シンプル・アマゾン通販:

[Simple Amazon]

-CD-DVD-ゲーム-おもちゃ-ホビー-PC&電子機器-PCソフト-家電&雑貨-アパレル&シューズ-ジュエリー-時計&バッグ-スポーツ&アウトドア-コスメ-ヘルス&ビューティ-ベビー&マタニティ-食品&飲料-アダルト | モバイル版(ケータイ)

▼東野圭吾:人気ランキング

悪意 (講談社文庫)悪意 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「寒気がするようなエネルギーの詰まった悪意」「レビューなど読まずに・・・」「東野作品ランキングトップ10内」「構成は巧みだけどややあっさり」「「白夜行」につながる傑作」


白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「素晴らしい。」「うーん。気分が悪くなる。」「カードの並べ替え構成という楽しいストーリー」「満足感のある小説」「よくわからない」


秘密 (文春文庫)秘密 (文春文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「愛ゆえの覚悟」「家族愛」「切な過ぎる」「みんなに読んでほしい」「ラストが少々味悪」


嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)嘘をもうひとつだけ (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「事件のクライマックスのみを切り抜き、短編で描いた作品」「珍しい視点ではある」「パターン」「短編でも面白い」「加賀恭一郎シリーズの短編」


私が彼を殺した (講談社文庫)私が彼を殺した (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「再読にも耐えうる作品」「犯人は筆者の文章力でわかります!」「前作を超える仕上がり」「真剣に読みました!が・・・」「参加型推理小説」


どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)どちらかが彼女を殺した (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「心底ガッカリ。」「ミーハーですが」「推理小説初心者におすすめ!」「開けちゃいました・・・。」「犯人を当てるのは読者」


手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「期待損」「水分補給必須です。」「深い感動と強烈なメッセージ性を兼ね備えた、東野圭吾最盛期の不朽の名作」「法に裁かれるのは当人だけかもしれないけど」「終わりのない戦い・・・・」


眠りの森 (講談社文庫)眠りの森 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「不思議な心持ちです。」「男らしくもやさしき刑事」「この作品は好きです」「多分チャレンジされたのではと思いました」「じっくり読みましょう」


時生 (講談社文庫)時生 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「東野圭吾バンザイ」「ミステリーとは言い難いけれど…」「最高の名言!!」「空をながれる雲みたいな話し」「地雷です。正直、つまらないです。」


卒業 (講談社文庫)卒業 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)

「ストーリーとして虚しさしか残らない」「ややこしい。」「東野さんって、こういう感じだったんだ〜」「加賀恭一郎ファンにはお薦め!」「加賀恭一郎が剣道に打ち込んでいた大学生のときの話」


↓このカテゴリをもっと見る

▼クチコミ情報

悪意 (講談社文庫)

・「寒気がするようなエネルギーの詰まった悪意
殺された作家の友人の手記と,刑事の視点からの回想・独白という形で進むミステリー.犯人の仕掛けたトリックは次々と明らかになって,中盤あたりで犯人が捕まってしまいおいおいまだこんなに残ってるよ??と困惑してしまった.

しかし,次第に明らかになっていく加害者と被害者の人間像から事件の真相にたどり着く.通常のトリックは犯行を隠したり,自分が捕まらないために考えるものだが,本作品ではそうではない.

他者を貶めるためにトリックを考案し,それに膨大な時間と労力を費やす.そのあまりにも大きな負のエネルギーに寒気がする.そこにあるのは怨恨とか憎悪といった因果関係のはっきりした感情ではなく悪意としか表現のしようのないドス黒い感情である.

東野作品ではテーマ性,文学性においてはピカイチの一作.

・「レビューなど読まずに・・・
最初に言っておきます。

レビューなど読まずに「悪意」を読んで下さい!!!

この作品は「仕掛け」を知ってしまっては魅力が半減してしまいます。この本に対する予備知識は無ければ無いだけ良いでしょう。

ですので私はなるべく内容に触れません。(本当は色々語りたいのですが…)ただひとつ、悲しく、切ない雰囲気の作品である事だけは書いておきます。ですので、明るい作品が好きな人にはオススメしません。

今まで面倒くささから本をあまり読んでこなかった私ですが、こんなにも面白いものもあったのか!と頭をぶん殴られたような衝撃を受けました。

これを期に他の東野圭吾作品も読んでみようと思います。それだけの「引力」がありました。

とにかく、面白かったです。

・「東野作品ランキングトップ10内
東野作品はよく読んでいますが、読むのが2度目のこの作品。やっぱり上手にできています。「悪意」だなと最後は納得!

悪意のある人とかかわりあいたくないものだし悪意ほど醜いものはないなというのが学べる本。文章とミステリーのうまさを読みたいと思った時に何度でも読める本!

・「構成は巧みだけどややあっさり
ちょっと軽い。喰い足りない。

心理描写が薄めだが、状況描写は映像的で分かりやすい。この人の作品はよく映像化されているが、きっとしやすいんだろうと思う。

以前読んだ「秘密」は結構面白かったんだけどな。物語を通して、登場人物に魅力を感じる人がいなかった。誰の視点にも共感できず、ただ目の前で展開されている物語を傍観者として追っている気分。終始淡々としている。

ここは好き好きだと思う。私は誰かに感情移入しながら読むのが好きなので、そうなれないと読書が楽しみづらくなる。amazonでは総じて評判がいいんだけど、私には合わないみたい。でも、構成は良く出来ていると思う。さすが。

・「「白夜行」につながる傑作
「白夜行」につながる、と書きましたが、シナリオ上は何ら接点はありません(笑)。まったく本音を語らない登場人物の心をどうやって読み解くか、という本作のアプローチ方法が、なるほどこれで東野さんはこの後に「白夜行」書くことになったのかと考えさせられます。

最初に読んだ高校時代の時はラストに納得がいかなかったのですが、年取ってから読んでみると、人間の心の奥に誰も一度は感じたことのある「悪意」がリアルに描かれていると感じます。

今の東野さんには無い作風ですが、ミステリー好きなら是非!「秘密」「白夜行」と同じ時代の傑作です。

悪意 (講談社文庫) (詳細)

白夜行 (集英社文庫)

・「素晴らしい。
東野圭吾さんの作品は初めてでした。800ページを超える長編でしたが、全く長いと感じませんでした。他の作家の推理小説もかなり読んでますが、この「白夜行」は東野さん独特の味と言うんでしょうか、読むテンポを絶妙にコントロールしてくれるような感じがしました。忘れたころに現れる、登場人物。なんとも言えません。

・「うーん。気分が悪くなる。
850ページを一気に読ませる筆力・構成力はすごいです。最後の50ページくらいは,自分の読む速度がもどかしかったです。でもねぇ。幼いころに負った深い傷を胸に,永遠に太陽のない道を歩き続ける…それは確かに哀切ともいえるけど,彼らがやっていることは,何の同情の余地もないし,感情移入できない。特に,雪穂がしばしば使う”女性の魂を奪う手段”は,吐き気がしました。また,亮司の方は,終始日陰を這いまわるような人生だけど,なぜそうでなければならないのか,必然性が感じられませんでした。ノワール物というジャンルに対する好みの問題なのでしょうが,特に終盤に出てきた美佳に対するエピソードが気分が悪くて,これでもか!という感じだったので最後に明らかになる主人公の心の奥底の哀しみも,毒でまぶされてしまったようでした。読後感が悪かったです。

・「カードの並べ替え構成という楽しいストーリー
極めて短くちぎった短時間における話を多く作成して、そのカードを極めてうまく配列したという印象を受けた。ただこのコメントはネガティブな印象をもつという理解で取られると心外である。大きな流れを読者に理解させながら、最後のつめを知りたいと願う人間の欲望をうまく導き出している本ではないか。

民放放映ドラマの構成は残念ながら3流である。東野氏執筆の本書で十分満足いくはずである。

・「満足感のある小説
ボリュームたっぷりですが、犯人を探しながら読む推理小説と違うので、じっくり読めました。2人の心理描写に触れないからこそ奥深さを感じます。最後に2人の関係がつながる部分で心が震えました。これだけの量があるのに、中だるみをしないで楽しめます。読後感はよくありませんが、満足感のある小説でした。

・「よくわからない
ミカは手なずけるために暴行させたと理解できるが、えり子を襲わせた理由がさっぱりわからない。 雪穂は、なんの計算もなく嫉妬でそんなことを企てるような女じゃないだろうし、篠塚の恋人の座を狙ってたと過程してもえり子の後がまに居座るのは世間の目もあって難しいということくらいわかるはず。高宮を狙っているにしても、雪穂が早急に高宮に接近すれば良いだけで、えり子を襲わせる必要は全くない 作者の暴走にしか見えない また、今枝は殺害するほど警戒してるのに、19年もかぎ回ってる笹垣にはなぜ全く気づかなかったのだろう

白夜行 (集英社文庫) (詳細)

秘密 (文春文庫)

・「愛ゆえの覚悟
今ある現実をどう受け止めていくのか。前向きに転換していくのか、いけるのか。仮想の物語だからこそ、非常に深い内容を提示している。

物語終盤、事故を起こしたバス運転手・梶川の残した言葉が、主人公・平介を打つ。「昔、自分と文也との間に血の繋がりがないと聞かされた時、父親の気持ちになれるかどうかということばかり考えた。自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶという発想がなかった。あんなに文也のことが好きだったのに、俺は何という馬鹿だったのか」

梶川の心を知った平介は、自分を省みる。そして決意する。そして、平介の心を理解した妻・直子が苦悩する。そして娘・藻奈美があらわれてくる。しかしそれは単に妻が消えて、娘が戻ってくるというストーリーではなかった。最後の最後、”秘密”というタイトルが指すものがわかるにつれ、直子が何を考え、決断したのか、衝撃と共に読み手は思いをはせる。

これは、妻があり、子がある父が、読むべき本と感じる。私自身がそうだから。”自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ”ことが、男が父親へとなる大事な転換点であり、覚悟だと知った。

それを思えばこそ、直子の夫への深い愛が胸に迫る。言葉がなくとも痛く刺さる。夫婦、家族を考える上で、非常に大事な何かを考えさせてくれる名作。

そして、最後、この物語の将来を想像するとつらすぎる。。。極限のなかだからこそ、つきつけられるもの、わかるものがあるのか。あくまで小説でよかった。

・「家族愛
この作品でのテーマは夫婦の愛だと感じた。 途中までの両者の葛藤、そして平介の嫉妬を交えた心理の描写はさすがだと言える。 そして平介視点で物語が進むため、直子の本当の心理が語られない故の賛否両論のラスト。 読み終わった後に深く考える事ができ、小説としてはかなりの名作だと自分では感じた。 しかし何故最高の評価を付けなかったかと言うと、『夫婦』に視点を向け過ぎ、『家族』を無視したからだろう。 あの終わり方だと娘があまりに可哀相ではないだろうか。平介と直子以外は娘がいなくなった事も知らず、思われる事も無い、直子の決断は娘を完全に消す決断だったとも言える。 もう少し『家族』への愛があれば完璧な作品になったと感じた。

・「切な過ぎる
その「秘密」とは、妻の思いやり。そして、夫の優しさだと思います。

胸が苦しくなりました。

・「みんなに読んでほしい
読書が好きでたくさんの小説を読んできましたが、その中でもダントツで一番に感動し面白かった小説です。

交通事故で娘の体に意識が宿ってしまった母親:直子。妻と知りながらも直子を娘:もなみとして接することになる夫:平介。夫婦であろうとしながらもだんだんとすれ違っていく二人。。娘として父親を嫌悪する気持ちがでてきたことに戸惑う直子や若い男に嫉妬してしまう平介、きれいごとだけでは解決できない性の問題。二人の心理描写が実に巧みで、、どちらの気持ちも痛いほどわかり、切なくてたまりません。そして夫婦が壊れかけたとき、もなみの意識がよみがえり直子の意識は消えていく。。ここまでならまだ想像どおりの泣ける話なのですが、この本がすごいのはラストの数ページです。ラスト数ページで見事に予想をひっくりかえされ、さらに切なく泣けてしまいます。読後にいつまでも余韻ののこる本です。

あまりに大好きで自分用と人に貸す用の2冊もっておりことあるごとに人に勧めています。また今まで勧めた人全てに読んでよかった!と言われています。ぜひ一人でも多くの人に読んで欲しい一冊です。

・「ラストが少々味悪
まずこの本は凄い。絶賛の理由はとにかく読後に残ること。一般に良い小説には2通りあり、1つめはぐいぐい引き込まれること、つまり読んでいる最中に楽しむ本。2つめは読み終わった後に強烈に後を引くこと。つまり読み終わった後に楽しむ本。東野圭吾の『秘密』は完全な後者であり、その残り度は小説の中で群を抜いている。匹敵できるのは、同じ東野氏の『容疑者Xの献身』くらいだろう。

その上で1点のみ、本作に不満を感じた。ラストのひとひねりは無い方がよかったのでは?つまり藻奈美の意識が甦ったので直子が姿を消す、で終えれば完璧だったと思う。これなら直子の選択に読者は納得できる。なぜならその場合、直子には、平介以上に藻奈美に対する責任があるからだ。藻奈美が眠れば自動的に直子が現れるのでは、新婚生活が崩壊する。よって娘の人生のためには、直子は消えざるを得ず、そこに一切のモヤモヤは発生せず、読者はすっきりと号泣できる。

ところが最後のひとひねりを加えると、つまり娘は戻ってきておらず直子の自作自演だったとすると、直子は消える必要がない。新婚家庭では藻奈美を演じ、平介の前ではこれまで通り直子に戻ればよい。従来と同じのやり方で、娘の体を預かっている責任と、平介への愛の両方を問題なくこなせることになる。よって本書のラストを採用するなら、直子はなぜ消えたの? というモヤモヤが残る。

意地悪な見方をすると、直子はこの場合、自分自身のために消えたように見える。二重生活を続けることが面倒になった、あるいは娘になりきって第二の人生を歩みたくなった。いずれにせよ自分(と娘)を優先して平介を見捨てたように見える。最後の指輪のくだりは、そのためのエクスキューズに見える。最後の恋愛発生の件でも、藻奈美だから若い男に惚れるのが自然なのであって、その正体が実は直子だったら、「げっ」 となる。

平介という旦那がおりながら、なぜ若い男との再婚に踏み出すのか?若い体を手に入れた女房に捨てられたように見えるとすれば、既にいくつかのレビューにあるように、「平介がかわいそうすぎる」。それが一部の読者に後味悪く感じさせ、賛否両論の源になったかもしれない。

とはいえ、それ以外の部分が素晴らしいので、星5つの評価は変わらない。他の人にも勧めたい。

秘密 (文春文庫) (詳細)

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

・「事件のクライマックスのみを切り抜き、短編で描いた作品
嘘は必ず暴かれる。本格的謎解き小説。

登場人物は一人の刑事と容疑者。捜査によって追いつめられる犯人と刑事のやりとり。事件のクライマックスのみを切り抜き、短編で描いた作品。最初から最後まで緊張感に包まれている。オチにもひとひねりしてあり、良作揃い。

さすがに長編には劣りますが、短編集としてはかなりの良作かと思います。

・「珍しい視点ではある
ここのレビューを読むまで「加賀刑事シリーズ」というものがあると知りませんでした。

なんか、この人の作品って、冒頭部分ではあまり引き込まれないものが多いんですね。

普通の刑事モノとは違った視点で進む物語。ただ、短編だからなのか、話が濃すぎると思わないでもない。登場人物も、ほとんど犯人と刑事だけですし。事件と関係ない要素もほしいと思ってしまう。

犯人たちについては、まあ同情できないこともない。ただ、視点が犯人なので、動機の説明がくどいです。「第二の希望」「狂った計算」は特に「・・・その話、いつまでするの?」って感じでした。とはいえ、共感できたのは「狂った計算」の彼女だけです。女性の方だけ。死んだ男2人については、悪いけど「自業自得あるよね」と思った。どっちも(自分の)妻に不誠実すぎる。「第二の希望」の母親の気持ちはまあ想像できるけど、娘の方の心情がまったく書かれていないので、なんか人間味を感じない。

あと、どこにも推理する余裕がないです。刑事が犯人を追い詰めるときに初めて出る重要な証言や証拠が多くて、「へー、そうなんだ」で終わってしまうのがほとんど。

この人は(このシリーズは?)長編のほうが向いてる気がします。

・「パターン
面白くて、読みやすいけど、パターン化してしまている点が少し・・・。

・「短編でも面白い
いままで加賀警部といえば長編もので、じっくり容疑者たちの背景やトリックを追っていく形式となっていたけれど、今回は短編ということもあって、エッセンスだけ凝縮したような感じとなっています。背景をじっくり描けば、この内容で長編もいけるのでは、というものばかりなのでどの短編もおもしろく、あっという間に読み終えてしまいました。

「嘘をもうひとつだけ」では、登場人物がバレエ関係者ということもあり、「眠りの森」以降触れられることのなかった「彼女」とのこともちらりとかいまみられるような気もしました。(個人的にとっても気になっていましたので)

この加賀警部シリーズは、常に加賀さんが一定のポジションにいるのではなく、作品ごとに彼の人生が進んでいっているのが面白いですね。(今回の短編の中では特に進展ありませんが)

・「加賀恭一郎シリーズの短編
加賀恭一郎シリーズに短編があったことに驚き!加賀恭一郎というと、「手がかりを小出しにして、じわりじわりと犯人を追い詰める」という印象があったため、短編だと物足りなさを感じるかと思いきや、1つ1つのストーリーがしっかりしており、わりと短時間で読み終わるものの、なかなかの完成度でした。特に「冷たい灼熱」の、予期していなかったストーリー展開に驚き、「第二の希望」で、ラスト、動機が明らかになった時には胸をしめつけられました。

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫) (詳細)

私が彼を殺した (講談社文庫)

・「再読にも耐えうる作品
読者に真っ向から推理合戦を挑む、究極の犯人あて小説第二弾。容疑者は三人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。

いやはや、これは面白い。ここまで真剣にミステリーを読みこんだのは久しぶりだ。最近のミステリーは、動機や社会性ばかりが強調されていて、肝心の謎解きそのものは付属品になり下がりつつあった。そんな流れに逆行するかのような作風だ。この作品は、犯人が明かされないまま終わる。つまり自分で見つけなくてはならないのだ。容疑者も少ない。キーアイテムも明示してくれている。解こうと思えば、解けるはずだ。これ以上魅力的な謎解きがあるだろうか。

しかも、それだけではない。物語は三人称で進む。誰もが彼を殺そうと計画し、誰もが裏をかこうと目論む。謎解きに加えて、この心理描写もまた素晴らしい。その真意が明かされるとともに、物語は二転三転する。

そして、仕込まれたトリック。まんまと視点をずらされた。たとえ、ふつうのミステリーのように犯人が明かされたとしても、この作品は十分面白いと思う。袋とじで結末を知ったときには、興奮しました。すべてを知った上で読み返すのが、また楽しい。再読にも耐えうる作品です。

感情移入、いやそれ以上に完全にのめりこみました。「どちらかが彼女を殺した」よりも、私はこちらの方が好きです。おすすめです。

・「犯人は筆者の文章力でわかります!
袋閉じ解説がついていますが、犯人が誰なのかは、最後の貴弘の章でわかりました。

文章を丁寧に読めばわかると思います。

私は東野さんの文章展開やストーリーはもちろんのこと、文章力に惚れ込んでいるので、そういう私にはとても素敵な作品でした。

・「前作を超える仕上がり


私は結局自分では犯人がわからなかったのだが、推理の手引きを読んだ後もう一度本書を読み返してみた所犯人を決定づける描写を発見。なる程っ!! と思わず膝を叩いた。この腑に落ちる感じは前作「どちらかが彼女をころした」以上だった。ストーリーも前作に比べて面白く、総合的にみて前作を超える作品だなと思う。

・「真剣に読みました!が・・・
「どちらかが彼を殺した」で、本文のみで犯人をあてられなかったので、今回は、とがんばってよみました。が、やっぱりわかりませんでした。。。潔く袋とじ、あけさせていただきました。いずれにせよ、こんなに真剣に本文を読むことはなく、それだけでも面白い本でした。そして、本文に種明かしが記述されていないのが、おもしろいこの本、おそらく本文に種明かしが記載されていても面白い展開であると思います。登場人物や、展開にひきつけられるものがあり、それだけでも十分おもしろい。楽しめました!

・「参加型推理小説
犯人が書かれていない推理小説というのを初めて読みました。面白い。

世の推理小説、皆こうだったらもっと読みがいがあるのにな、と思いました。

袋とじ解説を見れば直ぐに誰が犯人だか分かります。

ただ、ネットで調べたところ、色々な矛盾点を指摘している人がいて、考えれば考えるほど面白い。

二度楽しめる小説です。

私が彼を殺した (講談社文庫) (詳細)

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

・「心底ガッカリ。
斬新で緻密なトリックがあるわけでもなく、人物描写が優れているわけでもなく、どんでん返しがあるわけでもない。推理の決め手となるポイントも、使い古されたネタ。この本を読んで、むかーし「小学●年生」などの雑誌の付録についていた推理読み物を思い出しました。2ページで十分おさまる話でしょう。2ページにまとめちゃうと推理のポイントが目立ち過ぎるので、ページ数を増やし、犯人を明記しないという「奇抜な」手法で、何とか取り繕った感が否めません。

・「ミーハーですが
新参者のドラマ化に際して加賀恭一郎シリーズを読みだしました。

東野圭吾は昔っからすごかったんすね。

まぁ推理の手引書があったんで最後の数ページの読みなおしで納得しました。

でもこの形式のバージョンアップである「私が彼を殺した」があると思うと今から頭が痛いです(笑)

・「推理小説初心者におすすめ!
本書の特徴としては、巻末に袋とじとして決定打が記載されている点。そして自分自身推理系はほとんど読まないが・・逆にそれが良かったのか3hで読み切ってしまった・・素直におもしろかった・・トリハダもたちました。

4章までは推理するというよりは?登場人物に感情移入してしまうほどストーリーがうまく書かれています。5,6章で推理モノに急転するのだが・・それは読まれてからのお楽しみ♪

俺は5章途中まで「題名はフェイク!?」と思っていました。犯人の発言・・その粘着力ときたら・・人間の根源は悪だということをまざまざと感じさせてくれますw

「絶対わかるまでみるものか!」

自然とそう思える1冊で値段以上の価値はあります!

・「開けちゃいました・・・。
この本を買う前に読んだ「名探偵の掟」で、どうせ読者も本気で推理なんかしてなくて、最後に種明かしされるのを読んで分かったような気になっているというようなセリフがあり、それを踏まえてこの小説は真剣に読んでいないと犯人が分からないということだったので、絶対に自力で解いてやろうと思って読んでいたのですが、結局どっちか分からず、袋とじ(ココにほとんど答えのヒントがのっている)開けちゃいました(^^;前編を通して真剣にどっぷりハマって読んでしまい、とても楽しめました。通勤・通学時間なんかではなく休みの日に一気に読んでもらいたい小説です。

・「犯人を当てるのは読者
シンプルな推理小説である。容疑者は二人。ある女性が殺され、その親友と元恋人が容疑者となる。男と女。どちらにも動機はある。そして、犯人を見つける手がかりとなる物証も提示される。真犯人はどちらか。

私はこの本を読んで、アガサ・クリスティーの「ひらいたトランプ」を思い出した。おなじみ、名探偵エルキュール・ポアロが活躍する。ある部屋で、一人の男が殺される。容疑者はたった4人。トランプのブリッジをやっていた人々が容疑者となる。ポアロは、そのブリッジの記録を見て、その進行の仕方から人々の心理を読み、見事に真犯人を見つけ出す。状況や推理の仕方は違うが、的確で論理的な推理によって読者が真犯人にたどり着けるという点では共通するものがある。また、「ひらいたトランプ」で容疑者を少なくしたのは、読者に対する挑戦だと思われる。ずばりと真犯人を当ててみろと。

驚いたことに、この小説では最後まで犯人の名は明かされない。推理のためのヒントは巻末にあるが、それがなければ犯人を当てることは難しいだろう。上質のフーダニットと言える。

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫) (詳細)

手紙 (文春文庫)

・「期待損
おもいっきり泣きたくて、選んだ本でした。

初めのうちは、興味をそそられる様な話の展開で次はどうなるのか、その次はどうなるのか・・・とワクワクドキドキしながら読みました。

が、最後の結末だけが、なんだか物足りなく・・・「えーっ!もったいない!こんな感じで終わり?」と、がっかりしてしまいました。期待しすぎると、私のような感想になってしまうのでは無いでしょうか。

期待しすぎないと、満足できると思います。

・「水分補給必須です。
涙もろいので、しょっちゅう何かを観たり読んだりして泣きますが、体が震えてページをめくる前に勝手にその内容を想像して、声を出して泣いてしまったのはこの本が初めてでした。この物語のキーはタイトル通り手紙ですが、ラスト、確実にこの『手紙』に心揺さぶられます。

正直、途中まではなんの罪も犯していないけれども、犯罪者の弟ということで彼に降りかかる切ない結末は仕方ないだろうと感じていました。ここで描かれている社会が彼に対してしてしまう過剰な接し方も仕方のないことで、それでも認めてくれる友人はいるし、彼は人に恵まれているじゃない、と感じていました。

でも弟は腑に落ちていない。自分だって正々堂々生きる権利はあると思い、頑張っている。そしてそんな彼に社長の言葉が彼に降りかかる……。

この社長の言葉は東野圭吾の心情だと思えてなりませんでした。耳が痛いほどの現実でずっしりと心に響いてきました。罪を犯すことは社会的な死を選ぶこと―。

犯罪が繰り返されているこの世の中でこのお話しはある意味身近であり、とても生々しかった。最後の最後の一文は泣いてるのにさらにさらに追い討ちかけるように泣かされます。さすが評判通り。名作です。

・「深い感動と強烈なメッセージ性を兼ね備えた、東野圭吾最盛期の不朽の名作
殺人事件が起こった場合、専らマスコミにクローズアップされるのは、悲しみに打ちひしがれる被害者の家族の状況だ。加害者の家族が、夜逃げ同然に行方をくらますこともある悲惨な状況は、我々も、ときにマスコミの報道で知ることもあるのだが、この作品は、そんな加害者の家族が、事件後、どれほど過酷な運命と対峙していかなければならないのかを真正面から描いた、東野圭吾最盛期の不朽の名作である。 

・「法に裁かれるのは当人だけかもしれないけど
弟の大学進学の資金のために、ある家に盗みに入り、衝動的に殺人を犯してしまう兄。加害者側の家族である弟を主人公とし、強盗殺人犯の弟というレッテルを貼られ、周りからの差別や偏見を受ける苦悩を描いている。

主人公の気持ちもよくわかるが、周りの人々の気持ちもわかってしまうのが悲しい。自分は、周りにそういう人がいた場合、すんなり受け入れることができるか、と考えると率直に「ハイ」とはいえないのである。攻撃するわけではなく、守ってしまうと思う。変に気をつかってしまうような。

お兄さんの手紙は、とても気持ちのこもった手紙であるが、それを次第に弟が捨てていく描写が出てくる。とても悲しくなるが、同時にしょうがないのかもしれないとも思ってしまう。

罪を犯すときは、自分の周りの家族や友人が受ける差別や偏見を含めて罪であることを忘れてはいけないってことだね。法に裁かれるのは当人だけかもしれないけど、社会的に裁かれるのは当人だけではないのである。

・「終わりのない戦い・・・・
この本を読んだ後、涙が出ました。とても深く、そして重い作品です。犯罪を犯した遺族の人生を描写しているのですが、そこには色々な障害があります。その障害を乗り越えるためのアドバイスをしてくださる方もいます。(私はそのアドバイスが本当に心に染みたんですが) しかし、それでも彼はこれからも苦しんでいくのでしょう。答えはないのです。最後のimagineの終わり方は、何度読んでも泣けてきます。読後いつまでも残る余韻、、、東野さんの本の中では白夜行と1、2を争う秀作だと思います。

手紙 (文春文庫) (詳細)

眠りの森 (講談社文庫)

・「不思議な心持ちです。
珍しく凄く読むのに時間がかかりました。 その分感情移入でき、ラストもより栄えたと思います。 これほど続編を読みたいと思ったものは初めてです。

・「男らしくもやさしき刑事
東野圭吾作品の中で私がもっとも愛する主人公、加賀刑事が登場するシリーズである。

この作品では加賀刑事が男らしくもやさしき刑事として、厭味無く描かれていて好感が持てる。ヒロインへの想いもうまく表現されており、バレエ界という閉鎖された空間での特殊性が物語に深みをあたえている。

前半は、話がなかなか進まず、読み進めるのがつらい部分もあるがそれも複線ゆえで、後半は話しの展開が早く、最後まで一気に読み進めることが出来る

ダンサーの悲哀を描いた作品なのに意外なくらい爽快な読後感を味わえたのは加賀刑事のキャラクターによるものだろうか。そういった意味では前述の「赤い指」に通ずるものがあるだろう。

・「この作品は好きです
この作品は好きです。作品としての良し悪しは抜きにして、若手刑事とバレリーナの儚い恋愛という設定がとても切なく感動的でした。加賀恭一郎シリーズ第2作目。1作目の『卒業』では大学生だったのですが、2作目『眠りの森』ではいきなり刑事に。先生になったのでは?沙都子とはどうなったのか?という疑問を持ちながら読んだのですが2つとも過去になっていました。浅岡未緒というバレリーナを大事にしたいと考えながらも捜査を進めるに連れ彼女と事件の関連が色濃くなっていく。それでも最後まで彼女を守り続けるというストーリーが好きです。バレエ以外の世界を知らない未緒の純粋な考え方や話し方も好きになってしまう人も多いのではないでしょうか。

・「多分チャレンジされたのではと思いました
自分がバレエ団の入門クラスに通っているので興味をもって読み始めましたがもうひとつ楽しめなかったかも…レッスンの様子、ダンサーの立ち姿や振る舞いなどが視覚的に伝わってきませんでした。具体的にどんなポーズか?登場人物はどんな場所にいるのか?天井の高さ、壁の色、調度品は?何を着ているのだろう?年齢や容姿が明らかになっていない人もかなり多い。主人公以外の警察関係者のキャラクターもよくわからない。所謂「キャラ立ち」していない感じ。色々な場面が出てくるのですが、それがイメージしにくくて、本文の中で回想されても思い出しにくかったりします。観念的に、頭のなかでつくったストーリーという感じがしました。本当に現実にこんなことあるだろうか?という「つくりごと」観がぬぐえませんでした。

謎解き自体は面白くて、ある人物の言動がもう一つ腑に落ちないと思っていたけれどまさか…

おそらく著者にとっては縁遠い世界を、御自身の取材によって書かれた意欲作なのでしょう。でも、なんだかやはり本心から東野さんがこの世界に馴染んでいるわけではなく、少し遠くから恐る恐る覗いてみた、そんな気がしました。小説を読みながら、そういう著者像のほうが透けて見えてしまって、もうひとつ没頭できない体験でした。

でも、単なる謎解きに留まらず、ダンサーの人生観などにも触れていて、毎日を稽古に費やし人生をそれに賭ける気持ちを想いました。うちの先生も独身なんです。そういえば。

・「じっくり読みましょう
こんなにも出だしのつかみがいい小説は初めて読んだ。最初の一文から、一気に興味をかきたてられる。

そして、加賀恭一郎がいいキャラ。存在感があるというか、この人が出てくると話が引き締まります。バレリーナの舞台裏や、加賀自身の恋愛なども絡まって来て、面白い。このあたりの描写力も流石です。

ただ登場人物も多めで、話も複雑というか多岐に渡るので、じっくり読む必要があるでしょう。

実はこの事件の犯人は誰々だったとなっても、えーとこれは誰だっけ?と言うことがしばしばありました。個人的には、もう少し話をシンプルにしても良かったのではないかと思いますが、どうでしょう。

眠りの森 (講談社文庫) (詳細)

時生 (講談社文庫)

・「東野圭吾バンザイ
最近の『さまよう刃』から入った圭吾ファンです。立て続けに読んでいますがどれもすばらしい本ばかりですが、この『時生』がナンバー1でしょう。何でこんなすばらしいストーリーを書けるのか信じられません。泣けました。最後の父親のセルフには参った。読み終わってもう1ヶ月が経とうとしていますが、いまだに感動が忘れられません。私の人生で間違いなく忘れられない1冊になるでしょう。きっと後3回は読み直すでしょう。『東野圭吾』を知らない人がいたらまず、この本を読んでファンになってください。

・「ミステリーとは言い難いけれど…
読み終えた後、切ない気持ちと温かい気持ちが入り混じり、やっぱり東野さんはニクいなぁと感じながらも涙がこぼれてしまった作品でした。

・「最高の名言!!
『明日だけが未来じゃない』この言葉がものすごく心に響きました。

・「空をながれる雲みたいな話し
知り合いの人にすすめられて読みました。わたしは星三つかなぁ。求職中の彼がいるからかちょっと読んでいて辛くなりました(笑)

でも「どういうことだろう」といういろんな部分が最後にはすべて束ねられる所はさすがです。読み終えた時にすっきりとした気分になれました。

・「地雷です。正直、つまらないです。
SFや時間を扱った物語、また、不思議な物語の本を見つけたら片っ端から読んでいます。

この「時生」は、割とオーソドックスな設定の中進められる人間模様が展開されています。が、正直、作者が何をしたいのかさっぱりです。

東野圭吾という人の作品はこれが三つ目でしたが、おそらく最後になるでしょうね。文から文章以上の不思議さが全く伝わってこないし、登場人物たちの行動の中弛みっぷりったらないです。作者の苦手なジャンルだったと割りきりたいと思います。こういったジャンルに「時生」を並べると下から数えた方が早いでしょうね。図書館の貸し出しで十分でしょう。

時生 (講談社文庫) (詳細)

卒業 (講談社文庫)

・「ストーリーとして虚しさしか残らない
TVドラマ「新参者」の刑事加賀恭一郎が大学4年生のときの事件だ。東野圭吾にとっても初期の作品で、加賀恭一郎にとっても最初の事件ということから期待して読んだのだが、ちょっと期待はずれというところだ。祥子の自殺は動機としてあり得るかもしれないが、波香が茶道の作法を使って密かに仕返しをしようとしたところは、波香が取る行動とは思えない。剣道を極めようとする者として、剣道の試合での不正に対しては正々堂々と立ち向かうはずではないのだろうか。陰でこそこそ小細工をして結局、その小細工で自分が殺されてしまうというあり得ないストーリー作りが気になった点だ。また、7人の仲間のうち3人が続けて死んでしまうというストーリーの設定は、あまりにも虚しい感じしか残らない。

・「ややこしい。
登場人物がごちゃごちゃしていて、それぞれのイメージがなかなか掴めません。後で重要人物となってくる脇役の人物像がはっきりしないまま、物語がどんどん進んでいってしまいます。もう少し登場人物を絞るか、それぞれの人物像をもう少ししっかり描いた方が、読者が話に入り込みやすいと思います。

雪月花のトリック、文章にするとややこしく感じます。私も茶道経験者ですが、描写が回りくどくて読んでいて疲れます。ここのトリックは小説向きではありません。

大学生の加賀の言葉が若者らしくなく不自然。こんな大学生いないよ〜というくらいジジ臭いです。オジさんが若者の話を書くとこうなっちゃうのでしょうね。女子学生たちも無理している感じがあって、ちょっと古臭いです。

サクサク読める文章ですが、話自体こんなものか〜、という感じがありました。

私は東野作品では「手紙」がよかったです。

こちらは読み終わった後、何も残らなかったです。

・「東野さんって、こういう感じだったんだ〜
テレビで放送中の「新参者」の加賀恭一郎シリーズの最初の1作目、ということで購入。

・「加賀恭一郎ファンにはお薦め!
東野作品の名刑事加賀恭一郎が、まだ荒削りな推理をする大学生時代に触れられる『加賀ファン』の方にはお薦めの作品です。 ただ、「東野ミステリーでドキドキしたい!」、「読中に解いてやる!」と、意気込んで読むと、作中に2つの大きなトリックが登場しますが、「解けるトリック」ではないと思いますし、ひとつは茶道に仕込まれたトリックなのですが、とても複雑で解こうすればするほど疲れてしまい、結果最後まで読んで、「こんなの分からないよ…」となってしまう可能性が高いと思います。 ですが、学生時代特有の恋愛や友情についての心理描写や、登場人物同士の絶妙な絡ませ方は、読者に自分の学生時代を思い返させられ、「また共感させられたよ、また東野圭吾にやられたよ…」と、唸ってしまう作品ですし、「同級生」「放課後」といった、東野作品の「学生物」が好きな方には、読後感はとても良い作品だと思います。

・「加賀恭一郎が剣道に打ち込んでいた大学生のときの話
祥子が殺された第一の殺人は密室のトリックで、それは、自殺か他殺か?茶道の雪月花之式実施時に波香が殺された第二の殺人は茶道の雪月花之式のトリックである。この二つは関連しているのかどうか?加賀恭一郎と沙都子が真相を探るのである。

このトリックを暴き、真実を知ることに何の意味があるのだろうか?これは、自分たちの卒業の儀式だそうだ。真実を知ることで今まで築いていた関係をぶっ壊すということなんだろうか。これが、卒業ということである。新たな世界への旅立ちである。

加賀恭一郎が剣道に打ち込んでいた大学生のときの話である。東野氏によると、この加賀恭一郎をシリーズキャラクターとして使う予定がなかったみたいである。加賀は、お父さんと同じ職業を避けて、大学卒業後教師になるのである。

茶道の雪月花之式のトリックは図を見ながらやってみないとわからないな。あと、何でこういう風になったのか?友人関係のもろさを感じる。

卒業 (講談社文庫) (詳細)
ページ上部へ▲


シンプル・アマゾン通販:-CD-DVD-ゲーム-おもちゃ-ホビー-PC&電子機器-PCソフト-家電&雑貨-アパレル&シューズ-ジュエリー-時計&バッグ-スポーツ&アウトドア-コスメ-ヘルス&ビューティ-ベビー&マタニティ-食品&飲料-アダルト | モバイル版(ケータイ)

QRコードケータイからは、シンプル・アマゾン通販(モバイル版)をご覧下さい。

シンプル・アマゾン通販は、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。

簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:2sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプル・アマゾン通販内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。


©2010 2sas.net.