしたい、触りたい、整理整頓したい」、、、っちゅうーかそんな本能(のような)沸くことありません?
本中の写真に生活観がかもすモノ以上の物有ります。ゼッタイ。化粧品のコンパクトの様な又は日本のチマチマした携帯電話デザインの様なちんけなオシャレ部屋写真をあざ笑う以上に見てて気持ちよくて私は元気沸くんです。この本約10年脇にあります。
(尚このサイズで十分です。大判もいいけどこれの様に寝そべって見れない)
・「幸せな犠牲者」
カメラは露出趣味と覗き見願望を満たす為の道具であるなら、この写真集は実に理にかなったものと言える。
四畳半風呂なしアパートに住まい、馬車馬のように働いても収入は雀の涙、うだつも上がらず恋人もなし(これは僕のことか)。狂わぬ方がどうかしているとばかりに、この写真集には服キチガイがぞろりと出てくる。高嶺の花と知りつつも、愛するブランドの為ならば全てを捧げる信者達。泣けてくる。これは叶わぬ恋の記録なのかもしれない。しかし、着倒れた痴れ者達は幸せそうだ。HAPPY VICTIMS(幸せな犠牲者)とは言い得て妙。彼らは今日も空寒い部屋で愛するブランドを抱いて眠るのだろうか。
最後のページが野田凪である。泣けてくる。シクシクと残された服達の衣擦れが聞こえてくるようだ。
・「ブランドに対する信仰。」
特定の洋服のブランドに対してまるで宗教の信仰のように殉じているような、なんともいえないものがある。
かつて私自身もセレクトショップでバイトしていたことがあり、独身の店長は給料の大半を費やし全身グッチ。社員も手取り15万のうち14万を洋服に費やしている。彼らはこの本に載っている人たちと同じような生活をしていました。私も洋服が好きだったからバイトをしていたのですが、ものすごい違和感を感じました。私は社員に「もっと洋服に金をかけなきゃ女にもてないよ」といわれたのですね。確かに洋服に金をかけるのは異性にもてたいためだと思うのですが、その社員は別に女にもてまくっているわけでもないし、なんか手段と目的が間違っているんじゃないかと疑問に思ったのです。冷静に振り返ってみると、洋服にこだわったところで女にもてたことはなかったのです。その瞬間、時間をかけて稼いだ金をどぶに捨ててしまっていたことに気付き、猛烈な後悔をした経験があります。
この本に載っている人たちも同じような発想で洋服を買っていると思うですが、それはHAPPYのように見えるが、視点を変えるとカモにされているMISERABLEなVICTIMSに見える。
写真集としてはとても面白いですよ。ただ過去の自分の体験がずっしりと重いものがあるので星三つです。
・「昔々」
長野県知事だった田中康夫氏がよく言っていましたね。本も音楽もファッションもレストランも同等であるって・・・まさにその通り。ここに載っている人の部屋を見るとすごく楽しくなります。妙にi macユーザーが多かったりするのを観察したり、ちらっと写っているインテリアや本棚をみてニヤニヤするのも自由。写真は究極の「のぞき趣味」だから。
本当に面白い最高です。
・「ブランドが真に血肉となった若者達」
彼らを哀れむのは簡単だ。曰く、住む家とファッションが合ってない、生活レベルと服への支出が合ってない、そもそも服が似合いそうにない、、、生活全般の調和を美意識の基本とするなら、服なんて2,3着で十分生きていける。それが大人になるということだし空気を読むということだ。だが、なぜ大人になったり空気を読んだりしなきゃいけないんだろう。好きなものに囲まれて暮らしたいと子供のころ誰もが夢見た。大人はよく夢を諦めるなという。ならば大人になんてならずに夢を失わない本書の主役達は、一つの理想を体現している。彼ら彼女らは、それなしでは生きていけない。そのブランドを買い続けることが、自分の存在証明に他ならない。ブランドが自分の生理と化している姿は、典型的文化住宅の小さな部屋に同一ブランドの衣服が所狭しと並ぶ姿に仮託され、四畳半バロックともいえるグロテスクな魅力を不思議と生み出している。
●賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉 (ちくま文庫)
・「ひとんちって興味あるよね」
人の家に入る時、通常部屋の主は少しは片付けをしています。さらによほど仲良くなければリビングとトイレとキッチンくらいしか見ることはできません。でも人の部屋って気になる!もっともプライベートな空間であるだけにそこは主の個性の寄せ集めになります。どんなものを集めているのか?狭くてもどんな工夫をしているのか?
この本には等身大で身近で個性的な部屋がたくさん出てきます。主の顔は映っていませんが、きっとこれらの部屋で快適に暮らしているのが想像できて微笑ましい気分にしてくれます。
ただしカラーページの超極厚文庫なので読んでるとページがバラバラになりそうです・・・
・「やっぱりいいものはいい」
久しぶりに「賃貸宇宙」を引っ張り出して眺めたけど、やっぱりいいものはいい。
購入したときは写真にまだはまる前でただ面白くて買ったわけでした。写真にはまってから久しぶりに見ると構図といい、キャンプションといい、ひねりといい実にいい、と感じる。
今、自分が写真を撮っているので良く分かるけれど「センス」ってあるんだよな、と感じました。
追記 部屋が乱雑な人(私もそうですが)には同類をみつけるか、目標をみつけるかですがいい本です。後、目標のある人にもいいかな。
・「本とかCDとか四角いモノを沢山持ってる人必読」
家賃はバラバラですが、趣味は音楽鑑賞と読書、それもかなりマニアックな、賃貸主義者の部屋が多く掲載されてます。散らかしてる人もちゃんと収納してる人もいてリアル。
・「いくら見ても飽きない」
もともと世の中はわけのわからないことばかりだったのだ。それらをいちいち理解しようとする気分ではない。けれど、こういうスタイルもいい。
・「"Tokyo Style"の続編」
"Tokyo Style"で現代の暮らしを鋭く切り取った都築響一が、さらにパワーアップしたバージョンを世に出した。まあ、よくこれだけいろんな暮らしがあるもんだと(ゲップが出そうになりながら)感じさせられる。
前作と違う一点目は、時々、住人が写っている(なぜか裸だったりする)ことだが、人がいようがいまいが生活感に満ちあふれており、そんなに影響があると思わない。むしろ、二点目として東京以外に京都と大阪が舞台となっており、微妙な差が現れているのが興味深い。東京には肩肘張って精一杯生きている人が大勢いるが、関西にはあまりいないのか?寺山修司は東京だからこそ成立し得たのだと、妙に納得させられる。
●ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)
・「この本に書いてある通り、自分でも呆れ返る程の好奇心をお持ちの方に如何?」
色々な面白いスポットばかりを集めたこの本だが、廃墟物件(もしくはこの本の取材後に残念ながら廃墟となってしまった物件)も含んでいるせいか、住所が記載されていないのは仕方無いとはいえ、やや残念である。しかし、最近自治体破産の例として、ニュース番組にもよく取り上げられる夕張市の物件などもあり、笑えないものもある。でも、写真も多いが、説明も多いので、かなりハマッて読む事が出来る。ただ、文庫サイズで、しかもぶ厚いので、普通の文庫本や雑誌みたいに気軽に広げて読みにくいので、その点は気を遣う必要がある。また、物件数が多いので、少々高くなるが西日本編も合わせて読むとまた面白い。
・「写真が多いのに読み応え充分な本」
いったい何の目的で作られたのか?なぜコレで町おこしなのか?日本人が作った不思議ワールドのオンパレード。きっと一度は行ったことのある場所が載っているはず。これから町おこしを考える人や、普通の観光では満足できない人、とにかく不思議なものが好きな人、必見。東日本編にあわせて西日本編もおすすめ。東と西の違いも面白い。
・「ディスカバージャパン」
とにかく凄いボリューム、見つめるとめまいがする小さな写真の数々。大判の写真集の文庫版のため、目の悪い人にはお勧めしません(^^;。文字通り「日本の極北」な東北編がすばらしい。日本人の精神の根底にある、涅槃や仏教の世界...はいいんですが、あまり建築物として具体化しないでほしいという気も。西日本編もどうぞ。
●ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編 (ちくま文庫)
・「東日本編ばかりでなく、西日本も相変わらず面白い。やっぱり日本は狭いようで色々と見どころがあるものだ!でも…」
東日本編と合わせて買ってしまう西日本編のこの本だが、相変わらずこっちも面白い。知的好奇心をかなり刺激される。しかし、それぞれの物件は現在のせちがらい世の中ではなかなか上手く流行らない所ばかりで、現在ではやめてしまった所も幾つかあるので、非常に惜しいと思う。例えば、地方の規模の小さい遊園地などは、最近の少子化などの影響や、首都圏のとある外国資本の大遊園地などの客足を取られてしまって、それこそ「閑古鳥の鳴く」状態になってしまっている。竹下内閣時代の「ふるさと創生1億円」を利用して、バブル景気の時代なので、いわゆる「ハコモノ」に投資してしまった自治体の物件も載っているが、1億円という資本を何とか他の利用方法に利用出来なかったのかと悔やまれるものもあり、実際にはそんな行政の不甲斐無さを感じる事もあるだろうが、この本を読んで感じ方は人それぞれだと思う。
・「写真も文章も不思議もぎっちり詰め込まれた本」
こんな事で町おこし?観光客は見に来るの?あ、でもココ行ったことあったっけ...読めば読むほど疑問がわいてくる、不思議物好きにはたまらない。写真も多いが、文章も多い。東日本編とあわせれば、日本の珍スポットが制覇できる、ついついシリーズ制覇もしたくなる1冊。
・「もう一つの日本文化」
いわゆるテーマパーク巡りの写真集なのだろうが、奥が深いものがある。私はそう思っている。現代民俗学とでも言ったらいいのだろうか。
神道や仏教などを背景として形成された日本文化が、欧米や他のアジア諸国でも高く評価されている。いわゆるハイカルチャーとしての日本文化である(一方でアニメやヴィデオゲームなども多くの人の支持を集めている。むしろこちらの方が盛んであろう。ただこの場合は技術的な側面が問題となる)。しかし日本文化が取り上げられるのは、日本文化が何れの国にとっても「極めて特異」である限りにおいてである。
この本で紹介されている珍妙な博物館やオブジェもまた、「極めて特異」なものである。しかし上で述べたような、広く認知された日本文化とは別のものではないか、そう考える人もいるかもしれない。だが、やはり同じ精神風土の中で生まれたものなのである。一国のハイカルチャーもサブカルチャーも、その根底で軌を一にしているものがあるのである。物質的な飽和状態と思想的な空疎さが、この作品のなかかせ窺える。
漫然と見ていても楽しいし、自国の文化を考える材料としてもなかなかのものである。生殖器関係のテーマパークと農耕と日本人のつながりなど、いろいろと考えるのも面白い。
・「北の秘宝館。」
ビスケット工場と特殊博物館が一体となった北の秘宝空間「坂ビスケット」。
一度来たものならばわかるのだが、あの異様ともいえる素晴らしきコレクションの合間を近所の親子連れがビスケットを片手に何事もなく通り抜ける光景はまさに神秘的とも言える。子供の目には紐で縛られたリカちゃん人形や、せくしーな下着を幾重にも着せられたマネキンも、なんたらレンジャーの玩具と同じ日常の風景としか捉えられてないのが感慨深いものだ。
・「いい日旅立ち」
誰がどう見てもしょぼい施設を、けなすでもなく淡々と評価する著者の視点に共感。確かにこれが「今」の日本。日本にすらこんな不可解なものを作ってしまう人がいるのに、ストーンヘンジやナスカの地上絵の制作者のことなど理解できるはずがないということがよくわかる。東日本編もどうぞ。
●賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈下〉 (ちくま文庫)
・「いろんな幸せのカタチ」
さまざまな社会問題が国内に存在し、これからもそれは変わらないでしょう。ただ、本書に出てくるような人たちを見ていると、日本もそんなに悪くないんじゃないかと思えてきます。
・「汚くてもいいよね」
前作「TOKYO STYLE」も面白かったけれど、今回は文庫版で2冊分とさらにボリュームアップで楽しめる。
この本に掲載されているのは、普通の部屋ばかり。というか、かなり汚い部屋もたくさんある。だけど見てて落ち着くのは、そこに住人の生活が感じられるからだろうか。
普通のインテリア雑誌にはないパワーがこの本にはある。「汚くてもいい。自分が落ち着く部屋にしたい」という気持ちにさせてくれる本。綺麗な部屋ばかりが並んだインテリア雑誌に疑問を持っている人は、ぜひ一読を。必ずしも、綺麗な部屋=自分にとって良い部屋ではないことに気付くかも。
●刑務所良品―Made in PRISON (アスペクトライトボックス・シリーズ)
・「着眼点がすばらしい!」
一部で話題になっている「刑務所の前掛け」など様々な刑務所作業製品が掲載されており、矯正展等で買うときの参考になるといえる。味噌・醤油と同様人気のブルースティックやうどんなどといった製品が掲載されていないのが残念なかぎりだが、刑務所作業製品というなかなか知られていないものに着眼点を置くのはすばらしいといえる。
・「平凡すぎる非凡」
あらゆる個性や自己主張を排して、ひたすらに平凡、もっと言えばダサく凡庸なものを追求してきた刑務所作業製品。都築はそこにものづくりの一つの極北を見出している。無印良品にあるミニマリズムの哲学すら、ここにはない。とにかく凡庸こそが刑務所製品のアイデンティティなのだ。最初から誰かに評価されることを期待していない内向的な佇まいの製品をこれほど並べてみると、不思議な迫力がある。一つ一つはどの製品もどうってことなく、そのどうってことない感じがやたらと懐かしい。刑務所製品に触れて育ったわけでもないのに、この懐かしさはどこから来るのか。多くの人が目をそむける日本人の平凡。相変わらず著者の着眼には唸らせられる。
・「良品総覧」
以前から刑務所で作られた商品は良品だと聞いておりました。この写真集を見て、ノーブランドですがさまざまな良品が作られていることを再認識しました。
家具以外にも、Yシャツ、クッション、皮靴など。皮靴などは、ビジネスでも履けるような立派なものです。
矯正展で品物を購入したくなりました。
ノーブランドだけど、品質の良いもの
が、そこにはあります。
●Rock’n’ Roll CATSなめネコのいた町 (ストリートデザインファイル)
・「都築さんの本、大好きなんだけど」
なめネコの写真集。しかし、単に昔の写真が掲載されているのではなく、レイアウトやデザインに工夫が凝らしてある。それが、わたしにとっては、ちょっと邪魔かなぁ~。とはいえ、よくあるようなノスタルジックな昭和回顧本ではない。そこを評価したい。
●Lucha MASCARADA―メキシカン・プロレスと仮面の肖像 (ストリートデザインファイル)
・「見てびっくり」
私はプロレスに興味をもっているというわけではないのですが。。。仮面の持つ意味や、今までに見たことのない数多くの仮面を見ることができます。仮面の美しさに気がつかせてくれる一冊です。日替わりでその日その日の仮面を選らんでみると、楽しいです。
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